ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2010 » 9月

「美しい景観見守り隊」~大仙市立太田南小学校~

 大仙市立太田南小学校6年生のみなさんによる太田地域の景観保全と承継についての環境学習会

が、9月15日大台スキー場で行われました。学習会には茨城県の霞ヶ浦の再生を目指して活動してい

るNPO法人アサザ基金代表理事の「飯島博さん」を先生としてお迎えし、秋の稲穂が輝く雄大な仙北

平野を背景に行われました。

写真の説明

学習会当日は秋晴れでした。また、放送局による収録も行われました。

写真の説明

学習会は第2ゲレンデ終点で行われました。もう少し登ると展望台があります。

写真の説明 写真の説明

6年生のみなさんは秋田県の事業を受けてこれまで「秋田の宝・太田の宝-未来に残したい太田の風景

・環境-」のテーマで環境学習を行ってきました。この日の青空教室は環境学習の総まとめです。

写真の説明

秋の深い青空が広がり、とても貴重な体験になりました。

写真の説明 写真の説明

環境学習を終えて、テレビ局の取材を受ける児童です。自然環境の大切さを学んだ事でしょう。

写真の説明

飯島先生も授業を終えてインタビューを受けました。素晴らしい学習会ありがとうございました。

写真の説明

最後に飯島先生、生徒全員で記念写真です。背景にある田園と散居集落の風景は全国的にも

珍しいそうです。飯島先生は、このような美しい風景は先人達の長年の努力と苦労によって築き

上げられたものなので、大事にしてほしいとメッセージを残し青空教室は終了しました。

南極に思いをよせる《「心を育てる教室」~第50次南極地域観測隊小森智秀さん講演~》

9月29日(水)、仙北中学校を会場に「心を育てる教室」が開催されました。

今回は、2008年12月~2010年3月まで第50次南極地域観測隊(28名)の一員として参加した小森智秀さんをお迎えし、「極寒の地 南極で得たもの」と題して講演をしていただきました。

小森さんは、日本から14,000㎞離れた南極でオゾンの観測観測気球を打ち上げ空の気温風の測定等、極寒のブリザードが吹き荒れる厳しい環境の中での活動を動画やスライドを用いて紹介、南極での様々な貴重な体験をユーモアを交えて話してくれました。

写真の説明

南極へ向かう際は、観測隊として初めてオーストラリアの船で向かい、その際は、大学時代にオーストラリアへ語学留学した経験を活かして、英語で相手方との通訳を務められた等、テレビ、新聞では分からない事まで教えてくれました。

南極は想像を遥か超える厳しい気候の中、時折見せるオーロラや周り一面の氷河、太陽の沈まない白夜、ダイヤモンドダストと太陽が作り出す幻日、空の色の多様性等、雄大な景色の連続に、驚きの毎日だったそうです。

写真の説明写真の説明

また、隊員28名はそれぞれのスペシャリストの集団であり、隊長を始め、気象観測隊員(10名)の他、車両等の機械整備、通信、調理、医療、建築等 の隊員(17名)で構成され、厳しい環境の中、基地の日常生活において安全安心に暮らせるよう、1人も欠けることが出来ない、28人の社会を形成している ということを教えていただきました。

写真の説明写真の説明

基地内の食事も日本と同じくカレーやラーメン等を食べることができます。

写真の説明写真の説明

正月にはおせち料理が振舞われ、水耕栽培によりレタス等の野菜も栽培しているそうです。

写真の説明

写真の説明写真の説明

南極で小森さんが実際に身に付けていた靴や帽子、手袋等も展示されました。特に靴はとても分厚く頑丈な作りになっていました。

写真の説明

今回は特別に南極の氷も登場!!

写真の説明

生徒達は、初めて触る南極の氷に興味津々!!

