公開日 2021年06月03日
更新日 2023年03月27日
令和5年度企画展示 年間スケジュールのお知らせ
文化財課では、旧池田氏庭園、払田柵総合案内所、旧本郷家住宅、太田文化プラザにおいて、市が所有する文化財をはじめとした企画展を開催します。
先人が守り育ててきた文化財の価値は不変であるとともに、地域の歴史や文化の成り立ちを理解するうえで欠かせない貴重な財産であり、これらを守り、活かし、後世に伝えていかなければなりません。
企画展をとおして、文化財の保存と活用の意義を皆さんと考えていきたいと思います。
展示日程
各企画展の期間や内容は現時点での予定であり、変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
旧池田氏庭園「米蔵」
・佐藤家住宅パネル展
5月16日(火)~6月4日(日)
令和4年12月に重要文化財となった佐藤家住宅について、パネル等で紹介します。
・斎藤光郎家資料(伊勢型紙)展
8月22日(火)~8月27日(日)
市が所蔵する市指定有形文化財「斎藤光郎家資料」のうち、染物の型紙を展示します。
・郷土画家 ~松岡白石~
10月11日(水)~11月12日(日)
角間川出身の画家である松岡白石についてパネル等で紹介するほか、市が所蔵する市指定有形文化財の掛け軸等を紹介します。
払田柵総合案内所
・復元外柵南門再整備工事紹介パネル展
4月29日(土)~11月12日(日)
復元外柵南門再整備工事の様子をパネル等で紹介します。
旧本郷家住宅
・本郷家旧蔵什器展
4月29日(土)~6月4日(日)
8月22日(火)~8月27日(日)
10月11日(水)~11月12日(日)
雄物川舟運・北前船交易を通じてもたらされた、時代を経てもなお美しい本郷家旧蔵の什器を展示します。
太田文化プラザ
・生誕150年記念 鈴木空如展 ~永遠の生命の芸術を求めて~
4月29日(土)~5月14日(日)
空如の画業について幅広く取り上げるとともに、仏画家鈴木空如になるまでの彼の苦悩と葛藤を作品や書簡などから探り、彼が追い求めた”永遠の生命の芸術”に迫ります。
文化財・歴史体験DAY
市内の様々な文化財や歴史を見学・体験することで、次世代を担う子どもたちが、自分たちの住む地域の歴史や文化に親しむ機会を作り出すため、小学生を対象として地域の歴史や文化を実際に見る、聞く、体験できるワークショップを開催します。
【夏季休暇(夏休み)】
・払田柵跡 ふるさと体験ワークショップ(7月下旬)
勾玉づくり、木簡づくり、火おこし ほか
【秋季休暇(秋休み)】
・旧本郷家住宅 ふるさと体験ワークショップ(10月初旬)
宝さがし兼クイズラリー、笹舟づくり、昔の道具体験 ほか
過年度企画展
【終了】令和4年度企画展示
展示日程
※お配りしたチラシに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
(誤)払田柵総合案内所 入館料:300円 → (正)入館料:無料
(誤)旧本郷家住宅 入館料:300円 → (正)入館料:無料
旧池田氏庭園「米蔵」
・大仙市 縄文文化展
5月20日(金)~6月5日(日)【終了】
星宮遺跡出土の遮光器土偶(秋田県指定文化財)や縄文土器・石鏃など、市が所有する縄文時代の出土遺物を展示します。
・無形民俗文化財展 ~大仙市の「ささら」~
8月23日(火)~8月28日(日)【終了】
中仙地域の東長野・長野ささら、太田地域の国見ささら(いずれも県指定無形民俗文化財)といった市内の「ささら」について、解説パネル展示や映像資料を上映します。
・国登録有形民俗文化財「秋田南外の仕事着」展
10月12日(水)~11月13日(日)【終了】
市が所有する国登録有形民俗文化財「秋田南外の仕事着」を展示します。
払田柵総合案内所
・払田柵跡整備活用-発掘-学説史 パネル展
4月29日(木)~8月7日(日)【終了】
10月4日(火)~11月13日(日)
払田柵跡環境整備40周年を記念し、払田柵跡の整備活用・発掘・学説の歴史をパネル等で紹介します。
