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秋田県大仙市公式ブログ

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おせワンになりました

平成30年、戌年が終わろうとしています。ブログをいつもみてくださっている皆さん、今年も大変おせワン、いえ、大変お世話になりました。「ブログみてるよ」という言葉に励まされ、平成30年も太田支所一丸となって情報発信に努めてきました。イベント・風景・人・一コマを伝えたいと、チームワークよく頑張ってきました。
太田支所の今年最後のブログは、戌年のラストを飾る意味で、太田地域の秋田犬を紹介します。

大仙市で秋田犬といえば、平昌冬季五輪の女子フィギュアスケート金メダリスト・ロシアのザキトワ選手に贈られた「マサル」が注目を浴びました。太田地域の秋田犬も負けていません。ここ太田にはモデルとして活躍している秋田犬がいるんです。
駒場の加藤友弘さんが育てている秋田犬は全部で6頭、子犬が3頭と成犬が3頭。なんと、その中に秋田県やJR東日本の観光モデルを務めたことのあるワンちゃんがいます。
今回、2017年の夏にモデル撮影した時の写真をお借りすることができました。
赤毛の2ショット、左側が3歳雌の「紅宝姫(べにほうめ)」ちゃん、右側が2歳雄の「紅晃輝(くれないこうき)」くんです。奥羽山荘向かいにあるドッグランで撮影された写真です。

こちらは紅晃輝くんのアップ。

イケメンですね。紅晃輝くんは秋田犬保存会の本部展「幼犬の部(6か月~9か月)」で6位に入賞したことのあるワンちゃんです。
この2枚の写真は、秋田県で作った手さげ紙袋(特別な方におみやげ品を渡すときに使用しているそうです)に表裏でプリントされています。

そして、虎毛の3歳雌の「菊虎姫(きくとらひめ)」ちゃんは、JR東日本の2017年秋田県ガイドブック夏・秋号の表紙になっています。「秋田だ!」というタイトルのガイドブックにお顔のアップで表紙を飾っています。

3頭とも愛くるしい♪まるでアイドルですね。
由緒正しい生まれでしょうが、大事に育てられていることが感じられます。
私の勝手な思い込みで、モデルになるような秋田犬は大館近隣のワンちゃんと決めつけていました。
加藤さんによると、秋田犬保存会から県内の各支部に連絡があり、ワンちゃんを連れて撮影に行ける方がモデルとして協力しているそうです。
体も大きく力も強そうだし、こんなに手入れよく、撮影にも応じられる穏やかなワンちゃんに育て上げるには苦労もあるだろうと予想しますが、加藤さんは「そんなに大変なことはない。秋田犬は育てやすいよ」とさらりと言います。秋田犬は、よく忠誠心の強いワンちゃんとして紹介されますが、それはきっと愛情たっぷりに育てる飼い主がいてこそだと思います。加藤さんとワンちゃんの姿からも、関係性って大事だなと改めて考えさせられました。

秋田犬の人気を太田からも後押していると思うと、嬉しいですよね。干支は間もなく戌から亥へと変わりますが、秋田犬への注目度はますます高くしていこうと思いました。
加藤さん、取材協力ありがとうございました。
皆さん、来年もワンダフルな年になりますように。よいお年をお迎えください。

【西仙あおぞらこども園】韓国・唐津(たんじん)市の機地市綱引特別展の見学

12月17日(月)、西仙あおぞらこども園のみなさんが、西仙北庁舎で行っている韓国・唐津市の機池市綱引特別展を見学に来てくれました。

 

西仙あおぞらこども園のみなさんは、10月12日(金)に刈和野駅前で行われた看板除幕式や記念樹植栽の除幕式に参加してくれました(大仙市・唐津市「友好交流に関する協定」締結10周年記念事業のひとつです)。
友好交流10周年のブログはこちら

「綱引き文化」が結んだ大仙市と韓国・唐津(たんじん)市友好交流10周年

にじ組のみなさんが、2班に分かれて見学していきました。
まずは1班のみなさんが訪れ、普段は触れる機会のない唐津市の文化を興味をもって見学していました。

 

唐津市の伝統衣装にびっくりした声も。

 

しばらくして、2班のみなさんが見学に来ました。
2班のみなさんも、楽しそうに展示を見回っていました。

 

それぞれの展示を真剣に見守っています。

 

展示は2年間行う予定となっています。西仙あおぞらこども園のみなさん、また見学に来てくださいね!
地域の皆様の見学もお待ちしています。

 

 

 

 

刈和野駅イルミネーション

12月18日(火曜日)、雨交じりの雪が降り続く中、刈和野駅前関連施設管理運営組合の信田組合長、俵谷副組合長、西仙あおぞらこども園にじくみ(年長)園児24人が参加して、刈和野駅大綱展示場前でイルミネーション点灯式が行われました。

★寒い中、信田会長のお話を聞く園児

 

★点灯式後、全員でイルミネーションの前で記念撮影

 

★午後4時30分、カメラのレンズに雪が付くほどの大雪

 

イルミネーションは、「刈和野大綱引き」が行われる平成31年2月10日(日曜日)まで毎日点灯しています。
時間は、午後4時30分から午後10時までとなっております。
お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りください。

 

 

 

冬至には太田産のかぼちゃを

今年の冬至は12月22日です。
冬至には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。
かぼちゃは、ビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪予防に効果的です。本来、夏が旬のかぼちゃですが、長期保存がきき保存することで甘みや栄養分が増すため、冬に栄養を摂る食材としては、もってこいです。

