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秋田県大仙市公式ブログ

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秋田県防災学習館に行ってきました!!

太田支所市民サービス課で消防・防災担当しております佐藤史也です♪初投稿でとても緊張しています!

11月28日(月)に、大仙市太田地域自主防災組織連絡協議会の会員研修で、秋田県防災学習館に行ってきました。

大仙市太田地域は、自主防災組織結成率が100%を達成している非常に防災意識が高い地域であり、より一層の防災力向上を目的として研修を実施しました。当日は太田地域の各自主防災組織から12名が参加してくれました。

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秋田県防災学習館は秋田県消防学校に隣接しており、県民の防災に関する知識・技術・行動力を、より一層高めることを目的として、子供から大人まで幅広い世代が体験学習できる施設です。

 

それでは早速、研修の様子をお知らせします。

始めに防災シアターで係員の方から防災学習館の概要について説明を受けました。その後、津波や地震などの災害に関するDVDを視聴しました。ドラマ仕立ての緊迫した映像に、思わず見入ってしまいました。

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次に初期消火体験コーナーです。水消火器を映像に向けて放水します。放水が火にかかっていると判断されると、成功映像が表示されます。逆に失敗すると画面のストーブが燃え盛り「避難して下さい」と表示されるようです。当日は全員成功したため、失敗映像は見られませんでした。

消火器は置いたままでも使えます。また、消火器を持って前に進むときは姿勢を低くした状態で進むと安定感が増します。消火器のホースは上下に振るのではなく、左右に振るとより効果的です。DSC_0696

 

隣のブースに移動すると、地震体験コーナーがあります。こちらでは東日本大震災の横揺れ(プレート型)と阪神淡路大震災の縦揺れ(直下型)を体験することができます。プレート型はゆっくり揺れ始めますが、揺れている時間が長いです。直下型は突然大きく揺れますが、揺れている時間は短いです。

震度7は揺れが強すぎて、何かに掴まっていないと立っていられない程でした。

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最後に煙中体験コーナーです。煙が充満した真っ暗な通路を避難誘導灯だけを頼りに脱出します。通路は本当に真っ暗で何も見えません。また、曲がりくねっていたり、ダミーの扉があったりして、とても緊張感があります。

避難誘導灯は低いところに設置されていることが多いので、姿勢を低くして目線の高さを低くすることが大事です。また、ハンカチや衣類で口や鼻を覆いながら慌てず進むことが大切です。

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この他にも通報体験コーナーやタッチパネル式のQ&Aコーナーもあります。

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建物の中はとっても綺麗で明るく、快適に過ごせる空間でした。図書館のようなライブラリーや消防・防災に関する展示物もたくさんあり、バラエティーに富んだ学習館でした。

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事前に予約すると、係員の方が各種体験コーナーを案内してくれます。当日は女性の係員の方に案内していただきましたが、とても分かりやすく、またユーモアも交えて説明してくれたので、大変有意義な時間を過ごすことができました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

体験を重視した学習館。この記事を読んで興味が湧いた方は、ぜひ秋田県防災学習館を初体験してみてはいかがでしょうか♪

 

 

 

 

 

 

大仙市防災ラジオ

スタイリッシュでインテリアにもなりそうな大仙市の防災ラジオが、10月17日から発売開始されています。この防災ラジオは、一辺が12㎝の白い立方体で、スピーカ部分に花びらが型どられています。img_6629

通常時には、FMはなび、NHK-FM、FM秋田を受信できるラジオですが、非常時には、FMはなびからの緊急信号を受信し、自動的に電源が入り緊急放送に切り替わります。

LEDランプがついており、簡易照明としても使用できる防災アイテムです。

 

この防災ラジオは、70歳以上の高齢者のみの世帯などに、無償貸与されます。対象となる方には、直接通知が郵送されており、太田地域では約600世帯が無償貸与の対象となっています。11月20日からは、太田支所の市民ホールで担当者が操作方法を説明しながら配布を行っており、25日現在対象者の半分ほどが受けとりを済ませています。img_6609

 

そしてこの防災ラジオ、なんと大仙市太田産です。市の委託を受け、太田町中里の北斗通信工業株式会社で開発・製品化されたものです。住民の防災意識が高い太田地域ですが、地元の企業が防災に一役買ってくださったことも、とても誇らしいですね。