写真の説明写真の説明

基地周辺では、ブリザードや暴風対策として建物と建物の間にはロープが張られ、それを体に巻き、引っ掛けて移動する体験も行われました。

写真の説明

写真の説明

小森さんは講演の最後に、生徒達に向かって、「どんなことでも夢を持ったら、自分には出来る、絶対にそうなれるんだと強く念じ、自 分を信じて頑張ってください。そうすることによって周囲に支援してくれる人が現れ、夢にグッと近くなる。そして、今という刹那を大切に生き、周囲の人達へ の感謝の気持ちを持ってください。」と熱い激励のメッセージを送ってくれました。

写真の説明

写真の説明写真の説明

最後に小森さんから、生徒達にプレゼントとして「南極の氷」と小森さん自ら撮影したペンギンアザラシ、夜空に浮かび上がるオーロラ「写真パネル」が送られました。

写真の説明

生徒からはお礼の言葉と花束が小森さんに送られ、講演会は幕を閉じました。

===========================================

写真の説明

講演会終了後は、昨年9月に南極と高梨小学校を衛星回線で結び、テレビ会議システムを使って「南極教室」を開いた時の児童が、今年中学1年生となっ て小森さんと再会を果たしました。小森さんからは当時生徒達が小森さんあてに書いた感想文のお礼と一緒に記念写真を撮りました。

写真の説明

小森さんと再会を果たした生徒達は、みんなそれぞれが思い持っている大きな夢を小森さんに話し、小森さん自身も、また南極に行きたいと意気込みを語ってくれました。

写真の説明写真の説明

今回の小森さんとの講演、交流を通じて生徒達が思い描いた夢に向かって頑張るこれからの姿、活躍に期待したいですね。

史跡の里の秋まつりが開催されます《仙北公民館まつり》

お知らせ

10月16日(土)・17日(日)の2日間、仙北ふれあい文化センターを会場に「仙北公民館まつり」が開催されます。

昨年の仙北公民館まつりはこちらからご覧ください。⇒大仙市仙北地域ブログ「仙北公民館まつり」

仙北公民館まつりポスター

仙北公民館まつり内容

内容としては16日(土) 15時~ 史跡の里ふれあいコンサート

「陸上自衛隊東北方面音楽隊コンサート」(整理券必要)

17日(日) 10時~ 芸術文化協会仙北支部演芸発表

団体作品展示(芸文協・一般・児童生徒)・体験コーナー・出張餅つき道場・フリーマーケットなど盛りだくさんの2日間となっています。

※駐車場は、仙北球場・健康運動広場・みどり幼稚園駐車場をご利用ください。

《問い合わせ》 仙北公民館(仙北ふれあい文化センター内) 電話0187-69-3333まで

秋田県内の盆踊り丸ごと大集合!!《盆踊りフェスティバル》

9月12日(日)、仙北ふれあい文化センターを会場に自主事業の「盆踊りフェスティバル」が盛大に開催されました。

秋田の三大盆踊りの「毛馬内盆踊り(鹿角市)」「一日市盆踊り(八郎潟町)」「西馬音内盆踊り(羽後町)」と地元大仙市角間川の「角間川盆踊り」が一堂に会するとあって、前売り券は完売し、当日会場は超満員のお客さんで埋め尽くされ、優雅で華麗、しなやかさとダイナミックな踊りに酔いしれました。

【角間川盆踊り(大仙市)】

角間川盆踊り

角間川盆踊り角間川盆踊り

角間川盆踊り角間川盆踊り

角間川盆踊り

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【一日市盆踊り(八郎潟町)】

一日市盆踊り

一日市盆踊り一日市盆踊り一日市盆踊り

一日市盆踊り

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【毛馬内盆踊り(鹿角市)】

毛馬内盆踊り

毛馬内盆踊り毛馬内盆踊り

毛馬内盆踊り毛馬内盆踊り

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【西馬音内盆踊り(羽後町)】

西馬音内盆踊り

西馬音内盆踊り西馬音内盆踊り

西馬音内盆踊り西馬音内盆踊り

西馬音内盆踊り

第18回秋田太田南部忠平杯グラウンド・ゴルフ大会

 平成22年9月11日から2日間の日程で「第18回秋田太田南部忠平杯グラウンド・ゴルフ大会」が開催

されました。会場である秋田奥羽太田グラウンド・ゴルフ場には全国から574人のプレーヤーが集まり、

大会初日には大雨にも関わらず、熱戦が繰り広げられました。

この大会はオリンピック陸上男子三段跳び金メダリストで、(社)日本グラウンド・ゴルフ協会の初代会長

でもある南部忠平さんからカップを寄贈されたことを記念して開催されている大会です。「南部忠平杯」

の称号があるのは、本大会と沖縄県宮古島大会だけで、優勝者には沖縄県宮古島大会交流試合出場

のための旅行券が贈られます。

写真の説明写真の説明

大会初日は悪天候のため、室内での開会式となりました。

写真の説明写真の説明

始球式の様子です。三浦教育長ホールインワンおめでとうございます!