また、冬至というのは1年で最も日が短いことから、太陽が生まれ変わる日と考えられ、運が上昇してくる日とされています。そして、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれています。それを『運盛り(うんもり)』というそうですが、『運盛り』の中でも『冬至の七種(とうじのななくさ)』と呼ばれるものがあり、なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)の七種。これらは、二つも「ん」がつくことから、たくさんの「運」が呼び込めると言われています。

かぼちゃ=南瓜(なんきん)を食べることの意義をことさら深く感じ、せっかくなら地物で「栄養」と「運」を取り込みたい!と、野菜直売所であるアンテナショップを訪れてみました。このアンテナショップはJA秋田おばこ太田地区野菜直売部会が運営しています。
冬至直前のためか、かぼちゃのコーナーまでありますが、その多種多様ぶりにびっくりです。私が知っているかぼちゃとは違う!軽いカルチャーショックでした。

店員さんに「これ全部かぼちゃですよね」と確認してしまいました。それから「ほこほこしているのはどれですか?」と聞くと白いタイプをおススメされました。「ほくほく」ではなく、我が家は「ほこほこ」しているのが好きなんです。店員さんによると、かぼちゃもいろいろ種類が出てきて、売り手の方でさえもまだ食べたことがない種類があるようです。核家族や高齢世帯に合うように、食べきり・切りやすさなどから、小さいサイズのものが増えているそうです。

私は、白いかぼちゃとラグビーボールのようなかぼちゃを二つ購入してみました。後で調べたところ、白いかぼちゃは「伯爵南瓜(はくしゃくかぼちゃ)」、ラグビーボールは「ロロンかぼちゃ」という種類でした。
レジに向かうと、またもやびっくり、購入したかぼちゃは直径12~13㎝ほどでしたが、どちらも100円台なんです。地物であることで品質が安心なうえ、価格もまた安心。この安全安心な太田産かぼちゃは、太田町横沢にある農業振興情報センター内のアンテナショップで購入できます。皆さんも冬至に太田産のかぼちゃを、ぜひお試しください。

アンテナショップの詳細についてはこちらから→https://sanchoku55.com/akita/sanchoku/465/

降雪美

「降雪美」という正式な言葉はありませんが、雪が降ったことで美しくなった景色を呼ぶのにぴったりと思いネーミングしてみました。
太田地域の初雪は11月23日、まとまった雪が降り始めたのは12月8日からです。12月8日は12㎝、9日は7㎝、10日は20㎝の降雪があり、3日連続で降った雪により10日の積雪の深さは23㎝をマークしました。こんもりとした新雪が様々な降雪美をつくりあげています。

大台スキー場の雪化粧

 

太田庁舎前の冬囲い

 

農協倉庫の軒下

 

太田球場駐車場のナナカマド

今まで気にしたことのない場所も、降雪により「うつくしく」映ります。

太田庁舎内に、太田地域内の各学校が発行した学校報を掲示していますが、太田東小の「ひまわり通信」に相田みつをさんの言葉が引用されていました。
「うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころがうつくしい」

ともすれば厄介者扱いされる雪ですが、見方を変えれば「うつくしい」こともある。そして「うつくしい」と思える自分の心のうつくしさも、たまには肯定してみるのもいいかもしれません。
自分を含めて、何かと否定的な考え方や見方をしがちなこのご時世、努めて「うつくしい」ものを探すことも、心の豊かさになるかも知れませんよ♪

清なる灯り

この時期、あちこちでイルミネーションを見かけます。太田地域のちょっと気になるイルミネーションを紹介します。
太田中学校の校庭の木にイルミネーションが施されています。撮影技術が未熟で、実物の感じを伝えきれずにすみません。実物はもっと明るく優しく校庭を照らしています。清の字が目を引くこのイルミネーション、「聖なる」と「清なる」をかけてる?と勝手に思い込んだ私には、なんだか清らかなライトアップに見えてきます。
この清の字にはきちんと意味があり、今年の3年生が「清輪」学年であることから、輪っかの中に清の字を書いたものです。3年生全員の高校合格を願い、合格発表までライトアップされる予定とのこと。もちろん、地域を安全に明るく照らすという意味で、灯りをともしていることもあるようですが。灯りそのもの、そして全員合格することで地域を明るくしてくれる、やはり「清なる灯り」で間違いないなと自信を持ってしまいます。

イルミネーションには灯りの温かさと同時に、地域を明るく照らそうという気持ちの温かさがあるように思います。太田中学校には全員合格を応援する温かさが、真木苑のイルミネーションにはお年寄りを敬い感謝する温かさ、わんぱくランドの園庭にあるイルミネーションには子どもを守る温かい想いが灯っているように思います。

真木苑のイルミネーション

 

わんぱくランドのイルミネーション

飾りつけは、地元の電気屋さんや先生方などの協力がなければ成り立たなく、そこにも相手や地域を想う温かさがあります。各家庭のイルミネーションだって「おかえり」や「気をつけて」の温かさがあります。相手や地域を想う清らかな心からと思うと、どのイルミネーションも「清なる灯り」と言える気がします。
皆さんもイルミネーションを見る時、ありがとうの想いをもって「清なる灯り」を感じてみてはいかがでしょうか。