ドンパン娘のキャラクター・ロゴが完成しました!
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令和4年度から秋田公立美術大学と共同で制作していたドンパン娘のキャラクターとロゴが完成しました!!
その名も…「桜田まどか」ちゃんです!
まどかちゃんってどんな子?
ドンパン踊りで人との輪を広げたくてドンパン娘になった女の子。明るく積極的な性格で1人の子を見かけると「一緒に踊ろ!」と声をかけています。好きな食べ物はまんまるなお饅頭!おじいちゃん子で「ド」の髪飾りとたまに出る秋田弁がチャームポイント。表情豊かに踊る姿はみんなを元気にしてくれます。
まどかちゃんのコンセプト
「絣の柄が遠目だとドット柄のように見えること(ドット柄=円で構成された柄)」「円満造翁の頭文字に円」「円になって踊る盆踊り」、これらのことから『円』に着想を得てデザインされました。
『円』のモチーフをもとに、キャラクターの髪型や頬、お花の髪かざりや絣の模様などは丸みを感じられるデザインになっています。踊りのポーズやドンパン娘の頭文字である「ド」の髪飾り、モチーフの『円』から展開した特徴的な髪型によって、他にはないオリジナリティを持ったドンパン娘のキャラクターとなっています。特徴的な髪型、切り揃えられた前髪、太めの眉毛から素朴さとおばこらしさを演出しています。
二人のキャラクターは同一人物で、等身大の大きさのまどかちゃんは、色味を落として落ち着いた雰囲気を強調し、ドンパン娘の凛とした女性らしさを表現しました。ちびキャラのまどかちゃんは元気いっぱいな表情にすることでドンパン娘と私たちを繋いでくれるような親しみやすいキャラクターを表現しました。
ロゴマーク・ロゴタイプのコンセプト
ロゴマーク
ドンパン娘の髪飾りの「花」や大仙市の水神社に祀られている線刻千手観音等鏡像の意匠、ドンパン節の「ド」をデザインの要素として取り入れました。「ト」の形は大仙市の地形から形づくり、白く抜かれた部分はうさぎのような形に見えるなど、中仙地域の自然・文化・伝統がロゴから読み取れるようにして、ドンパン娘をはじめとした大仙市の様々な魅力を詰め込んでいます。マークは「おばこ」にちなみ中心から8.5度(08.5=おばこ)傾けています。配色はドンパン娘の衣装にも使われている赤と白の2色を使って、色数を少なくすることでより使いやすいデザインになっています。「これまで」と「これから」のドンパン娘の歴史の変遷が感じられるように、「ド」の濁点の境界線にかすれの表現を用いました。ロゴマーク単体でも長く愛されるように意識しています。
ロゴタイプ
歴史の積み重ねを演出しつつ親しみやすい印象にするため、従来までのドンパン祭りのロゴに見られる筆文字の温かさを意識しました。文字組の曲線部には、ドンパン節の振り付けにおける指先を伸ばした手の形を用いています。円満造翁や振り付けなどが「円」に関わっていることから、濁点、半濁点や文字のとめ・はね・はらいなどに円を用いています。「娘」のつくりの部分にはドンパン娘の髪飾りの意匠を取り入れました。
まどかちゃんが完成するまで…
「ドンパン祭り」の踊り子「ドンパン娘」はこれまで地域内外の行事、イベントへの出演やSNSでの情報発信により、地域のPRとドンパン節、ドンパン踊りの普及に努めてきました。
令和4年度、多様かつ効果的な地域PRと地域の利潤の創出、地域文化への理解増進を図る取り組み等に広く活用するため、秋田公立美術大学との協働で「ドンパン娘」をモチーフとしたキャラクターとロゴの制作に取り組みました。
- 7月:フィールドワーク
- 8月:ドンパン祭り中止
- 10月:製作開始
- 11月:アンケート実施
- 4回のプレゼンテーション
- 完成!
1年間を通して秋田公立美術大学の学生、先生が中仙を訪れ、中仙地域の風土を感じ、制作を行いました。ZOOMやアンケートを通じて中仙地域をはじめとする皆さんからのご意見を聞きとり、4回のプレゼンテーションの末、完成させることができました。皆さまにはアンケート等で制作にご助力、ご協力いただき誠にありがとうございました。
これから大仙市、中仙地域を代表するキャラクターとして、皆に愛される存在になっていくことを願っております。
まどかちゃんのこれから…
まどかちゃんはこれから中仙地域、大仙市のPRに活用する予定です。また市内事業所とも連携して「中仙といったらこれ!」というお土産品の開発も行っています。その様子はドンパン祭り実行委員会公式インスタグラム等で随時お知らせします!
また、まどかちゃんは皆さんが使うことも想定しております。現在準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください。