ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2018 » 8月

豊成中学校生徒がんばりました!!(十六沢城址公園にて)

8月29日(水)、豊成中学校の2年生16人が、「十六沢城址公園を守る会」の皆さんとともに、中仙地域にある十六沢城址公園の間伐作業を行いました。

 

はじめに、守る会の方がチェーンソーで枯れたコナラの木を切り倒します。

 

 

 

 

 

 

 

生徒達は、チェーンソーの音に少し驚きながら見守っています。

 

 

 

 

 

木が倒れた瞬間、自然と湧き上がる「お〜〜!」という歓声。

高さ約20mのコナラが倒れました。

 

 

次に生徒達がノコギリで小さく切り分けます。

それなりに太い木のようですが・・・ノコギリで大丈夫でしょうか。

 

高いところの枝を切り落として、太い大木もあと少しで切り終えそうです。

 

 

切り終えた木は一ヶ所にまとめます。

 

 

最後にみんなで記念撮影。

慣れない作業も、楽しく終えることが出来たようです。

※「山火事注意」 気を付けましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

十六沢城址公園を守る会 代表の田口さん

「美しい自然を守るため、自分たちが行っている活動を若い世代の人達に引き継いでいってもらいたい。」

「参加してくれた中学生には本当に感謝している。ありがたい。」と、頼もしい生徒たちの活躍に満面の笑みを浮かべながら語ってくれました。

※十六沢城址公園では、「秋田県水と緑の森づくり税」関連事業などを利用して、官民一体となっての環境保全活動が行われています。

小沼神社1300年記念大祭

8月20日(月)、大仙市豊岡地区にある小沼神社の壱千参百年記念大祭が行われました。

小沼神社は、養老2年(西暦718年)に建てられたと伝えられています。仏体を神霊として祀っていましたが、明治初頭に小沼神社として小沼地区の産土神(うぶすながみ)となりました。中仙地区で一番古い神社で、社殿の前には、渇れることのない沼が広がっています。

小沼神社社殿

神社前沼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前10時から、小沼神社氏子と関係者が参列する中、玉串奉納や宮司さんの舞が行われ、盛大で厳かな大祭でした。

 

ここには、県指定有形文化財である「十一面観音」、「聖観音」、「僧の頭部」が安置されています。

   木造十一面観音菩薩立像(左)        木造聖観音菩薩立像(右)

木造僧形頭部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝午前3時に新潟から出発して来たという男性は、「1300年祭とは知らなかった。十一面観音を見ることができて、とても幸せに感じる。」と話し、目を輝かせながらじっくりと見入っていました。

実際に立ち会って取材してみましたが、とても心が洗われる不思議な気持ちになりました。

第34回ドンパン祭りが開催されました!

8月16日(木)、中仙支所前ドンパン広場において第34回ドンパン祭りが開催されました。

当日は朝から激しい雨が降っていたため、祭りの前半に予定されていた小中学生や園児達による演目は残念ながら中止となってしまいましたが、夕方からの民謡やドンパン踊り、花火ショーなどは予定どおり行われました。

 

中仙民謡研究会のみなさん

和楽器も着物も雨は大敵ですが、祭りを盛り上げるため熟練した唄声と演奏を惜しみなく披露してくださいました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンパン娘オフィシャルブース

ドンパン祭りのグッズ販売やドンパン娘との記念撮影コーナーが設けられ、家族連れをはじめとした大勢の方々が訪れました。

ブースの目の前にはおいしそうな屋台がたくさん並んでいます。娘達も食べずにはいられません!!

 

 

 

 

 

 

 

桜秀心舞のみなさん

どんなに雨が降ろうがお構いなし!!

桜秀心舞(おうしゅうこころまい)の迫力あるよさこい、大きな旗も一生懸命振っています!!

 

みんなで踊るドンパン踊り!!

ドンパン祭りの魅力は、なんと言っても観客が参加できるイベントであるということ。祭りへの参加が初めての方でも、気軽に踊りの輪に入ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィナーレは『平成最後の夏』をテーマにした花火

約1,000発の花火が、各年代のヒット曲と共に打ち上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年もドンパン祭り会場でお待ちしてます!!


※なお、今回中止となった演目は下記の日程で披露される予定です。
 ・長野ささら   9月15日(土) 中仙小学校学習発表会
 ・円満造甚句   9月17日(月) 豊川小学校学習発表会
 ・小沼山の詞   9月17日(月) 豊岡小学校学習発表会
 ・黒土神楽    9月23日(日)  清水小学校学習発表会
 ・吹奏楽演奏   10月7日(日) 秋桜祭(中仙中学校)、豊中祭(豊成中学校)

 

太田地域の佐藤春雄さん、テレビ出演!!

