ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

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太田町中里 薬師神社の「おにょ様」

こちらは太田町中里二十町の沿道に佇む薬師神社。
決して大きな神社ではありませんが、鳥居の横に飾られている真っ赤な「おにょ様」のお面が印象的な神社です。
「おにょ様」とは県南地区に数多くある道祖神の一種で、胴体に見立てた藁や岩などに、仁王様(お仁王様)のお面を被せ、交通の神や防塞の神として祀ってきた神体の呼称です。
この薬師神社のおにょ様も、かつては藁で作られた胴体があったそうですが、いつしか作られなくなり、今では残されたお面が地域の人々を見守っています。

さて先日、この薬師神社で秋田朝日放送の『ぷあぷあ金星』の番組収録が行われました。
ぷあぷあ金星、略して『ぷあ金』の呼び名で秋田県民に親しまれているこちらの番組は、ローカルタレントのバリトン伊藤さん、シャバ駄馬男さんが出演し、『気になること、やりたいこと』を県内各地で実践、発信し続けているバラエティー番組です。
今回は『県南地域の道祖神(おにょ様)を巡り、出演者がその似顔絵を描く』企画だそうで、数ある候補の中から大仙市では中仙地域と太田地域が選ばれ、太田地域では中里の「おにょ様」を取り上げていただけることになりました。
太田地域での番組収録は初めてとのことで、テレビ局の担当者とやり取りしたのをきっかけに、収録の現場に立ち合わせていただくことができました。

この日はバリトン伊藤さん、シャバ駄馬男さんのお二人に、同じくローカルタレントの石塚公評(いしづかこうへい)さんと、長年にわたってこの薬師神社の管理をされている佐藤春雄さんを加え、収録がスタート。
収録が始まったのは、日もだいぶ傾いた午後5時ころ。
春雄さんの案内のもと、おにょ様のお面とご対面です。

おにょ様を紹介しながら、春雄さんはこんな思い出話をされました。

春雄さんがまだ20歳くらいの頃、神社周辺のほ場を整備するため、ご神体を少し離れた古四王神社に動かしたことがありました。
当時、春雄さんの母は病床に伏していたそうですが、ある日その枕元におにょ様が立ち、元に立っていた場所へ帰りたいと訴える夢を見たのだそうです。
それを聞いた春雄さんのお父さんはただ事ではないと驚き、集落の人を集め、急いでご神体を元あった場所に戻したとのこと・・・

まだ若かった春雄さんは、人間の都合で神様を軽んずることの愚かさを痛感するとともに、即座に行動する父の力強さを頼もしく感じた体験として、忘れられない思い出になっているのだそうです。

続いて、神社の中へ。
この神社は、経年による老朽化が激しかったことから、春雄さんが資金をやりくりし、平成23年度に改修工事を行いました。
神社の中には、おにょ様がかつて胴体を持ち、集落で祀られていたことを裏付ける貴重な写真(昭和30年ころ撮影)もしっかり保管されていました。
写真を懐かしげに眺めながら当時のことを話す春雄さん、そして聞き入る皆さん。
春雄さんからひととおり話を聞いた後は、いよいよ似顔絵の作成に移ります。
お面の前に、出演者3人が並び、スケッチブック片手に似顔絵を描きあげていきます。

そして30分が経過。
完成した似顔絵は、カメラの前で一人ずつ春雄さんにお披露目されました。

どんな似顔絵が描かれたのかは、ぜひ番組内にてご覧いただきたいところですが、
忠実さを追求したものもあれば、歌が大好きだという春雄さんに寄せて描かれたもの、そして春雄さんが大ファンである北島三郎に寄せて描かれたものもあり、3人が全て違う観点でおにょ様の似顔絵を描きあげていました。

3人の描いた似顔絵に感動した春雄さんは、その場で大好きな北島三郎の「山」を熱唱し、収録の最後を飾りました。

収録を終えて、春雄さんは
「今年で85歳になった。それでもこうして元気で外に出て農業を続けられているのは、薬師神社の神様に見守られているからであるような気がする。なによりも、こうして人が来てくれること、自分が手をかけてきたものを話題にしてくれることが嬉しい」
と語っていました。

防塞の神として、地域に邪気が近寄らないように見守る「おにょ様」。
そのおにょ様が今こうして残っているのも、それを大切に見守る人がいたからこそ。

春雄さんが想いを込めて見守ってきた神社と「おにょ様」が、こうして話題になることを私も嬉しく感じながら現場を後にしました。

この収録の様子は、6月8日(金)24時15分から、秋田朝日放送で放送される予定です。
少し遅い時間帯ではありますが、是非ご覧ください!

鈴木裕樹君を応援する会10周年

わらび座の舞台役者である鈴木裕樹君を応援する会総会が5月27日、会員約70名が集まり奥羽山荘で開かれました。

大信田哲男会長が「平成21年7月4日に設立総会を開催し、今回の総会で10回目となった。設立総会のとき裕樹君は『坊ちゃん!』の山あらし役を演じていて、はかま姿に少しひげを伸ばした姿が思い出される。このときの写真を見ると、裕樹君も我々もみんな若く、10年の歳月を感じる。会員70名から始まり、当初は何年続くかと思っていたが、きょう現在会員は162名となった。この間、裕樹君は押しも押されぬわらび座の看板役者に成長した。今後ますます活躍が期待される裕樹君をみんなで応援していきたい」とあいさつ。