・払田柵跡環境整備40周年記念シンポジウム企画展 ~発掘された払田柵跡~
8月9日(火)~10月2日(日)【終了】
払田柵跡環境整備40周年記念シンポジウム企画展として、払田柵跡の発掘成果を出土資料並びに解説パネルで紹介します。
旧本郷家住宅
・本郷家旧蔵什器展
5月20日(土)~6月5日(日) 【終了】
8月26日(金)~8月28日(日)【終了】
雄物川舟運・北前船交易を通じてもたらされた、時代を経てもなお美しい本郷家旧蔵の什器を展示します。
・秋田おばこ 三上洋子絵画展
10月12日(水)~11月13日(日) 【終了】
「秋田おばこ」(木村伊兵衛 撮影)のモデルとして著名な三上洋子(旧姓:柴田)の絵画作品を展示します。
太田文化プラザ
・鈴木空如と密教図像 ~「聖尊図像」に託した空如の思い~
4月12日(火)~5月15日(日)【終了】
2018年に箱根・鈴木家から寄贈いただいた空如筆「聖尊図像」から、「金胎仏画帖」や「別尊雑記」などの密教図像を展示します。
文化財・歴史体験DAY
市内の様々な文化財や歴史を見学・体験することで、次世代を担う子どもたちが、自分たちの住む地域の歴史や文化に親しむ機会を作り出すため、小学生を対象として地域の歴史や文化を実際に見る、聞く、体験できるワークショップを開催します。
【夏季休暇(夏休み)】
・払田柵跡 ふるさと体験ワークショップ(7月27日(水))【終了】
勾玉づくり、木簡づくり、火おこし ほか
【秋季休暇(秋休み)】
・旧本郷家住宅 ふるさと体験ワークショップ(10月中旬)【終了】
宝さがし兼クイズラリー、笹舟づくり、昔の道具体験 ほか
【終了】米蔵企画展 国登録有形民俗文化財「秋田南外の仕事着」展
市が所有する国登録有形民俗文化財「秋田南外の仕事着」を展示します。
【会 期】 令和4年10月12日(水)から 11月13日(日)まで
【場 所】 旧池田氏庭園「米蔵」(大仙市高梨字大嶋1番地)
※開園時間:午前9時~午後4時
月曜日休園(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入場料】 無料(※別途入園料をいただきます。)
【終了】秋田おばこ 三上洋子絵画展
「秋田おばこ」(木村伊兵衛 撮影)のモデルとして著名な三上洋子(旧姓:柴田)の絵画作品を展示します。
【会 期】 令和4年10月12日(水)から 11月13日(日)まで
【場 所】 角間川 旧本郷家住宅(文庫蔵)内(大仙市角間川町西中上町19)
※開館時間:午前9時~午後4時
月曜日休館(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入館料】 無料
【終了】払田柵跡整備活用-発掘-学説史 パネル展
払田柵跡環境整備40周年を記念し、払田柵跡の整備活用・発掘・学説の歴史をパネル等で紹介します。
【会 期】 令和4年10月4日(火)から 11月13日(日)まで
【場 所】 払田柵総合案内所内(大仙市払田仲谷地95)
※開館時間:午前9時~午後4時
月曜日休館(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入館料】 無料
【終了】米蔵企画展 無形民俗文化財 ~大仙市のささら~
旧池田氏庭園「米蔵」において、無形民俗文化財~大仙市のささら~ を開催します。
県指定無形民俗文化財の東長野ささら・長野ささら(中仙地域)、国見ささら(太田地域)といった大仙市の「ささら」を解説パネル展示や映像資料で紹介します。
【会 期】 令和4年8月23日(火)から 28日(日)まで
【終了】本郷家旧蔵什器展
本企画展では、平成29(2017)年に本郷家から寄贈していただいた資料の中から、江戸時代を中心とする磁器を展示いたします。
秋田では生産できなかった磁器は、北前船交易と雄物川舟運によって県南の地までもたらされ、当時の人びとに大変珍重されました。
江戸時代の職人技と最新の文物を得ようとした本郷家の意気を感じてください。
