南外さいかい市が過疎地域持続的発展優良事例表彰総務大臣賞受賞
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受賞団体「NPO法人南外さいかい市」について
大仙市南外地域在住の60代から70代の住民で組織するNPO法人で、主に同地域外小友地区で活動しています。地元唯一のスーパーマーケットの廃業で買い物に苦労している高齢住民のため、店舗での対面販売や移動販売車による巡回販売で食料品や日用雑貨等の提供を行い、買い物困難者を支援しています。移動販売車には保健師資格をもつスタッフが同乗し、高齢者の見守りや健康相談も実施しているほか、空き家を改修した施設で菓子や漬物を製造し、地域のイベントや店舗で販売しています。さらに、高齢世帯向けの昼食付きコミュニティサロン事業や、地元中学生とのコラボ(地域イベントでの物販スペースの合同運営)などにより、住民間交流の機会も創出しています。
過疎地域持続的発展優良事例表彰について
本表彰は、過疎地域の持続的発展と風格の醸成を目指した過疎地域の取組を奨励するものです。過疎地域持続的発展優良事例表彰委員会(委員長・図司直也法政大学教授)において、優れた成果を上げた過疎対策の先進的・モデル的事例としてふさわしい、地域の特性を活かした創意工夫ある優良事例として南外さいかい市が選ばれました。県内団体の同賞受賞は、1992(平成4)年の皆瀬村(現湯沢市)以来、32年ぶりです。
[参考]令和6年度 過疎地域持続的発展優良事例表彰における総務大臣賞及び全国過疎地域連盟会長賞の選定(総務省ホームページ)https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei10_02000110.html(外部リンクのため別ウインドウで開きます)