そして裕樹君から「秋田大学を4年で中退してわらび座の研究生になった。研究生の同期は6人いたが、役者を続けているのは私ひとりである。役者を仕事としてやっていけるか不安なときもあったが、こうして10年間みなさんに応援していただき、自分が選んだ道は間違いではなかったと思う。振り返ってみると、研究生2年目のときに『義経』で初めて舞台に上がったが、何にもできなくて演出家に二度とオマエを使わないと言われた。あまりにも自分が情けなく、初舞台の記憶が無い。その後、『坊ちゃん!』の全国公演で妻に出逢い、小劇場公演の『キューピットはどこ?』で初主演を演じた。『山神様のおくりもの』でわらび劇場公演の初主演を演じ、2011年の『アトム』全国公演ツアー出発2日前にドンパルで2時45分からのゲネプロ直前に激しい揺れがあり東日本大震災が発生した。アトムの初日は3月13日の能代公演で、震災による停電もあり、公演が行われるかどうかわからないままバスに毛布や食料などを詰め込み出発し、震災で大変な状況の中、能代市の判断で公演が予定どおり行われた。能代公演のあとは広島へ移動することになっていたが、途中ホテルに泊まれるかどうかもわからず、車中泊を覚悟してバスに非常食などをたくさん積んで向かった。その後『おもひでぽろぽろ』で脱サラした農業青年役を演じたが、田んぼに囲まれ、畑で遊んだ太田での子ども時代の生活が農業青年の泥くさい役に活かされ、この役はお前にぴったりだと演出家から褒められたことで以後の演目の役に抜擢された。おもひでぽろぽろでは、元宝塚歌劇団のトップスターであった杜けあきさんと浅海ひかるさんが特別出演した公演があり、このときの舞台は忘れがたい。また、初めて地元を題材にした『大曲花火物語』では、花火職人役と創造花火の発案者である佐藤勲さん役を演じたが、佐藤勲さんという素晴らしい人がいたことに演じていて感銘した。『為三さん!』は成田為三と倉田政嗣の友情物語でもあるが、私の代表作となった思い出深い作品である。現在は『KINJIRO!』の全国公演で各地を回っている。こうして一人の役者を地元のみなさんが応援してくれる会があるのは、全国でも私ひとりではないかと思う。これからも生まれ育った太田への感謝と、泥くささ、土くささを忘れることなく演技に励んでいきたい」と10年間を振り返りながら感謝の言葉が述べられました。

この後、KINJIRO!に出演している役者6人(平野進一さん・遠藤浩子さん・小沢剛さん・片村仁彦さん・黒木いづみさん・神谷あすみさん)とともに、歌や演奏、ミュージカルの想い出深い場面の再演などのミニ公演が披露されました。
裕樹君を応援する会の総会と忘年会の際には裕樹君の仲間も駆付け、毎回、ミニ公演を披露してくれます。今回も公演の終盤には出席者が巻き込まれ、参加者全員で踊った後、みんなで秋田県民歌を歌っておひらきとなりました。

裕樹君を応援する会の会則趣旨には「鈴木裕樹君を応援することによって太田の町の絆を深める」とあります。総会はまさしくその趣旨を実感できる機会であると改めて感じます。そして、裕樹君へその応援の気持ちは十分に届いているのだと、確認できる機会でもあります。
また、ふるさと太田を遠く離れている「首都圏ふるさと太田会」の皆さんも、裕樹君を応援する気持ちは同じです。わらび座の東京公演が5月15日練馬文化センターであった際には、ふるさと太田会幹事の方々が『KINJIRO!』を観劇してくださっていました。そこにも、太田の町の絆の深まりを感じます。
10周年を迎えた鈴木裕樹君を応援する会、これからも太田の町の絆をより強くして、裕樹君を応援しつづけてくださいね♪

大仙市アーカイブズ企画展開催中

今年は、明治元年(1868年)から満150年を迎える年にあたります。

『大仙市アーカイブズ』(大仙市強首字上野台1番地2)では、企画展「戦争と人々」を開催し、戊辰戦争(1868年)からアジア太平洋戦争での敗戦(1945年)までの戦争と庶民との関係を取り上げた展示を行なっております。

企画展は、平成30年8月25日(土曜日)まで開催(日曜日、祝日、月曜日休館)しております。

戦争という重いテーマですが、クスっと笑ってしまう戊辰戦争時の秋田藩兵士の手紙も展示されておりますので、是非、『大仙市アーカイブズ』にお越しください。

その他、シンポジウム、ヘリテージツアーなど、明治150年を記念した事業を企画しておりますので、興味のある方は、『大仙市アーカイブズ』(電話0187-77-2004)にお問い合わせください。

 

展示室入口展示室内のほんの一部を画像で紹介します。

幕府軍が秋田藩領内に侵入した経路がわかる地図

戊辰戦争関連年表では、大仙市に関する内容を赤字で明記しております。

戊辰戦争時、大仙市刈和野地区には276件の家屋があったのですが、その内の約89.5%の247件が戦火で焼失してしまいました。

西南諸藩士の近代的な服装とくらべ、秋田藩士の格好は・・・

下の「茗荷草鞋」は、日清戦争時に大仙市太田地域出身の有名な方が作ったものです。

誰が作ったのかは、現地で確認してみてください。

太平洋戦争時の特別攻撃隊員の遺書・・・

 

5月27日(日)なんがい青空市開催!

今回は、5月27日(日)に開催される「なんがい青空市」をご紹介します。

なんがい青空市は、昨年度から南外地域の新たな試みとして始まりました。イメージ的には、南外版の市場、マルシェのようなもの。

地域の大自然が育んだ新鮮な野菜や山菜のほか、地域の方が丹精込めて作った加工食品など多数の出店があり、南外の味覚を堪能する絶好の機会となっております。

なんがい青空市は、5月から10月の間、毎月第4日曜日に開催されます(8月のみ12日開催)。

開催時間は、朝8時から12時まで。

開催場所は、南外支所駐車場(〒019−1902大仙市南外字下袋218)。

たくさんのお店が立ち並ぶ青空市では、フリーマーケットのように自らが売主となって出店することができます。

なんと!場所代等は一切不要!