大仙市防災ラジオは販売価格14,000円(税込)です。購入金額の半分を助成する制度もあります。販売は、FMはなび、市役所総合防災課、各支所市民サービス課で行っております。一家に一台、準備されてはいかがでしょうか。

座間市民ふるさとまつりに参加しました。

平成28年11月20日(日)神奈川県座間市立中学校グランドを主会場に、快晴のもと『座間市民ふるさとまつり』は開催されました。
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オープニングのマーチングバンド、素晴らしかったです。

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味噌タンポは今年も人気でした。物販も完売しました。
お手伝い下さった座間のみなさん ありがとうございます

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今年も座間市の濱野元議員さんが物販ブースへ激励に訪れてくださいました。
懐かしい顔にみんな自然と にっこにこ!

ドンパンふるさと中仙会なべっこ会が開催されました。

平成28年11月19日(土)12時から東京都江東区夢の島バーベキュー広場において今年も『ドンパンふるさと中仙会なべっこ会』が開催されました。

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肌寒さを吹き飛ばすよう参加者全員で高らかに乾杯しました。

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なべっこ会に初めて参加してくださった皆さんです!。晴れ男(!?)晴れ女(!?)だったようで、準備中の雨はどこへやら?楽しんでくださいました。

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別れを惜しみ記念写真を撮りました。寒い中での鍋は一段と絶品でした。また来年も!と声をかけあい解散しました。

中仙・角館町日赤奉仕団交流研修会

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平成28年11月16日(水)中仙農村環境改善センターに於いて中仙と角館町日赤奉仕団の交流会が開催されました。

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奉仕団による炊き出し訓練。
黄色のベストが中仙、赤色のベストが角館町の奉仕団のみなさんです。

 

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日本赤十字秋田県支部より、稲岡一枝参事を講師にお招きして、①奉仕団の活動について、②ボランティア活動に役立つ技術について、実技も交えての講話をしていただきました。

 

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リラクゼーション・実技指導です。

 

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二人一組になり、背中と肩をさすり、「幸せホルモン」を分泌しました。

 

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炊き出し訓練での袋入りごはん(ハイゼックス)などを食べながら、和気あいあいとした昼食会でした。

 

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中仙分区 高橋トモ子分区長より、平成27年7月25日の集中豪雨・斉内川堤防決壊時の日赤活動についての発表がありました。

 

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最後は、角館音頭とドンパン節をそれぞれ踊り、災害時に連携がとれるよう皆さんで踊りの輪を作り、確認しあい研修会を閉会しました。

 

初開催 民謡「秋田おはら節」講習会

11月19日(土)、太田文化プラザを会場に初開催となる民謡「秋田おはら節」講習会が行われました。

講習会の主催は、毎年行われている民謡「秋田おはら節」全国大会で伴奏をしてくださっている「太田町民謡同好会」。誰もよりも近くで誰よりも多く「秋田おはら節」を聞き続けた皆さんが、今回の講習の開催に一役買ってくださいました。img_1316

民謡は、その土地の風俗や人々の暮らしを表現し、古くから唄い継がれた大衆文化であり、時代時代において生活に潤いと活力を与えてきました。

とりわけ「秋田おはら節」は第一級の名調として知られており、哀調を帯びた独特の節回しは、多くの民謡愛好家を魅了してきました。

この唄は、昭和初期、日本三大おはら節の一つである「津軽小原節」を唄う芸人たちが、その低音部分を見せ場にして唄ったことから始まったものと言われています。

大仙市では、太田地域出身の髙橋節子さんが、昭和62年にNNS日本民謡大賞でこの唄を唄って日本一に輝いたのを縁に、秋田おはら節を「故郷の唄」として広く市民に親しんでもらうとともに、この唄を永く継承させることを目指し、毎年「民謡「秋田おはら節」全国大会」を開催しています。

しかしながら、大会の出場者が減少傾向にあり、将来の大会開催が心配されることから、秋田おはら節の正しい普及と次世代の愛好者を育む取り組みとして、講習会を開催することとしました。

講習会当日は、30名の募集に対して51名もの方に参加していただきました。地元の愛好者だけではなく、秋田市や由利本荘市、お隣の岩手県から参加された方もいらっしゃいました。img_1319img_1324

 

