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ドンパン娘H29活動記録〜第3弾〜

ドンパン祭りを彩る踊り子『ドンパン娘』。

娘たちの活動記録第3弾です。

■『私立恵比寿中学 秋田分校』

11月11日(秋田県民会館大ホール)

なんと!あの人気アイドルグループ「私立恵比寿中学(エビ中)」のコンサートに出演しました!

エビ中さんからの突然のオファー、びっくり(@_@)しました。人気アイドルと同じステージに。。。娘たち、大喜びーーー!!!

iti今回のオファーはドンパン踊りだけではなく、エビ中さんの曲で一緒にコラボ。娘たち、オリジナルの振り付けをつくり、2ヶ月間ずっーーーと練習しました♪♪

ほんとうにがんばったんですよ☆

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そしていよいよコンサートがはじまりました。

会場は超満員。ものすごいファンの歓声!(ノ゜○゜)ノオオオオオオオオオォォォォォォォーーーーー!

sansanエビ中メンバーからの「新入生のかわいいみんな、出ておいで〜」の掛け声でドンパン娘登場です。

yonyon最初にエビ中のみなさんのドンパン節にあわせてドンパン踊り。その後・・・突然ステージ暗転!いよいよコラボ曲『大漁恵比寿節Withドンパン娘』。娘たち、完璧に踊りきりました!

go終了後、エビ中メンバーからのインタビュー。

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おもいっきり楽しんで、エビ中が大好きになった娘たちでした。

nananaこのコンサート出演の詳細や映像が

・ドンパン祭りオフィシャルサイト(http:donpan.hana.or.jp/)または

・ドンパン娘インスタグラム(@donpan_festival)でご覧になれます。

 

 

■『民俗芸能フェスティバル』

11月12日(仙北ふれあい文化センター)

こちらも出演したかった舞台。何回も練習を重ねて、リハーサルも行い準備万端!

ドンパン娘、オープニング出演でした。

hatiエビ中コンサートの翌日ということで、疲れもありましが、楽しかったドンパン祭りをふれあい文化センターの会場で再現!観客のみなさんと一緒に「踊りの輪」をつくりました。

kyu観客を魅了した娘たちの舞姿をご覧ください。

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今年のドンパン娘、11のお祭りやイベントに出演させていただきました。

今後もドンパン踊りを通して、お祭りの良さ、ふるさとの良さを伝える活動を行ってまいります。

応援よろしくお願いします。

 

 

来年の目標はなんですか

今年も残すところあとわずか。

積雪がほとんどなかった昨年とはうって変わって、今年は11月16日の初雪に始まり、12月半ばから降り続けた雪は根雪となりました。
太田地域の積雪深は28日の朝時点で56センチを観測しています。

特にこの年末26日から27日にかけては、日本列島に爆弾低気圧が停滞し、ここ太田地域も暴風雪に見舞われました。

外でひっきりなしに吹く風雪にも関わらず、26日と27日の2日間は太田文化プラザで「太田キッズまなびぃ」が開催され、既に冬休みに入っている小学生の皆さんが元気に自学自習に取り組む姿がありました。 DSC_2905 まなびぃ最終日の27日の参加者は70名。
来年は戌年ということで、来年の年男年女である「戌年生まれ」の皆さんに来年の目標を聞いてみました。

・東小学校6年 加藤羽琉さん
「(スポ少のサッカーで)来年は試合中シュート決めなくてもいいので、アシストを頑張っていきたい」

・東小学校5年 高階  冴さん
「学年目標の『(時間ごとの)気持ちの切替え』があまりできなかった気がする。来年は6年生になる年なので、クラス全体で目標達成できるよう頑張りたい」

・東小学校5年 小松拓翔さん
「(スポ少のドッジボールでは)相手を狙うコースをしっかりして、アウトを一杯とれるようになりたい。そして、選手権で優勝して、全国へ行くことを目標に頑張りたい」

・北小学校5年 近藤千洋さん
「来年はもうちょっと勉強を頑張って、得意な科目をもっと伸ばしていけるよう努力したい」

・南小学校5年 伊藤杏李さん
「(スポ少のバスケットボールでは)今年の練習や試合では、まだまだ声が出せていなかった気がする。来年はもっと積極的に声を出して、全県大会出場を目標に頑張りたい」

DSC_2908ネットで検索してみると、戌年生まれは一般的に
『正義・忠誠に熱い』『人に優しく謙虚である』『真面目で協調性がある』
と言われているようです。

なるほど、皆さんの目標を聞いていると、
「大きな飛躍よりも、こつこつと努力して何かを成し遂げていきたい」
「クラスやチームの一人として、しっかりと役割をこなしていきたい」
といった、戌年生まれならでは(?)の潜在的な意識があるような気がします。
DSC_2901中には、質問に元気よく「目標?ん~、ありません!」と答えた皆さんも、
本当はあるのに戌年ならではの謙虚さが出て遠慮してしまったのかもしれません。

皆さんが目標を無事に達成され、飛躍の年になることを願っています。
さて、今年1年も太田地域のブログを応援下さった皆々様、本当にありがとうございました。
来年も太田地域のホットな話題、人物、スポット等を紹介していけたらと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。
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太田中学校吹奏楽部、全国銀賞おめでとう!!

12月16日(土)、「第45回マーチングバンド全国大会」中学生の部(小編成)に出場した太田中学校吹奏楽部。

結果は堂々の銀賞!
金賞には届かなかったものの、秋田県代表、そして東北代表のチームとして、精一杯頑張ってきました。

全国大会まで一週間を切った12月10日(日)、太田中学校体育館で、日頃から応援してくれている地域の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、壮行演奏会を開催。
太田地域もまた、本番の応援に向けて一つになることができました。
2017年の最後に、熱い話題を本当にありがとうございました!

1DSC_2678壮行演奏会の様子

 

全国大会出場を最後に3年生は引退となります。
この度はお忙しい中、吹奏楽部を代表して、部長さんと2人の副部長さんに、全国大会に出場してみての感想と、吹奏楽・マーチングにかける想いなどを聞いてくることができました。

インタビューにお答えいただいたのは、こちらの3人。
部 長 伊藤奏海(かなみ)さん
副部長 髙橋月乃(つきの)さん
副部長 清水川光春(みつはる)さん
DSC_2862最近の中学生と、あまりこうしてトークすることが無い私・・・
少し緊張しながらインタビューに向かった私でしたが、ハキハキと自分の言葉で想いを語る3人の態度に、『今どきの中学生はこんなに立派なのか・・・!』と驚かされてばかりの1時間となりました。

まずは部長の奏海さんに質問。
――全国大会を終えてみての心境はいかがですか?