テントや机、椅子など必要なものはこちらで準備します。

なお、出店には青空市開催日の3日前までに申込みが必要となります。申込み等の詳細については、南外支所地域活性化推進室までお問い合わせください(問合せ先:0187−74−2111)

それでは最後に、5月27日に開催される青空市のオススメをご紹介します。

まずは、オープニングイベントとして行われる「そばの試食」。

こちらのそばは100%南外産。

「挽きたて!打ちたて!茹でたて!」の3たてが揃った絶品のそばが無料で味わえます。

次に出店のご紹介。

今月の出店では、地域の採れたて新鮮野菜や大自然が育んだ山菜がオススメとなっております。

それでは、皆さんのお越しをお待ちしております。

来てけれな〜!

大台から水田を眺めて

田んぼに水が入り、田植えが始まっています。
大台スキー場から仙北平野を望むとき、この時期の水を張った田んぼが個人的には一番好きです。仙北平野は四季折々に、

春は鏡のように見え、

夏は緑の海に見え、

秋は黄金色の絨毯に見え、

冬は白と黒のモノトーンで生クリームにチョコチップをちりばめたように見えます。
チョコチップももちろん好きなのですが、この時期の水をたたえて鏡のように見える風景に一番心を動かされるのは、これから作付が始まる風景から生命力や希望を感じるせいではないかなと思います。

作付のスタートの風景を眺めながら、仙北平野で暮らす私たちの生活を、ここまで豊かにしてくれたのは、先人たちの土地改良事業によるものと想いを馳せます。

5月20日18:00頃

 

5月20日18:30頃

かつて太田は県内でも最も米取りの低い地区であったといいます。昭和30年代、何をおいても食糧増産の時代、米取りが悪いことから土壌調査を行ったところ「Pan(パン:鉄の還元層)ができている」ことがわかりました。生産性の高い農地にするためには、農地を掘り起しPanを取り除き、水不足を解消し、区画を整理する必要がありました。昭和30年、合併により新村が発足し策定された建設計画に基づき、全国で初めて村営土地改良事業に取り組みました。昭和33年度に事業採択されてから足掛け15年かけ、不整形田を整理拡大し、原始的な用排水路を全面的に改廃、用排水系統を整備するとともに、農道網の整備を図りました。先祖伝来の農地が動くというのは初めての体験であったため反対者も多かったのですが、事業の進捗とともに反当6俵から10俵に増え経済効果が倍増したことから理解を得ることができたそうです。また、国営及び県営事業により導水路の整備が図られ、田沢疏水や第二田沢幹線用水路、そして仙北平野一号幹線用水路が整備されました。水源はいずれも玉川、仙北平野を三本の水路が「川」の字を描くように縦断し、米どころ秋田の最大穀倉地帯を支える水脈となっています。
膨大な資金と労力を費やし、時にあった政策を練り上げ実行してきた先人たちの努力により、今の私たちの豊かな生活はあるのだと実感します。

四季折々の表情を見せる仙北平野を大台スキー場から眺める時、この豊かで美しい風景を作り上げてきた先人たちの努力に感謝を忘れてはいけない気がします。
そして現在を生きる私たちは、この風景・農地を守り続けていかなければいけませんね。
大台スキー場のパノラマロードを登ったら「風景」とともに「愛郷心」を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ちなみに、がっつり晴れた日はむしろガスがかかることがあります。よりクリアに仙北平野を見渡したいときは、雨上がりの後のすきっと晴れた日が一番おススメですよ。

基礎調味料「そ」作り体験(つきの木こども園)

5月17日(水)

皆さんはタイトルの基礎調味料の「そ」が何の調味料かお分かりでしょうか。

そうです、「味噌」ですね!

味噌は1300年もの長い間、日本人の食生活を支えてきた伝統食品。昨今の和食ブームを背景に、日本だけでなく、世界的にも広く食されているようです。

 

さて本日は、「つきの木こども園」で、この伝統食品の味噌作り体験が行われるということで取材に伺いました。

今回味噌作り体験に参加したのはキリン組(5歳児)の皆さんです。

皆さん、エプロン・三角巾・マスクを着こなし、準備万端。

「今日はがんばっておいしい味噌を作るぞ!」

「おー!」

まず、昨日から一晩水に浸けた後に煮た大豆を味見。

「みんなどんな味がするかな?」

「うまい!」

「あったか〜い!」

「さつまいもの味がする!」

皆さん、感じ方はいろいろです。

 

次はみんなで大豆を潰します。

みんな一生懸命、大豆を踏んでいます。

さて、大豆を上手に潰せたところで、次に、潰した大豆に麹と塩を入れます。

みんな初めて見る麹に夢中です。

麹と塩を入れたら、みんなで混ぜます。

小さい体を目一杯使って混ぜています。味噌作りって大変!!

 

混ぜ終えたら、次はだんご作り。

これに関してはみんなお手の物。

ねんど遊びや泥遊びで慣れているのでしょうか。

みんな上手ですね。

 

次は作っただんごを樽の中に投げ入れます。

みんな上手にできるかな?

「えい!!」

 

 

 

 

 

 

みんな上手に投げ入れることができました。

 

さあ、いよいよ最後の工程です。

最後は、塩とおいしくなる「魔法の言葉」で蓋をします。

「おいしくな〜れ!おいしくな〜れ!」

完成! みなさんよくできました!!

今回作った味噌は約10ヶ月程寝かせて、来年の2月にみんなでとん汁にして食べるそうです。

みんなが作ったお味噌は絶対おいしくなるから、楽しみにしててね〜!

みんなの直売所オープン!(南外)

5月16日(水)

今回は、南外地域にあるもう一つの直売所、「みんなの直売所」が今年度の営業を開始したということで取材に伺いました。

この直売所は、地元の活性化を目的に地元住民によって結成された南外地域活性化支援協議会によって運営されています。

もともとは、協議会の活動費を確保するために、協議会のメンバーで野菜を育て、各イベントで販売を行っていました。

しかし、スーパーや商店など買い物ができる場所が少なくなってきた地元に、気軽に買い物ができる拠点が必要ではないかと考え、平成28年12月に「みんなの直売所」の運営を始めました。

店舗は、廃校となった小学校にあったテントを活用して手作りしたもの。

商品は、協議会で育てた野菜に加え、地域の農家が持ち寄ったものも販売。

この農家の持ち寄り商品は、販売手数料がかからず、農家が自分で価格設定をできるそうです。

 

話が長くなりましたが、それでは実際にお店の中を覗いてみましょう!

