渥美萌彩さん
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花火師/渥美萌彩さん(株式会社 和火屋)
花火師になろうと思ったきっかけは?
高校3年生の時にコロナが流行して、3年生になっても学校に行けない日が2か月くらい続いたんです。
その時に進路のことをじっくり考えたんですけど、やりたいと思ったことをリストにして書いたんです。
私勉強が嫌いだったので、宮大工とか造園師とか、職人になりたいなと思って。
その中に”花火師”もあって、【自分で花火上げてみたいな】と思ったことがきっかけです。
ちょうどその頃に情熱大陸に社長(株式会社和火屋 代表取締役CEO 久米川さん)が出ているのを見て直接連絡しました。
自分の人生だし自分で決めなさいと親も応援してくれて。
ノリと勢いで突っ走る性格なので(笑)
移住された当時、様々なメディアに取り上げられて注目を集めていましたね
今は慣れたんですけど最初は凄く嫌でした。
名前も珍しいので、どこに行っても声をかけられるようになって、それが凄くプレッシャーになりました。
注目浴びるために来たわけではないけど、これもいい経験だと思って気持ちを切り替えました。
大仙市の生活には慣れましたか?
最初は訛り(方言)には戸惑いましたけど今はもう慣れました!
自分も訛ってきて、友達や家族にも訛ってるってよく言われるくらいです(笑)
あと白米が美味しい!(笑) ほんとに、お米は全然違うなと思います。
自分が作ったものを打ち上げた時はどんな思いですか?
まだまだだな~って思いますね。
形もそうだし、配置をもっとこうしておけばよかったとか、やっとわかるようになってきました。
でも花火師として一人前になることは一生ないと思ってて、ずっと追い求め続ける職業なんだと思います。
ひとことメッセージ
最近やっと同世代の花火師を花火会場で見かけるようになってきて、みなさん花火師を目指して県外から移住されてきたと伺っています。
私たちのように”大曲の花火”に憧れて来る人もいるので、もっと若い人にも興味を持ってもらって、大仙市が盛り上がって欲しいと思ってます!
花火が上がると街も人も元気が出るし活気づくので、いつかは地元静岡でも自分の作った花火を上げてみたいですね。
人生一度しかないんでいろいろなことに挑戦したいです!