麻しん(はしか)の感染が増加しています

 重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、ワクチンが重要です。肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、また、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。更なる感染拡大防止のため、以下の事項についてご協力をお願いいたします。

麻しん(はしか)を疑う症状がある場合

  • 麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合は、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようにお願いいたします。
  • 感染拡大防止のため、受診の際は、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。

ワクチン接種について

  • ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
  • お子様が、麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
  • 海外では、複数の国で大きな流行が報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
  • 2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子手帳で、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。

特にご注意いただきたい方々

特に次の方は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。

  • 保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
  • 空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方

次の方は、感染すると重症化する可能性がありますのでご注意ください。

  • 妊娠中は麻しん・風しんワクチンの接種はできません。感染すると、早産や流産のリスクが高まりますので、妊娠前の接種をご検討ください。
  • 免疫不全のある方は、主治医と相談の上、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。
  • 乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがあります。ご家族の接種歴をご確認ください。