 

 

 

 

 

 

どれもこれもお手頃な価格!!

 

 

 

 

 

 

取材中に来店されたお客さんも安さに驚いていました。

 

みんなの直売所の営業は、春(5月〜6月中旬)と冬(12月から2月)のみ行っているそうです。

営業場所は、大仙市南外字金屋地内。簡単ですが、地図だとこの辺です。

国道105号線を南外方向に車で走ると、上の写真に写っている直売所ののぼり旗が立っておりますので、それを目掛けてお越しください。

 

営業日時は、毎週火曜日〜土曜日の10時から。

 

地元愛に溢れた店員さんたちが、皆さんのお越しを心よりお待ちしております♪

西仙あおぞらこども園の田植え体験

5月16日(水)、「西仙あおぞらこども園」にじ組(年長)の園児25人が
刈和野地内の農家さんの田んぼを借りて田植えを行いました。

始めは田んぼの先生といっしょに型枠を回して、植える場所の目印をつけます。
つくし組(年中)や保護者、近所の人たちの応援のもと力一杯押しました。
気温がぐんぐん上昇し、汗をかきながら頑張りました。

苗を手に取り、一生懸命植えました。

みんな泥んこになったけど楽しかったよ~!!!
おいしいお米がとれることを楽しみにしていました。

 

〜地元の未来を考える〜第1回南外地域協議会開催

5月15日火曜日

本日、平成30年度第1回南外地域協議会が開催されました。

地域協議会とは、地域住民の意見を行政に反映させつつ、地域に密着した事務を遂行するために設けられた組織です。

 

この地域協議会は、南外地域だけでなく、合併前の旧8市町村(大曲市、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、南外村、仙北町、太田町)に設けられており、今年度で設立14年目を迎えました。

 

南外地域協議会は、地元南外出身の商工会関係者や、学校関係者、農業関係者、文化・芸術団体関係者など全16名で組織されています。

 

それでは実際の協議会の様子をご紹介します。

協議会は会長である伊藤直人さんにより進行されます。

委員の皆さん、真剣な表情で担当職員の説明に耳を傾けています。

審議では活発に意見が交わされております。

どの意見も自己満足な意見でなく、地域全体を考えた意見。委員の皆さんの地元南外に対する熱い想いが伺えます!

 

午後6時から始まった協議会は約2時間の議論を経て無事終了。委員の皆さん、長時間お疲れさまでした。

 

協議会の審議内容の詳細については、市のホームページに掲載されております。下のリンクからぜひご覧ください!

https://www.city.daisen.lg.jp/docs/chiikikyogikai/2013102700011/

 

さて、今回の記事では南外地域協議会の活動様子をご紹介しましが、ここで南外地域ブログの新たな企画をご紹介いたします。

インタビュー企画、題して「これがおらだの南外」です。

この企画では、今回ご紹介した南外地域協議会の委員の皆さん一人ひとりからリレー方式でインタビューを行い、

南外の良いところ」や「これからの南外のあるべき姿」など、地元南外をテーマに様々なお話をお聞きします。

どういったお話が聞けるか非常に楽しみです!

ぜひ、この企画をきっかけに「南外」に興味を持っていただければと思います。

それでは第1弾をお楽しみに!!

Thank you♪ See you♪ タラ先生の園訪問

5月15日は、前日がさむ~い日だったので、外の陽気がとっても身に沁みる一日となりました。こんな日はきっと、こども園に行ったらいいことがある!という絶対的な自信を持ち、園に電話を入れてみると、ALTのタラ先生がきてるよ~というナイスタイミング。早速、おおたわんぱくランドにお邪魔してきました。

いつもはALTとして太田中学校にいるタラ・スコット先生。イギリス出身の24歳、大仙市に来て3年になるそうです。日本の初在住が大仙市、来た当初はまったく日本語がわからなかったそうですが、今では聞くのも話すのもほぼ日本語でオッケー、私の日本語のみの質問にも快く答えてくださいました。タラ先生は、1か月に1度のペースでおおたわんぱくランドを訪問し、子ども達とふれあっています。遊びや生活の中の子ども達が知っているものを英語で教えたり、季節の遊びなどを通じて交流を図っているとのこと。今年の冬、園庭の雪山でそり遊びをしたことが楽しかったと教えてくださいました。

この日は、まず英語でタラ先生の自己紹介そして動物の名前を英語で学び、そのあと園庭で春の外遊びを楽しんでいました。子ども達はいつもタラ先生が来るとすごく喜んでいるそうですが、まさにその通りの光景が。広い園庭に女の子たちの密集地があり、その中心にタラ先生がいました。

「タラ先生~、私にも作って~」「タラ先生~みて~こんなにカエルとった~」「タラ先生~」とひっきりなしに「タラ先生」コールを受けていました。女の子たちがタラ先生手作りのタンポポの指輪や冠・ブレスレットを得意気に見せてくれました。 

もちろん作ってもらったあとには「Thank you♪」とにっこり。英語を学んだ成果もバッチリみせてくれました。タラ先生の優しく自然体な遊びに、子ども達が寄ってくるんだなと感じました。
名残惜しいようでしたが、お別れの時間、タラ先生を囲んで集合写真を撮り、最後は「See you♪」とハイタッチをしながらお別れ。

子ども達の「See you♪」に込められた「またね」は本心だろうなと思いながら、あたたかいふれあいの光景に出会い、心まであたたかくして帰ってきました。
タラ先生、おおたわんぱくランドの皆さん、突撃取材にもかかわらず、快く引き受けてくださりありがとうございました。来月もあたたかいふれあいを楽しんでくださいね。