写真の説明

いよいよスタートが近づいてきました。各コース毎に競技の説明を受けました。

写真の説明写真の説明写真の説明

競技開始直後、雨脚が強まりましたが、プレーヤーの皆さんの熱気は高まる一方でした。

写真の説明

各コース優勝者によるプレーオフ進出の皆さんです。南部忠平杯決勝の舞台へ向けての気合いが伝

わってきました。

写真の説明写真の説明

決勝コース1ホール目は南部忠平さんの三段跳び記録にあわせた特設コースとなっています。大勢の

ギャラリーが見まもる緊張と興奮の中でプレーに集中します。優勝者は横手G・G連盟横手協会の佐々

木勇一選手でした。18回目の大会出場で初栄冠に輝き、感無量の様子でした。

写真の説明

Aコース優勝者は浦川敏夫さん(岩手県奥州市水沢区G・G)、Bコース優勝者は高橋孝美さん(岩手県

金ヶ崎G・G協会)、Cコース優勝者は南部忠平杯受賞者である佐々木勇一さん(秋田県横手市G・G連

盟横手協会)という結果になりました。プレーヤーの皆さま、お疲れさまでした。また来年の大会でお会

いしましょう。

西仙北地域スポーツ少年団秋季球技交歓大会

9月5日(日)秋季球技交歓大会が開催されました。 野球は緑地野球場で、西仙北地域内の刈和野ビクトリーズ、土川ファイターズ、西仙北ウエストジュニア(大沢郷・双葉小)3チームが参加しました。

当日は晴天に恵まれ白熱した試合が行われました。 写真の説明 写真の説明 写真の説明 写真の説明 写真の説明

優 勝  土川ファイターズ

準優勝 刈和野ビクトリーズ

また、ミニバスケットボールは、スポーツセンターを会場に刈和野フェニックス、土川ジェッツ、西仙クローバーズ(大沢郷・双葉小)3チームが 参加して行われました。

写真の説明 写真の説明 写真の説明

      優  勝  土川ジェッツ
      準優勝   刈和野フェニックス

写真の説明 写真の説明

                              優勝した土川ジェッツの皆さん

これからも元気で長生きしてね(*^_^*)《仙北地域敬老会》

9月3日(金)、ふれあい文化センターを会場に「仙北地域敬老会」が開催され、全員で長寿を祝いました。

敬老会「式典」

大仙市民の歌「夢、この大地」斉唱

会の始めに、参加者全員で大仙市民の歌「夢、この大地」を斉唱。

実行委員長あいさつ記念品贈呈者

長寿祝い金贈呈

伊藤実行委員長のあいさつに引き続き、88歳(米寿)の方々には三浦教育長から祝い金が、80歳(傘寿)の方々には伊藤実行委員長から記念品がそれぞれ贈呈されました。

来賓祝辞来賓祝辞

アトラクション「みどりっこ太鼓(弾)」

敬老会終了後は、アトラクションが開催され、毎年恒例となっている、みどり幼稚園児による「みどりっこ太鼓(弾~はずみ~)」の演奏や、老人クラブ連合会のみなさんによる、総踊りや舞踊も披露され、参加者のみなさんを楽しませてくれました。

