農業で地域を元気にしようとがんばっている「アグリグループとんぼ」(高橋広之代表)が、地域枠予算を活用し、移動式のピザ窯を製作しました。
冬期間、毎週土・日曜日に、大台スキー場のロッジ下で、「山猫屋ピザ」としてオープンし、窯焼きピザの手作り体験ができるようにします。
移動式のピザ窯にしたことで、太田地域の春夏秋冬のイベントで活用できるほか、手作り体験の要請があれば出張も行う予定とのこと。イベントで手作り体験ができることにより、イベントのさらなる活性化が図られるだけでなく、トッピング具材に地元食材を使用することで食育や農業振興の効果も期待できます。
12月28日には、試食会が行われ、手作り窯で焼いた初物のピザが振る舞われました。
窯全体があたたまるまで、生地が焦げたりと難航していましたが、火加減と焼き時間のコツをつかむと、プロ顔負けのピザができあがっていました。
トッピングには、横沢曲りネギや地元産のしいたけ、いぶりがっこなどが準備され、思い思いにトッピング。いぶりがっこの食感と味もなかなかピザに合うようです。
レンガ造りのピザ窯から温かい湯気と香ばしい香りがしてくると、焼き上がりがますます待ち遠しくなります。焼きたてはカリッとトロッと、自分好みの具材でトッピングするため、何枚も食べたくなります。
アグリグループとんぼの高橋代表は「もう少し改良が必要」と、さらに本格的な窯に仕上げたい様子です。太田で、本格的な窯焼きピザが食べられるようになる日が待ち遠しいですね。