奏海さん「演奏が終了した直後は『楽しかった』という気持ちと『これで終わりなのか』と残念な気持ちが強かったです。少し時間が経った今、冷静になってあの時の演奏のことを考えてみると、いろいろと課題はあったような気がするけれど、これまでの歩みの集大成を全国の舞台で見せられたことは最高の思い出になったと思います。」

本番後のみんなの笑顔がすごく印象的だったと振り返る奏海さん。
小さなミスも含めて、自分たちにできる精一杯を見せられたとのこと。

続いて、月乃さんに質問。
――実際会場に立ってみて、雰囲気はいかがでしたか。
月乃さん「普段私たちが練習していた体育館や、今まで大会で使った会場と比べて、会場のさいたまスーパーアリーナは天井もフロアも段違いの大きさでした。特に天井が高く、せり出した観客席はフロアを全方向から囲んでいて360度見られているという、今までの会場とは全く違う感覚でした。最初は緊張して、指揮をする先生を見なければいけないのに、観客の数に圧倒されてキョロキョロと視線が定まらない自分がいました。」

そして、そんな大観衆の中、演奏を始めたときの気持ちを光晴さんはこう振り返ります。

光晴さん「『いつ始まるのかな』というどこかおぼつかない気持ちの中、演奏が始まるのを待っていました。普段練習していた環境と違い緊張していたこともあって、演奏の始め、入り方が分からなくなり、少し気持ちが遅れてしまいましたが、次第に緊張がほぐれ演奏に体がついてきました。途中からは普段どおりの演奏をすることができたので、毎日練習を重ねたお蔭だなと思いました。」

最大で約37,000人もの観客を収容できると言われているさいたまスーパーアリーナ。
全国から集まった観客の視線が自分たちに一斉に注がれることを思うと・・・なんだか聞いているこちらが萎縮してしまいそうです。
今までないくらいのプレッシャーのもと演奏をやりきることができたのは、日々打ち込んだ練習の成果にほかなりません。

3年生はこの大会を最後に引退となります。
「全国大会が最高の思い出になった」と語る裏側には、チームで乗り越えてきた数々の壁があったことでしょう。

――今までの練習で大変だったことを教えてください。

奏海さん「部員にはいろんな人がいて、考え方や意見がそれぞれ違ったので、一つの演奏を仕上げていくとき、一人一人が『こうしたい』という意見を集約するのが大変でした。でも、確かに大変だったけれど、それを『楽しい』と感じながら皆でやってくることができました。だから全国に行けるチームになったのだと思っています。」

月乃さん「今のメンバーは男女比が半々くらい。吹奏楽を始めたスタートラインも違い、バンドに対する気持ちの温度差や、意識の持ち方が人それぞれだったので、大会の度に悩むこともありました。あと、個人的には自分のパートが手いっぱいになり、後輩からの相談にうまくのってあげられず悩んだこともありました。助けてくれる周りのメンバーがいたからここまでやってくることができたと思います。」

光晴さん「メンバーへの指導が難しかったです。マーチングでは、動きながらの演奏のため、ドリルシートという譜面に代わるものを暗記して演奏するのですが、間違って覚えている人がいると次第にそれが大きな誤差になり、全体の動きや完成度にも影響してきます。動きが違うメンバーがいた時など、うまくそれを伝えるのが難しくて、自分の指導がその人にも、チームのためにも逆効果になったりしないか、気を遣いながら練習したことが印象に残っています。」

息の合った緻密なチームプレイが要求されるマーチングの世界。
太田中吹奏楽部25名が出場した小編成の部は、人数が少ない分、大編成に比べ一人一人の存在が際立つ部門です。
3人の話から、メンバー同士が意見を摺合せ、困った時は助け合い、技術を高め合いながら良いパフォーマンスを目指してきた活動の軌跡を垣間見ることができました。

1510103390372東北大会の様子

 

そんな皆さんにとって、大きな存在となっているであろう吹奏楽部。
―― 今のあなたにとって、吹奏楽・マーチングとは何ですか?

奏海さん「自分を表現できるもの、です。私は小さいころ、あまり人と話すのが得意ではありませんでしたが、小学校、中学校と続けてきた吹奏楽は、私に、集団の中で自分の考えや気持ちを表すことの大切さやその難しさを教えてくれました。また、今までいろんな楽器を吹いてきましたが、どの楽器の音も吹いているときの自分の気分と重なることにも気づきました。そういう意味でも、まさに表現手段の一つだと思っています。」

月乃さん「自分らしくいられるもの、だと思います。小学校から吹奏楽を始めて、中学校でサックスに出会いました。自分は大好きな音楽で、全国大会出場という素晴らしい思い出と、一つの目標を大勢で成し遂げたことで今までにない感動を味わうことができました。みんなで演奏するなかで、自分らしくいられる、それが自分にとっての吹奏楽・マーチングだと思っています。」

光晴さん「みんなで努力する大切さを教えてくれるもの、だと思います。自分は他の2人と違い、中学校に入るまでマーチングというものを知りませんでしたが、一つのバンドとして、良い音を出そう、多くの人を楽しませようと目標に向かって活動した吹奏楽部は、自分にとって協調性を養う場だったと思います。」

3年間の部活動を通じて、技術的な面だけではなく、自分の人生にとっても大切な何かを得たと確信する3人。
そして、得たことをこれからの人生に活かして行きたいと語る姿に、他の3年生もきっと同じような心境なのだろうなと、頼もしく思いながら聞いていました。

CIMG1532全国大会会場にて(演奏終了後)

 

3年生が抜けて2年生にバトンタッチし、新しい太田中学校吹奏楽部が始動したばかり。
インタビューの裏側では、後輩たちが次の大会に向けて練習に励んでいるところでした。

最後、「高校でも吹奏楽を続けたいですか?」という質問に「はい」と大きくうなずいた3人。
その横から、顧問の奈良先生はすかさず「まずは志望校に行けるように頑張らないとね」と一言・・・3人はちょっぴり苦笑い。

そう、3年生の皆さんにはこれから高校受験が待ちかまえています。
でもきっと皆さんなら吹奏楽を通して培った忍耐力、精神力で受験シーズンも乗り越えられるはずです。

来年の春も、いい話を聞かせてくださいね!!

大台スキー場 OPEN!!

こちらは今日の大台スキー場。
12月18日からスタッフ総出で進められた準備作業によって、雪を蓄えたゲレンデはすっかり見慣れたスキー場へと姿を変えていました。
現時点での積雪量は約50~60センチほど。
下のファミリーゲレンデは既に滑走可能な状態で、予定どおり12月23日(土)から営業を開始します。

今日22日は、営業開始に先立ち、スキー場開きのセレモニーが行われ、関係者や報道陣など合わせて約30名が参加しました。

ここ数年、充分な積雪が得られず、12月中の営業ができない年が続いていた大台スキー場。
今年は約2年ぶりにスキー場開きと同時オープンが叶うのだそうで、スタッフ一同、安堵の面持ちでセレモニーに臨んでいました。

まず、シーズン中の安全祈願のため神事がとり行われます。1IMG_80601DSC_2876オープニングセレモニーでは関係者によるテープカットの後、スタッフによる初滑走が行われました。
1DSC_2884 DSC_28881DSC_2895掲げたトーチの煙をなびかせながら、列を作ってゆっくりと滑り降りるパフォーマンスを見せたスタッフの皆さん。
今シーズンも利用者にとっての安全を第一に、楽しく快適なスキー場運営を目指していくことを確認し合っていました。

ロッジの厨房も稼働を始め、今日は参加した全員に、大台の十割そばが振る舞われました。
1DSC_2869 1DSC_2898
スキー場では今季も、ロッジや中里温泉で利用可能な・・・
①リフト1日券・4時間券を持参すると中里温泉の入浴無料!
②平日リフト1日券・ナイター券を購入で、ロッジのラーメンが半額に!!
③4時間券を購入し、ロッジで500円以上の食事をするとリフトの乗車時間を1時間延長!!!
などの特典を用意して皆様のお越しをお待ちしているそうです。

今年度で37回目のシーズンを迎える大台スキー場は、昭和56年の開業以来、長年にわたり地域内外からのスキーヤーやスノーボーダーにとっての憩いの場、また技術研鑽の場として親しまれています。
中には、ここから全国・世界の舞台へと羽ばたいた選手も数多くおり、かつてジュニアレーシングで活躍し、世界大会への出場経験のある金子未里選手(大曲地域四ツ屋出身)もその一人。
そして今、太田中学校3年の髙橋凛湖さんも、全日本ジュニアユース管理指定選手として同じく世界へと羽ばたこうとしています。

地元スキー連盟は、スキー競技の普及の指導という観点から、ここをホームゲレンデとして全国や世界で通用する選手の育成にも力を入れていきたいとしています。

太田地域の住宅地から約10分、「いちばんちかくのスノーリゾート」として、初心者から上級者まで、多くの人に愛される「大台スキー場」明日から営業スタートですよ〜!
皆さまのお越しをお待ちしています!!