アトラクション「みどりっこ太鼓(弾)」アトラクション「みどりっこ太鼓(弾)」

アトラクション「みどりっこ太鼓(弾)」

アトラクション「老連女性部総踊り」アトラクション「老連女性部総踊り」

アトラクション「老連女性部舞踊」アトラクション「老連女性部舞踊」アトラクション「老連女性部舞踊」

敬老会参加者のみなさん

もうすぐ秋~コスモスの季節です

大曲方面から国道105号を南外方面へ向かい、中山トンネルを抜けると大向(おおむかい)という集落があります。

ここの集落では国道を往来する人々に交通安全を呼びかけるとともに、気持ち良く通行してもらおうと毎年道路の両側約200mほどにコスモスを植えています。

写真の説明写真の説明

作業に携わった地域住民の方からお話を聞く機会がありましたが、きれいな景観づくりは通行者にだけではなく、共同で作業し、連帯感を持つことで地域の融和にも繋がっているとのことでした。この活動をもっと大きくしたいともおっしゃっていました。

写真の説明写真の説明

今年の夏は記録尽くめの猛暑で管理が大変だったと思いますが、綺麗に咲き誇るコスモスが癒してくれています。

皆さんがここを通る機会がありましたら、”脇見運転をしない程度”にコスモスを眺めながら、この活動に気づいてくれたらと思います。

いつまでもお元気で!!神岡地域敬老会

9月2日、平安閣大曲で神岡地域敬老会が開催され、神岡地域から76歳以上のお年寄り約300人が参加しました。今年80歳(傘寿)になられた方には楢岡焼の記念品が、88歳(米寿)の方にはお祝い金と賀詞が、それぞれの代表の方に山王丸副市長より手渡されました。神岡地域の最高齢は103歳、続いて100歳となっています。

式典

式の最後には「好かれる・話せる・役立つ老人になる」ことを全員で朗読して誓いました。 式典終了後、神宮寺警察官駐在所長より、交通事故や振り込め詐欺等に気をつけるように、「事故被害防止について」ミニ講話がありました。

おまちかねの祝宴では、神岡南外商工会フラレディーによるフラダンスショーが披露され、会場を盛り上げました。

祝宴

フラダンス

フラダンス踊り

式典でもありましたが、最後に全員で大きな万歳三唱をして祝宴を閉じました。

万歳三唱

来年も元気に再会しましょう!!

100年の花火と晩夏の名勝庭園を巡る《大曲の花火&旧池田氏庭園特別公開》

大曲の花火「大会提供【挑戦】」

8月28日(土)、今年で100年を迎えた「大曲の花火」が開催され、過去最高の80万人が訪れました。

仙北地域からも、晩夏の澄んだ夜空に次々と打ち上げられる大輪の花と、色鮮やかに夜空のキャンバスに描かれた見事な花火を見ることができました。

大曲の花火「10号割物」大曲の花火「10号割物」

大曲の花火「100年特別番組【賛歌】」

大曲の花火「100年特別番組【賛歌】」

===========================================

旧池田氏庭園「洋館と雪見灯篭」

「大曲の花火」の翌日、8月29日(日)には「旧池田氏庭園特別公開」が行われました。

公開当日は、真夏に逆戻りしたかのような蒸し暑さの中、晩夏から秋へ移り変わる名勝庭園に約1,000人が訪れました。

旧池田氏庭園内の様子旧池田氏庭園内の様子

「大曲の花火」の翌日ということもあり、県外ナンバーの車で訪れる方も多く、初めて見る名勝庭園のスケールの大きさに驚いている様子でした。

旧池田氏庭園「主庭園の滝口」

今回の特別公開では、主庭園にある滝口周辺に仮設水源を設置して、当時の滝の流れが見事に再現されました。

庭園内には、滝から流れ落ちる水音が涼を感じさせ、夏を惜しむセミの鳴き声が響き渡っていました。

旧池田氏庭園「雪見灯篭」

旧池田氏庭園全景旧池田氏庭園全景

旧池田氏庭園「洋館」

現在、修復工事が進められている大正時代建築の洋館は、8月から内装壁紙に「金唐革紙」を張る作業が始まっていて、11月6日(土)、7日(日)の秋の特別公開では当時の内部が披露されます。

次回の特別公開では、紅葉一色に染まり覆われる名勝庭園と大正ロマンよみがえる白亜の洋館のコラボレーションをご覧ください。

「金唐革紙」についてはこちらをご覧ください ⇒ 広報だいせん9月号《旧池田氏庭園整備事業》

「旧池田氏庭園」の周辺地図はこちらをご覧ください ⇒ 「旧池田氏庭園」周辺地図