講師は秋田県民謡協会理事長の王藤正蔵氏。伴奏は太田町民謡同好会の皆さん。img_1333

歌詞に込められた意味を考えながら唄うこと、ただ唄うのではなく、一つ一つの言葉に気持ちを込めて唄うこと、言葉のつながりや流れを大事にしてリズムで唄うこと、無駄なこぶしは使わないことなど、一節一節の細かな歌い方のポイントを、身振り手振りを交えて分かりやすく指導していました。img_1332

先生の指導にも熱が入ります。img_1338

来年度の「秋田おはら節」全国大会は9月2日(土)に開催予定です。

今回の講習会に参加された皆さんには、ぜひ出場いただき、講習で身に付けた技術を存分に披露していただければと思います。そして、「故郷の唄」の継承者として、「秋田おはら節」をこれからも唄い継いでいってもらえたらと思います。

大盛況だった講習会は来年も開催予定です。来年もたくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。img_1340

「冬」がはじまります

太田の初冬の風景を紹介します。

今年の太田の初雪は11月9日、早朝から降り続けた雪で大台スキー場が一面、白くなりました。image1

この日、太田では17㎝の積雪があり、大仙市内でも飛びぬけて多い積雪となりました。お隣の中仙で8㎝、大曲では2㎝、比べると太田の雪の多さが際立ちました。

昨年の太田の初雪は11月29日で2㎝の積雪。今年の初雪の多さは、スタートダッシュだけで済めばいいのですが、ひょっとして雪の多い年になるのではと不安もよぎります。

 

その後はとけてしまいましたが、11月18日の朝にはまだ、奥羽山脈はうっすらと頭を白くしています。img_6578img_6579

 

太田庁舎もすっかり冬支度を済ませました。木に囲まれた太田庁舎は、冬囲いにも時間を要します。

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庁舎周りの落ち葉の数も、足が沈むほどです。天気が良い日は紅葉の黄色とオレンジとが、一段ときらめいて見えます。img_6591img_6594

 

先日、太田の冬の一大イベント「太田の火まつり」の第1回実行委員会が開催され、支所内業務でも冬支度を始めています。

冬が始まります。スキー、冬まつり、鍋、熱燗、せっかくなのでプラス思考で冬をむかえたいものですね。

千里同風(せんりどうふう)

10月15日、法隆寺管長の大野玄妙氏が大仙市を来訪され、大曲市民会館で特別講演をされました。そして、太田文化プラザで開催されていた空如の作品展示にも足を運んでくださいました。その来庁記念に、太田支所に「千里同風」という言葉を頂きました。img_6571

千里同風(せんりどうふう)とは、千里ほど遠く離れた土地にも同じ風が吹くという意味で、世の中がよく治まっていて平和であるということを表すそうです。(出典『論衡』)

太田支所では、来庁者に見てもらおうと、市民ホールにこの色紙と講演会の様子を紹介したブログ内容を掲示しています。img_6566

大野管長が贈ってくださった「千里同風」という言葉に、太田支所では、空如の作品を通じて、遠く離れた奈良の地とこの大仙市に同じ風が吹いていることを表現してくれたように感じています。

そして、この言葉が表す「世の中がよく治まっていて平和であること」に添えるように、平和な大仙・平和な太田を目指していきます。

首都圏ふるさと太田会総会が開催されました

11月6日、東京都千代田区の「アルカディア市ヶ谷」を会場に、太田出身の首都圏在住者の会「首都圏ふるさと太田会」の総会が開催されました。

「首都圏ふるさと太田会総会」は今年で24回目の開催です。毎年の総会は、太田を離れ首都圏で活躍されている皆さんが、お互いに顔を合わせ、ふるさとを語り合える楽しみな時間だといいます。今年は会員・来賓あわせて110人ほどが参加し、お互いの近況や懐かしい話に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごしました。img_6328

 

販売コーナーも賑わいました。ふるさとの味は大人気です。img_6310

 

昨年、太田地域では「首都圏ふるさと太田会を応援する会」が結成され、太田の地域情報の共有や新規会員の加入促進など、首都圏と地元太田と連携を取りながら進めています。このような「首都圏ふるさと太田会」と「応援する会」の太田地域を盛り上げる活動を応援したいと、今年度は太田支所の地域枠予算を活用し、ふるさと太田会のオリジナル半纏を作成しました。黄金色に輝く稲穂、ニッコウキスゲ、黄桜、水仙ロードなど、黄色に縁のある太田を表現し、地域の元気と朗らかさをイメージした半纏です。総会でもこの半纏を着用し、一体感を感じながらふるさと太田を語らいました。