サンタが園にやってきた

12月22日、おおたわんぱくランド「のびのび園」(千葉敦子園長・園児104名)に一足早くサンタさんがやってきました。
聞くところによると、22日は優しくてちょっとせっかちなサンタさんが、あちこちの保育園・幼稚園にもプレゼントをもって訪れたようですが・・・
太田の「のびのび園」にやってきたのは、太田秋田ライオンズクラブ出身のサンタさん。白い髭の本物のサンタさんがお友達のサンタさん2人を連れて、なんと3人もサンタさんが来てくれました。太田秋田ライオンズクラブでは、園との世代間交流として餅つきを行ってきましたが、昨年からサンタさんに扮して園との交流を図っているとのこと。

「のびのび園」では、クリスマス会を楽しんでサンタさんが来るのを待っています。みんなでおそろいの三角帽子をかぶり、きらきら星の演奏やジングルベルの踊りでクリスマス気分を盛り上げ、サンタさんを待ちわびます。IMG_0844IMG_0850

♪シャンシャンシャン~と鈴の音がすると、「きた?」「サンタさんじゃない?」みんなで声を揃えて「サンタさ~ん!」IMG_0862IMG_0869

キャーキャーとかわいらしい歓声。大歓迎のなか、3人のサンタさんが登場しました。IMG_0876

せっかくサンタさんに会えたので、まずは質問タイムがありました。
Q.サンタさんの好きなスイーツは何ですか?
A.フルーツが大好きです。リンゴとみかんが好きです。

Q.サンタさんはどこから来たんですか?
A.フィンランドからです。

Q.プレゼントはどこで作るんですか?
A.サンタクロースの工場でサンタみんなで作ります。

Q.どうしてそりに乗ってくるんですか?
A.雪のうえでよく滑るからです。

Q.春と夏は何をしているんですか?
A.そりの手入れをしています。

Q.どうしてトナカイの鼻は赤いのですか?
A.今日はトナカイは大森山動物園で休んでいて、連れてきませんでした。鼻が赤いのは、行先を照らして道に迷わないようにするためです。

さすが、太田秋田ライオンズクラブ出身のサンタさん、豊富な知識と優しさがあふれる答えに大人も思わず納得でした。

質問タイムが終わると、お待ちかねのプレゼントタイム。一人ひとりサンタさんから手渡しでプレゼントをもらいます。なんと、一人に2個ずつも!みんな嬉しそうに受け取ります。IMG_0889IMG_0911「ありがとうございます!」と一人ひとりお礼の挨拶も立派でした。IMG_0929

IMG_0916記念撮影をすると、サンタさんは他の子どもにプレゼントを配るため、帰らなければならないそうです。お別れも賑やかなお見送りとなりました。IMG_0941年長さんの女の子に「サンタさん来て楽しいね」と声をかけると、「前、鬼が来た時はとっても怖かったけど、今日は優しいおじいさんサンタさんだから、怖くない」とお話ししてくれ、隣の女の子は「私のおじいちゃんなんだ」と一言。う~ん・・・なかなかサンタさんもやりづらい時代になってきたと思いながら、優しさあふれるライオンズクラブの皆さんの活動に大きな拍手を贈りました。

太田秋田ライオンズクラブ出身のサンタさん、おつかれさまでした。本番のクリスマスは、家族でゆっくり過ごしてくださいね☆

ドンパン娘H29活動記録〜第2弾〜

ドンパン祭りを彩る踊り子『ドンパン娘』。
娘たちの活動記録第2弾です。

■『第33回 ドンパン祭り』

8月16日(大仙市中仙 ドンパン広場)

いよいよ娘たちの晴れ舞台、ドンパン祭りです。この日のために何回も何回も練習してきました。

天候は「晴れ」!

大勢の「お客さん」!

舞台は整いました!

日中はオフィシャルブースでたくさんの方とふれあいました。

記念撮影をしたり・・・

iti(2)チラシをくばってお祭りをPRしたり・・・

ni(2)7月の大雨災害への募金活動もしました。

san(1)yon(1)

 

 

日が暮れはじめ、いよいよステージへ・・・

新しい娘たち、緊張の瞬間です☆〃〃

go(3)はじめはドンパン節の元唄「円満造甚句(えまぞうじんく)」。

roku(1)次は「ドンパン踊り」。

娘たちの可憐な舞姿をご覧ください。

nana(2)

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kyuuラストはやっぱり!これ!

会場が一体となったロックドンパン!!!!!

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お祭りに合わせてフォトコンテストも開催しました。

たくさんの応募をいただきました。ありがとうございます♪♪

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■『秋田トヨタ大曲店オープニングイベント』

9月17日(大仙市大曲)

新娘たちもドンパン祭りを経験し、立派なドンパン娘になりました。

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■『全国ジャンボうさぎフェスティバル』

10月15日(大仙市中仙 ドンパン広場)

絶好の秋晴れの中、みごとに踊ってくれました〜〜〜。

juusanそして、やりたくてやりたくて仕方なかった「ふうせんプレゼント」(^^)

イロトリドリのふうせんに囲まれてー

その後・・・

コドモタチに囲まれてー

juuyon

 

次回第3弾は・・・いよいよ娘たち、さらに飛躍します!!!

 

太田地域で年末警戒と飲酒運転追放巡回パトロールを実施しました!

12月19日(火)に毎年恒例の年末警戒と飲酒運転追放巡回パトロールを実施しました。これは、12月が飲酒運転追放月間であること、また12月11日から20日まで年末の交通安全運動期間であるため、この時期に実施しております。 DSC_2861-1当日は、防犯協会太田支部、太田地区交通指導隊員、太田地区防犯指導隊員、太田駐在所長、太田支所防犯担当の計8名が太田支所に集合し、出発式を行いました。

その後、2班に分かれて太田地域の飲食店や酒屋、コンビニエンスストア、事業所を訪問し、飲酒運転根絶を呼びかけながら、啓発グッズとポスターを配付しました。

アポ無しで訪問しているので、制服姿で驚かせることのないよう太田支所の防犯担当が「年末恒例の防犯巡回です~」と言いながらお店にお邪魔します。お店の方から「店のほうでも、お客さんに飲んだら乗っちゃダメだよ~と声かけします」「冬道で危ないからゆっくり走るよう話してる」「ポスター毎年貼ってるよ」と皆様快くポスターと啓発グッズを受け取ってくれました。

DSC_1997DSC_1999

DSC_2001DSC_2003年末年始は飲酒の機会が増えますが、地域全体で飲酒運転の根絶を目指していきたいです!

巡回活動に参加された皆様、吹雪の中本当にありがとうございました。

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ファンタスティック…!〈神宮寺駅からすぐのロマンティック・スポット!?〉

12月もいよいよ下旬となりました。
年の瀬の忙しさに追われる中降る雪は、神岡では例年の年末よりもいささか量が多いように思えます。
もうすぐやってくるクリスマス…ケーキやチキンだけじゃなく、冬のロマンティックを求めてお出かけする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしあまりの雪の多さに、「遠出は難しいなあ」という声も。

そこで朗報です!
じゃ~ん!

