公開日 2021年02月09日
更新日 2023年05月31日
（1）高齢期の食事について
「シニア世代こそ食べ盛り」
次の4項目の中に当てはまるものはありますか？
□食べる量が減った
□和風の食事が多い
□肉や油脂類をあまり食べない
□いつも同じような食材を選ぶ
この4つのポイントは体の栄養状態が低下しやすい食事の特徴です。1つでも当てはまる方は注意しましょう。
体の栄養状態が悪い状態が続くと、老化が早く進むため、筋力や病気に対する抵抗力も低下して要介護の原因になります。
食習慣を改善していくことで、体の栄養状態が低下するのを防ぐことが出来ます。
毎日の食事の点検には10食品群チェックシートの活用がおすすめです。
偏りがちな食事を見直すきっかけとして生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。低栄養になる前の元気なうちからの予防が大切になります。
栄養や健康のことでお悩みの場合、窓口や電話にてご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
（2）10食品群チェックシートをご活用下さい
「10食品群チェックシートで毎日の食事を見直しましょう」
高齢期の体の栄養状態を改善するキーワードは「多様なおかず選び」です。
具体的には、毎食の主食（ごはん・パン・麺など）とたんぱく質を多く含む食品（肉・魚・卵・乳製品・大豆製品など）と緑黄色野菜・果物・海藻・芋・油脂類を取り入れたバラエティーに富んだ食事を摂ることです。目標は1日10食品群を食べることです.
たくさんの食品群を摂ることは、高齢期に大切なたんぱく質を体内で有効活用するのに欠かせません。
毎日の摂取状況を確認したい方には10食品群チェックシートの活用がおすすめです。
「10食品群チェックシートの使い方」
1日に1口でも口にした食品群に○をつけます。7日間続けると自分の食事の傾向を知ることが出来ます。
○の少ない食品群を意識して食べることが大切です。偏りがちな食事を見直すきっかけとして生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
（3）血清アルブミン検査を受けよう
「血清アルブミン検査で自分の栄養状態を知りましょう」
市の集団健診で特定健診を受診する６５歳以上７４歳以下の方を対象に、血清アルブミン検査を実施します。
血清アルブミン値とは、血液中にあるたんぱく質で体の栄養状態を示すものさしになります。
血清アルブミン値は年齢を重ねるにつれて低くなりがちなので、元気なうちから対策が必要です。
ぜひこの機会に健診を受診しましょう。
（4）栄養訪問のご案内
「保健師・管理栄養士があなたの健康の相談にのります」
保健師・管理栄養士による栄養改善を目的とした家庭訪問を行っています。
市の特定健診や後期高齢者健診を受けた方で、低栄養のリスクのある方のご自宅へ伺い、食生活や健康についてのアドバイスをさせていただきます。
※対象となる方には、高齢者包括支援センターからご連絡をさせていただきます。
（5）楽らく栄養だよりをご覧ください
「シニア世代の皆さんに向けた栄養情報をお届けします」
年４回シニア世代の皆さんを対象とした食生活の情報を発信しています。
表面は、栄養についての豆知識と季節に応じた健康情報を掲載しており、裏面は主に、切るだけ混ぜるだけで簡単にできるレシピを紹介しています。
ぜひご活用下さい。各高齢者包括支援センターの窓口でもお配りしています。
【楽らく栄養だよりの最新号とバックナンバーはこちらからご覧ください】
問い合わせ先
高齢者包括支援センター（大仙市役所大曲庁舎内）
大曲地区／花館地区／四ツ屋地区
住所：秋田県大仙市大曲花園町1番1号
TEL：0187-63-1111（内169） FAX：0187-63-8811
高齢者包括支援センター南部（大仙市健康福祉会館3階）
大曲地区／内小友地区／大曲西根地区／藤木地区／角間川地区
住所：秋田県大仙市大曲通町1番14号
TEL：0187-88‐8030 FAX：0187-62‐8008
高齢者包括支援センター東部（大仙市役所中仙庁舎内）
中仙地域／仙北地域／太田地域
住所：秋田県大仙市北長野字茶畑141番地
TEL：0187-56-7125 FAX：0187-56-2118
高齢者包括支援センター西部（大仙市役所西仙北庁舎内）
西仙北地域／南外地域／神岡地域
住所：秋田県大仙市刈和野字本町5番地
TEL：0187-87-3970 FAX：0187-75-1228
高齢者包括支援センター協和（大仙市役所協和庁舎内）
協和地域
住所：秋田県大仙市協境字野田4番地
TEL：018-892-3838 FAX：018-892-3584