山火事予防の重要性

毎年、全国で約1,300件の山火事が発生しており、特に春先は空気や土壌の乾燥により発生件数が増加します。

4月は気象条件による乾燥や強風で山の枯れ草や落ち葉が燃えやすくなるほか、ハイカーのたき火や農作業での野焼きなどが原因となり、山火事の発生リスクが高まります。乾燥している日や強風の日は、たき火や野焼きを控えるなど、火の取り扱いに細心の注意が必要です。

山火事は一旦発生すると消火が困難です。森林の多面的機能が失われ、その回復には長期間と多大な労力を要するため、予防が最も重要となります。

予防対策

  • 枯れ草などが多く火災が発生しやすい場所では、野焼きやたき火をしない

  • 火気を使用した後は、確実に消火を確認してからその場を離れる

  • 強風の日は野焼きやたき火をしない

  • 火入れを行う際は、必ず消防署の許可を受ける

  • 喫煙は指定された場所で行い、吸い殻は確実に消火して投げ捨てしない

その他

山火事に関する詳しい情報は、林野庁ウェブサイト「山火事予防!!」に掲載されています。

林野庁「山火事予防!!」ホームページ(外部リンクのため別ウィンドウで開きます)

林野庁で作成した山火事予防を呼びかけるポスター画像

令和7年山火事予防ポスター