【訪問記】2023大仙市ふるさと探訪楽園(がくえん)ツアー~大仙の魅力再発見~
コンテンツ番号:868
更新日:
大仙市教育委員会ではふるさと教育推進の一環として「大仙市ふるさと探訪楽園(がくえん)ツアー大仙の魅力再発見」を実施しています。
令和5年度に実施したツアーの訪問記を一部アップロードしますので、ふるさとの魅力を再発見するための参考にしてみてください。
令和5年10月10日(火曜日)「川のまち角間川探訪」第36期竜王戦対局会場界隈を見聞する(大曲)
「川のまち角間川探訪」第36期竜王戦対局会場界隈を見聞する(大曲)
令和5年10月10日(火曜日) 集合場所 角間川旧荒川家住宅
13時00分 角間川旧三家見学(旧本郷家・旧荒川家・旧北島家)
今回の探訪ツアーは、角間川旧三家からスタートです。
国登録有形文化財の「旧本郷家住宅」は第36期竜王戦七番勝負第6局の対局会場となっています。
本郷家の主屋・洋館・文庫蔵・味噌蔵は平成28年に登録有形文化財に登録されました。
角間川の繁栄の象徴とも言える豪奢な明治の主屋、昭和レトロの洋館、漆塗りの文庫蔵など、江戸末期から明治・大正・昭和初期の建築美と「近代造園の祖」長岡安平による庭園美を見学しました。
屋敷の中で一番豪華な奥座敷床の間は、令和5年12月6日・7日の2日間、県内初の竜王戦の対局が行われる予定のお部屋です。
このツアー翌日の10月11日に前人未踏の八冠を達成した藤井聡太竜王に、大仙市出身の宮田八段を師匠に持つ伊藤匠七段が挑戦するという決戦の場になります。
ガイドの案内を受け、参加者の皆さんも感慨深げに室内を見まわしたり、実際に棋士が座る予定の場所で将棋を指す真似をしたりして、対局のイマジネーションを膨らませていました。
※大仙対局第6局までに勝敗が決している場合、対局はありません。
15時00分 落合東堤屋敷跡 (角間川給人屋敷のモミ群)
雨が通り過ぎるのを待って、コースを多少変更しウォーキングを開始しました。屋敷正門にそびえ立つ9本のモミは江戸後期頃植栽されたものと見られ、「角間川給人屋敷のモミ群」として大仙市指定天然記念物になっています。
15時10分 諏訪神社
角間川の鎮守である諏訪神社は町の鬼門にあたる北東に配され、旧横手川を背に、大樹がうっそうたる社地に鎮座しています。
慶安元年(1648)の創立で、明治11年(1878)頃に現在地に移り、角間川町の鎮守社として定められました。
15時20分 浜倉・角間川港跡
角間川港は藩政期に年貢米を輸送するために河港として整備されました。河港とは浜倉や浜宿があり、商取引が盛んで荷物を運ぶ街道も整備されている大きい船着き場のことで、大船から小船へ積み替える中継河港として大いに繁盛しました。


船着き場は現在の角間川橋付近で川岸一帯は「浜」と呼ばれ、浜倉が数十棟も軒を連ねる壮観でしたが、今は2棟を残すのみとなっています。
第36期竜王戦七番勝負第6局 竜王戦大仙対局
- 12月6日(水曜日)・7日(木曜日)
- 国登録有形文化財「旧本郷家住宅」
- 竜王・藤井聡太
- 挑戦者・伊藤匠
棋士の頂点へ。いざ、勝負のとき。
国登録有形文化財「旧本郷家住宅」で行われる第36期竜王戦七番勝負第6局大仙対局」。
藤井聡太竜王に同学年の伊藤匠七段が挑む注目の一戦です。
竜王戦関連の多彩なイベントを開催
市では、対局に関連する多彩なイベントを開催。
皆さんと一緒に竜王戦を盛り上げていきます。
令和5年7月27日(木曜日)「新たな魅力探訪」大名行列が通った旧街道を巡る(西仙北)
西仙北を巡るツアー訪問記
令和5年7月27日(木曜日) 集合場所 大網交流館
9時30分 大綱交流館