黄桜が作る春の賑わい 〜第5回太田黄桜まつり〜

冬はスノーリゾートとして、春から秋は自然とのふれあいスポットとして多くの人に親しまれている大台スキー場。
4月から5月上旬の桜の時期には、ソメイヨシノ、山桜、そして黄桜と、時期を微妙に違えながら3種の桜を楽しむことができます。

今は大台スキー場の麓にある黄桜並木が見ごろを迎え、訪れた人々で連日賑わいを見せています。

こちらに植えられている黄桜は、薄黄色の花を付ける『ウコンザクラ』という品種で、ソメイヨシノなどよりも開花が遅く毎年5月上旬に見頃を迎えます。
今年は4月30日(月)に開花、5月5日(土)には満開となりました。(太田支所観測)

駐車場の沿道630mにわたって植えられている207本の黄桜。
黄桜並木としては県内一の長さを誇り、満開時には並木道の一部にできあがった黄桜のアーチをくぐりながらの散策を楽しむことができます。
また、新聞でも取り上げられたことから著名度も次第に上がり、最近では遠方から足を運んでくださる方もいらっしゃるようです。

 

満開を目前にした5月3日(木)には、駐車場やロッジ周辺を会場に第5回太田黄桜まつりが開催されました。
この黄桜まつりは、大台スキー場の黄桜を観光資源としてPRしようと地元有志でつくる実行委員会により開催され、今年で5回目の開催となります。
まつり当日はあいにくの降雨に見舞われ、なかなか気温も上がらない一日となりましたが、出店や催事は予定通り実施、たくさんの方々から足を運んでいただくことができました。

当日のイベントは、太田公民館主催事業の「てくてくウォーキング」から始まりました。
午前9時に奥羽山荘を出発し、大台スキー場の一番上まで『てくてく』歩きます。

こちらは出店コーナーの様子。
販売コーナーでは、JA直売部・加工部は野菜や特産品、太田分校グリーンライフクラブは花・野菜の苗を販売し、雨模様にもかかわらず、開店時からお客さんが列を作りました。

飲食コーナーでは、太田一杯の味噌汁プロジェクトによる特製「豚汁」、中里温泉によるホットメニューの販売、肌寒い日に嬉しい熱々のメニューが並びました。
また、来場いただいた先着100名の方には、太田黄桜まつり限定の『黄桜大福』がプレゼントされました。
黄桜をイメージした薄黄色のふっくらお餅に、太田産小豆を使用したあんこをたっぷり包んだJA加工部特製の大福は、開始から約1時間程度で品切れとなりました。

黄桜並木の周辺では、満開になる直前の黄桜並木を一足先に散策されている方や、ツリークライミングや動物ふれあいコーナーで体験活動を楽しむ子どもたちの姿がありました。
天気がすぐれない中、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

黄桜が満開を迎えてから1週間。
ソメイヨシノに比べて花持ちが良いと言われている黄桜も、周りで育つ新緑に包まれながら、いよいよ見頃の最後を迎えようとしています。

黄桜の花は今週末ころまで楽しめそうですので、まだご覧いただいていない方は是非足をお運びいただき、黄桜並木の魅力をご堪能ください。

桜の季節はしっとりと〈神岡桜・地域に馴染む・原風景【夜ver.】〉

予告どおり、神岡からお送りいたしますのは…
夜のしっとりファンタスティックな桜のある原風景でございます。
昼と夜とでは、同じ場所でも違う姿を魅せてくれる桜に、ライトアップがまた味を醸し出して…見事なものでした。

神岡中央公園×春の夕べ×桜ライトアップ のコラボレーションで、昼間の公園とは違うおもむきが美しいですね~

夏には屋根ができてしまうプールも、春限定の骨組み姿で桜と共演。
B&G海洋センター(プール)のオープンは6月30日(土)ですので、その前には屋根が張られてしまいます。

いっぽう、夜の中川原は…

ひとりぼっちだとちょっと怖いような…
時々花見に訪れる人や車の音がする中、夜桜は静かに照らされていました。

中川原コミュニティ公園×だけ山×桜ライトアップのコラボにちっちゃなお月様がちらり。

さわさわと拭く風、豊かに流れる雄物川、美しい三角錐のだけ山、それに桜。
地元神岡でしか見られない桜を昼と夜のバージョンでご紹介させていただきました。

見慣れた景色の1つひとつに、神岡だけの味がしみじみと感じられたこの春。
神岡桜・地域に馴染む・原風景(字余り、季語あり!)
原風景の維持のために頑張っている人もいる、これを見て頑張ろうと思える人もいる…
来年も、またその次の年も、神岡桜の原風景がずっと観られますように!!

野菜の苗植え体験(つきの木こども園)

5月9日水曜日

本日、社会福祉法人大空大仙「つきのき子ども園」で、野菜の苗植え体験が行われました。 今回参加したのは、キリン組、パンダ組、コアラ組の3〜5歳児の皆さんです。

コアラ組(3歳児)

 

 

 

 

 

 

キリン組(5歳児)

 

 

 

パンダ組(4歳児)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、助っ人としてJAの職員の方と園児のおじいちゃん・おばあちゃんが駆けつけてくれました。

 

 

 

 

 

それではつきの木こども園の皆さん、張り切って苗植えを頑張りましょう!!

今日は園児のみんなで、プランターの園の畑に苗を植えます。

その前にJAの職員の方からの説明。

JA職員「これは何の野菜かな?」

園児「トマト〜!」

JA職員「じゃこれは?}

園児「ナス〜!」

みんな苗を見ただけで何の野菜か分かるんですね。感心しました!

JA 職員「じゃあ最後にこれは?」

園児「ピーマン!」JA職員「みんなはピーマン好きかな?」

園児「好き!!」

お父さん、お母さん聞きましたか。

みんなピーマンが好きだそうですよ。

これからは好き嫌い心配せずに、ピーマンを食卓に出せますね!

