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秋田県大仙市公式ブログ

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神岡地域の避難所開設訓練〈平和中・神岡小それぞれの避難所〉

7月は神岡地域でたくさんの訓練が実施されました。
3日(火)は平和中学校で、17日(火)は神岡小学校でそれぞれ避難所開設訓練を開催、
24日(火)は愛幸園で平和中への避難訓練が行われるなど、防災意識が高まっているところです。
避難所開設訓練は机上の空論のようなものではなく、現実のリアルなものとなってしまったあの時。
あれからもう1年経つんですね。

さて、今回はその訓練の模様をお送りしたいと思います。

3日(火)平和中学校(神岡小学校の5年生とともに)

各自が役割を果たし、それぞれの仕事を行います。

エコノミークラス症候群予防の体操は、もはや定番に。

避難所開設中もシェイクアウト訓練を行いました。

炊き出しのカレーライス。温かい食事が提供されることの幸せを噛みしめていただきます。

断水時は給水車から汲む水が命綱に。

17日(火)神岡小学校(6年生)

どんなことをするのか、確認します。

避難者の受付後、お話をうかがいながら体調に合わせた場所へ案内します。

防災用品コーナーでは、非常食も展示していました。
非常食もバリエーション豊かになってはきましたが、アレルゲン表示などまだまだ改善点はありそうですね~

先日配布されたハザードマップはそれぞれの地域版でしたが、ご覧になられましたか?
家の壁に貼ったよというお子さんもいて、防災意識を高めるのに非常によいですね!

災害が無いように祈る心はみんな共通でしょうが、備えのレベルはバラバラです。
神岡地域ではいのちを守る防災教育で、備えのレベルを高くしておけるよう今後も努めていきます!

防災学習会in愛幸園〈神岡地域の連携で災害を防ごう〉

6月22日(金)、愛幸園のデイサービスホールには地域住民の方から福祉施設、行政の担当者にいたるまで色々な立場の方が集まりました。
今回の地域防災学習回のテーマは、

『~施設における危機管理の在り方と災害時の地域との連携~』 です。

講師として2名を招き、それぞれお話をしていただきました。

まずお話いただいたのは、神岡ふるさと振興公社 嶽の湯 副支配人(当時)の高橋保さん。

『直下型地震の被害と施設の危機管理について』と題しての講話でした。
昨年9月8日(金)に発生した神岡地域を震源とする地震の際、施設として被害を受けながらもどんなことに気をつけて対応したのか、実際の現場での状況はどうだったのか。
また、7月22日(土)、23日(日)の水害の際、従業員の安全を確保しながらも避難所へ炊き出しを行ってくださった状況等…
地元に根づいた温泉施設として何ができるのか、いつも真剣に考えてくれているんだなあと心強くなりました。

次の講師は、大仙市の防災危機管理監査である郡山茂樹さんの講話です。

『秋田豪雨における要配慮者の避難対応について』ということで、地域が連携して行っている避難訓練の話題も出ました。
継続して行っている平和中学校の避難所開設訓練が、実際の現場で活きたということも新聞等で報道されましたよね!

どんなに備えても、備えても、災害はやってくるんですよね。
ひと昔前までは、

『災害は、忘れた頃に、やってくる』

なんて標語で防災啓発をしていましたが、今の時代は

『災害は、忘れる前に、また備え』

これが当たり前になってきました。
今住んでいるところは、いつどこへ逃げれば命が助かるのか。
『あっこまで水あがってきたら、おらどごの町内はあの山さ逃げねねで』
こんな言葉、地域で共有できてますか?

地域防災の要、消防団!〈神岡地域消防訓練大会が行われました〉

6月25日(日)、昨年とは異なりよい天候に恵まれた日曜日に、神岡地域消防訓練大会が行われました。

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神岡支団第1分団と第2分団の団員が集合し、大会のスタートです。

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小型ポンプ操法の競技前、準備も入念に行います。
ホースとホースを迅速に接続しながら放水し、この的を倒すまでの時間が競われる競技です。

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小型ポンプ操法の部は『第2分団1班』がみごと優勝!

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規律訓練の部では、『第2分団』に軍配があがりました。

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訓練への評価、助言は消防職員の皆さまにご尽力いただいております。
災害時以外にも、いろいろなところでお世話になっていますね!

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神岡の防災の要である消防団。
7月16日(日)に行われる大仙仙北美郷支部消防訓練大会も健闘を祈ります!!