【会 期】 令和4年8月26日(金)から 8月28日(日)まで
【終了】大仙市縄文文化展(旧池田氏庭園「米蔵」)
旧池田氏庭園「米蔵」において、大仙市縄文文化展を開催します。
日本で初めて土器が作られるようになった約13,000年前から、米づくりが始まる弥生時代(紀元前400年頃、約2,300年前)までの約11,000年間を縄文時代と呼びます。この間に製作・使用されていた土器の特徴(縄文土器:縄のように見える文様)から、縄文時代と呼ばれるようになりました。
土器が作られるようになって食料の煮炊き(加熱)が可能になり、ドングリなどの堅果類も食材とするようになるなど、食生活が大きく変化しました。
現代からは想像もつかないような厳しい生活環境にも負けず、たくさんの自然の恵みや素材の性質を活かして石器や土器を作り出したり、ヒスイなど地域特産のモノの交易を行ったりするなど、当時の人々の暮らしを見ると、現代の私たちのモノづくりに脈々とつながる歴史があります。
展示できる期間や土器などの数は限られていますが、この企画展をとおして、当時の人々の美意識に触れ、私たちの祖先の暮らしぶりに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【会 期】 令和4年5月20日(金)から 6月5日(日)まで
【終了】太田文化プラザ・ミニ展示 鈴木空如と密教尊像~「聖尊図像」に託した空如の思い~
大仙市太田町が生んだ稀代の仏画家・鈴木空如と密教尊像に関する企画展です。
空如が自らに課した三大事業は、法隆寺金堂壁画の原寸大模写を行うこと、自身の代表作を製作すること、さらに彼の眼で選んだ仏画を模写し「聖尊図像」として仏画の手本を作ることでした。しかし、「聖尊図像」は世に出ることなく、空如終焉の地である箱根の鈴木家に伝えられ、2018年に同家から大仙市に寄贈されました。その数は2,000点を超えます。
今回の展示では、「金胎仏画帖」、「定智本 十二神将」、「四種護摩本尊並眷属図像」の密教尊像を展示します。
【会 期】令和4年4月12日(火)~5月15日(日)
【時 間】午前9時~午後4時30分
【場 所】太田文化プラザ玄関ホール
【入場料】無料
【終了】令和3年度企画展示
展示日程
企画展チラシ
※このチラシは、大仙市地域おこし協力隊の狩野智美さんにデザインしていただきました。
旧池田氏庭園「米蔵」
・楢岡焼大杉古窯出土品 展
5月18日(火)~6月7日(日)【終了】
平成19年度から平成21年度にかけて発掘調査が行われた楢岡焼大杉古窯の出土品を展示します。
・鈴木酒造店 パネル展
8月24日(火)~8月29日(日)【終了】
令和2年4月に国の登録有形文化財(建造物)となった鈴木酒造店について、パネル等で紹介します。
・斎藤光郎家資料(伊勢型紙) 展
10月12日(水)~11月14日(日)【終了】
市が所蔵する市指定有形文化財「斎藤光郎家資料」のうち、染物の型紙を展示します。
払田柵総合案内所
・拂田柵址研究日誌 パネル展
4月29日(木)~11月14日(日)【終了】
市が所蔵する市指定有形文化財「拂田柵址研究日誌」をパネル等で紹介します。
旧本郷家住宅
・本郷家旧蔵什器展
5月22日(土)~6月6日(日) 【終了】
8月27日(金)~8月29日(日)【終了】
10月16日(土)~11月14日(日)【終了】
雄物川舟運・北前船交易を通じてもたらされた、時代を経てもなお美しい本郷家旧蔵の什器を展示します。
太田文化プラザ
・鈴木空如作品展
4月16日(金)~4月29日(木)【終了】
市が所蔵する県指定有形文化財「鈴木空如筆法隆寺金堂壁画模写」のほか、聖徳太子1400年遠忌に関連した作品を展示します。
文化財・歴史体験DAY
市内の様々な文化財や歴史を見学・体験することで、次世代を担う子どもたちが、自分たちの住む地域の歴史や文化に親しむ機会を作り出すため、小学生を対象として地域の歴史や文化を実際に見る、聞く、体験できるワークショップを開催します。
【夏季休暇(夏休み)】
・払田柵跡 ふるさと体験ワークショップ(7月28日(水))【終了】
