古い神社や寺などの建物、工芸技術、民俗芸能(行事)、遺跡など、私たちが生活をしてきた中でつくり、大切に残されてきたものを文化財(ぶんかざい)といいます。これらは、壊したりしてしまうと二度と取り戻すことはできない貴重なものばかりなので、将来までずっと保存しなければならないと文化財保護法という法律で定められています。

文化財保護法には、文化財は「わが国の歴史、文化等の正しい理解のため欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化の向上発展の基礎をなすもの(第3条)」、「貴重な国民的財産(第4条)」とあります。

つまり、文化財は「日本の宝」といえます!

文化財愛護シンボルマーク

文化財愛護シンボルマーク

このマークは、文化財愛護運動を進めるため、昭和41年(1966)に定められました。

日本建築の重要な要素である斗きょう(柱の上部で軒を支える部分のこと)をイメージしており、これを3つ重ねることで、文化財を過去・現在・未来にわたって伝承していくという愛護精神を表しています。(文化庁ホームページから抜粋)