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「え?どこ?」とご覧になった方に驚かれました。
これ、もちろん神岡です。神宮寺の駅向(駅舎から線路を挟んで反対側)地区でございます。

少し明るめの時間ですと、こんな感じです。

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このイルミネーションは、駅向町内会の熟年会(相馬会長)がボランティアで行ってくださっているそうで…
今回は来年平成30年1月7日(日)まで、16時30分~21時30分の間、毎日観ることができます。

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ちまたで話題の「インスタ映え」なる写真も撮れそうな、幻想的な雰囲気が醸しだされています。
銀世界に灯る日常の燈(あかり)と、イルミネーションの灯(あかり)。
ファンタスティックなコラボレーションをぜひ皆さまもご覧ください☆

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味噌のパワーを伝える!『味噌汁プロジェクト』

テレビやネットで『発酵』食品、『発酵』製品についてよく聞くようになりました。
とりわけ秋田県は秋田美人を例に挙げ、お酒や麹などで『発酵』文化が注目されることが多い気がします。
今注目を集める『発酵』文化、太田にも紹介したい活動があります。
「太田一杯の味噌汁プロジェクト」(田口名緒代表・会員10名)の活動です。
味噌汁プロジェクトでは、大農太田分校のGLクラブ(グリーンライフクラブ・農業体験をするクラブです)と一緒に大豆を育てたり、おおたわんぱくランドで味噌の仕込み体験をしたり、イベント会場で味噌汁販売をしたりという活動をしています。
活動の中で、①食べることは生きること、食に向き合ってもらいたい②味噌も味噌汁の具になる野菜もこの町で作られている、地域とつながって欲しい③暮らしの中の「手間」を楽しみ、生きる力を育んでほしい、それらを伝えていきたいと頑張っています。

この度、この「太田一杯の味噌汁プロジェクト」の主催により、大農太田分校で味噌汁にスポットをあてたドキュメンタリー映画の上映会が開催されました。

分校生・保護者・地域住民など50名ほどが集まり、『その後のはなちゃんの味噌汁』(20分)、『いただきます、みそをつくるこどもたち』(75分)の2本立ての上映を楽しみました。
「映像を通じて生徒たちに『食べる』ことを再認識してもらおうという想いで開催した」と田口代表。
映像は「食べることが命を作る」をテーマに、福岡県のある保育園で実践されている取り組みに注目した、食育に寄り添ったドキュメンタリー作品。
子ども達の表情が生き生きと描かれ、とりまく大人たちの優しさが溢れる映像に、訪れた保護者の中には涙ぐむ方もいたようです。
1DSC_2832生き生きと健やかに生活を送る園児たちの様子や、さらに食育を通じて、園児の家庭でも食生活の見直しに繋がりアレルギーを持つ園児が症状改善につながったという保護者の声は、自身の食生活を見直すことだけではなく、「食の大切さ」を次世代へ継承していくことの大切さを考えさせるものでした。

そして、何よりも味噌のパワーについて知ることができました。映像の中で、大学教授や医師の考察・研究結果が紹介され「味噌は世界で最もガン予防に効果のある食べ物」であることが最近の研究で判明したとのこと。
ガンを予防する食べ物のベスト3のうち、1位が味噌そして3位に納豆がランクインしていました。『発酵』食品のパワーに驚きです。また日本人は「3000年前からベジタリアン」だったという言葉も印象的でした。
この言葉から、日本人にとって野菜中心の和食が大切だということに気づかされました。

今回の上映会から、日頃から野菜や穀類を育ててきた太田分校生の皆さんに和食の大切さだけではなく、自分たちで食材から食べ物を作ること、食と農業のつながりを再確認した人も多いはずです。
上映会終了後には味噌汁の試食もあり、「おいしい!」という感想に混じって「この味噌の豆は『ほのか』だっけか?」と作り手としての自覚ある言葉が聞こえてきたり。
味噌汁プロジェクトの活動がしっかりと高校生たちに染み渡っている気がしました。
1DSC_2839 furumai『発酵』文化の継承と言えば大げさかもしれませんが、自分で作り手間をかけ、自分の口に入れ元気な体を手に入れ、また自分で作りと繰り返していけば、良いものは残り文化として受け継がれていくと思います。
seitotachi1DSC_2837
太田地域は、枝豆の産地としても出荷額秋田県ナンバー1の実績を誇ります。
この地域で農業に携わるかもしれない高校生たちに、そしてこの地域で近い将来親として子どもを育てていくであろう高校生たちにとって、この味噌づくりこそ受け継いでいってもらいたいと感じました。

田口さん、貴重な機会をありがとうございました。
味噌のパワーと可能性をたっぷりと知ることができたひとときでした。

これを機会にわが家でも実践します!
「味噌のパワーを信じて、毎日味噌汁!野菜たっぷりで♪」

刈和野駅大綱展示場、イルミネーション点灯開始!

みなさん、こんにちは! 西仙北地域の広報担当です。

12月18日(月)、刈和野駅大綱展示場でイルミネーション点灯式が行われました。

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P1460199点灯式には、西仙あおぞらこども園にじ組の園児ら24人が参加しました。

P1460201地域活動の一つとして毎年イルミネーションが行われていると、刈和野駅関連施設者管理運営組合の方からの説明がありました。

P1460204イルミネーション点灯までのカウントダウン開始です!

さーん、にーい、いーち、、、

P1460208点灯しました!

P1460209この大綱展示場のイルミネーションは市の地域振興事業費(地域枠予算)を活用しています。 市民と行政との協働によるまちづくりを推進し、地域の活性化を図るための予算です。

P1460211P1460221点灯式後、少し早めのクリスマスプレゼントが渡され、子どもたちは大変喜んでました。

P1460214集合写真をパシャリ☆

P1460228点灯式中、周りがまだ明るいため、はっきりわからなかったのですが、暗くなるとイルミネーションが更に綺麗に感じました。

毎年2月10日に「刈和野の大綱引き」が開催されます。刈和野駅には祭りのメインである大綱が展示されていて、イルミネーションもこの大綱をイメージして設置されています。赤・青・緑色のライトが大綱を連想させるかのように並列していて、青色のライトが上から下へ彩られています。今年は、昨年までになかった星型のイルミネーションも新たに加わりました☆★

刈和野駅大綱展示場のイルミネーションは、2月10日(土)の「刈和野の大綱引き」まで、毎日16時から0時まで点灯されます。 お近くにお越しの際は、是非いらしてください♪

 

 

ドンパン娘H29活動記録〜第1弾〜

ドンパン祭りを彩る踊り子『ドンパン娘』。

今年もいろんなお祭りやイベントに出演して、ドンパン節や中仙地域、大仙市をPRしました。出演の様子をご紹介いたします♪

iti(1)■国際花火シンポジウム開催記念『花びまつり』

4月8日、9日(仙台市 東北電力グリーンプラザ)

「角館おやま囃子」さんと一緒ということで緊張もありましたが、みなさんの温かい声援のおかげで会場は大盛り上がりでした。

ni(1)しっかり「ドンパン祭り」のPRもしてきましたよ。

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■『なかせん桜まつり』

4月29日(道の駅なかせん)

あいにくのお天気でしたが、満開の桜に負けないくらいの素敵な笑顔で会場を盛り上げてくれました。

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go(1)■『八乙女YOSAKOI祭り』

7月30日(八乙女交流センター)

県内外から集まったYOSAKOIチームのみなさんと一緒に出演しました。よさこいのみなさんと一緒に踊る「ロックドンパン」最高でしたーーー(^^)

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■『新ドンパン娘 誕生』

今年もドンパン娘を公募しました。ポスターのモデルはドンパン娘「あやこさん」すごくキレイですね☆キラッ

hatiそして6月!新しいドンパン娘が誕生しました。今年は仙北市、秋田市、五城目町からも応募をいただきました。ありがとう〜♪♪

ドンパン娘は総勢26名になりました。

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次回第2弾、いよいよ「ドンパン祭り」!!!お楽しみに!!!