勾玉づくり、木簡づくり、火おこし ほか
・旧池田氏庭園 ふるさと体験ワークショップ(7月21日(水))【終了】
自然観察、刺し子体験 ほか
【秋季休暇(秋休み)】
・旧本郷家住宅 ふるさと体験ワークショップ(10月12日(火))【終了】
宝さがし兼クイズラリー、笹舟づくり、昔の道具体験 ほか
【終了】伊勢型紙展(旧池田氏庭園「米蔵」)
太田地域中里地区に伝えられた「伊勢型紙」(斉藤光郎家資料)を展示し、その歴史や技法、工芸品的価値を紹介します。伊勢型紙 は伊勢国白子村(現三重県)で作られた着物の文様の型染めに用いられた型紙で、江戸時代には伊勢商人の手により全国に流通し、秋田にももたらされました。
展示する資料には、「市松文」・「麻の葉」・「毘沙門亀甲」といった、大人気コミック・アニメ『鬼滅の刃』で注目を集めている図柄も含まれています。
型紙の美と歴史をお楽しみください。
【会 期】 令和3年10月12日(火)から 11月14日(日)まで
【終了】鈴木酒造店パネル展(旧池田氏庭園「米蔵」)
旧池田氏庭園「米蔵」において、鈴木酒造パネル展を開催します。
「秀よし」の酒銘で知られる鈴木酒造店の事務所兼主屋などの近代建築群(計7棟)が、令和2年4月3日の官報告示を経て、国の文化財登録原簿に登録されました。
市内では旧本郷家住宅(主屋など計4棟が平成28年11月に登録、大曲地域角間川地区)以来の登録となり、市内における国登録有形文化財(建造物)は計15件となりました。
今回は、登録有形文化財(建造物)となった鈴木酒造店について、パネル等で紹介します。
現在、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため店内の見学は休止しておりますが、コロナ禍が落ち着いた頃、鈴木酒造店を見学に訪れてみてはいかがでしょうか。
【会 期】 令和3年8月24日(火)から 8月29日(日)まで
【終了】旧池田家住宅洋館と金唐革紙(旧池田氏庭園「米蔵」)
金唐革紙は、明治期に西洋から輸入した革製品「金唐革」から着想を得て、日本で開発された高級擬革紙です。
壁紙の模様が彫られた筒形の版木ロールに和紙を巻き付けてたたき、デザインを浮き上がらせた後、彩色と防水加工を施して作られます。
旧池田家住宅洋館には計6種類の金唐革紙が用いられており、現在、1階食堂兼音楽室の壁紙「 THE EARLY SPRING(早春)」と
2階食堂の壁紙「THE ISPHAHAN(唐花)」が復元されています。
今回は、金唐革紙制作に使用された版木ロール等を展示し、金唐革紙の歴史や制作工程をパネルで紹介いたします。
洋館を彩った金唐革紙の歴史をぜひお楽しみください。
【会 期】 令和3年7月6日(火)から 8月22日(日)まで
【終了】特別企画 聖徳太子1400年御聖諱記念品お披露目展~空如が紡いだ法隆寺と大仙市の“縁”~
大仙市太田町が生んだ稀代の仏画家鈴木空如。
空如の画業のうち、法隆寺金堂壁画十二面の原寸大の模写は特筆されます。彼は法隆寺を数十回にわたり訪れたと言われ、金堂壁画の真に迫るまで生涯をかけて模写を続けました。
今年は聖徳太子1400年御聖諱にあたり、4月3日には百年に一度の法要がいとなまれ、大仙市も招待されておりました。コロナ禍のため参列はかないませんでしたが、法隆寺様から展示しております記念品をお贈りいただきました。
今回の展示をとおして、空如が紡いだ法隆寺様と大仙市のご縁を、市民の皆様とともに喜びたいと思います。
【会 期】令和3年6月3日(木)~7月30日(金)
※平日のみ、午前8時30分から午後5時まで。
【場 所】大仙市役所太田支所玄関ホール
【展示品】陶板画「聖徳太子孝養像」、散華(東京藝術大学名誉教授 宮廻正明 氏制作)ほか
【鈴木空如を顕彰する会公式ツイッターQRコード】
【終了】楢岡焼大杉古窯出土品展(旧池田氏庭園「米蔵」)
旧池田氏庭園「米蔵」において、楢岡焼大杉古窯出土品展を開催します。
