ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2023 » 12月

今年もサンタさんがやってきた!

12月22日(金)、太田地域の認定こども園「おおたわんぱくランド・のびのび園」(木元さつき園長・園児69名)で毎年恒例のクリスマス会が行われ、サンタさんが登場しました!

この日登場したのは、なんと3人のサンタさんとトナカイです。
あちこちにプレゼントを配るため大忙しとのことですが…
実はこのサンタさんたちの正体は、太田秋田ライオンズクラブ(佐藤富佳会長・会員33名)のメンバー。
毎年このクリスマス会にサンタさんに扮して登場し、園児との交流を図っているそうです。

クリスマス会では、まず年長組の皆さんがマジックを披露してくれました。
最初のグループは、透明な水の入ったペットボトルを振ると…
なんとカラフルな色のついた水に!!

その後も様々なマジックで会を盛り上げました。

その後、プレゼントをもってサンタさんが現れると、皆さん大喜び。
サンタさんに会えるせっかくの機会なので、子どもたちからはたくさんの質問が出ました。

Q. 何歳ですか?
A. サンタさんは年をとりません。

Q. 好きなおもちゃは何ですか?
A. スキーです。

Q. どこに住んでいますか?
A. 遠い遠い、雪がいっぱい降るところです。

気になるトナカイにも質問がありました。
Q. なぜ飛べるんですか?
A. サンタさんから魔法をかけてもらっているからです。

その後はいよいよ、お待ちかねのプレゼントです!
サンタさんが子どもたち一人ひとりにプレゼントを手渡してくれました。
子どもたちはうれしそうに受け取りました。

子どもたちからのお礼に、歌のプレゼントもありました。

そして大忙しのサンタさんたちは、そろそろ次のお届け先に行かなくてはならない時間になってしまいました。
皆でハイタッチしてお別れとなりました。

ライオンズクラブの皆さん、いつも子どもたちのため、地域のためにありがとうございます!
今回ものびのび園の皆さんは大喜びで、素敵なクリスマスになったことと思います。
素敵なサンタさん、大変お疲れさまでした。
また来年も来てくださいね!

西仙北高校1年生が地域の魅力PRポスターを制作しました。

令和5年11月24日(金)に西仙北高校にて、地域フィールドワーク発表会が行われました。西仙北高校1年生の授業である「地域探求Ⅰ」のなかで刈和野地域のフィールドワークを行い、訪れた場所のポスターを制作し、発表会を行いました。

当日は全4班の発表が行われ、「秋田大学益満ゼミ」の学生3名が審査員を務めました。

 

1班は斎藤精肉店、大佐沢公園を訪れ、ポスターを制作しました。

 

斎藤精肉店では、「商品の原材料は国産である」ということを学び、肉コロッケの美味しさに感動したというところから、「材料にこだわった特製∞(無限コロッケ)」という文字を記載し、肉コロッケを大きくPRしたポスターを制作しました。

 

大佐沢公園では自然の豊かさを感じたというところから、「自然あふれる大佐沢公園という文字を大きく、見やすいフォントで記載し、青空を背景にした展望台をメインにすることで美しい印象を与えるポスターを制作しました。

 

2班は和栄堂、大佐沢公園を訪れ、ポスターを制作しました。

 

和栄堂の店内のカラフルな装飾をメインにし、外国人が見てもわかるように外国語表記をする工夫をしていました。また、和栄堂名物の固いソフトクリーム(通称:かだいやづ)の写真と読み取ると和英堂のインスタグラムに繋がるQRコードを載せる工夫をしていました。

 

大佐沢公園では、自然の豊かさと居心地の良さを感じたことから「心落ち着くこの豊かさ」という文字を記載し、あえて斜めにして撮った展望台写真をメインにしたポスターとなっていました。

 

3班は和栄堂、大綱展示場を訪れ、ポスターを制作しました。

 

和栄堂のお菓子、和栄堂店内のワロック、和栄堂名物のかだいやづ、和栄堂の美少女キャラクターの写真を載せ、1枚でお店の魅力が伝わるようなポスターとなっていました。

 

大綱展示場のポスターは、「先祖たちの伝習ココにあり」という文字を赤字にすることで見やすくしており、見学をしたいときの連絡先や見学可能日などを詳細に記載していました。

 

4班は古巣菓子店、浮嶋神社を訪れ、ポスターを制作しました。

 

古巣菓子店のポスターは全体が見やすくなるように写真と文字をバランスよく配置し、「和菓子の宝箱」「あんこがおいしい!」「笹餅が人気」など短くわかりやすい文字を記載していました。

 

浮嶋神社のポスターは、文字や模様を和のテイストにし、「神社らしさ」を出すため、文字や写真の枠を小豆色にする工夫をしていました。

 

1〜4班の発表が終わり、益満ゼミの学生審査員が選ぶ「益満ゼミ賞」に輝いたのは…

4班でした!!!

