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秋田県大仙市公式ブログ

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太田の薔薇アーチ

6月も下旬になり、薔薇の旬も過ぎてしまいそうな時期になりましたが、太田で見つけた薔薇のアーチを紹介します。

2週間ほど前、通勤途中で見つけた薔薇のアーチに魅了され、太田の薔薇のアーチを撮りたいという構想を抱きつつ、お天気を待つうちに旬を逃してしまっていました。
諦めモードでしたが、もしかして「おおた花の会」の花づくりのプロだったら、まだ咲いている薔薇スポットを教えてくれるかもしれないと思い、相談してみました。案の定、素敵なスポットをご紹介いただきました。ありがとうございました。

こちらは、東今泉の大信田さんの庭園です。

旬は過ぎてしまったそうですが、薔薇のアーチは充分見ごろ。

お庭をじっくり散策させていただきました。実は薔薇がメインではなく、ハーブガーデンとのこと。たしかに、庭園の中は癒される香りでいっぱいでした。

 

そして、こちらは駒場の飯塚さんの薔薇のアーチです。

ご家庭の庭にこれほど完成度の高い薔薇のアーチがあるなんて驚きです。豪華さと上品さ、おとぎ話に出てくるような雰囲気でかわいらしさもあります。
この見事なアーチには、さぞかしこだわりがたくさんあるだろうと思い聞いてみると、せっかく薔薇を植えるならアーチにしてみようとやり始めたとのこと。

大信田さんも、飯塚さんも、薔薇のアーチを作りたいという強いこだわりをもって始めたのではないことに驚きです。観る者を魅了する美しさは、狙って創るものでなく、「好きなもの」に対するまっすぐな気持ちから生まれるものだと、つくづく感じました。
さすが、「花のまち太田」の皆さんです。薔薇のアーチの見た目の良さだけでなく、花づくりへの優しくまっすぐな気持ちの良さも伝わりますよね。
取材にご協力いただいた、大信田さん・飯塚さんありがとうございました。

来年はもっと旬の時期に、たくさんの薔薇スポット巡って、太田のいいところをたくさんお伝えしたいと思います。

幻想的な光に包まれた日本庭園

6月15日(土)と6月16日(日)に、新緑に包まれた初夏の国指定名勝「旧池田氏庭園本家庭園」でイルミネーションライトアップイベントが開催されました。残念ながら両日とも天気が悪く、土曜日は雨は降らず持ち堪えましたが強風となり、日曜日は残念ながら雨が降り続ける中での開催となりました。

そんな天気の中での開催でしたが、周りの木々の影響もあってか、庭園内は風が緩やかとなり、天気の影響を感じさせないほど幻想的な雰囲気に包まれていました。

庭園内では、イベントに合わせて、杜仲豚串焼・カレー旨麺・地酒・ポルミートのソーセージの販売やステージ生演奏が行われました。

11月2日(土)、3日(日・祝)は、鮮やかな黄色や朱色に色づき、紅葉の名所として知られる旧池田氏庭園払田分家庭園をイルミネーションライトアップしますので、市内外からの多くの皆さんの来園をお待ちしています。

桜保全活動(中仙中学校と八乙女山を守る会)

 6月4日(火)、中仙中学校の1年生62名と八乙女山を守る会の皆さんが、斉内川堤の桜(道の駅なかせん横)への施肥活動を行いました。

 まず、はじめに「八乙女山を守る会」の熊谷会長から、中仙地域の桜の現状と守る会が行っている桜の保全活動についてのお話がありました。

 

 次に、樹木医の黒坂先生から、これから行う桜への施肥方法について説明がありました。

 今回は、作業が簡単で効果が長く持続する打ち込み式の肥料を使いました。

 

 生徒の皆さんも真剣な表情で聞いています。

 

 

 作業は

 1.金てこを使って地面に穴を開ける。

 2.打ち込み式肥料を差し込む。

 3.木づちで打ち込む。

 といった流れで行われます。

 中学校に入学してからまだ2か月の皆さんですが、新しい仲間と協力して作業を行うことで、更に親交を深めることができたのではないでしょうか。

 今後も中仙中学校では、全校を挙げて桜の保全活動を続けていく予定とのことです。

 生徒の皆さんの頑張りで、来春の桜も間違いなく素敵な花を咲かせてくれるでしょう。

 

斉内川堤 満開の桜

 

 

躍動‐みせろ太中魂‐

6月18日(火)、太田中学校で大曲仙北中学校総合体育大会の激励集会が行われました。
選手のみなさんは気迫あふれる顔つき。しかし、少しばかり緊張しているようにも見えます。

みんなを応援するため、太田地域3小学校の6年生、保護者や関係者の皆さまも大勢かけつけてくれていました。

各部選手紹介ならびに意気込みを発表。
「全県大会出場」「少しでも多く勝ちたい」「終わったときに笑顔でいたい」
想いはさまざま。

先生方のたのしい激励?のおかげで選手のみんなから笑みがこぼれ緊張もほぐれたようでした。

たくさんの人からの支えがあって大会へ出場できることを忘れてはいけません。

生徒会、応援団、吹奏楽、書道部からもエールがあり、

太田中学校が文字通り“一丸”となった激励集会でした。

大会は今月21日(金)、22日(土)の2日間開催です。
3年生にとっては最後の大曲仙北中学校総合体育大会になります。
ぜひ、悔いのないようにウルトラ諦めずに頑張ってきてください!

