4月に入り、冬眠から目覚めたクマがエサなどを求めて活発に行動し始めており、大仙市内においてもクマの目撃が増えてきています。春の山菜取りや行楽シーズンを迎え、人が山野へ立ち入る機会も多くなることから、十分注意してください。

近年は、市内各地でクマが目撃され、市街地にも出没するなど異常事態となっていますので、山林付近のほか、市街地での散歩、登下校時においても注意してください。

  • クマの誘引物となる、生ごみや廃棄された野菜等の管理をお願いします。
  • 車庫や倉庫にクマが入る恐れがあるため、扉を開けっぱなしにしないように対策もお願いします。

大仙市ツキノワグマ出没状況

秋田県が運用を行っている、「ツキノワグマ等情報マップシステム【クマダス】」へ目撃情報を集約しています。ツキノワグマの出没状況は次のマップシステムをご覧ください。

過去の目撃件数

令和6年度

133件

令和5年度

332件

令和4年度

73件

クマに遭遇しないために

被害を避けるにはクマと遭遇しないことが一番ですが、これまでクマが出没しなかった市街地でもクマの目撃情報が寄せられているので注意が必要です。

  • 山から距離のある農地や市街地でも早朝や夕方は注意してください。
  • 早朝夕方のウォーキングやランニングはなるべく避けてください。どうしても必要な場合は見通しの悪い道を避けてください。
  • 不要な山への入山は避けてください。山に入る際はクマ鈴やラジオなど音が出るものを携帯しクマに人間の存在を知らせるようにしてください。

クマを寄せ付けない対策のお願い

生ごみや農地廃棄された野菜や果樹はエサになるほか、ガソリンなどの揮発性物質もクマを引き寄せる原因となります。
収納庫に入れるなど管理の徹底をお願いします。(クマは一度味をしめると同じ場所に繰り返し来るようになります)

ツキノワグマに遭遇したときは

  • ツキノワグマに背を向けずに、ゆっくりとその場から離れる
  • 急に大声を出すなどツキノワグマを驚かさない。走って逃げない
  • 避難先がある場合はすぐに逃げ込む。
  • 至近距離で突然出会ってしまった場合、クマが驚いて襲ってくる可能性があります。避難先や武器がない状態で襲われた場合は、その場に伏せ腕で頭をかばい顔と頭を守ってください。

クマ出没による注意喚起情報を確認しましょう

大仙市LINE公式アカウントからクマ出没による注意喚起情報を配信しています。

詳しくはLINE_クマ出没情報[PDF]をご覧ください。