 

 

 

地域で文化財を守る!

12月3日(日)第29回中仙地域文化財(水神社)防火訓練が行われました。

水神社の氏子、豊川地区自主防災組織の代表者、豊川地区の住民、消防団員等54名が参加し、はじめに大仙市消防団中仙支団の冨岡支団長の合図により防火訓練が開始されました。

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訓練用の煙幕がもくもくと焚かれる中、国宝(レプリカ)はしっかりと運び出され、豊川小学校の児童による水消火器での初期消火訓練が行われました。初期消火の大切さを学習するとともに、周囲への火事ぶれ、火の手が大きくなったときの対処法を地域のみんなで再確認しました。

 

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その後、

「初期消火はしたものの・・・しかし!!消火器では消火できず、火の手は大きくなり・・・」と言った設定で地域の住民も加わり、バケツリレーで消火訓練も行いました。

通報により角館消防署中仙分署より消防車が到着し、駆け付けた大仙市消防団中仙支団豊川分団とともに消火訓練を行い、やっと鎮火。

訓練とは言え、本番さながら、声を出し、勇気を出しての防火訓練となりました。

 

 

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防火訓練後、近くの北観音堂部落会館にて、中仙分署の消防士による防災講話が実施され、豊川地区の自主防災組織の方々15名が聴講しました。

中でも、ロープを使っての雪下ろし時の命綱の結び方は、これから雪下ろし本番となる今、しっかりと知ってもらいたい、また参加者も知っておきたい事だと全員で結び方を実践し学びました。

最後に、今、自動販売機などにも取り付けられているAEDですが、いざと言う時「置いてある場所は知っていても使い方は知らない」ということがないよう使用方法を学び、防災訓練と防災講話、とても充実した1日となりました。

 

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この文化財防火訓練を行うことで、火災発生時の対応を地域住民で再確認することができました。同時に地域の文化財である水神社の御神体である秋田県唯一の国宝「線刻千手観音等鏡像」を地域のみんなで守っていこうという思いがしっかりつながった防火訓練となりました。

 

 

 

 

オープンに向けて大忙し 大台スキー場の様子

大台スキー場の今シーズンの営業は12月23日からの予定です。
12月15日から、来週の営業開始に向けての準備が始められています。
前日の22日には、今シーズンの安全を祈願して関係者出席による神事とテープカットが行われることとなっています。

ここ数年、12月の降雪量が減少し、オープン予定日と同時に営業できなかったシーズンが続いています。
12月15日現在の積雪量は、下のリフト乗り場周辺で40cm、頂上の方では50~60cmくらいとのことで、例年よりも多い積雪量にスキー場関係者は「当初予定どおり営業開始できるのでは・・・」と期待を口にしながら、整備を始めていました。

作業は今日から5日間にわたって、降雪の状態を見ながら行われます。

稼動している圧雪車は2台。
一台は上の方から、もう一台は下の方から、斜面の凹凸をならしながら圧雪し、ゲレンデの下地を作っていきます。
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リフト乗り場の周辺では、ポールを立てる作業と、リフトの支柱に追突防止のマットを括り付けていく作業が始まっていました。
滑走距離約1.4kmの広大なゲレンデに、スノーモビル等も駆使してこれらの作業が行われることとなりますが、一部雪の深い部分などは地道に歩いて回らなければならず、作業はスタッフ総出で進められます。
IMG_8026 IMG_8028こうした整備により、ゲレンデは徐々にスキー場へと作り替えられていきます。

今シーズンの滑走の見通しについて、スキー場スタッフの髙橋友栄さんによれば「この後の降り方にもよるけれども、この圧雪した上にもうひと降りしてくれれば、ファミリーゲレンデは予定通りオープンできるかもしれない」とのこと。
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夏の間の草刈りや巡回等、通年にわたってスキー場の管理をしてくれている倉田満法さんは「ここ何年か雪が少なくて、スタッフ一同オープンと同時に営業できるのを心待ちにしている。今シーズンもたくさんの人に来てもらい、無事故で営業できるよう願っている」と話していました。

来週の天気は、雪の予報が続くようです。
この雪が、程よいコンディションをもたらしてくれることを願っています。

第2回クリスマスパーティ開催しま〜す!

昨年から行われた南外地域のクリスマスパーティ。第2回目となる今回は更にパワーアップして、来場者がより楽しめる企画があるようです。みんなでクリスマスケーキにデコレーションしたり、ツリーに夢を書いて短冊を飾ったりしてみんなで盛り上がりましょう!

秋田で活躍中のシンガーソングライター、中川正太朗さんのライブも開催します!

飲食店にはおしゃれなカフェやラーメン、串揚げなども予定しておりますのでぜひ、ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、ご来場ください!来場者にはいいことが盛りだくさんです!

12月17日(日)は南外コミュニティセンターに集まれ〜!!

 

☆日 時 12月17日(日)正午〜夜8時

☆会 場 南外コミュニティセンター

☆入場料 無料

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一年ぶりの再会

昨年12月、「ふるさと南外の会」創立30周年を向かえ約140名が出席した日からちょうど一年。「また会おう」と約束した言葉のとおり再会を果たした仲間たち。

CIMG828312月2日、第31回「ふるさと南外の会」総会・懇親会が東京アルカディア市ヶ谷で行われました。

恒例の「ふるさとの味」である漬物やお酒などの物販コーナーでは始まる前から大賑わい。一番人気は「いぶりがっこ」で開始早々売り切れ寸前でした!

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総会では議案がすべて承認されました。今年度、役員改選であり新会長には菊地均氏が就任され新体制となりました。

CIMG8305懇親会では大仙市の佐藤芳彦副市長、市議会の佐藤芳雄議員が来賓としてあいさつされました。佐藤南外支所長は今年の7月に起きた豪雨災害について詳しく説明したあと、南外の仕事着がテレビや新聞で大きく取り上げられたことやねんりんピックで南外老人クラブ連合会が秋田の農作業を劇で再現したことなど「南外の出来事」として紹介しました。また、南外地域の佐藤仁氏が作成した7月の豪雨災害をDVDの映像で流し、当時の様子を伝えることができました。未曾有の災害を風化させないためにDVDとして記録してくれた佐藤さんには本当に感謝です。

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CIMG8331懇親会では再会を果たした仲間との話に花が咲き、カラオケ大会、ビンゴゲーム、南外小唄を歌い踊り、時間が経つのも忘れあっという間のひとときでした。

CIMG8391CIMG8379CIMG8383最後は別れを惜しみながらも「また会おう」と約束し今年の「ふるさと南外の会」を終えることができました。また来年お会いしましょう!