楢岡焼の創業の地である南外大杉地区には、その場所を示す標柱が1本残されているだけで詳細は不明であり、史跡指定などの保護措置はなく、地権者により農地改良工事が計画されるなど遺跡破壊の危機に晒されていました。このため、平成19(2007)年から平成21(2009)年にかけて、窯の規模・形態、製品の種類・変遷の把握を目的として発掘調査を実施しました。
今回は、その発掘調査によって出土した製品を展示し、現在の楢岡焼の技術が確立されるまでの歴史・変遷を紹介いたします。
かつて存在した他の窯が宅地化され喧噪の中に静まったり、草生い茂る地に埋もれたりするなか、創業から現在まで約160年間、楢岡焼がその伝統を維持してきた苦労は、想像に難くありません。
今後も、楢岡焼が多くの人々に愛され、末永く継続していくことを願っています。
【会 期】 令和3年5月18日(火)から 6月6日(日)まで
【終了】拂田柵址研究日誌パネル展(払田柵総合案内所)
払田柵総合案内所において、「拂田柵址研究日誌パネル展」を開催しております。
この日誌は、当時、払田池田家の支配人を務めた藤井東一(ふじい とういち)の自筆による、払田柵跡の発掘調査及び周辺情報について記録された日誌です。
この日誌を読むことで、払田柵跡の研究当初の歴史がわかり、特に昭和5年10月に行われた第1次発掘調査の様子がよく分かる数少ない資料として重要であることから、平成28(2016)年に大仙市の有形文化財に指定されました。
令和3(2021)年は、払田柵跡が国の史跡に指定されてから90年になります。
この節目の年に、国史跡指定の契機となった昭和5年の第1次発掘調査の様子が記載されている拂田柵址研究日誌を手に取り、この日誌を記した東一が遺跡の保存と普及に注いだ情熱を感じ取っていただければ幸いです。
【会 期】 令和3年11月14日(日)まで
【拂田柵址研究日誌】
【終了】鈴木空如筆「法隆寺金堂壁画」展
鈴木空如筆「法隆寺金堂壁画」を4月16日から29日まで、大仙市太田文化プラザで公開いたします。
空如が3度模写した金堂壁画のうち、大仙市が所有する3作目12点と、この3月に秋田県文化財に追加指定となった1作目「二号壁菩薩像」1点、そして「聖徳太子像」を公開します。
【会 期】 令和3年4月16日(金) から 4月29日(木)まで
【場 所】 太田文化プラザ(大仙市太田町太田字新田田尻3番地4)
※開館時間: 午前9時~午後4時。会期中無休。
【入場料】 無料
■ 聖徳太子像(「御物」復元模写) ■
【終了】令和2年度企画展示
展示日程
企画展チラシ
※このチラシは、大仙市地域おこし協力隊の狩野智美さんにデザインしていただきました。
旧池田氏庭園「米蔵」
・市指定文化財 高見巨鬼工所蔵短冊 展
6月30日(火)~8月23日(日)【終了】
大仙市南外地域出身の俳人・高見巨鬼工が所蔵していた、正岡子規など著名な俳人の俳句短冊を展示します。
【第1回】高見巨鬼工と秋田ゆかりの近代俳人
~正岡子規・河東碧梧桐・高浜虚子・荻原井泉水~
6月30日(火)~7月26日(日)
【第2回】高見巨鬼工と県内俳人の交流
~石川理紀之助・戸沢百花羞・戸沢撲天鵬~
7月28日(火)~8月23日(日)
・国登録有形民俗文化財 秋田南外の仕事着 展
8月25日(火)~10月11日(日)【終了】
市が所蔵する国登録有形民俗文化財「秋田南外の仕事着」を展示します。
・Before becoming "Suzuki Kuunyo" ‐鈴木空如への道‐ 展
10月13日(火)~11月15日(日)【終了】
鈴木久治から鈴木空如へ―。久治の学生時代の習作から、法隆寺金堂壁画の下絵等を展示し、久治から空如への道のりを紹介します。
払田柵総合案内所
・払田柵跡から出土した文字資料 展
6月2日(火)~11月15日(日)【終了】
払田柵跡のこれまでの発掘調査で出土した木簡や漆紙文書などの文字資料を、パネル展示で紹介します。
旧本郷家住宅
・本郷家旧蔵什器展
8月7日(金)~8月30日(日)【終了】
10月17日(土)~11月15日(日)【終了】
