子宮頸がん予防ワクチンについて

公開日 2019年06月10日

更新日 2024年04月19日

子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年4月1日から予防接種法に基づく定期の予防接種として実施しています。
対象者で接種を希望する方には、接種費用を全額助成しています。

令和5年4月1日からHPV9価ワクチン(シルガード9)が定期接種に加わりました。

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。

9価(シルガード9)ワクチンは、これまで定期接種として認可されていた2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)よりも多くの、9種類の遺伝子型を標的としています。

1回目あるいは2回目までの接種を、2価ワクチン及び4価ワクチンで接種した場合は、原則として同じワクチンを使用することが好ましいですが、医師と相談の上、残りの接種を9価ワクチンで接種することも可能です。

※子宮頸がん予防ワクチンの効果と副反応については厚生労働省のホームページやリーフレットをご覧ください。

 厚生労働省予防接種情報ホームページ

  https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

 厚生労働省作成リーフレット

 

ワクチン接種について

  • 対象:大仙市に住民登録している小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女子(ワクチン接種は全3回の接種が必要であり、接種の完了までには約6か月の期間がかかります。計画的に接種しましょう。)
  • 接種方法:ワクチンの種類や対象年齢により、接種回数や接種間隔が異なります。詳しくはこちらをご覧ください。

   子宮頸がんワクチン接種間隔[PDF:493KB]

  • 接種場所:下記のPDFをご覧の上、希望する医療機関に予約し、接種してください。

   令和5年度子宮頸がんワクチン実施医療機関リスト(R5.4.1現在)[PDF:112KB]

  • 接種料金:市が全額負担します。
  • 持参するもの:健康保険証、母子健康手帳、予診票
  • その他:対象となる方へは案内を送付しています。紛失した場合は再交付しますので、母子健康手帳をお持ちになって、最寄りの健康増進センターへお越しください。
  • その他:他の予防接種との接種間隔については、かかりつけ医と相談ください。

 ※平成18、19(2006、2007)年度生まれの方は、令和7(2025)年3月31日まで公費で接種できます(令和4年3月18日厚労省通知より)が、接種対象年齢内での接種が最も効果が高いといわれていますので接種を希望される方は、早めの接種をお願いします。

平成9年度生まれ~平成19年度生まれでHPVワクチンの接種機会を逃した方へ

  • 対象:大仙市に住民登録している平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性で過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方

  ※過去の接種記録が不明な方は、接種日時点の住所が所在する市町村へお問合せください。

  • 接種可能期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日
  • 接種方法:ワクチンの種類や対象年齢により、接種回数や接種間隔が異なります。詳しくはこちらをご覧ください。

   子宮頸がんワクチン接種間隔[PDF:493KB]

  • 接種場所:下記のPDFをご覧の上、希望する医療機関に予約し、接種してください。

   令和5年度子宮頸がんワクチン実施医療機関リスト(R5.4.1現在)[PDF:112KB]

  • 接種料金:市が全額負担します。
  • 持参するもの:健康保険証、母子健康手帳、予診票
  • その他:対象となる方へは案内を郵送しています。同封のリーフレットもご確認ください。

   平成9年度生まれ~平成18年度生まれまでの女性へ大切なお知らせ[PDF:2.13MB]

       ※平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性で、定期接種の対象年齢を過ぎてから(高校2年相当以降)HPVワクチン(サーバリックスⓇ、ガーダシルⓇ)を国内で自費で受けた方は、かかった費用のうち規定の額を払い戻すことができます。

HPVワクチン接種の費用助成(償還払いについて)

HPVワクチンの接種について、積極的勧奨を差し控えていたことにより、公費(無料)で接種できる機会を逃した方が、定期接種の期間を過ぎたあとに自費で接種した場合は、接種費用を助成します(償還払い)。

助成を希望する方は以下の項目をよくお読みのうえ、期限までに申請してください。

<対象者>

・以下の全てに当てはまる方が対象です。

 

    ①平成9年4月2日生まれから平成17年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日時点で大仙市に住民票がある(令和4年4月1日以降に大仙市から転出していても対象)。

 ②16歳となる日の属する年度の末日(高校1年生の3月31日)までにHPVワクチンを3回接種していない。

 ③17歳となる日の属する年度の初日(高校2年生の4月1日)から令和4年3月31日までにHPVワクチン(2価サーバリックス、4価ガーダシルのいずれか)接種を受け、接種費用を自己負担している。

 ④令和4年4月1日以降、キャッチアップ接種によるHPVワクチン接種を受けていない。

 

<助成額(償還額)>

 ①領収書等のある方:接種費用の自己負担額全額(最大3回分)

  ※ただし、予防接種以外の経費(接種のための交通費やこの申請のために要した文書料など)は助成の対象外です。

 ②領収書等がなく接種費用の自己負担額が不明の方:申請年度の委託料金(最大3回分)

  *委託料金:市が医療機関と委託契約している料金

 

<申請期限>

  令和4年6月21日から令和7年3月31日

 

<申請方法>

・以下のものを揃え、大仙市健康増進センター窓口または郵送にて申請してください。

 

ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書兼実績報告書(様式第1号)[PDF:153KB]

※領収書等の提出が出来ない方は、申請書の「申請金額」は記入せず、空欄のまま提出してください。

※申請書記載内容に不備がある場合、電話で確認をします。申請書類の電話番号は、日中連絡のとれる番号(携帯番号など)の記載をお願いします。

②接種費用の支払いを証明する書類(領収書など)

 ※接種年月日、ワクチンの種類もしくは名称、ワクチン毎の料金、医療機関名が分かるもの。領収書にこれらのものが記載されていない場合は、明細書も添付してください。どちらも原本に限ります。

③予防接種記録(母子手帳の「予防接種の記録」、接種済証など。郵送の場合はコピー。)

 ※お持ちでない場合は、接種医療機関で下記証明書の交付を受け、原本を提出してください。

 ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(様式第2号)[PDF:68.7KB] 

④申請者の氏名、生年月日、住所が確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証など。郵送の場合はコピー。)

 ※申請者が被接種者の保護者の場合は、申請者及び被接種者双方のもの。

⑤振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカードのコピー

 

<窓口申請の場所>

     大仙市健康福祉会館2階 大仙市こども家庭センター
 

<郵送申請の宛先>

     〒014-0027

         大仙市大曲通町1番14号

         こども家庭センター 宛

 

・申請書類提出後に審査を行い、交付が決定した場合は決定通知書を送付します。後日申請書に記載のある金融機関に振り込みをします。ご不明な点等ございましたら、お問合せください。

県外で子宮頸がん予防ワクチンの接種を希望される方

大仙市に住民登録をされている方で、県外の医療機関において子宮頸がん予防ワクチン接種を希望する場合、接種費用の一部を助成しております。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。

 

子宮頸がん

 子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口付近)にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が主な原因です。最近では20歳~30歳代の女性に増えています。予防接種をすることで、発がん性HPVの感染を防止でき、子宮頸がんの発症リスクを下げることができます。しかし、この予防接種で完全に子宮頸がんを予防できるものではありませんので、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診も併せて行うことが大切です。

その他

 子宮頸がん予防ワクチンに関する詳細や受託医療機関については、お住まいの地域を担当するこども家庭センターにお問い合わせください。

 

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