参加者集合。大変暑いため、日程説明及びアンケート記入、健康まちづくりポイント付与についてバスの中で説明しました。また、熱中症対策として、水分補給をこまめにしていただくことと体調が悪い場合は、バスの中で待機していただくようお願いして移動しました。
9時40分 御本陣跡
最初の訪問先は「御本陣跡」で、文化財保護協会の山口弘靖さんが、「刈和野御本陣跡絵図」看板前で案内してくれました。江戸時代、刈和野には佐竹藩主の休憩所が置かれており、「御本陣」と呼ばれていました。建物は戊辰戦争で焼失しています。広小路と言われる道路は道幅が広くなっており、付近に住んでいた刈和野給人の変遷も説明され、興味深く聞き入っていました。刈和野の町並みを歩いて巡り案内していただきました。
10時20分 旧亀田街道
次に訪問した旧街道では、亀田街道を守る会の佐々木章記さんが案内してくれました。由利本荘市松ヶ崎から亀田を経て刈和野へ通じ、羽州街道へと通ずる旧街道であり、江戸時代に、亀田藩主の岩城氏が参勤交代で江戸往復の道として使用していたことから「殿様道」とも呼ばれ、また、亀田側の人々からは「刈和野街道」とも呼ばれていました。当時の亀田領の人々は、必要な買い物など全てを亀田城下町で行わなければならなかったため、この街道は現在約1.3kmが残っており、両側が杉並木で当時の面影を残しています。
令和5年7月27日(木曜日)「おもしろ発見探訪」ふるさとの文化と自然をさんぽ(協和)
協和ふるさと探訪ツアー
令和5年7月27日(木曜日)集合場所 協和公民館
13時30分 協和公民館
参加者全員集合時間前に到着してくれた為、出発予定時刻を10分繰り上げツアーを開始しました。車3台に分乗しての移動となりましたが、それぞれの車中にて当日の日程及び注意事項の伝達を行いました。
13時50分 奥の細道「高寺山」見学
全訪問先、阿部館長からの説明となりました。まず最初の訪問先である奥の細道高寺山は、羽州街道と授子安産のみちと言われており、羽州街道は江戸時代に整備された街道の一つで、奥州街道と並ぶ東北地方の大動脈でありました。
14時30分「白糸の滝」見学
「白糸の滝」は別名「峯の白滝」ともよばれ、観光秋田30景に選ばれており、菅江真澄の紀行文「月の出羽路」にも記された名瀑です。
2週間前の大雨により遊歩道を歩くときに注意が必要でしたが、勢いよく流れる水流に、真夏の暑さの中しばし涼しさを感じる事が出来ました。
その後「くらしの歴史館」を訪問し、郷土の民族資料を見学しました。
15時50分 協和公民館到着
無事全日程を終え、協和公民館に到着しました。
今回は協和地域外からも多数参加してくださり、協和地域の施設、自然に触れ感動していただいた事がこのツアーを企画して良かった事の一つと思われました。
次回も参加してくださる方達に満足していただける内容のツアーを企画したいと思っております。
令和5年7月20日(木曜日)「歴史スポーツ探訪」標柱の旅野球資料館の旅(神岡)
歴史スポーツ探訪 標柱の旅野球資料館の旅訪問記
令和5年7月20日 (木曜日) 集合場所 かみおか嶽雄館
9時10分「多郎兵衛稲荷神社神社」
歴史探訪標柱の旅は、多郎兵衛稲荷神社からのスタートです。釘を1本も使わない組み立て建築や愛染明王の鮮やかさに関心を寄せていました。
「熊野神社」



宮司の岡さんが社殿を開けてくださり、資料を基に神社の歴史や大いちょうの木・狛犬まで丁寧な説明がありました。
「一里塚」「神岡少年野球発祥の地」
秋田県教育委員会からの指定書や昭和33年12月の魁新報「新しい県文化財」の記事と共に一里塚を探訪し、神岡少年野球発祥の地を巡りました。
11時00分 スポーツ探訪「野球資料館の旅」
神岡中央公民館職員からの説明がありました。玄関の形がホームベースになっている事に皆さんビックリです!!