JA職員の方の説明を聞いたところで、さっそく作業開始!

プランターへの苗植えを終わった後は、つきの木こども園の畑「くいしんぼうばたけ」に苗を植えます。

作業開始から1時間後、ようやく全ての苗植えが完成しました。

最後はみんなでジュースで乾杯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がんばった後のジュースは、いつもより何倍もおいしく感じたのではないでしょうか。

つきの木子ども園の皆さん、今日はお疲れさまでした!!

癒しのスポット

ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。4月から張りつめていた気持ちがこの連休で緩み、そしてまた気合いを入れなおしてがんばろうという時期です。
そんな気持ちのリセットにふさわしい「癒しのスポット」を太田から紹介します。

太田交流の森(大台スキー場)のパノラマロードを登っていくと、仙北平野を見渡すことができます。新緑と春の田んぼが広がる風景が、すがすがしい!特におススメしたい「癒しのスポット」は山腹の中央に一本だけある梨の木を望む場所。今まさに花盛りです。

梨の木の上方から麓を望む

梨の木の下方から頂上を仰ぐ

梨の花のアップ

なんと、梨の木の花言葉は「慰め」「癒し」
梨の木の見えるこのスポットに癒しを感じたのも、ただの感性や偶然じゃなかったようです。しかも、この風景は秋田県薬剤師会のCMにも登場したことがあるんです。このロケーション、健康を考える薬剤師の皆さんの目に留まったことも「癒しのスポット」を名乗るのにふさわしいと自信を持ってしまいます。

この梨の木は標高400m付近にたった一本でたたずんでいます。なぜ、ここに一本だけ?と思い調べてみると、スキー場として整備される前、牧草地と林との境目にこの木があったようです。「ミチノクナシ」という品種で、自生か植えられたものかはわかりませんでした。木の下にはお宮があったそうですが、現在は別の場所に移されています。お宮を護るありがたい存在として、また地域の目印となってきたことから、林の木が伐採されてもこの梨の木だけは切られることなく、そのまま残され現在に至ります。
長く地域の目印となり、この地の安泰を見守ってきた梨の木というわけです。
花言葉の「慰め」にも縁を感じてしまいます。

梨の木の花言葉は「慰め」「癒し」ですが、梨の花言葉は「愛情」です。たくさんの大きな実をつけ、まるで感謝しお礼をしているような梨の姿にちなんでいると言われています。

山の中腹に優しくたたずみ、毎年白い花をいっぱい咲かせるこの梨の木。
5月の清々しい風を感じながら、仙北平野を望めるこのスポットに立つと、花言葉の「慰め」「癒し」「愛情」を人それぞれに感じていただけると思います。
連休明けのこの時期、いわゆる「5月病」の予防にも、太田おススメの「癒しのスポット」を訪れてみてはいかがでしょうか。

【西仙北】刈和野ライオンズクラブより掛け時計を寄贈いただきました。

4月24日(火曜日)、刈和野ライオンズクラブ(田口順一会長)よりJR刈和野駅1階ふれあい広場へ掛け時計を寄贈いただきました。
今後、駅利用者や地域住民へ正確な時刻を知らせ、また流れるメロディとパフォーマンスで広場の利活用、地域の活性化に繋がることでしょう。

時計を手渡す刈和野ライオンズクラブ田口会長(右)と佐々木支所長(左)

 

第9回協和さくら祭りが開催されました。

4月27日は、さくら祭りグラウンドゴルフ大会、4月29日は、協和中学校吹奏楽部と協和小学校ブラスバンド部の演奏と大抽選会などの催しと特産の販売などがあり、大勢の人で賑わいました。

さくら祭りグラウンドゴルフ開会式 208名のプレイヤーが参集しました。

満開の桜の中、上位を目指してプレイを楽しみました。

ベストスコアの優勝者へ賞品を送る。

協和中学校吹奏楽部の演奏。

協和小学校ブラスバンド部の演奏。

500円以上の買物で1回の抽選で賞品をゲット。

桜は数年ぶりに満開になりました。

グラウンドゴルフコース内に水芭蕉も開花。

第9回さくら祭り、盛大に開催。

*笑顔の花咲く*第6回おらほの桜まつり開催!

4月29日日曜日

南外ふれあいパークを会場に桜まつりが開催されました。当日は高気圧のおかげでポカポカ陽気。

そして、祭りを彩る桜はベストタイミングで満開を向かえました。

ここ数年は毎回雨に悩まされておりましたが、今回は絶好の機会とあって、準備にも力が入ります。

 

 

 

 

【午前11時】おらほの桜まつり開演!

ステージ前で南外地域活性化支援協議会による餅つきがはじまりました。

 

 

 

 

 

 

途中からは地域の子どもたちも餅つきに参加。

重い杵を持ち上げ、一生懸命餅をつくきます。

「よいしょ!」「よいしょ!」

 

 

 

 

 

 

つきあがった餅は、来場した方々に振る舞われ、皆さんおいしそうに召し上がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

【午前11時30分】芸能発表ステージスタート!

なでしこ南外によるスコップ三味線を皮切りに、多種多様な芸能発表が披露されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南外には、こんなにもたくさんの芸達者の方々がいるのかと驚かされました!

どのステージも日頃の努力が花開いたのではないでしょうか*

 

【午後12時30分】桜の苗木プレゼント♪

ステージ発表の半分が終わったところで、今回初の試み「桜の苗木プレゼント」が行われました。

開始の合図とともに、プレゼンターの支所長の前には長い列。用意した50本の苗木はあっという間になくなりました!

 

【午後14時】おらほの桜まつりフィナーレ!

おろほのさくら祭りはいよいよ終演を迎えます。フィナーレは、芸能発表ステージ全出演者による「南外小唄」の踊り。

来場者の手拍子の中、みんなで輪になり踊り舞います。

これぞ南外愛が生む「地域の輪」!

