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秋田県大仙市公式ブログ

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コロナウイルス終息を願って

連日のニュースや日常の会話、仕事の仕方から休日の過ごし方まで、「コロナウイルス」の影響を感じない日はありません。
秋田県では、幸いにも爆発的な感染拡大もなく、緊急事態宣言の解除に至りました。ただ、まだまだ気の緩みは禁物です。「新しい生活様式」が示されましたが、一人ひとりが、感染防止そして感染拡大防止の意識を持って行動することが大事です。

私たち市職員も来庁される市民の皆さんへの配慮を忘れずに、日々業務にあたっています。そんな中で、太田支所ならではの「コロナウイルス」対策を紹介します。
太田支所の正面玄関ホールには、太田の偉人である仏画家・鈴木空如のコーナーを設置しています。鈴木空如は、法隆寺金堂壁画の原寸大の模写を生涯で3組制作しています。
太田支所では、地域の偉人を称え、広く市民に知ってもらうために、空如の金堂壁画模写図の原寸大3分の1サイズのカラープリント版を展示しています。現在展示しているのは「第10号壁 薬師浄土図」です。

薬師如来が神将(しんしょう)や菩薩らに説法をしている様子が描かれています。

薬師如来は、菩薩の時に如来となるため、12の願いをたて、それが成就しないかぎり仏とならないと誓いました。その願いは、「衆生(しゅじょう・いのちあるものすべて)の病気を治して災難をしずめ、苦しみから救う」というものでした。
まさにコロナ禍の終息を願う、今の私たちの願いそのものです。

太田支所に来庁の際は、ぜひ「薬師浄土図」をご覧になってください。地域の偉人の偉業を知ることができ、さらに地域の先人に見守られていることも感じていただけると思います。

西仙北中学校「立志の丘」にひまわりが咲きました。

こんにちは。
西仙北地域の広報担当です。
春になると、西仙北中学校では、ひまわりが咲きます。
中学生によって描かれたひまわりパネルが「立志の丘」に飾られるのです。

毎年、4月に西仙北中学校で行われる行事ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で休校日が続いたため、連休明けの5月7日に行われました。

8時50分頃。体育館では、中学生がパネルを持ち、「立志の丘」まで運びます。


パネルにひまわりを描くことを「ひまわり化粧」と中学生が呼んでましたが、「ひまわり化粧」は休校前の4月17日に既に行われたそうです。


体育館から「立志の丘」に向かいます。


「立志の丘」は傾斜が急ですが、パネルを落とさないように、転ばないように慎重に下っていました。

生徒全員で協力してパネルを設置していきます。

パネルの上部には穴が空いていて、そこにワイヤーを通して固定させます。


三年生は手際が良く、すぐに設置が終わっていました。

最後は、全校生徒で記念撮影しました。

西仙北中学校の下を通る国道13号線からこの看板がはっきり見えます。
※運転中の脇見運転は厳禁です。


「地域とともに」という言葉とともにきれいなひまわりが咲いています。
そのメッセージにもあるように、今まで中学生は独創的なアイディアで地域のために様々な活動をしてくれました。そして、これからの中学生の活躍に期待したいと思います。

鯉のぼりが空を舞う!(@西仙北地域強首地区)

みなさん、こんにちは。
西仙北地域の広報担当です。
今年度初めての投稿になります。よろしくお願いします。

4月7日に出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は、4月16日には対象地域が全都道府県に拡大され、全国的に自粛ムードは日に日に高まり、地域経済など大きな打撃を受けています。様々な団体や個人など、この状況を少しでも打破できるように社会貢献をしている方々もいます。

今回はこの自粛ムードのなかでも、少し元気づけられるような、明るい話題です。

4月28日午前10時頃。西仙北地域強首地区にある特別養護老人ホームありすの街の駐車場では、職員が鯉のぼりを揚げていました。
設置時から雨雲近づいており、タイミングを見計らったかのように設置終了後には、大粒の雨が降ってきました。

後日、天気がよい日に再度撮影に行きました。

春の心地よい風に揺られて、約40匹の鯉のぼりが元気に空を泳ぐ姿を見ていると、なんだか元気づけられます。

「祈願 コロナ撲滅!!」の旗には、一日でも早くコロナが収束に向かうようにと、日本中の思いが込められています。

ありすの街では、鯉のぼりの寄付を年中募集しているそうです。
詳しくは、ありすの街(電話:0187-87-7310)までお問合せください。

※5月7日まで鯉のぼりが掲げられているそうですが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、観覧などはお控えくださるようにお願いいたします。