懇親会では、秋田民謡の披露や、わらび座東京事務所の皆さんによる公演が賑やかに披露されました。

来年は25回の節目であることから、ふるさと太田の地で総会を開催予定です。懇親会の中では、「25周年総会勧誘パレード」もあり、「太田へ行こう!」を合言葉に気合いも十分です。img_6337

太田の地に暮らす私たちも、会員の皆さんに逢えることを楽しみにしています。

また来年、太田でお会いしましょう!

西仙北HUBこども祭開催!

11月6日(日)午前11時から西仙北HUBスペースにて、「西仙北HUBこども祭」が開催されました。このイベントは西仙北中学校生活文化部の生徒が、地域の子どもたちを集め、地域の賑わいを創出するために企画したもので、寒空の下でしたがたくさんの子どもたちが集まりました。
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昔懐かしい「かたぬき」、今でも子どもたちに大人気です。
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まるびちゃんとのじゃんけん大会です。西仙北地域でもまるびちゃんは大人気でした。
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中学生が考案した「コロッケバーガー」限定40個でしたが、即座に完売しました。私も食べたかった(>_<)
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景品が当たる輪投げ、意外と難しいらしいです。
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ラムネの一気飲み大会、中に入っているビー玉に悪戦苦闘。
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今年度の西仙北HUBスペースは11月末で一時閉鎖となりますが、「刈和野の大綱引き」が行われる2月10日と4月以降は開放します。是非西仙北HUBスペースに来てください!

大槌の友を招いて ~大槌学園9年生が太田中学校を訪れました~

11月2日、岩手県大槌町から大槌学園9年生87名が太田中学校を訪れ、生徒同士が交流を深めました。
大槌学園は小中一貫の義務教育学校で、9年生は中学校でいう3年生にあたります。
両校は東日本大震災直後から交流を開始し、今年で6年目を迎えます。
太田中学校は大槌学園の前身である大槌中の仮設校舎を訪問したり、花のプランターを送ったりと交流を続け、今では互いの学校祭でゲストとして出演し合うなど、絆を深めあってきました。
今回は初の昼食兼ねての交流会ということで、太田中学校3年生はこの日に向け、大槌学園のみなさんにプレゼントする「秋田のお米」の袋詰め作業など、着々と準備を進めてきました。

大槌学園のみなさんは約4時間の行程を経て、予定時間を若干押しての到着。
入口では太田中学校のみなさんが列を作り、拍手でお出迎えします。
互いに元気なあいさつを交わしていました。

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%e2%98%85dsc_0915交流会に先立って、太田中学校生徒会長の小松亮裕さんが「互いに絆を深める良い交流会にしよう」と歓迎の言葉を述べました。
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そうして始まった大槌学園の語り部プロジェクトでは、悲惨な震災から5年が経過し、当時はまだ小学生で、誰かに守られる立場であった当時を振り返りながら、震災が自分たちに与えた影響と、頂いた多くの支援への感謝、そして成長した今、誰かを守る立場になっているのだという自覚が語られました。
そして、語り部と併せて、大槌中の特設合唱部が登壇し合唱を披露。
太田中学校のみなさんは真剣な面持ちで聞き入っていました。
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太田中学校からは、自分たちの住む太田地域と学校生活の様子などを紹介。
マスコットキャラクターの「モニ花」を登場させたりしながら、自分たちが続けてきた被災地交流を振り返りつつ、今後も交流を深めていきたいという思いを大槌学園のみなさんに伝えました。
そして発表の締めくくりには、太田中学校の1年生から3年生までが壇上に並び、秋田県民歌と太田中学校歌を合唱しました。
%e2%98%85dsc_0939交流会の最後には、両校生徒が威勢よくエールを交換し、盛会裏に終了。%e2%98%85dsc_0947

交流会の後は、大槌学園9年生と太田中学校3年生のみなさんがグループに分かれ、昼食会を開きました。
%e2%98%85dsc_0960 %e2%98%85dsc_0964 %e2%98%85dsc_0967振る舞われたのは地元産の具材がたくさん入ったきりたんぽ鍋とおにぎり。
大根や茄子の漬物と、いぶりがっこも並びます。
おいしい料理を囲みながら生徒たちの会話も弾み、お昼を食べ終わる頃にはだいぶ打ち解けた様子で、「〇〇の事、そっちじゃ方言で何て言うの?」などと方言や地元の話題で盛り上がる場面がありました。