おらほの桜まつりは来年も開催する予定です。

今回来場してくださった方もそうでない方も、来年のおらほの桜まつりでお待ちしております。

みんなで「地域の輪」を広げましょう!

 

太田の運動会

4月29日、太田地域の3小学校で運動会が開催されました。
私が子どもだった昭和40年代から50年代にかけては、運動会は学校の春の運動会、7月に部落運動会、8月には全町運動会、そして秋には学校の親子運動会と年に4回ありました。
全町運動会は、昭和30年に長信田村と横沢村が合併して太田村となったときに、村民の融和と村の一体感を醸成することを目的に開かれたのが始まりでした。太田中学校グラウンドを会場に、太田地域の12の体育協会支部対抗の運動会で、小学生からお年寄りまで参加し、グラウンドの周りに各支部のテントが張られ、運動会に参加する人や観覧する人でいっぱいでした。
この全町運動会は、第49回まで続きましたが、諸般の事情で平成の合併前年を最後に終わりました。
部落運動会は、昭和40年代から50年代はほとんどの集落で開かれていました。
私の住む地域でも、4つの集落対抗で短距離競走や最強リレー等の本気を出して走る種目から、パン食い競争、縄ない競争、マッチを口にくわえゴム輪を渡すゴム輪リレー等のレクリエーション種目、そして運動会終了後は各集落ごとに分かれての酒飲み大会など集落全体が大いに盛り上がったものですが、開かれなくなり久しくなりました。
そして学校の運動会は、開会式で「朝焼け雲の色映えて~♪」で始まる県民の歌となぜか「若い力」を必ず歌いました。
かけっこが苦手な子は、あまり楽しくない学校行事でしたが、母手作りの料理がぎっしり詰まった重箱の昼ご飯や、運動会当日にもらう少ない小遣いで、グラウンドの端に並んだ出店で、何を買うか悩んだことも懐かしい思い出です。いろいろ迷ったすえに、私はくじ付きの甘納豆とハッカ?ニッキ?の味がする黒砂糖がぬられた貝殻を買った記憶があります。

さて今どきの運動会は、どんな様子かなと3小学校を回りました。

最初に太田東小学校へ。
東小学校は今回、第60回親子運動会でした。昨年、古稀を迎えた来賓のT市議は、「私が小学校5年生のときに始まった親子運動会だ」と感慨深そうに話していました。親子運動会は、昔は夏休み終了後に開催されていましたが、現在は春の運動会と統合して開かれています。
最初の競技種目は、応援合戦でした。赤、黄、緑と縦割り学年に3組に分かれ、我がチームこそ優勝を勝ち取るぞ!とばかりに歌とダンス、そしてエールは子どもたちの一生懸命さが伝わり、私も審査員の一人でしたがどの組も一番でした。

そして東小学校恒例の相撲。土俵の女人禁制もなんのその、女子相撲は男子以上に観覧者から歓声があがりました。

 

次に太田北小学校へ。
全校児童40名と大仙市で一番児童数の少ない小学校ですが、元気いっぱいの子ども達で40名が3倍くらいの人数に感じられました。

北小学校は、昔から学校区のたくさんの地域住民も参加するコミュニティ運動会となっています。飛び入りで地元駐在所のおまわりさんもパン食い競争に出場し、みごと1等!子どもたちから「スピード違反だ~」と言われていました(^^;)

 

最後に太田南小学校へ。
ちょうど午前の部が終了し、家族と一緒に昼ご飯を食べるために子どもたちが三々五々散らばったところに到着しました。

満開の桜の下で弁当を広げる風景は、スタジオジブリの絵職人をつとめた男鹿和雄さんの画集「秋田、遊びの風景」にある「運動会のお弁当」の絵を思い起こしました。
南小学校は男鹿さんの母校。画集の中で男鹿さんは「村や学校での年中行事が、大事な娯楽だった当時のことなので、お母さんたちもはりきって、お昼用の料理を作ってくれた。たいていの家で持ってくる定番は、おにぎりやおいないり、太巻き、ベッコウ(卵入りの寒天)などで、これは主に子供用。大人用のおかずや、酒のおつまみとしては、漬物のいぶりがっこや、わらび、せりなどのおひたし、それに、ふき、ぜんまい、たけのこ、きのこなどの煮つけがあった」と詳細なメニューまで書いています。どれも「そうだった!そうだった!」と思うものばかり。現在は・・・と弁当をちょいとのぞいてみましたが、ほとんどが「仕出し」これも時代の流れですね。見渡すと、昼からお酒を飲んでいるお父さんもいなく、また出店も観光地優先かババヘラアイスだけ。それでも、運動会びよりの青空のもと、野外で楽しく昼ご飯を食べる風景は今も昔も変わらずいいなぁ~と思いました。

時代は変わっても運動会は子どもたちにとって、もしかすると子どもたち以上に大人が楽しんでいるようでした。昔は足の速い子がヒーローでしたが、今は速さを競う以外にも、一生懸命に走ることでみんながヒーローになれる、そんな運動会の良さを感じました。
昔は4回あった運動会は、今は年に1度の小学校の運動会だけとなってしまいましたが、回数が減ったからこそ、より一層地域みんなで楽しめる貴重なイベントとなりつつあるように思います。太田の運動会の風景に、学校行事だけでない、そしてスポーツ行事だけでない、守り伝えていく風景・風習・想いをたくさん感じたひとときでした。

あたたかな光に癒されて*南外おらほの桜ライトアップ*

4月28日土曜日

南外ふれあいパークで、桜のライトアップが始まりました。

この日、南外地域の広報担当の私は、夜の7時過ぎに自宅から徒歩でライトアップ会場に向かいました。

辺りはすでに真っ暗。

怖がり屋の私は、何か出てくるのではとビクビクしながら、所々にある電灯と時々通る車のライトを心の支えにして前に進みます。

歩くこと20分。

向こう側に提灯のあたたかな光が見えます。

あと少し、あと少し、、、、、、、、、、、到着!

