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秋田県大仙市公式ブログ

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池田泰久氏紺綬褒章受章記念祝賀会

3月6日(金)、大曲エンパイヤホテルを会場に『池田泰久氏紺綬褒章受章記念祝賀会』が開催されました。 写真の説明 祝賀会は、池田泰久氏紺綬褒章受章記念祝賀会発起人会(伊藤稔代表)により、受章者の池田泰久さんと夫人の佳子さんのほか214名の出席者のもとで執り行われ、たくさんのお祝いの言葉が寄せられました。 写真の説明写真の説明 写真の説明 池田さんは、国指定名勝「池田氏庭園」を文化財としての価値を後世に残しながら市民の憩いの場としての活用を願い、平成19年10月に所有する指定地内の土地(38,114.6㎡)と池泉回遊式庭園や庭園のシンボルである雪見灯籠、県内初の鉄筋コンクリート造りの洋館や米蔵などの庭園設備と国指定史跡「払田柵跡」指定地内所有地(245㎡)を大仙市に寄贈されました。 また、同年11月には、文化財保護や青少年健全育成に役立てるため、大仙市教育文化基金として3,000万円を寄贈されました。 写真の説明 そして、このような公益的な善意の行為に対しその功績が認められ、昨年11月29日と12月20日の2回にわたり紺綬褒章を受章されました。 写真の説明写真の説明 栗林市長は、文化的価値の庭園を後世に伝えていくことを約束しながら池田さんに感謝の言葉を述べました。 ※昨年11月12日付のブログで紹介したのが、国指定名勝「池田氏庭園」です。今年は、6月6日(土)~7日(日)、8月23日(日)/大曲の花火の翌日、11月7日(土)~8日(日)に特別公開を予定しています。是非、その素晴らしさを堪能してみてください。

視界すっきりカーブミラー

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神岡地域の交通指導隊の隊員が、地域内のカーブミラー清掃を行いました。この奉仕活動は、4月6日から始まる春の全国交通安全運動にさきがけて毎年行っているもので、冬の間に黄砂などで汚れたカーブミラーの清掃を行いながら破損箇所の点検、ミラーの角度調整などを実施し、交差点などの視界の確保を図っています。この日は、神岡地域の代表隊員で市の交通指導隊の副隊長である今東雄さんをはじめ7人の隊員が、2班に分かれて作業を行いました。晴天に恵まれましたが、数日間続いた寒波の影響で冷たい風が吹くなかでの作業となりました。隊員の皆さんは、交通安全の願いを込めながら次々にカーブミラーを磨き上げていきました。

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神岡の駐在さんも作業を激励に訪れました。隊員の活動を署に報告するそうです。ミラーもきれいに磨かれて視界がすっきりになりました。

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なごり雪

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24日の夕方季節はずれの雪が降り、朝のふるさとは一面の銀世界に生まれ変わりました。蒲から金葛に向かう藤原農道からまちの景色を眺めてみました。嶽山はどこから見ても味があります。個人的に春先のなごり雪に哀愁が感じられこうした光景が好きです。

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突然の降雪に開きかけたバッケ(ふきのとう)もカゼをひきそうです。空は北帰行する白鳥の群れが飛んでいました。

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西側の上高野台地は長年にわたって工事用の土取りが行われかっての姿が大きく変わりつつあります。昨年の春に、この台地が秋田県の大規模工業団地に選定され地元説明会や現地調査などが行われました。アメリカの金融危機の影響で自動車産業をはじめとする日本企業が大きな打撃を受けており今後の動向が心配されます。でも、春のこない冬がないように必ず明るい未来が開けると信じています。もうすぐ新年度です。希望をもって頑張りましょう!

酒遊サミットinなんがいが開催されました

出羽鶴酒蔵での施設見学。巨大な精米機を前に杜氏が日本酒の製造工程について説明している様子

「酒遊サミットinなんがい」が22日、南外コミュニティセンターを主会場に行われ、市内外から参加した日本酒ファンが南外地域の食と文化を楽しみました。

楢岡陶苑での窯出し見学楢岡焼製作体験①楢岡焼製作体験②楢岡焼製作体験③

主催は秋田県なんがい自然酒の会(田口宏暢会長)。地元産の素材にこだわり、低農薬有機栽培の酒米や貝化石層からの湧出水を使用してつくられている会員制の限定酒「楢岡城」の頒布を通じて地域振興を図ろうと毎年開催されているこのイベントは、今年で11回目。地域が誇る伝統工芸品「楢岡焼」の工房での焼き物づくりや、現在転作作物として注目されているそばの麺づくりなどの体験コースを盛り込みながら、地域色豊かな参加体験型イベントとして評判を高めてきました。

そば打ち体験①そば打ち体験②

今回は、市内を中心に秋田市や美郷町からおよそ80人が参加。3つのコースに分かれ、出羽鶴酒造での施設見学や新酒の試飲のほか、楢岡焼の窯元である楢岡陶苑での窯出し見学や焼き物づくり、南外そばの会会員の指導によるそば打ちを体験しました。参加者は、杜氏や陶芸職人との交流を通して地域文化に関する見聞を広めていました。