「ふるさと南外の会」はどなたでも参加できます。同級会を兼ねてちょっと東京へ足を伸ばしてみるのもいかがでしょうか。来年もさらに多くの方が参加してくれることを願っております。

 

 

太田中学校吹奏楽部、全国大会へ

この秋、マーチングバンド全国大会へと歩を進めた太田中学校吹奏楽部。
12月16日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される「第45回マーチングバンド全国大会」小編成の部に出場します。
出場まで一週間を切った12月10日(日)、太田中学校体育館において壮行演奏会が開かれ、地域内外から集まった約200人の観客の前で、吹奏楽部がパフォーマンスを披露しました。

太田中学校吹奏楽部は、9月下旬に美郷町のリリオスで行われた「秋田マーチングフェスティバル美郷大会」、そして10月末に宮城県利府町のグランディ21セキスイハイムスーパーアリーナで行われた東北大会を経て、見事全国大会への出場権を獲得しました。
太田中学校の全国大会への出場は、12年ぶり2回目とのことです。

この壮行演奏会は、太田中学校吹奏楽部保護者会が主催。
「部員の皆さんと一緒に、日頃応援していただいている地域の方々へ感謝を伝え、全国大会への抱負を表明する場を設けたい」という想いから開催されました。

東北代表のパフォーマンスを一目見ようと訪れた人々で、中学校と太田支所の駐車場はほぼ満車状態。
体育館内も、ステージ上と両脇に用意された客席が埋め尽くされました。

定刻になり、25名の部員の皆さんが登場。
演奏に先立ち、保護者会長の石崎さんから「太田中学校12年ぶりの全国大会出場ということで、身の引き締まる思いでいる。部員一同、地域の皆さんに感謝の気持ちを込めて演奏するので温かく見守っていただきたい」とあいさつがありました。
1DSC_2556続いて部員紹介をした後、部長の伊藤奏海さんから「私たちがこうして音楽をやっていられるのは、日頃から応援してくれる地域の皆さんがいるから。本番では悔いを残さぬよう精一杯パフォーマンスしてきたい」と感謝の言葉と、全国大会に向けての想いが伝えられました。

その後、一旦退場した部員の皆さんは、赤と黒を基調としたユニフォームに身を包み再入場。
1DSC_2581 1DSC_2680 はじめゆっくりとした曲調で始まった演奏が徐々に激しさを増し、テンポの切り換わりとともにきびきびと隊列が変化していく様子は、思わず写真を撮るのも忘れそうになるほどのかっこよさ。

この日の演奏は2回行われ、息の合ったパフォーマンスで会場を割れんばかりの拍手と歓声に包みました。1DSC_26781DSC_2692

演奏終了後、顧問の奈良教諭が「太田中学校は、大槌交流においても音楽を通じて何かできないか模索してきた。学校行事などが重なって忙しい中、部員一丸となって練習を頑張ってきたので、当日は悔いを残さないよう精一杯やってきたい」と述べ、演奏会は終了となりました。

観客の中には、高校の制服を着た太田中学校OB・OGの姿もちらほら。
後輩の雄姿を見て誇らしげな様子です。
一昨年は陸上部(駅伝部)、その前はバレーボール部と、近年全国大会出場を果たしている太田中学校。
今回は吹奏楽部が全国へ歩を進め、先輩後輩の間で、全国へ向けるバトンは絶えず繋がっているようです。1DSC_2824ちなみに、マーチングのテーマは『~To The New World~』。
「ふるさとへの想いを胸に、向かう新世界」をイメージして作り上げたのだそうです。

全国大会・・・そこはまさに部員の皆さんにとっての新世界、きっと素晴らしい貴重な瞬間になることでしょう!
良い報告を心待ちにしています。
精一杯パフォーマンスをしてきてくださいね!!

道の駅かみおかに発動発電機が寄贈されました

 11月7日(火)午後1時、道の駅かみおかに日本道路建設業協会東北支部より、発動発電機が寄贈されました。

鈴木駅長が受贈しました

鈴木駅長が受贈しました


 この事業は、道路整備促進を生業としている同協会が、少しでも道路利用者の安心感の醸成に役立ち、ついては「道の駅」が地域活性化の拠点として発展されることを願い、「道の駅」に平成20年からAEDを、さらに平成24年からは発動発電機を寄贈するものです。
寄贈された発動発電機

寄贈された発動発電機


発動発電機は、昨年まで全国86の道の駅に寄贈され、今年、東北管内では「雁の里せんなん」と「天童温泉(山形県)」と当「かみおか」の3箇所に寄贈となりました。
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今年、大仙市神岡地域では2度の洪水と震度5強の地震を経験しましたが、今後、防災拠点のひとつとして「道の駅かみおか」では停電時の電力供給に役立てて参ります。

第22回「首都圏にしせんぼく会」開催!

こんにちは。

西仙北地区の広報担当です。

11月25日(土)午前11時30分。アルカディア市ヶ谷で「首都圏にしせんぼく会」が開催されました。

「首都圏にしせんぼく会」は、首都圏に在住する西仙北地域出身の方々がふるさとを偲び、親睦を深めることを目的に毎年1回、ふるさとを語り合う会です。首都圏だけでなく、秋田から会に参加する方もいらっしゃいます。

CIMG9374今回は110名が出席し、1年ぶりの再会に楽しい一時を過ごしました。

CIMG9384小松隆明県議の挨拶です。

CIMG9388今年の水害で被災した大仙市に「首都圏にしせんぼく会」から義援金が渡されました。 嵯峨会長から老松市長へ贈呈されています。

CIMG9396CIMG9400綱ガールのDVD鑑賞では、現在の西仙北を首都圏在住の方に知ってもらおうと、PR動画を鑑賞しました。その後、おきょう役の中村恭子さんが登場し、会場を大いに盛り上げてくださいました。

CIMG9418歌手の水元亜紀さんによるステージもあり、素敵な歌声にみなさんうっとりしていました♪

CIMG9457カラオケ、ビンゴ大会も経て、無事に親睦会がお開きとなりました☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日赤の講習会in寺館

みなさん、こんにちは!

西仙北地区の広報担当です。

今回は、11月22日(水)に寺館地域ふれあいセンターで行われた日赤の講習会の模様を紹介したいと思います!

参加者は、寺館奉仕団(寺館地区・九升田地区・大巻地区)の18名です。

 

日赤の講習会といっても、実際どのようなことをするのか分からない方もいらっしゃると思います。今回の講習会では、炊き出し訓練や、救急法心肺蘇生法の講習会を地域の方向けに、日赤秋田県支部の職員がレクチャーしました。 今年は8月の集中豪雨による水害で寺館地区の方々が被災した経緯もあり、炊き出し訓練にも関心が高く、参加者も多かったようです。

CIMG5831 日赤秋田県支部の職員による挨拶です。

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非常炊き出し訓練を職員がレクチャーしています。

上の写真は、ポリ袋にお米と水を入れている様子です。

 

熱に強い特殊なポリ袋(例:中低圧ポリエチレン)を使用しています。鍋に袋のまま入れることができ、出来上がれば袋からそのまま食べられます。容器・食器・箸を不要です。袋に詰めたまま配送ができるので、携帯用としても取り扱いが便利です。

災害時は、水の供給も限られていることを想定し、少量の水でも炊ける袋なのです。
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↑ハイゼックスといわれる熱に強い特殊な袋です。

CIMG5855みなさん、真剣に取り組んでいます。

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CIMG5863袋中に空気が残らないように空気をぬきながら輪ゴム等で口を固くしばります。

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沸騰したお湯の中に入れて30分煮ます。鍋の外に出して5~10分蒸せば出来上がりです☆

 

お米を炊いている間、心肺蘇生法の講習を受けました。

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職員のレクチャーです。

人が倒れている場合、近づく前にまずは周囲の安全の確認、そして傷病者の状態を確認することが必要です。上の写真は、肩を叩いて声をかけ、意識があるか確認しています。 その後、協力者を求める・呼吸を確認する・胸骨圧迫をする・AEDを使用するなど、状況に応じて対応していく必要があるようです。

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胸骨圧迫をしています。

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実際にAEDを使って体験中です。電極パッドを装着しています。

 

街中でよくみかけるAEDですが、正しく使える方はそんなにいないのではないでしょうか。 もし、「誰かが倒れている」そのような場に遭遇したとき、心肺蘇生・AEDができるためにも、今回のような講習会に積極的に参加することが重要だと感じます。

 

 

さて、お米が炊けたようです♪ CIMG5965参加者みなさんで試食会をしました。とても美味しいとのこと!