けれど時間は過ぎるもの。
帰りの時間が近づき、時間を告げる合図に、所々で「ええ~っ、もう?」と名残惜しそうな声があがります。

ここで、太田中学校から大槌学園の皆さん一人一人へあきたこまちが贈られました。
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校庭に出て記念の集合写真を撮影した後、大槌学園のみなさんを総出でお見送りします。
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「震災の時はどんなだった?」なんて、会話では直接聞けなかっただろうけれど、自分たちの同年代が、違う環境でどんな経験をし、何を思い生活しているのかを知る機会は、生徒さんにとって視野や世界を広げることに繋がるはず。

両校の先輩たちが築きあげたこの活動を、後輩たちにも永く受け継いでいってほしいものです。

大槌学園9年生のみなさんに贈ったあきたこまち、楽しかった交流の時間を思い出しながら食べて欲しいですね。

 

 

 

 

 

自主防災組織&日赤奉仕団 合同炊き出し等訓練

11月8日(火)、太田保健センターを会場に、太田地域自主防災組織連絡協議会と日赤奉仕団太田支部の合同炊き出し等訓練が実施されました。

太田地域では一昨年に自主防災組織の結成率100%を達成しており、昨年は大仙市総合防災訓練が太田の地で開催されたことにより、防災に対する気運が高まっています。

また、今年の2月には日赤本部から日赤奉仕団太田支部に発電機・炊き出し用の釜・軽自動車が寄贈され、9月には宝くじ助成を活用し、24組織ある自主防災組織に1台ずつ発電機が配備されました。このような防災物資の充実とも相まって、自主防災組織連絡協議会の話し合いの中から「防災意識の高まりを継続していけるような活動をしたらどうか」という提案が出され、このたび日赤奉仕団との合同で炊き出し訓練を行うこととなりました。

開会式では、太田地域自主防災組織連絡協議会の鈴木農夫廣会長が、自らの東日本大震災の被災地訪問の体験から「気仙沼のお寺の本堂で炊き出しに行列を作って並ぶ人々を見た。なす術もない状態で、とにかく食べ物を食べないと何ともならないという人々を見て、本当に炊き出しのありがたみを見た」と、災害時の炊き出しの重要性を訴え挨拶。img_1063

 

その後、東分署の佐藤副分署長が住宅用火災警報器について、なぜ2階に必要なのかを、燃焼実験の様子をプロジェクターで映し、わかりやすく説明してくださいました。img_1070img_1089

階段が煙突の役割をし、煙や炎が2階に向かってしまうそうです。火と煙は空気を求め、上に行くため、火元の確認や消火活動の際は姿勢を低くするようにと助言がありました。

 

その後、外に出て、水消火器を使用した消火器使用訓練が行われました。消火剤は15秒程度噴射されるため、少し離れたところから少しずつ近づいて消火活動する方が良いとアドバイスもありました。img_1111img_1116

 

そして、いよいよ炊き出し訓練の開始です。今回の訓練には65名ほどの参加があり、そのうち自主防災組織の構成員である男性はお米の担当、日生奉仕団の女性の方々は豚汁の担当とわかれ、早速作業に。

お米担当の男性の皆さんが、作業机を囲み並びます。img_1193

ハイゼックスという強化ポリエチレンでできている袋を使用し、その中に米1合を入れ、水を規定量入れます。袋の中に空気が残らないようにして輪ゴムで口を固く締めます。img_1198

流れ作業でチームワークよく100食ほどを次々と準備しました。img_1194

日赤奉仕団に寄贈されたガス用の炊き出し釜にたっぷりのお湯を沸かし、鍋のふちから袋を次々と入れ、ぐつぐつと30分ほど煮ます。img_1246

お湯からあげて10分ほど蒸らすとふっくら炊きたてご飯ができあがります。いつものご飯と全く変わらない美味しさに出来上がりました。img_1282

 

同時進行で調理室では日赤奉仕団の皆さんが、慣れた手つきで豚汁を作っていました。参加者の人数をみて鍋を5つ用意し、早速調理にかかります。img_1160

手際よく、空いた時間で漬物まで準備してくださいました。img_1212

 

