大仙市の鮭ふ化放流事業は、明治28年にふ化場が建設されて以来、地域の方たちに大切にされ、今年130年の大きな節目を迎えます。内陸の地にありながら、川と海を繋ぎ、海の豊かさを守るこの奥深い取り組みは、多くの方々に支えられ、鮭が回帰する自然豊かな河川環境が今に受け継がれております。

本市の鮭ふ化放流事業130年と大仙市誕生20周年を記念して、3月16日(日曜日)に記念事業を開催しました。

午前中は玉川橋下流右岸にて、市内小学校の児童を対象に「鮭の稚魚 記念放流式」を開催しました。

子どもたちがバケツに入ったサケの稚魚を放流する様子

かわちゃんと子どもがバケツに入ったサケの稚魚を放流する様子

午後の記念講演で講演をいただく、『さかなのおにいさん かわちゃん』も放流式に参加してくれました。

お揃いのジャンパーを着た雄物川鮭増殖漁業生産組合のみなさんの後ろ姿

いつも鮭のふ化放流事業にご尽力くださっている『雄物川鮭増殖漁業生産組合』の皆さまです。

子どもたちがバケツに入ったサケの稚魚を放流する様子

児童40名の皆さんが、「大きくなって帰ってきてね!」と稚魚に声を掛けながら、約50,000尾の放流を行いました。

午後からは大曲市民会館大ホールにて、『さかなのおにいさん かわちゃん』による「おさかなクイズショー」やお笑い芸人の『はなわ』による「スペシャルライブ」を開催しました。

クイズショーやスペシャルライブにより、265名の来場者の皆さまは大いに盛り上がりました。

舞台上で講演するかわちゃん

舞台上でスクリーンに投影された画像を説明するかわちゃん

「おさかなクイズショー」では、『さかなのおにいさん かわちゃん』直筆のイラストクイズにより、楽しく勉強しました。

舞台上から子どもにサイン入り絵本を手渡すかわちゃん3

「おさかなクイズショー」で正解した方は、『さかなのおにいさん かわちゃん』のサイン入り絵本をプレゼントされていました。

舞台上でポーズをとるはなわとHEY!たくちゃん

お笑い芸人の『はなわ』によるスペシャルライブでは、大仙市に移住された『HEY!たくちゃん』もスペシャルゲストとして登場し、会場を盛り上げました。

舞台上で熱唱するはなわとHEY!たくちゃん

この日のために作成していただいた、お笑い芸人『はなわ』による鮭にまつわる新曲「銀の流れは時を越えて」を初披露いただき、会場は大盛り上がりとなりました。

「鮭の稚魚 記念放流式」から「スペシャルライブ」まで、鮭一色の一日となりました。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。