雄物川舟運・北前船交易を通じてもたらされた、時代を経てもなお美しい本郷家旧蔵の什器を展示します。
大曲図書館(市民サロン展示室)→ 大仙市ふれあい文化センターに変更しました。
・大仙市新規指定文化財 展 → 大仙市新規指定文化財ポスター展に変更しました。
1月9日(土)~1月28日(木) → 2月3日(水)~2月25日(木)に変更しました。【終了】
大仙市誕生後、新たに市の文化財に指定されたものをポスターで紹介します。
【終了】大仙市新規指定文化財ポスター展
大仙市誕生後15年の間に、新たに指定された文化財8点の内、「拂田柵址研究日誌」、「御前井」、「半鐘」、「蛭川渡船場の渡しぶね」(いずれも市指定有形文化財)のポスターパネル展示を、仙北ふれあい文化センターで開催します。
各文化財の「みどころ」や地域の歴史とのつながりを通して、大仙市の文化財に興味関心を持っていただければ幸いです。
【会 期】 令和3年2月3日(水) から 2月25日(木)まで
【場 所】仙北ふれあい文化センター エントランスホール
※開館時間:午前9時から午後5時まで(窓口営業時間内)
【入場料】無料
各文化財の基本情報や「みどころ」をフルカラーで分かりやすく解説しています
【終了】Before becoming "SUZUKI KUUNYO"―鈴木空如への道―
大仙市太田地域出身の仏画家 鈴木空如(1873~1946)は、本名を久治(きゅうじ)と言います。彼は、東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、仏画家としての道を歩み、法隆寺金堂壁画12面を焼損前(1949年失火)に独力で三度、原寸大(タテ約3m×ヨコ約2m)で模写しました。
空如は美術学校卒業後、自分の進むべき道について悩みます。それは、花鳥画を描き生計をたてるか、それとも生計の立つ見込みのない仏画家としての道を歩むかという選択に迫られます。悩んだ末、空如は仏画家としての道を歩みます。彼の業績は、現代に通じる文化財保護の視点から、法隆寺金堂壁画や時代の流れで失われつつあった仏画の名品を数多く模写し伝えたことです。
この展示では、鈴木空如がまだ久治だったころの習作図や下図を展示し、”久治”から”空如”への道をたどります。
【会 期】 令和2年10月13日(火) から 11月15日(日)まで
【場 所】 旧池田氏庭園「米蔵」(大仙市高梨字大嶋1番地)
※開館時間:午前9時~午後4時
月曜日休園(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入場料】 無料(※別途入園料をいただきます。)
【出陳作品】 出陳作品[PDF:297KB]
東京美術学校時代の習作図と金堂壁画抜き写しを展示
金堂壁画10号壁原寸大複製画を展示
【終了】国登録有形民俗文化財 秋田南外の仕事着 展
大仙市南外地域は、出羽丘陵の山間部に開かれた農村で、主に稲作を中心とした農業が営まれてきました。
秋田南外の仕事着は、昭和51(1976)年頃から旧南外村で収集された伝統的な農作業用の仕事着です。
平成26(2014)年、これらの仕事着は「有形の民俗文化財の収集であって、その目的、内容等が歴史的変遷、時代的特色、地域的特色、技術的特色、生活様式の特色又は職能の様相を示すもの」として、秋田県内で初めて国の登録有形民俗文化財に登録されました。その数は実に341点に及びます。
今回展示する仕事着は、木綿等の生地が貴重な時代に、女性達が創意工夫を凝らして家族のために仕立てたものです。針の一刺し一刺しに込められた女性達の家族を思う心を感じて下されば幸いです。
【会 期】 令和2年8月25日(火)から 10月11日(日)まで
【場 所】 旧池田氏庭園「米蔵」(大仙市高梨字大嶋1番地)
※開館時間:午前9時~午後4時
月曜日休園(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入場料】 無料(※別途入園料をいただきます。)
【S N S】 旧池田氏庭園(@Ikedasiteien)で検索!