お米が炊ける間に、防災アイデアグッズの展示や、発電機の運転などを試す姿がありました。img_1145img_1238

今回お披露目された発電機は、宝くじ助成を活用し各自主防災組織に配備されたものです。

太田地域では、水道がほとんど整備されていないため、停電の際一番困るのは水が出ないことです。災害時には、この発電機を使用することで、井戸から地下水をくみ上げる電力が確保でき、水の供給が可能となります。今回は発電機に小型電気コンロ、電気ストーブ、投光器を接続し、同時に使用できる電力が確保できることを確認していました。

大仙市で備蓄している防災用品の展示もありました。img_1062

 

豚汁のいい匂いがしてくると、ちょうどご飯の蒸らし具合も程よくなりました。

炊き出しには、長期保存が可能な防災食のレトルトパウチのカレーと肉じゃがも準備されました。img_1307

盛り付けももちろん炊き出し訓練の一つです。「こっちから並んで、こちら側で盛り付けをしよう」など声をかけながら作業していました。img_1295

 

避難所さながらに床の上で揃って試食。img_1325

温かい手作りの料理は、災害時でなくとも美味しくてありがたいものです。災害時にはどれだけ、お腹を満たし、心を温めてくれるものかが想像できます。

 

今回の合同炊き出し等訓練は、自主防災組織と日赤奉仕団が自発的に考え実行した訓練であるため、この経験が自信となり、防災意識のさらなる高揚につながったことと思います。

参加された皆さんは、今回の訓練を教訓に、災害時には自身の地域のリーダーとして、活躍してくださることと思います。参加された皆さん、本当におつかれさまでした。

今後も、防災に限らず積極的なまちづくりへの提案をお願いしますね。

中川原秋色コレクション〈神宮寺嶽の紅葉と冬支度〉

11月の神岡は、方々で秋色コレクション開催中です✺

4月は桜が美しい中川原コミュニティ公園も、すっかり秋色に染まっています。

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我らが神宮寺嶽(通称『だけやま』)は針葉樹林と広葉樹林が程よくミックスされた環境のため、紅葉色の中にしっかりと深緑が混じっています。
拡大すると…

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こんな感じです。
この配色、秋田ではお馴染みの光景ですよね!
ちなみに、故郷を離れてお住まいの方によれば
「同じ日本でも南の地域はスギがあんまりないから、深緑はないのよ」
とのことで、広葉樹林だけの秋色コレクションになるんだそうです。

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桜並木のフットパスも冬支度です。

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雄物川のお客様も冬支度でしょうか。

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いよいよ気温も低くなり、天気予報では雪マーク☃が登場し始めました。
冬囲い、タイヤ交換、灯油の注文、除雪道具の準備等…『冬支度』、皆さまはお済みですか?

「にしせんぼく文化祭」開催‼

10月29(土)・30日(日)、平成28年度にしせんぼく文化祭が西仙北中央公民館を会場に行われました。 p1440541 30日(日)には芸能発表会があり、会場はあっという間に大勢の観客でいっぱいになりました。 p1440432 p1440514 芸術文化協会の部(午前9時30分~)、一般の部(午後1時~)があり民謡・踊り・社交ダンスなど様々な演目で みなさんを楽しませてくれました。一部をご紹介したいと思います。 p1440448 p1440455 p1440456 西仙北民謡同好会の皆さんです。会の活動も活発になり各種民謡全国大会に挑戦する会員が増え、上位に進出しているとの ことです。 p1440469 千秋流の皆さんによる日本舞踊です。 p1440506 強首民謡研修会の皆さんです。なんと、津軽三味線日本一決定戦に於いてシニア部門優勝を果たした方もいらっしゃるそうです。 p1440524 社交ダンス同好会の皆さんです。軽快で歯切れの良いダンス、滑らかでゆったりした動きのダンスなど様々でした。 p1440535 西仙北レクダンスサークルの皆さんによる、スコップ三味線です。息の合った見事なバチさばきでした。 p1440575 p1440578 こちらも西仙北レクダンスサークルの皆さんです。リズミカルなテンポで元気いっぱい踊って下さいました。 p1440541 p1440545 西仙北老連の皆さんによる踊り「くちなしの花」です。舞台に、くちなしのような白い花が咲いているようでした。

