公開日 2022年08月16日
更新日 2023年03月30日
大仙市と株式会社ドリームリンクは、令和4年3月1日に「地域の食と食文化を通じた豊かな『ふるさと秋田づくり』に関する連携協定」を締結し、共同で大仙市の特産品を活用したメニュー開発を進めてきました。
このたび、その第1弾となる共同開発メニュー3品が完成しましたので、各メニューのご紹介と取扱店舗をお知らせするとともに、共同開発メニューを提供していただける大仙市内の店舗を募集いたします。
大仙市を代表する特産品や、地域で伝統的に食されてきた食品を活用した大仙市の新たなご当地メニューをぜひご賞味ください。
共同開発メニュー(第1弾)について
「杜仲豚」と「いぶりがっこ」の焼売
「杜仲豚」は、大仙市中仙地区で30年以上にわたり飼育されている豚で、杜仲の葉入りのエサを与えて育てることで、肉質が軟らかく、臭みもなくなり、また、脂身が少なくコレステロール値も低くなり、ヘルシーな豚肉としてお子様や女性にも人気です。
これにあわせるのは、秋田の冬の常備食として、厳しい気候風土の中で育まれてきた秋田ならではの伝統食品「いぶりがっこ」です。
そのまま食しても美味しい食材同士を組み合わせた結果、上品な甘みのあるさっぱりした杜仲豚の肉汁が口いっぱいに広がり、いぶりがっこのパリパリとした食感や、香ばしい燻しの香りがアクセントとなった新しい「焼売」が完成しました。
脂肪が気になる方にも罪悪感なく美味しく召し上がっていただけます。
「豆腐カステラ」のブリュレ
「豆腐カステラ」は、大仙市を含む秋田県南地域に伝わる豆腐料理で、水分を絞った豆腐に砂糖や卵などを混ぜてカステラ状に焼いたお菓子です。
江戸時代、日本海交易が盛んだった秋田県は、大阪や北陸から最新の文化が伝わりやすい環境にありましたが、材料の砂糖や卵が庶民にとっては高価であったため、ハレの日に食していた貴重な豆腐を使って作ったことが豆腐カステラの始まりと伝えられています。
正月や田植え、冠婚葬祭など特別な日に地域で長年にわたり食されてきた豆腐カステラは、豆腐の風味を残したしっとりとした独特の食感が特徴です。
ブリュレは、パリッとした食感と上品な甘みが豆腐カステラの食感と見事にマッチし、和と洋の絶妙なバランスが楽しめます。
「豆腐カステラ」のクリームサンド
クリームサンドは、ヘルシーで甘み控えめの豆腐カステラと、生クリームとの相性が抜群で、濃厚なクリームに大豆の香りがほのかに香る、すっきりとしたデザートに仕上がっています。
取扱店舗
株式会社ドリームリンク店舗
「杜仲豚」と「いぶりがっこ」の焼売
○秋田長屋酒場
○秋田川反漁屋酒場
○秋田番屋酒場
○さけ富
○稲庭本舗明治佐助商店
「豆腐カステラ」のブリュレ
○赤居文庫
大仙市内の店舗
「杜仲豚」と「いぶりがっこ」の焼売
取扱店舗の募集
共同開発メニューを提供していただける大仙市内の店舗を募集しています!
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