取材日記⑤ ~刈穂酒造株式会社さん編~

公開日 2021年04月13日

更新日 2021年04月13日

刈穂酒造(株)

 

 1913(大正2)年、雄物川の舟運で栄えた神宮寺の歴史ある蔵を譲り受けて創業した同社。建物には、1850(嘉永3)年、ペリーの黒船が浦賀に来航する3年前に建てられた歴史ある蔵も残っています。

 刈穂や六舟の銘柄で知られるお酒の仕込み水は、奥羽山脈に源を発する自然水。天然のミネラルを含む中硬水に分類される仕込み水は酵母の発酵を旺盛にし、日本酒の発酵を順調に進め、香味鮮やかなキレのある味わいに仕上げる性質があります。

 

 

刈穂酒造11

 

 酒造りの最後を締めるのが伝統の「酒槽(さかふね)しぼり」。非常に手間のかかる搾り方ですが、無理な圧力をかけず、丁寧に搾ることで刈穂の特徴である味わいや香味のキメ細やかなバランスを保ちながら貯蔵され、出荷されます。

       

 

おすすめ!【刈穂 純米大吟醸 銀千樹(ぎんせんじゅ)】

 

大杜氏の齊藤さんがおすすめするのは、刈穂蔵周辺の雪景色を表したような透明感のある華やかな香りときれいに広がる味わいが特徴の一本。白銀に光る樹林のような風情こそが宝という意味のお酒をお楽しみください。

刈穂酒造12

 

 

 

<今回の取材先>

刈穂酒造13

 

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