人生会議(ACP)をしてみませんか?
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人生会議(ACP)とは
人は誰でも、突然の事故や病気で「自分の思いを自分で伝えること」ができなくなってしまう可能性があります。
そういったとき、家族や周囲の人に、自分の思いを汲み取った治療やケアを選んでもらえるよう、自分の思いや希望を前もって考え、信頼できる人たちと繰り返し話し合い、共有する取り組みを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」といいます。
人生会議(ACP)の進め方
STEP1 自分の思いについて考える
自分が大切にしていることや、いざという時の希望について考え、まとめてみましょう。
大仙市では、住み慣れた地域でいつまでも健康に自分らしく暮らせることを目的に、「健康おうえん手帳」を配布しています。
手帳には、自分の生活についてや何か起こったときに望むことを記入するページがありますので、ぜひご活用ください。
STEP2 自分の思いを共有できる人は誰か考え、選ぶ
思いや希望について事前にまとめていても、予期せぬ事故や病気により、自分で伝えられなくなることがあります。
そういったときのために、自分の思いや希望を共有できる人、信頼している人について考え、選びましょう。
家族や友人のほか、かかりつけ医、介護関係者など、思いを共有できる相手は人によって様々です。
難しい状況の中でも、自分の意思を尊重して判断してくれる人を選ぶことが重要になります。
STEP3 自分の思いを共有できる人たちと話し合う
信頼している人たちと一緒に、自分の思いや希望について話し合ってみましょう。
話し合いの結果や進め方に正解はありません。また、一度の話し合いでは、考えていることを上手く伝えられないこともあります。
焦ることなく、じっくりと話し合いを重ねていきましょう。
STEP4 話し合った結果を書いておく
話し合った結果を後で見返したり、いざというときに共有できるように、ノートなどに書き残しましょう。
考えや思いは、時間の経過や体調の変化によって少しずつ変わっていきます。
書いたものを見返しながら、その時々で考え、信頼している人たちと話し合い、結果をまとめる流れを繰り返していくのが「人生会議」の流れになります。
参考リンク
- 「人生会議」してみませんか(外部リンクのため別タブで開きます)
- 健康おうえん手帳のデータがダウンロードするには「健康おうえん手帳」をご確認ください。
- 「連携室だより」では人生会議や看取りについて取り上げています。