今年の新酒が秋田清酒伊藤社長からなんがい自然酒の会田口会長に手渡されましたおよそ100人の関係者で乾杯!郷土料理コーナーに集まる人・人・人・・・。大仙市商工会女性部がフラダンスを披露

各コース終了後に主会場で行われた談話交流会では、参加者が一堂に会し、出羽鶴酒造の銘酒や地場産食材を活用したバラエティに富んだ料理を味わいながら親睦を深めました。また、ステージ演奏には、秋田を拠点に活躍中の和楽器兄弟ユニット「あんどう兄弟」が登場。躍動的で迫力いっぱいのステージパフォーマンスに会場は大いに沸きました。

音楽を全身で表現するあんどう兄弟!田沢湖竜神太鼓とのコラボレーション。迫力ある演奏と聴衆を引きつけるマイクパーフォマンスで、会場は拍手喝采に包まれました

春を告げる長野神社ぼんでん

3月15日、春を告げる行事として親しまれている長野神社の梵天奉納が行われました。

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今年は4つの町内から梵天が出発、早朝からまちのあちらこちらで梵天唄とほら貝の音が響きわたりました。

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町内の家々や商店をまわった色とりどりの梵天は、五穀豊穣、家内安全を祈願し無事に長野神社へ奉納されました。

地域の幸福を祈願して 嶽六所神社梵天

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早春恒例の嶽六所神社奉納梵天です。今年は町内から11本の梵天が奉納されました。一の鳥居となる大門入口には次々に梵天が集結、激しい押し合いを繰り広げました。

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当日は、早朝から梵天が家々を回り、梵天唄を歌いながら家内安全や商売繁盛などを祈願します。町内のあちこちから、ホラ貝や銘板をぶつけ合う威勢のいい音が響きわたりました。

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大門に設置された一の鳥居と、粋な梵天若衆です。

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一の鳥居前には多くの見物客が詰めかけ縁起物の餅やお菓子などの争奪戦を繰り広げます。寒さをも吹き飛ばす熱気でいっぱいです。

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一の鳥居をくぐる前に、各梵天か゛屋根の上から大量のお菓子やお餅、小銭などを見物客にばらまきます。この子は3本ほど梵天で大量の戦利品を獲得しました。ここでは、レジ袋は必須のアイテムです。

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一の鳥居を過ぎると目指すは神宮寺嶽山頂(277m)の神社です。住民の幸福を願いながら今年も無事に奉納されました。

盛況でした「まなびとふくしの集い」

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3月4日に教育委員会神岡分室と社会福祉協議会神岡支所の共済による「かみおか・まなびとふくしの集い」が農村環境改善センターで開催されました。この催しは、一年間の福祉や学習活動などの成果を披露するため20年以上続けられています。当日は社会福祉功労者の表彰や記念講演、芸能発表が行われたほか、公民館の教室や各サークル団体の作品が多数展示され彩りを添えました。秋田市レクレーション協会理事長の佐藤彰吾さんが「趣味と健康づくり」と題して行った記念講演は、終始ユーモアたっぷりで場内の笑いを誘っていました。会場には400名近くが訪れ立ち見が出るほどの大盛況でした。

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講師の話に超満員の観衆も笑いが連発しました(上)。押し絵のおひな様やリフォーム作品(下)のほかにも生け花や書道、俳句など一年間の力作が展示されていました。作品の一部は3月13日まで嶽雄館に展示されます。

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午後からの芸能発表では25の演目が披露されました。

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幾千のほたるが灯りゆく・・・払田柵の冬まつり

~静寂が包む払田柵跡に、今年も幾千のほたるが灯りゆく~

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2月21日(土)、国指定史跡『払田柵跡』を会場に、『払田柵の冬まつり』が開催されました。上の写真は、まつりのメインイベント『蝦夷(かい)ほたる』の様子です。幻想的な灯りがあたり一面に広がっています。

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午前中には、仙北(払田)スキー場で『子どもスキー大会』が行われました。あいにくの暴風雪で、滑る子どもたちも、見守る父兄の方々も、運営するスタッフも大変・・・。でも、寒さに負けず元気に滑り終えました。

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午後には、『雪上グラウンドゴルフ大会』や『餅つき大会』などが行われました。餅つきのときには、時折、太陽が顔をのぞかせ、子どもから大人まで一 生懸命ぺったんぺったん♪この頃には、『鍋まつり』も始まっていて、色々な種類の鍋を提供。天童平成鍋合戦で優勝した『大曲納豆汁』もかけつけてくれまし た。

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つきたてのお餅もみんなでいただきました!

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そして、蝦夷ほたるへの点灯・・・。本来であればミニかまくらを作って、中にろうそくを点灯させるのですが、今年は暖冬の影響で積雪が少なく、ペットボトルを利用して、蝦夷ほたるをつくりました。風が強い中、みんなで協力して、ろうそくに火を灯しました。

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夜になるとあたり一面に1,500個の蝦夷ほたるが飛びました!

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午後7時30分からは、地元上払田部落による『天筆焼』が催され、豪快な炎とともに、まつりに花を添えてくれました。