(表彰式の様子)

 

西仙北高校1年生が制作したポスターは刈和野駅舎内ふれあい広場、西仙北支所1階に掲示していますのでぜひご覧ください!

(刈和野駅舎内ふれあい広場)

 

(西仙北支所内)

 

 


 

 

エディブルフラワーで料理に彩りを!

11月16日(木)と29日(水)の2回、おおたコミュニティプラザで「エディブルフラワー料理教室」を開催しました!

「エディブルフラワー(食用花)」とは、Edible(食べられる)Flower(花)の名のとおり、花を食材として使うこと、またはその花のことです。無農薬や低農薬で栽培されているので、安心して食べることができます。

花のまち太田では、学校や集落などでの花だんづくり、スイセンロードなどの「見て楽しむ花」の取り組みは盛んですが、さらに新しい取り組みとして「食べて楽しむ花」の可能性に着目しました。
花を食べるということはあまり馴染みがないかもしれませんが、秋田県南地域では昔から菊の花が食べられています。このような花食文化にエディブルフラワーのフォトジェニックな面をかけあわせ、新たな太田発の花食文化を創造し発信しようと、太田支所では「エディブルフラワー(食用花)活用事業」を行っています。

昨年度は、地域の方にエディブルフラワーを知ってもらい、太田地域の新しい名物の考案について意見をお聞きするため、エディブルフラワースイーツ試食会を開催しました。
そして今年度は、エディブルフラワーをさらに身近なものとして広めるため、自宅で栽培してくださる方を募集し、家庭での料理などに利用していただいています。また、太田支所や大仙市新規就農者研修施設でも試験栽培を行っています。
今回はここで採れたエディブルフラワーの「キンギョソウ」と「ビオラ」を使った、家庭でも作れる本格イタリアンを学んでいただこうと、料理教室を企画しました。

講師は「リストランテ・ジュエーメ」の佐々木章吾シェフです。
東京のレストランで3年間修行し、2014年に大曲にジュエーメをオープンされました。
今年、フランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」に大仙市内で唯一掲載されたお店です。
エディブルフラワーを使用した料理をお店でも提供しており、お忙しいところ講師を引き受けてくださいました。

2回とも、定員いっぱいの16名が参加しました。
佐々木シェフの、「お店でも地元産の食材にこだわっているので、太田地域の取り組みを応援している。今回はエディブルフラワーを単なる飾りではなく、食材として魅力を伝えたい」というお話から、料理教室がスタートしました。

今回作るメニューは、
🌼秋サケとジャガイモのフリッタータ お花とハーブのサラダ添え
🌼冷製フェデリーニ シラスとお花のシチリア風
🌼豚肉のスカロッピーナ お花のバターソース
🌼柿とリコッタクリーム 3種の香りと苦味で
以上のお花づくしの4品です。

佐々木シェフは、普段お店で行っている仕込みのやり方などを交えながら、丁寧に作り方を説明してくださいました。
シェフが鮮やかな手際でポイントを説明するたびに、参加者からは歓声があがります。
メモをとりながらシェフの説明に聞き入る参加者の表情は、真剣そのものです。
「これはどこで売ってますか?」「これは他の料理にも使えますか?」など、質問も飛び出しました。

冷製フェデリーニ(パスタの一種)は参加者それぞれが実際に調理しました。
普段あまり好んで使われることのない、花の「ガク」の部分もその苦味を活かして味のアクセントに使います。
盛り付けはそれぞれ好きな色の花を使い、思い思いに仕上げました。

そして最後は、参加者全員で今回作った料理を味わいます。
おおたコミュニティプラザの和室が、まるで高級レストランのような雰囲気に。
自分たちで作った本格的なおいしいイタリアンを満喫しました。

当日書いていただいたアンケートによると、
🌷ジュエーメでランチをいただいたことはありましたが、こうしてシェフの手さばきを身近で拝見でき、とてもうれしかったです。
🌷見た目もおしゃれで、家族に作ってあげたいと思いました。
🌷エディブルフラワーは目で見てキレイなだけでなく、食材として存在感があり、新しい発見でした。
🌷はじめての料理教室でしたが、とても楽しくて勉強になり、友達もできました。
など、大満足な声をたくさん聞くことができました!

太田地域の取り組みにご協力くださった佐々木シェフ、そして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!これを機に、少しでもエディブルフラワーを身近な食材として活用していっていただきたいと思います。
これからも、エディブルフラワーなど「花」に関連した地域活性化事業を行っていきたいと考えておりますので、ぜひ今後もご期待ください!

※料理教室の様子は大仙市公式YouTubeチャンネルでも見ることができます。ぜひご覧ください!