一つの演目が終わるごとに、会場いっぱいに拍手が鳴りひびいていました。

館内に展示された力作の一部です。 p1440435 p1440437 p1440438 p1440441 p1440443 p1440445 p1440447 公民館駐車場では、野菜直売会や出庫市、菊花展も開催されました。 p1440422 p1440423 p1440425 p1440426 出演者のみなさん、本当にお疲れさまでした。 そしてすばらしい舞台をありがとうございます。 来年の文化祭も楽しみにしています。

大農太田分校 全校民謡発表会

10月29日(土)、大曲農業高校太田分校で全校民謡発表会が開催されました。

太田分校では、特色ある学校づくりと郷土に親しむことを目的に全校で民謡に取り組んで7年目になります。

今年度は5月から月2回程度、1年生は太鼓、2・3年生は民謡演舞の練習を始めてきました。全校民謡発表会での披露を目標に、各パートに分かれて総合学習の時間で練習に励んできました。

講師は東今泉八幡太鼓保存会のみなさんと、秋田県民謡協会教授等の資格を持つ東エイ子(手踊り)、高橋昇幹(尺八)、小田島旺棟(三味線)、伝野幸夫(唄)、高橋邦子(唄)、倉田トキ子(小太鼓)各氏ともに地域の一流の方がたです。

この日午前中は紅葉祭(学校祭)、午後は全校民謡発表会と1日で2つ楽しめる日程でした。

発表のトップは何と言っても郷土芸能部。今年もイベントや福祉施設、病院等から次々と出演依頼を受け、県内各地を飛び回る人気ぶりです。昨年度は大仙市芸術文化賞特別奨励賞を受賞しております。img_6131

 

続いて師匠の模範演奏。img_6153img_6163

 

いよいよ1年生による東今泉八幡太鼓「ゴールド・メロディ」の演奏です。img_6169

力強いばちさばきによる、生徒一人ひとりの思いが伝わってくるような心の底からの響きでした。

 

フィナーレは2、3年生による民謡「長者の山」「秋田節」の演奏と手踊りです。img_6185img_6187img_6193

尺八、三味線、唄、小太鼓、踊りと各パートに分かれて練習を積んできたそうですが、息のあった素晴らしい発表に、会場に集まった200人以上の方々から惜しみない拍手がおくられました。

会場をあとにした方がたは「素直で一生懸命な唄や演奏は、聞いていてとても心地良く、感動した」「噂を聞いて角館から初めて来た。全校一丸となって民謡に取り組む姿を見て、この生徒たちに、今後たくさんの幸福が舞い込みますようにと願わずにはいられなかった」

「生徒の演奏を聞いて、講師陣の力量の高さを感じた。地元の方々が、継続して太田分校を支えていることに驚いた。小さいけれどキラリと光るものを持った良い学校だ」などと話していました。

 

玄関では、会場を後にする来場者をお見送りする姿も。おもてなし精神にあふれていました。img_6207

 

太田分校は全校生徒53名と小さな高校ですが、「地域と共に歩む」をモットーに地域に根ざしたさまざまな取り組みをしており、太田地域になくてはならない学校です。

民謡でこの地域の文化を、農業でこの地域の産業を、グラウンド・ゴルフでこの地域のスポーツをと、地域に寄り添う太田分校の活動に今後も注目していきたいですね。

払田柵 秋の風物詩《よみがえる平安の柵》

10月28日(金)、史跡払田柵跡で横堀小学校・高梨小学校の児童と史跡の里づくり委員会が、払田柵跡の周囲約3.6キロに旗を立て、当時の外柵を再現しました。

参加した児童たちは、1,200年前の当時を想像し、今自分たちの住んでいる地域に存在した、払田柵跡の大きさに皆驚いていました。

今回立てられた旗は、およそ1ヵ月間、晩秋の風に吹かれながら払田柵跡周辺を彩ります。

お近くをお通りの際は、ぜひお立ち寄りいただき、払田柵跡の広さ、雄大さご覧ください。

 

秋田県埋蔵文化財センター職員による払田柵跡の説明を真剣に聞く児童

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旗立ての前に「おらだのラジオ体操」

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田んぼを駆け回る児童。払田柵跡の広さに驚きっぱなし!

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柵磨呂君も登場

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