裏地に施された、絞りの生地(左)、幾重に施された升型の刺し子(右)
日本の美意識をご堪能ください
【終了】本郷家旧蔵什器展 (前期)
本企画展では、平成29(2017)年に本郷家から寄贈していただいた資料の中から、江戸時代を中心とする磁器を展示いたします。秋田では生産できなかった磁器は、北前船交易と雄物川舟運によって県南の地までもたらされ、当時の人びとに大変珍重されました。江戸時代の職人技と最新の文物を得ようとした本郷家の意気を感じてください。
【会 期】 令和2年8月7日(金)から 8月30日(日)まで
【場 所】 角間川 旧本郷家住宅(文庫蔵)内
※開 館 午前9時~午後4時
月曜日休館(祝日の場合は翌日)
入館無料
【終了】大仙市指定有形文化財「高見巨鬼工所蔵短冊」展(旧池田氏庭園「米蔵」)
旧池田氏庭園「米蔵」において、大仙市指定有形文化財「高見巨鬼工所蔵短冊」展を第1回、第2回に分けて開催します。
この短冊は、自由律俳句を唱えた河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)の門下である「碧門十哲」の一人と言われた、大仙市南外地域出身の俳人・高見巨鬼工(たかみ きょきこう、本名:金一郎)が蒐集した俳句短冊で、計174点が大仙市の有形文化財に指定されています。
第2回(期間:7月28日(火)~8月23日(日))の展示は「高見巨鬼工と県内俳人の交流~石川理紀之助・戸沢百花羞・戸沢撲天鵬~」と題し、秋田県内で活躍した俳人の作品を展示しています。
巨鬼工が生涯を通じて交流した俳人たちの短冊作品を通して、県内俳人たちの心模様にせまっていただければ幸いです。ぜひご覧ください。
【会 期】 令和2年7月28日(火)から 8月23日(日)まで
【場 所】 旧池田氏庭園「米蔵」(大仙市高梨字大嶋1番地)
※開館時間:午前9時~午後4時
月曜日休園(月曜日が祝日等の場合は翌日)
【入場料】 無料(※別途入園料をいただきます。)
鈴木空如筆「法隆寺金堂壁画」原寸大複製画完成!
鈴木空如を顕彰する会は大仙市と協同し、クラウドファンディングを活用して空如筆「法隆寺金堂壁画」の原寸大複製画を制作しました。
複製画は、空如の命日にあたる7月21日、太田文化プラザ内に常設展示いたしました。
原寸大の迫力と、空如の筆技をご堪能ください。
あわせて、複製画設置記念としてミニ展示「鈴木久治から鈴木空如へ―東京美術学校時代の習作・作品展―」(8月20日まで)を開催しております。こちらもどうぞご覧ください。
【場 所】 太田文化プラザ
(大仙市役所太田庁舎隣り、大仙市太田町太田字新田田尻3-4)
【お問合せ】 0187-88-1119(太田公民館)
【終了】大仙市指定有形文化財「高見巨鬼工所蔵短冊」展(旧池田氏庭園「米蔵」)
旧池田氏庭園「米蔵」において、大仙市指定有形文化財「高見巨鬼工所蔵短冊」展を第1回、第2回に分けて開催します。
この短冊は、自由律俳句を唱えた河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)の門下である「碧門十哲」の一人と言われた、大仙市南外地域出身の俳人・高見巨鬼工(たかみ きょきこう、本名:金一郎)が蒐集した俳句短冊で、計174点が大仙市の有形文化財に指定されています。
第1回(期間:6月30日(火)~7月26日(日))の展示は「高見巨鬼工と秋田ゆかりの近代俳人~正岡子規・河東碧梧桐・高浜虚子・荻原井泉水~」と題し、近代日本を代表する俳人の作品を展示しています。
巨鬼工が生涯を通じて交流した俳人たちの短冊作品を通して、近代の俳人たちの心模様にせまっていただければ幸いです。ぜひご覧ください。
【会 期】 令和2年6月30日(火)から 7月26日(日)まで
【場 所】 旧池田氏庭園「米蔵」(大仙市高梨字大嶋1番地)
※開館時間:午前9時~午後4時
原則月曜日休園(月曜日が祝日等の場合は翌火曜日休園)
【入場料】 無料(※別途入園料をいただきます。)
【終了】払田柵跡から出土した文字資料 展(払田柵総合案内所)
払田柵総合案内所において、「払田柵跡から出土した文字資料展」を開催しております。
発掘調査によって出土する木簡(もっかん)や漆紙文書(うるしがみもんじょ)などの文字資料は、歴史書と違いその当時の「生」の記録であるため、大変貴重な歴史資料です。
今回の展示では、払田柵跡から出土した木簡及び漆紙文書のうち、文字が読み取れ、その内容に考察が加えられている資料をパネルにして紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
【会 期】 令和2年11月15日(日)まで
【場 所】 払田柵総合案内所(大仙市払田字仲谷地95番地)
※開館時間:午前9時~午後4時
原則月曜日休館(月曜日が祝日等の場合は翌火曜日休館)
【入場料】 無料