川を渡るぼんでん - イベント
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銀世界の中で川面に映える色鮮やかな”ぼんでん”
「川を渡るぼんでん」は160年以上前から行われており、当時、川には橋がかかっておらず、伊豆山神社には渡し舟でしか行くことができなかったため、舟で川を渡り、ぼんでんを伊豆山神社へ奉納していました。
昭和52年に大曲大橋が完成し、翌年には渡し舟がなくなりましたが、昔からのなごりで、今でも舟で川を渡り、ぼんでんを奉納しています。
“梵天(ぼんでん)”とはさまざまな諸説がありますが、天から神様が降りてくる目印とされ、大きな幣串(へいぐし)に御幣(ごへい)をはりつけ、そこに飾りをつけた火消しの纏(まとい)状にしたものを「梵天(ぼんでん)」と呼び、その土地の神社に担ぎ込んで奉納する祭りとなっています。
大曲地域花館地区では、各町内の家をぼんでんが練り歩き、ほら貝の音も高らかにぼんでん唄を歌いながら、新築した家や厄年の家を周り、そこの厄をぼんでんに絡め、家内安全や五穀豊穣、町内安全、無病息災などを祈願します。
一の鳥居前でもみ合いをした後、川舟で雄物川を渡り、標高約207mの山を登って伊豆山神社に奉納。
数あるぼんでん奉納行事の中で川を渡るのはここだけ。
雪山を背景に、川舟で雄物川を渡る十数本のぼんでんの姿は、一面の銀世界と川面に映えるぼんでんの色彩によって、見る者を幻想的な世界に誘います。
注意
- 写真撮影のため、臨時渡船場から対岸(雄物川左岸)に渡る方は渡し船を利用してください(渡船料あり)。
- 当日は大曲大橋たもとの堤防道路入り口にバリケードを設置し、交通指導隊を配置します。
- 対岸の堤防道路は、ぼんでん奉納を終えた各町内の方々が利用するマイクロバスが往復します。その他の車は駐停車しないようご協力願います。
開催日
令和7年2月11日(火曜日・祝日)
開催場所
大仙市大曲地域花館地区各町内~雄物川(臨時渡船場)~伊豆山神社
スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
6時30分 | 開始の花火 |
9時00分 | 体験乗船 |
9時50分~ | 餅撒き など |
10時00分頃~ | 各町内ごとに順次渡船 |
10時30分頃 | 昼花火スターマイン打ち上げ |
11時30分 | ぼんでん最終乗船(終了の花火) |
アクセス
JR大曲駅から車で10分程度
※駅からはタクシーでの移動をおすすめします。
臨時駐車場
約200台
- 花館河川敷運動公園駐車場
- 秋田市方面から玉川橋を渡って自家用車で来る方は、花館柳町交差点で国道13号バイパスを右折して約400m進むと右側に臨時駐車場入口があります。
- 秋田自動車道を大曲ICで降りて国道105号を通り大曲大橋を渡って来る方は、花館上町交差点を左折し、大曲典礼会館の前を300m進んだ左側に臨時駐車場入口があります。
- 花館小学校グラウンド駐車場
- 大曲民俗資料館跡地