大仙市出身の方から、経済的理由により進学を断念せざるを得ない子どもたちを支援したいと、寄附をいただきました。この想いを汲み、市では新たに、将来償還する必要がない給付型の奨学金制度を制定しました。

これまで実施していた貸与型の奨学金制度と併せ、次世代を担う学生のみなさんが、自らの可能性を大きく広げることができるよう、市として応援していきます。

関連記事:貸与型奨学金制度について(別のページが開きます。)

申込みを検討する前に(必ずお読みください。)

国では、令和2年度から高等教育の修学支援新制度を実施し、一定の要件を満たす方を対象に、大学等進学後の給付型奨学金と授業料等の一部免除をおこなっています。

市の給付型奨学金制度は、新たに大学等へ進学(予定含)する高校3年生(1浪生含)のうち、国の制度の支援を受けない以下の方を対象に、申込みを受付する制度です。

  • 申込みしたが、採用候補者決定を受けられなかった(不採用だった)方
  • 申込みし、採用候補者決定を受けたが、制度の支援を受けない(辞退する)方
  • 該当しないと判断し、申込みしていない方
  • 国の制度において採用候補者決定を受けている方は、市の給付型奨学金制度の結果がわかるまで、進学後の高等教育の修学支援新制度への支援手続き(日本学生支援機構や大学等への手続き)を待っていただきます。その後、市の給付型奨学金の給付決定を受けた場合、国の制度は辞退していただきます。(いずれか一方の支援のみ受けることができます。)

市の制度に申込みを検討する際は、事前に国の制度である高等教育の修学支援新制度」についてよくご確認ください。

国の制度については、在学している高校にお問合せいただくほか、以下で確認することができます。

文部科学省特設ホームページ:「高等教育の修学支援新制度」および進学資金シミュレーター等(外部のページが開きます。)

日本学生支援機構ホームページ:「高等教育の修学支援新制度(授業料等減免と給付奨学金)」(外部のページが開きます。)

給付期間、給付額

原則、在学する学校の最短修学年限まで給付されます。

年間48万円(前期・後期の2回に分けて給付)

定員

年間5名程度

申込期間

土・日、祝日を除く、令和7年2月3日月曜日から4月30日水曜日の17時15分まで

  • 郵送の場合は必着です。
  • 期間前の申込みはできません。
  • 奨学生の決定は、先着順ではありません。書類に不備のないようご準備のうえ、期間内にお申込みください。

申込要件

次の1から6まで、全て満たしている方が申込みできます。

大仙市奨学生(給付型)募集要項の中で、申込要件や提出書類等を詳細に説明しております。本ページと併せてご確認ください。

大仙市奨学生(給付型)募集要項[PDF] [1281KB]

  1. 進学先の学校が、国の制度「高等教育の修学支援新制度」(高等教育無償化)の対象校であること。
  2. 高等教育無償化に該当しないこと(不採用だったこと又は申込みをしていないこと)。
  3. 令和7年1月1日時点で、保護者が大仙市に1年以上住所を有しており、申請時も引き続き居住していること(学生の実家であること)。
  4. 次のアまたはイのどちらかであること。
    1. 令和7年3月に初めて高等学校等を卒業(予定含)し、同年4月に進学(予定含)していること。【新卒進学者が対象です。】

    2. 初めて高等学校等を卒業した年度の末日から13か月以内で、要件1の学校に在学している場合は、在学期間が1か月を超えないこと。【既卒進学者(一浪生)が対象です。】

  5. 申請者と生計維持者の、令和6年度課税証明書に記載された市民税所得割額の計が97,000円未満であること。
  6. 高い修学意欲をもち、高等学校等1年生から3年生までの成績の平均値が3.0以上であること。

申込書類

申込みする場合は、期間内に、次の書類を提出してください。

申込み書類リスト
No 書類名 備考
1

給付型奨学金奨学生願書

給付型奨学金奨学生願書[PDF]

給付型奨学金奨学生願書[DOCX]

両面への記入が必要です。裏面の署名は自筆としてください。
2

履歴書

履歴書[PDF]

履歴書[DOCX]

写真を貼付してください。
3

在学証明書

進学後、進学先の学校から取得してください。
4

確認事項証明書

確認事項証明書[PDF]

卒業(予定)の高等学校に証明を依頼し、発行されたものを提出してください。(開封無効)

5

世帯全員の住民票の写し

本籍、世帯主表示のあるものを提出してください。マイナンバー表示は不要です。

6

申請者と生計維持者の課税証明書

生計維持者とは、申請者の父母(父母ともいない場合は、代わって生計を維持している主たる人、例えば祖父母等)となります。

(例)生計維持者が父と母の場合:父・母・申請者、それぞれの課税証明書(計3枚)の提出が必要です。

7

修学計画書

修学計画書[PDF]

修学計画書[XLSX]

8

併願確認書兼添付書類確認書

併願確認書兼添付書類確認書[PDF]

該当する項目、添付した書類にチェックしてください。
  • 市の貸与型奨学金に併願する場合は、上記のほかに提出が必要な書類があります。追加書類等については、大仙市奨学生(給付型)募集要項をご確認ください。
  • 市の貸与型奨学金にのみ申込みする場合は、「大仙市奨学生(貸与型)募集要項」をご確認ください。

関連記事:貸与型奨学金制度について(別のページが開きます。)

その他

  • この制度は、日本学生支援機構を含む他団体が実施する貸与型奨学金との併用を制限しませんが、国の制度「高等教育の修学支援新制度」を含む他団体が実施する給付型奨学金との併用はできません。
  • 大仙市の貸与型奨学金に併願できますが、同時に受け取ることはできません。いずれか一方の奨学金を奨学生として受け取ることになります。また、定員があるため、全ての申請者が奨学生として選ばれるわけではありませんので、あらかじめご了承ください。
  • 給付型奨学金の給付決定(不給付決定)は、5月中旬~下旬頃に郵送でお知らせする予定です。

お問い合わせ・お申込み先

〒014-8601

秋田県大仙市大曲上栄町2-16

教育委員会事務局教育総務課

奨学金担当

0187-63-1111(内線334)