公開日 2023年03月20日
更新日 2023年04月28日
若者チャレンジ応援補助金について
地域全体で若者を応援する土壌づくりを進め、チャレンジが連鎖する好循環を生み出し、若者による地域の元気創出や若者の市内定着につなげることを目的として、活動に必要な経費やクラウドファンディングの手数料を支援する市独自の補助制度です。
令和5年度の事業を募集しています!(GCFは7月14日まで)NEW
令和4年度の活用事例
令和4年度は、ガバメントクラウドファンディング(GCF)を活用する事業2件、ユースチャレンジタイプ事業2件の計4件の事業が採択となりました。
GCFとは
自治体がふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングのことをいいます。通常のふるさと納税と違い、自治体が寄附金の使い道をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募るものです。
大仙市では、若者チャレンジ応援補助金で初めてGCFを活用し、29名の方から73万6千円のご寄附を頂きました。
今回のGCFは以下の「ふるさとチョイス」のサイトを利用して行いました。(寄附募集期間は終了しています。)
活用事例① 若手農業者が挑戦する「トータルアグリカルチャー」プロジェクト(チャレンジタイプ事業/GCF活用)
草彅 真也 さん
若手農業者のつながりを作るとともに、農業者の悩み・課題の解決や地域農業の振興に向けて、「一般社団法人トータルアグリカルチャー」を設立しました。農業者の「共存共栄」の実現を目指して、農作業における労働力のシェアリングやマルシェの開催、ワイン造りを見据えたハウスブドウの栽培などの取組を展開しています。
【マルシェ開催】
【共同作業(ハウス施工)】
活用事例② 大仙市の発酵文化をいかしたKOJI CLEARの国内外展開事業(課題解決タイプ事業/GCF活用)
株式会社エス 代表取締役 秋元 衆平 さん
大仙市産の米・水・こうじを使用し、甘酒を進化させたノンアルコールの発酵飲料「KOJI CLEAR」を国内外で積極的に展開しながら、生産地である大仙市の認知向上を図るため、米国西海岸最大級の高級食品見本市「Winter Fancy Food Show」(アメリカ・ラスベガス)やアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN」(東京)に出展し、商品とともに、米の生産量が全国第2位であるなど大仙市のPRを行いました。
【展示会の様子】
2023.1.15~1.17 Winter Fancy Food Show(アメリカ・ラスベガス)
2023.3.7~3.10 FOODEX JAPAN(東京)
【パンフレット(日本語版抜粋)】
活用事例③ 修英“夢”チャレンジプロジェクト(ユースチャレンジタイプ事業)
修英“夢”チャレンジプロジェクトの皆さん
秋田修英高校3年生の生徒有志が、北京オリンピック日本代表の向川桜子さんを講師に迎え、「夢を現実にするチカラ信じて」をテーマに、令和4年9月8日、大曲市民会館を会場に講演会を開催しました。オンラインや市民の方々を含め100名が参加し、オリンピックの出場権をつかむまでの道のりや選手村を含めた北京オリンピック大会の様子など貴重な話に耳を傾けました。参加した生徒からは、「あきらめないで努力することの大切さを学んだ」との感想があり、心に響く講演会となりました。
活用事例④ 店舗出店×販売促進プロジェクト(ユースチャレンジタイプ事業)
大曲高校商業科販売促進プロジェクト実行委員会の皆さん
大曲高校商業科3年生の生徒有志が、大仙市内を会場に行われた第145回秋田県種苗交換会の「だいせん農食マルシェ」において、令和4年10月29日・30日の2日間にわたって、地元企業と共同開発した大仙市産の食材を使用した弁当などの販売促進活動に取り組みました。生徒の皆さんにとっては、商品開発から販売まで全ての工程に携わり、その中で地元の課題解決について考えたり、多くの方とコミュニケーションをとったりするなど貴重な経験となりました。