 

今年の7月の水害により、避難所で過ごした方がたくさんいます。避難者からは「温かいものを食べたい」や、「米が食べたい」等の声もありました。今回のような少しの水でも炊ける炊き出しが、災害時に必要なのだと感じました。

参加されたみなさん、大変お疲れ様でした☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防災訓練in西仙北庁舎

こんにちは!西仙北地域の広報担当です。

先月、西仙北庁舎では防災訓練が行われました。

そのときの模様を少し紹介したいと思います!

今回のこの訓練では、来庁者の安全確保、被害の拡大防止を迅速・的確かつ総合的に実施できるようにすることを目的としています。

 

11月10日(金)午前11時。

大仙市役所西仙北庁舎の一階男子研修室から出火したという想定で避難訓練が行われました。 119番通報訓練や館内放送による避難指示訓練や、 火災現場の確認と初期消火の模擬訓練、防火扉閉鎖・避難誘導などの訓練が行われました。 水消火器による消火訓練も何人か体験しました。

P14601743本の消火器を使用しました!

P1460163対象物を水消火器の噴出力で倒します。

P1460176P1460171P1460172何人か挑戦しましたが、うまく倒せる人と中々倒せない人もいました・・・・

P1460166離れたところからピンポイントで狙い撃ちするのが難しそうでした・・・

 

最後は、消防署西仙北分署の副分署長から訓練の講評をして頂きました。

避難誘導後、トイレなどにも声かけをして、逃げ遅れた人がいないのか確認することも大事とのこと。目に見える範囲だけではなく、死角になっているところにも逃げ遅れた人がいるかもしれない、そんな心構えも必要だと感じます。

冬到来で、ますます乾燥した時期になります。インフルエンザの流行だけでなく、火事も発生しやすいこの季節。火の元には要注意です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この1年間も健康に過ごせますように・・・」病焼きをプレゼント

秋田県南部では、12月8日を病焼き(やまいやき)の日として、各地で病を払う行事が行われています。
ここ太田地域周辺では「悪しきもの(病)を流す」意味合いで、焼き餅(おやき)を真っ黒になるまで焼き川に流すという習わしがありました。
これが現在では、12月8日は焼き餅を食べ、一年間の無病息災を祈る日として定着しつつあります。

この「病焼きの日」に因んで、12月8日、食生活改善推進協議会太田支部の皆さん(ヘルスメイト)が、食育事業の一環として、太田地域の配食サービス利用者とおおた児童クラブの皆さんに、手作りのおやきをプレゼントしました。

今回はもち粉を6升使い、作るおやきは約300個。
300個作るとなると作業もなかなか大変で、下準備は前日の午後から始まりました。
作業を行うのはおおたコミュニティプラザの調理室。

まずは生地づくり。
餅粉にぬるま湯を加え、感触を確かめながら耳たぶくらいの固さになるまでこね上げて行く作業。
餅粉が大きな塊になっていくにつれ、こねるのに力が必要になります。
中に入れるこしあんは一つ一つ分量を量り丸め、トレーに並べて下準備終了です。
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そして当日は、一晩置いた生地で丸めた餡を包み、ホットプレートで両面を焼きあげていくところから作業を行います。
おやきの焼き上がる甘い香りで満たされた調理室で、
「うぢの母親も、こんた風に作ってらもんだった~」
「おらの家も、焼いた餅を西の方さ上げで拝んだもんだったなや」
と、口々におやきの思い出話を語りながらにぎやかに作業が進められます。
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一回目が焼き上がった時点で、一旦作業を止めます。
焼き始め、生地がくっつき少し歪に焼き上がったものを西側の棚に掲げ、「病焼」の風習に倣って全員で手を合わせた後・・・みんなで試食。
出来上がりの美味しさを確認しました。playeat

この後焼き続けること3時間。
焼き上がったおやきは、粗熱を取った後、一つ一つ丁寧に包装し
メッセージを添えて、プレゼント用の袋に詰めていきます。competedoyaki

こうして出来上がったものはまず、配食サービスを実施している社会福祉協議会へ届けられました。
現在、配食サービスを利用しているのは70代~80代の方が多いのだそうです。
昔懐かしい手作りの病焼きが添えられた今夜のお弁当は、今日の利用者にとって少し特別な夜ご飯になったのではないでしょうか。1DSC_2523
続いて向かったのはおおた児童クラブ。
ここではおやきを配る前に、交流を兼ねて、子ども達と野菜を使った「食育ゲーム」を行いました。
そして、小松会長が「病焼き」行事について説明した後、おやきをプレゼント。
まだ少し温みのあるおやきをもらって喜ぶ子ども達に、ヘルスメイトの皆さんも満足げでした。juniorclub

今よりも医療が未発達だった昔、見えぬ病は人にとって脅威そのものだったことでしょう。
そんな中、「みんなが健康に暮らせますように、病が流れて行きますように」と人々が想いを込めて作り上げてきた伝統の一つが、この「病焼き」行事です。
すぐ食べないと固くなってしまうおやきは、当時の人たちにとって特別なおやつだったに違いありません。

それに比べて、スーパーへ行けばいつでも気軽におやきが手に入り、電子レンジなどで温めればいつでも美味しくいただくことができる現代は、「病焼き」の伝統よりも、食べることがメインになってきているような気がします。

食べ物や料理の今昔を通じて、現代に生きる我々に「食」の意味や由来を考えさせるのも食育の一つ・・・おやきを大切に持ち帰る子供たちの姿にその大切さを感じたところです。

お店では買えない手作りならではの美味しさ、私も堪能させていただきました。
ヘルスメイトの皆さん、ありがとうございました!

中学生、社会福祉協議会へ椅子を寄贈!

みなさん、こんにちは。

西仙北地域の広報担当です。

12月に入り、今年も残りわずか。

今年は、夏の水害により深刻な被害を受けた方もいて、大変な年でした。

さて、西仙北中学校JRC委員会の生徒が社会福祉協議会へ椅子を寄贈するとの情報を聞き付けました。今回は、その模様をレポートします!

 

12月8日(金)、午後4時。社会福祉協議会西仙北支所に中学生2名がやってきました。

P1460178午後4時15分。贈呈式の開始です。

後期JRC委員会委員長の2年佐藤さん(左)から挨拶があり、

生徒が集めたアルミ缶の総キロ数は、113.7キログラムとのこと。

椅子は、全校生徒172名が夏休み、秋休みに回収したアルミ缶の収益金と、

学校祭のチャリティーバザー及び屋台の収益金からつくられたものです。

アルミ缶は、夏・秋休み後の各一週間、家庭で溜まっているアルミ缶を

生徒が各自学校に持ってきて集めました。

昔のアルミ缶回収は、生徒が地域の家を回って軽トラに乗せて集めた記憶が

ありますが、時代の移り変わりとともに回収方法も変わったようです。

余談ですが、昔はプルタブを切り離してリサイクルしていましたが、今は「プルタブ付き」のアルミ缶回収が主流です。確かに、リサイクル活動のためのプルタブのみの回収は見かけなくなった気がします。

 

この活動は、学校の生徒会及びJRC委員会が中心となって進められてきました。

P1460184P1460185その後、前期JRC委員長3年生の佐藤さんから、千葉朋穂支所長へ目録の贈呈

がありました。

佐藤さんは、日頃からお世話になっている地域の方々のためにアルミ缶収集での

収益金を使い、地域の活動に貢献したいとのことでした。

千葉支所長は、高齢者などの健康体操の時に椅子を使用する場面もあり、中学生

から贈呈された椅子を地域の活動に積極的に使っていきたいと、感謝の気持ちを

伝えました。

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椅子は、鮮やかなグリーンです♪

 

P1460193中学生から、千葉支所長へ椅子寄贈の瞬間をパシャリ☆

 

