取材日記⑥ ~出羽鶴酒造株式会社さん編~

公開日 2021年04月14日

更新日 2021年04月14日

出羽鶴酒造(株)

 

幕末の慶応元(1865)年、ヤマト酒造店として創業し、大正2(1913)年には出羽鶴酒造会社としてスタートしました。

 神岡地域神宮寺の酒蔵「刈穂酒造株式会社」と仙北地域戸地谷の「秋田清酒株式会社」とは関連会社で、低温長期発酵の秋田流寒仕込みが可能な寒冷な気候、豊富で良質な水や酒米栽培に恵まれるなど、酒造りに適した酒蔵の条件を生かして、付加価値の高い日本酒造りを進めています。

 「仕込み水が極端にやわらかく、なめらかでキメ細かな酒質をかたちづくる」と話す佐々木亮博さんは昨年7 月から杜氏を務め、特徴ある酒造りに取り組んでいます。また、日本酒だけでなく焼酎や梅酒、リキュールなど、いろいろな種類の酒を作るなど商品のバラエティーも豊富です。

 

 

出羽鶴酒造1

 蔵人13 人の結束から生まれる和が、幸せを運ぶような良い酒をつくるという意味の「和醸良酒」を方針に、蔵人が関わり原料米を育てるところからはじめ、良質な風土を生かした酒造りに取り組んでいる同社。お客さんのさまざまな要望に柔軟に対応できる個性豊かで、しっかりしたコンセプトのお酒を楽しむことができます。

 

 

おすすめ!【やまとしずく 純米大吟醸】

 

杜氏を務める佐々木亮博さんがおすすめするのは、酒造好適米「秋田酒こまち」を原料米とした「やまとしずく 純米大吟醸」です。香りは抑えめながら、甘みと酸のバランスが取れ、華やかで透明感のある香りやきめ細やかな味わいが楽しめます。

出羽鶴酒造2

 

 

 

<今回の取材先>

出羽鶴酒造3

 

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住所:秋田県大仙市大曲花園町1-1
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