田んぼダムとは

市では近年甚大化する大雨災害への対策のひとつとして、田んぼダムによる水害対策を推進しております。

田んぼダムとは、水田の持つ貯水機能を利用し、大雨の発生時に一時的に田んぼに雨水を貯留し、下流へ流れる水の量を少なくすることで、洪水被害を軽減する取組です。

実施地域の下流域で水害軽減の効果が期待できるという性質上、一種の災害ボランティアとしての側面を持った取組となりますが、確かな効果が見込めることが実証されております。

農業者の皆様におかれましては、是非とも取組についてご検討ください。

「田んぼダム」についてのチラシの表。
「田んぼダム」についてのチラシの裏。

田んぼダムチラシ[PDF]

※田んぼダム実施に係る多面的支払い交付金の加算金措置について、活動組織結成から5年以内の団体は、10aあたり400円の加算となります。

田んぼダムの特徴

  1. 完全に排水を止めるのではなく、排水口を狭くして、田んぼに振った雨をゆっくりと排水することで、田んぼに一時的に水を貯め、洪水被害を軽減します。
  2. 排水の調整性装置はコンパネや土嚢など、身近なもので作成可能であり、安価かつ直ぐに取組可能です。
  3. 上流部の水田で実施することで、下流部における浸水被害を軽減することができます。
  4. 「多面的機能支払交付金」事業が活用可能であり、一定以上の面積で取組むことで、加算措置が適用されます。

秋田県における田んぼダム実施状況について(田んぼダム通信)

田んぼダムの取組は、全県的に推進されております。秋田県で実施されている田んぼダムの取組状況・効果のほか、農家の声などについては、県ホームページ「田んぼダム通信」として紹介されております。詳細については下記のリンクからご確認ください。

問い合わせ先について

田んぼダムの取組に関することについて

総務部総合防災課

TEL:0187-63-1111(内線:386)

多面的機能支払交付金に関することについて

農林部農林整備課

TEL:0187-63-1111(内線:245)