中学生が地域のためにと活動したことが、地域のさらなる躍進につながるのだと

思うと自然と嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先進農業と市場を学ぶ

農作物の収穫がやっとひと段落した11月末、大仙市新規就農者研修施設東部と西部の研修生が、県外で先進農業技術視察研修を実施しました。

この研修は、日頃から農業について学んでいる農業技術研修生が、農業先進地と市場視察を通じて、就農後の農業経営に活用することを目的に毎年実施しています。
参加した研修生は、東部から7名、西部から2名の合計9名。
向かった先は、岩手県にある「(有)石川園芸もりおか」、そして東京都大田区の「東京中央卸売市場」の2箇所です。

まずは「(有)石川園芸もりおか」で最新施設を活用した周年ユリ栽培を視察します。
1P1030046 1P10300591P1030063当社代表取締役の石川さんの説明のもと、研修生の皆さんは約3500坪にわたって広がる温室に通されます。
温室内には、区画ごとに生育の違うユリの花が並びます。
温室は換気効率のよいダッチライト型温室とヒートポンプを導入し、年間365日にわたり、適切な温度管理下で安定した採花を可能にしているそうです。
ハウス内の環境管理は、離れた自宅からスマートフォンで制御盤を操作でき、さらにはパソコンでハウス内をモニタリングもできるのだとか。

花卉栽培の盛んな太田地域、研修生の中にも花卉栽培での就農を視野に入れている方も多くいます。
一戸一法人という限られた労働力で大規模な栽培を行う先進農家の生の声を聞く貴重な機会に、研修生の皆さんは「定植時期や品種を変えることで周年収穫が可能になること、また作業の分散化により少人数運営が可能になることが分かった。今後の営業に役立てたい」と真剣に聞き入り、積極的に質問をしていました。

 

次に、東京都大田区にある「東京中央卸売市場」を視察しました。
東京中央卸売市場は、東京都大田区の臨海に面する約40万平方メートルもの広大な規模に青果部・水産物部・花き部の3部門を有する総合市場です。
特に青果部門の取扱規模は国内最大規模かつ東洋一とも言われ、東京の卸市場の半分以上の規模を占め、大田市場での決定価格は日本全国の市場の指標となっているのだそうです。
1P1030108研修生は農業の経営者として流通の仕組みも知っておく必要があるということで、市場への視察も毎年行われています。
1P1030136 1P1030157見学コースに沿って施設・市場内を見て回ったあと、JA全農あきた園芸畜産部東京園芸事務所長の南本竜一さん、東京荏原青果(株)取締役部長の北川信尋さんから「秋田県の青果販売状況等」と「市場の動向と市場の仕事」について説明をいただきました。
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真剣な眼差しで説明を聞く研修生の皆さん。
ちなみにこちらの北川部長、秋田県が枝豆出荷率2年連続日本一となったその立役者とされる人物です。
1P1030178講話の終わりに、北川部長から研修生に向けて「皆さんには、互いに秋田県の農業を担うパートナーとして情報共有しながら、勉強していってほしい。そしていずれは秋田の農業を背負っていく農家になってほしい」と熱い言葉でエールが送られ、その場にいた全員が視察研修に来た意義を実感する場面がありました。

この視察を経て
「作物を作ることだけでなく、売り手の気持ちや消費者への責任を大切に、より品質の高い作物を作りたいと思った」
「先進的な技術と、作業形態の工夫による運営形態の効率化について学ぶことができ将来の糧となった」
と、農業の可能性を再認識し、就農への想いをより一層強くした様子です。

市場と農家のパートナーシップ、そして情報共有の大切さを再確認した今回の視察研修。
ここで得たことを、日々の実践研修、そして将来の農業経営に大いに活かしていってもらえたらと思います。

研修生の皆さん、研修お疲れ様でした。

「食生活について考える」大人の食育教室開催

11月21日、おおたコミュニティプラザにおいて「大人の食育教室」が開催されました。
この事業は、市健康増進センター東部が主催。
昨年に引き続き2回目の開催で、今回も東部新規就農者研修施設の20~30代の研修生9名を対象に実施されました。

まずは座学から。
健康増進センター東部の管理栄養士の茂木さんを講師に、食事バランスガイドについて説明を受けながら、普段の食生活を見直します。
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30分くらい机に向かった後は、いよいよ調理室へ移動。
調理室で準備を進めてくれていた、健康増進センター東部栄養士の安達さんと、本日ご協力をいただく太田地域食生活改善推進員(ヘルスメイト)の皆さんと合流し、いよいよ実習に移ります。
食生活改善推進員とは、日頃から地域の食育に関する活動をしてくれるボランティアの皆さんです。

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調理実習と言っても、メニューが決められているわけではありません。
さきほど座学で学んだ栄養バランス等に気を遣い、用意された食材を使って自分たちで献立を考えることから始まります。
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4~5人ずつ2グループに分かれ、用意された食材と、レシピ本を参考に話し合いながら、時間内に作れそうな主菜と副菜を考えます。
ちなみにこの日の食材には、農業情報センターで研修生自ら作った野菜やリンゴの提供もありました。

一見、いちばん難しそうな献立でしたが、話し合い開始から5分くらいで
どちらのグループもスピーディーに献立を決め、食材を手に早速調理に移っていきます。
aDSC_2435 aDSC_2447 aDSC_2449
1グループは豚バラ肉と豆腐、2グループは鮭の切り身とトマトがメインなようです。
果たして、どのようなメニューがつくられるのでしょうか。

両グループとも、抜群のチームワークで手際よく作業を進める様子を、カメラ片手にただただ見守ります。
その手際の良さは、もう片方のテーブルで調理を進めていた食生活改善推進員の皆さんも驚くほどでした。

調理開始から約1時間で、両テーブルには完成した料理がずらっと並びました。
aDSC_2459 aDSC_2458~この日の献立~
・1グループ
主菜 テレビでおなじみ豚バラ白菜
副菜 ゆずるオリジナル豆腐の野菜あんかけ

・2グループ
主菜 鮭と野菜の中華炒め
副菜 トマトと白菜のイタリアン煮込み

・食生活改善推進員&栄養士グループ
主菜 野菜の卵とじ、きのこの甘酢あんかけ
副菜 温野菜サラダ

これにとどまらず、研修生の皆さんは余った食材を使い、「サツマイモのきんぴら」と「キャベツと卵のソテー」を手早く調理。
色鮮やかな食卓の完成です。

aDSC_2463農業情報センター高嶋所長より、「いただきます」のあいさつ後、にぎやかな昼食会が始まりました。
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1グループの主菜、「ゆずるオリジナル豆腐の野菜あんかけ」の考案者である竹村譲さんは、活動を振り返り「農業は体が資本だと思う。今回の講座で学んだことを日々の食生活に活かして、消費者の視点でおいしい野菜が作れるように農業を頑張っていきたい」と感想を述べていました。

高嶋所長のあいさつにもありましたが、農業に携わっている人は健康寿命が長いということが統計的にあらわれているそうです。
その理由としては、農家の皆さんが農作業で運動不足を免れていることの他に、日頃の食生活において野菜の摂取量が多くなることも関係しているようです。

野菜や穀類には、現代人に不足しがちな栄養素が多く含まれています。
現代人に蔓延する生活習慣病予防のカギは、農家の皆さんが作る野菜にかかっている・・・つまり就農者の皆さんは「食育の一端を担っている」と言っても過言ではありません。
これから農業に携わる皆さんにとって、この食育教室で学んだ食生活バランスガイドを始めとする食の知識は、貴重なものとなるのではないでしょうか。

最後に皆で記念撮影。
aDSC_2480 aDSC_2487本日ご指導いただいた健康増進センター東部分室の茂木さん、安達さん、そして太田のヘルスメイトの皆さん、ありがとうございました!