 

目の前に広がる幻想的な風景。青空の下で見る淡いピンクの桜も素晴らしいですが、暗闇の中でふんわりと優しい光で照らされる桜も見応えがありますね。

怖さで疲れ果てた私の心は、あたたかい光と桜に癒され、時間を忘れ桜を眺めていました。

南外おらほの桜ライトアップは、5月6日日曜日まで開催しております。時間は夜の6時から9時まで。

会場のふれあいパークまではお車で来ることも可能ですので、私のような怖がりな方はぜひ、お車でお越しください。

皆さんのお越しをお待ちしております!

 

桜の季節はそよそよと〈神岡桜・地域に馴染む・原風景【昼ver.】〉

各地で行われた桜祭、名残惜しくも春風に吹かれ5月がやってきました。
大型連休を終えた頃には、すっかり緑色になってしまいそうな神岡桜。
今年も心和む神岡の原風景が、見る者をほっこりさせてくれました。
神岡でなければ見ることのできない桜の風景、今回は昼バージョンをお送りしたいと思います。

まずは、かみおか温泉嶽の湯や神岡中央公民館、B&Gプールのほうへ…

曲がり角から見えるだけ山、近くの町内は『ビュータウン嶽』という名前がついているくらいですから、これがキレイに見えるんです。
見出しのだけ山も、神岡中央公園の桜とちょうどいいコラボレーションですよ~❊

プール側から嶽ドームのほうを向くと、子ども心をくすぐる遊具と桜がマッチング!
桜の樹の下では、花見がてら涼めるというベストポジションで、最高のシチュエーションでした。

移動中、小学校の前の桜もキレイだったなあと寄り道。
神岡ならではの装飾ガラスが鮮やかで、桜が引き立ちます。

巡りめぐり辿り着いたのは、中川原コミュニティ公園。

見事な桜のトンネルをくぐり、川沿いのフットパスを歩いて気分爽快♪

水害後完全な復旧には至っていませんが、一生懸命手が施された桜は圧巻、素晴らしいの一言に尽きます。

お昼のほのぼの神岡桜、いかがでしたでしょうか?
次回は夜のしっとりファンタスティック夜バージョンの桜をお見せしますので、お楽しみに❊

払田真山公園観桜会が開催されました!!

払田真山公園観桜会が、真山公園を会場に4月20日(金)から4月27日(金)まで開催されました。
今年は、4月21日(土)、22日(日)の2日間イベントが実施され、バーベキュースペース開設、子どもイベント、舞台での芸能発表やプロ歌手のステージ、第3回せんぼく米大食い大会、落語会、市指定文化財高梨神社と桜のLEDライティングショーなど盛りだくさんでした。

21日(土)の朝の時点で、会場の桜はまだ見頃ではありませんでしたが、土日の2日間は好天に恵まれ、22日(日)には観桜会にふさわしい開花状況となりました。

今回は、4月21日(土)、22日(日)のイベントの様子をご紹介します。

4月21日(土)11時30分からは、真山公園のあやめ園において、ポルミート・野菜直売BBQコーナーが設置され、ポルミートのソーセージや仙北地域で作られている野菜を購入した方には、無料で七輪と炭が貸し出され、皆さんそれぞれBBQを楽しんでいました。

14時からは、「大仙ふるさと博士育成」事業の対象事業となっている、真山公園内にいる大仙市のマスコットキャラクターを見つけ出したら景品がもらえるイベントが行われました。
この日は、大仙市のマスコットキャラクターである「まるびちゃん」、「柵麿呂(さくまろ)くん」「ドンパンじっちゃ」、「デカラビくん」、「ささ太くん」が登場し、子どもたちが真山公園内を探し回っていました。

そして、日暮れには桜のLEDライトアップに加え、地元若者グループの「払田柵真会」が作成した約400個の竹灯篭が高梨神社参道を照らし、その先の高梨神社(市指定文化財)もLEDによりライトアップされました。今年は、高梨小学校・横堀小学校の児童により作成された紙絵灯篭が、県道から払田分家庭園までの道路と高梨神社参道に設置されました。

 

4月22日(日)12時30分からは、史跡の里づくり委員会 佐藤委員長の挨拶と老松市長の挨拶にはじまり、FMはなびパーソナリティの根田朋子さんの司会によりイベントが進行されました。

今年で3回目を数えるせんぼく米大食い大会が、オープニングイベントを飾り、中学生から大人9名の出場者が、制限時間10分内に、自分で持ってきたご飯のお供1品(ふりかけや卵など)で、ごはん2合の完食を目指しました。

大会結果は、完食賞5名、努力賞3名、特別賞1名となりました。

続いて、神岡小学校のよさこいチーム「Jingujiキャンで~ず」による力強くしなやかな演舞が披露されました。

大仙市「ふるさと民謡めぐり」実行委員会による民謡が披露されました。

三代目秋田県住みます芸人「桂 三河」さんによる落語会が開催され、会場は大きな笑い声に包まれました。

ドンパン娘による踊りが披露され、指先まで意識をかよわせ、優雅に、可憐に舞う姿に見惚れてしましました。

続いて、シンガーソングライターの栗林聡子さんによるピアノの弾き語りが行われました。会場には、力強く清らかな歌声が響き渡りました。ステージの途中で、急遽子どもたちも一緒に歌い、会場はほのぼのとした空気に包まれました。

そして、イベントの大トリを飾ったのは、仙北地域払田出身プロ歌手の鏡元もとじさん。
お客さんやファンと交流し、ハートを鷲づかみにしていました。

そして、日暮れには1日目同様に、桜・高梨神社のLEDライティングショーが行われました。 たくさんご来場いただきありがとうございました!また、来年も楽しみにしていてください!