「第2次大仙市総合計画後期実施計画」を改訂しました

大仙市では、誕生から10年が経過した平成28年3月、合併後の10年間の取組を総括し、より市民目線に立った実効性のある本市の新たな羅針盤として「第2次大仙市総合計画基本構想」を策定しました。同時に、構想に定める目指すべき将来都市像「人が活き 人が集う 夢のある田園交流都市」や、3つの基本理念を実現するための具体的な取組となる個別事業を登載した「第2次大仙市総合計画前期実施計画」を策定し、各種事業を実施してきました。

前期実施計画の計画期間については、同時期に策定した「大仙市まち・ひと・しごと創生総合戦略」との整合を図るため4年間としており、前期実施計画の計画期間終了に伴い、基本構想に定めた目標指標の達成状況により効果検証を行うとともに、新たな課題に対応するため、令和元年12月に後期実施計画を策定しています。

実施計画は、社会経済情勢や市民ニーズ、財政状況等に適切に対応するとともに計画の実効性と弾力性を確保するため、1年度ごとにローリング(見直し)を行うこととしており、今般、令和3年度の実績に基づき、進捗状況の評価を確定させるとともに、令和4年度市政評価の実施に伴う事業の評価、及び新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う財政状況の変化等を踏まえた事業見直しを行い、令和4年度改訂版を策定しました。

総合計画の枠組

本市の総合計画は、体系的でより具体性のある基本構想を目指すため、「基本構想」と「実施計画」の2層構造で構成されています。

総合計画の枠組

基本構想(H28~R7年度)

総合的かつ計画的な行政運営を図るため、目指すべき将来都市像や、それを実現するための基本理念、取り組むべき施策の内容や具体的な取組について明らかにしたもので、10年間(目標年次:R7年度)の展望の下、魅力あるまちづくりを推進するための本市の羅針盤となるものです。

実施計画(前期:H28~R1年度)(後期:R2~R7年度)

基本構想の将来都市像や基本理念を実現するための具体的な手立てについて、体系ごとに個別の事業として示すものです。別に定める「大仙市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(H27~R1)との整合を図るため、実施計画は前期4年、後期6年とし、社会経済情勢の変化などに対応するため、計画期間中、毎年度、見直しを実施することとしています。

計画期間と進捗管理

後期実施計画の計画期間は令和2年度から7年度までの6年間とし、社会経済情勢や市民ニーズ、財政状況等に適切に対応するとともに、計画の実効性と弾力性を確保するため、1年度ごとに計画をローリングし、事業の進捗状況を確認するほか、PDCAサイクルによる評価を行い、目標指標の達成状況を中心に進捗管理を行います。

PDCAサイクルの内容、Plan計画の策定・修正、Do施策・事業の実施、Check実施結果の評価、Action施策・事業の見直し・改善

財政見通しとのかい離と事業の実施時期等について

実施計画は、総合計画基本構想に掲げる将来都市像を実現するために必要となる施策を示すものであることから、事業費の縮減、廃止等をあえて考慮せず取りまとめています。

本実施計画に記載している各事業については、限りある財源の下、事業評価を参照しつつ「事務事業の総点検」や「市民による市政評価」の結果を参考にさらに精査し、実施時期や事業期間、事業費、事業内容などを適宜見直すとともに、各年度の予算編成において調整を図りながら実施していきます。

令和5年2月改訂

令和4年3月改訂

令和3年3月改訂

平成31年12月策定

「第2次大仙市総合計画基本構想」を策定しました

まちづくりの基本方針として、また、最上位の行政計画として平成28年度から37年度までの10年間を計画期間とする新たな総合計画基本構想を策定しました。

第1次総合計画基本構想(計画期間:平成18年度~27年度)の策定の前提となった社会情勢は、この10年で大きく変化しています。少子化等に伴う超高齢社会・人口減少社会の到来に加え、リーマン・ショックに端を発した世界同時不況、東日本大震災及び原子力発電所の事故、平成22年度から25年度までの4年連続の豪雪など予想できないような大きな変化が発生しましたが、こうした激動の時代においても、市民とともに困難を乗り越えてきました。

今後は、これまで市民とともに築き上げてきた成果を礎に、大仙市が次なるステージへと飛躍するため、社会情勢等の変化に速やかに対応しつつ、本市の独自性を活かした持続的な成長・発展を実現していくことが重要です。そのため、市町村合併からこれまでの取組を総括し、より市民目線に立った実効性のある本市の「新たなる羅針盤」となるべき第2次総合計画基本構想を策定しました。

また、国から地方自治体に策定が求められている地方版のまち・ひと・しごと創生総合戦略は、第2次総合計画を推進していくためのエンジンと位置付け、この計画の中から「人口減少克服・地方創生」の実現のために効果が高く、集中的に実施する取組をまとめたものと捉えており、第2次総合計画と一体的に策定することが有効であることから、併せて本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略も策定しました。

第2次大仙市総合計画基本構想

将来都市像

人が活き人が集う夢のある田園交流都市 こころをつなぎ 希望にみちた未来の創造へ

基本理念

  • 生き生きと生活し働くことのできる活力と創造にみちたまち
  • ともに助け合い支え合う安全・安心のまち
  • 豊かな人材と生活環境が整った魅力あるまち

施策の柱

  1. 魅力ある産業のまちを創ります! 産業振興・雇用など
  2. みんなの元気を応援します! 出会い・結婚・子育て、健康・福祉など
  3. 住みよいまちを築きます! 安全・安心、都市整備など
  4. 豊かな心と創造力を育みます! 教育、生涯学習、芸術・文化など
  5. 時代に合った地域を創ります! 地域社会の維持・活性化、市民との協働、行財政運営など

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