太田南小学校 横沢曲がりねぎ苗植え活動

10日(月)午前中、太田南小学校で秋田の伝統野菜のひとつ「横沢曲がりねぎ」の苗植えが行われました。

3年生は苗を植え、4年生は今年収穫する曲がりねぎのネギボウズを取りました。苗植えから収穫まで約2年かかる曲がりねぎ、太田南小学校では3年生と4年生に毎年体験してもらっているとのこと。

秋には今の4年生が3年生の時に植えた曲がりねぎを収穫して“なべっこ”の食材として振る舞われるようです。

今回の苗植え活動には地元農家の長澤さんと高橋さん、そして、東部新規就農者研修施設から佐藤さん、小松さん、佐々木さんの5名が指導のために小学校へ来てくださいました。

苗植えの作業は畑を耕すところから学びました。

クワに慣れていない3年生からは「おもた~い」「かたいた~い」「こしいた~い」と悲鳴の声が聞こえてきました笑

それでも佐藤さん、小松さん、佐々木さんから教えてもらいながら上手に耕すことができていました。
担任の先生は「野菜を作ってくれる人たちはもっと広い畑を1人で耕すんだよ」と普段食べている野菜のありがたみを教えるように話されていました。畑を耕したあとは肥料をまいて、

いよいよ苗植えです。

つながっている苗を1本ずつ分けて、10センチくらいの間隔で、根を下にして立てかけるように置くように長澤さんから教えてもらいます。根に土をかけて、水をあげる作業まで3年生のみんなで行いました。

長澤さんは「植えた苗に毎日話しかけると元気に育ってくれるよ」とみんなにアドバイス。さっそく3年生からは「大きく育ってね~」と声が聞こえました。

3年生の苗植えの間に4年生のみんなはネギボウズ取りを開始。
さすが4年生の皆さんテキパキ、あっという間に作業を終えてしまいました。高橋さんから「8月下旬頃にねぎを土に寝かせたら、45日くらいで土から出た部分がまっすぐに伸びて収穫時期になるよ」と教えていただきました。

ネギボウズは種の部分であり来年の苗となります。また、ネギボウズをそのままにしておくとせっかくのネギが辛くなる、硬くなるなど美味しく食べられなくなるそうで、収穫まで約2年かける横沢曲がりねぎにとって、このネギボウズ取りも大切な作業になります。

摘み取り前のネギボウズ

収穫した曲がりねぎをどう食べたいか質問すると「ラーメン!」という声。どんな“なべっこ”になるかいまから楽しみですね。

収穫がとても待ち遠しいけど、みんなで一生懸命に植えた曲がりねぎはどんな食べ物よりきっと美味しいはずですね!

苗植えをする3年生と取材に来てくれたNHK秋田放送局の佐藤アナウンサー

横沢曲がりねぎについて「地域の財産ですので、なくしてはいけないという想いです」と長澤さん。太田南小学校で苗植え活動を行うのはなんと7年目。

こうして伝統野菜が受け継がれていくことは地域にとって大切なことであり、ありがたいことだと感じられる特別授業でした。

「横沢曲がりねぎ」はやわらかく葉の部分も美味しく食べられ、火を通すことで美味しい甘みを強く感じられるネギです。
太田地域の直売所と県内の一部の市場で10月~11月頃に販売されているとのこと。
皆さんも横沢曲がりねぎを見かけたら、ぜひ味わってみてくださいね!

商標登録完了!「ありさこまち」

太田の農業女子・小松有沙さんが作る「あきたこまち」がついにブランド化されました。
昨年の田植えにお邪魔した時から、商標登録の申請中と聞いていましたが、ついに商標登録が完了したそうです。
有沙さんは平成30年3月2日に商標登録の出願を提出、1年1か月かかり、ようやく平成31年4月12日に登録が完了しました。
商標登録は、有沙さんの経営戦略の一つです。自らつくったお米を他と差異化して「ありさこまち」と正式に名乗りたいという想いから取り組みました。専門家の力をかりずに、個人で商標登録する方法をネットで調べて申請したそうです。書類準備の煩雑さ、待つ時間の長さを体験し、登録完了の感動もひとしおのようです。令和元年度が「ありさこまち」元年度というのも、なかなかいいタイミングとなりました。

「ありさこまち」の今年度の作付は20町歩ほどで、5月末にようやく田植えが完了しました。

秋には商標登録完了後初の「ありさこまち」が収穫されます。令和元年度産の「ありさこまち」はまだ予約を受け付けていないそうですが、私もこっそり予約を狙っています(笑)

皆さんも、令和元年記念に、また太田の農業女子の応援もかねて、「ありさこまち」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

日本酒と花火を堪能!

6月1日(土)、今年で14回目を迎えた楢岡さなぶり酒花火が南外体育館前で開催されました。田植え作業が終わり、ほっと一息つけるこの時期に毎年行われています。地元のお酒と花火が堪能できる南外地域の大きなイベントです。

 

パフォーマンスは披露している皆さんの熱が伝わります。

ふるまい酒は多くの皆さんに並んでいただきました。

来場者の皆さんに楽しんでいただけるよう工夫を凝らした出店の数々!納豆汁やアイスクリーム、肉巻きおにぎり、カレーなど何を食べようかうれしい迷いが・・・。

お笑い芸人フォーリンラブのお二人によるライブは、大歓声の30分!撮影NGなこともあり、その場のトークを楽しみました。

当日は、風が強く感じられる瞬間もありましたが、好天!花火が始まる頃には寒さも感じられ、来場者の皆さんは上着やひざ掛けで防寒対策ばっちりです。