8月20日、太田地域にお住まいの佐藤春雄さんにあるテレビ番組の出演依頼がありました。そのテレビ番組とは、AAB秋田朝日放送の「ぷあぷあ金星」。5月30日にこちらのブログで紹介した太田地域の「おにょ様」を取りあげていただいた番組です。 【5/30「おにょ様」のブログ記事】

前回の企画は、地域に祀られている道祖神(おにょ様)を取りあげたもので、おにょ様が祀られている神社を管理している佐藤春雄さんが、おにょ様の歴史を知る方として出演しました。春雄さんのとてもまじめで気さくな人柄がテレビ局のハートを射止め、今回、再び番組に出演してほしいと依頼がきたものです。8月27日に太田地域にある中里温泉で収録があり、太田支所もその収録に立ち会わせていただくことができましたのでその様子を紹介します。

今回の企画は、番組レギュラーのバリトン伊藤さん、シャバ駄馬男さんとともに東北地方を中心に活動されている若手シンガーソングライターのティーナ・カリーナさん(注:日本人です)が県内各地を訪ね、昭和歌謡を歌う、というものでした。前回の番組収録で北島三郎さんの「山」を歌った春雄さん。今回も「山」を熱唱されました。

春雄さんの熱唱に刺激を受けたティーナ・カリーナさんも、お返しにと有名な昭和歌謡を熱く歌いあげました。

最後にカリーナさんのサイン入りポスターを春雄さんにお渡しし、収録は終了。

春雄さんは、収録の中で、「歌を歌うことは趣味の一つとしてペアーレの講座に通いはじめたことがきっかけだったが、今では生きがいとなっている。自分の好きなことでこういう風に声をかけてもらえるのは本当にありがたい」と話していました。また、「歌を通じて若い人たちとふれ合うことで刺激をもらったので、まだまだ長生きすることができる」と言っていただけました。

今回の収録に立ち会い感じたことは、「自分にとって生きがいを持つことの大切さ」でした。歌に限らず、様々なことに挑戦することで、人との出会いがあり、新しい発見や気づきがあるものだと感じました。春雄さんは今年85歳になったそうですが、とても若々しく活き活きとしていました。

ちなみに、ぎりぎり昭和生まれである私ですが、今回の立ち会いの予習として家にあった昭和歌謡のCDを聴いてみました。今流行りの歌も良いですが、昭和歌謡にも良い歌がたくさんあることを発見しました。

それでは、また逢う日まで、、、(^^

 

※ なお、今回企画・収録されたものは、下記の日程で放送予定です。ぜひご覧ください!
番組名:ぷあぷあ金星(AAB秋田朝日放送)
放送予定日:平成30年9月7日(金)、14日(金)24:15~
(春雄さん出演は14日の予定)

※ ティーナ・カリーナさん
2012年にメジャーデビュー。大阪出身ながら、東日本大震災後まもない時期に仙台に活動拠点を移し、昭和歌謡を数多く歌う。誰もが口ずさめる音楽、家族や同志との多くの思い出が積もった名曲、昭和歌謡を歌うことで様々な地域や世代をつなぐ。日本人の心を結び付けて来た名曲たちをいまの時代に再現し、また新たな時代に伝承するため彼女は歌い続けています。
(※ 一部、パンフレットから引用しました)

※ 今回、太田に訪れたティーナ・カリーナさんの公演が秋田であります。昭和歌謡を堪能できます。中里温泉にポスター、パンフレットがありますのでご覧ください。(太田支所には置いてありませんのでご注意ください)
ティーナ・カリーナ「ひとり昭和歌謡祭」
日 時 : 平成30年9月22日(土)
場 所 : 秋田市文化会館 小ホール

太田分校70周年記念写真展

金足農業高等学校の甲子園での大活躍で、県内は大いに盛り上がりました。金農の皆さん、本当に感動をありがとう!こんなにワクワクして清々しくて感動的な夏をありがとうございます!秋田県民の記憶と歴史に残る夏になりましたね。
そして、金農の活躍で農業高校が注目される中、太田でも大曲農業高等学校太田分校に再注目です。
太田分校は今年創立70周年の記念の年です。太田文化プラザのミニ展示室では、「大農太田分校70周年記念~写真で振り返る70年、そして今…~」を開催しています。

太田分校は昭和23年秋田県立大曲農業高等学校定時制課程横沢分校として開校しました。その後、昭和50年に定時制課程が廃止され、全日制課程太田分校となりました。昭和50年代、太田分校の活躍は目覚ましく、昭和55年に自転車部が全県高校総体で初優勝し、以来総合5連覇の偉業を達成しています。さらに東北大会を制覇し全国大会でも5年連続優勝という栄光を残しました。昭和60年には、文化部の活躍もあり、高写連写真展で団体優勝、全国高校総合文化祭発表会に郷土芸能部と写真部が県代表として出場しています。そんな中、昭和60年11月校舎が全焼するという大事件が起きました。校舎全焼を機に太田分校の廃止がささやかれる中、当時の太田町では「太田の学校、絶対になくしてはならない」と学校再建のために仮校舎として体育館を提供し、授業で必要な備品等の助成などを行いました。町から義援金が贈られたほか、卒業生らが先頭にたち寄付を集め、町ぐるみで一日も早い太田分校の再建を願いました。そして1年後には、木の香がただよう立派な現校舎が再建され、太田地域みんなで喜びました。

写真展より 「桜咲く頃の旧校舎」

写真展より 「新校舎落成式での郷土芸能部の演舞」

 

時節柄、太田分校の野球部の活躍についてもピックアップします。
昭和49年、当時はまだ定時制課程で軟式野球部の頃ですが、全国高校定時制野球大会秋田県大会で、太田分校野球部は見事優勝を果たしました。決勝では前年度優勝の金足農校チームと対戦、延長12回で見事勝利をつかみ、軟式野球の甲子園ともいえる全国大会出場を成し遂げています。平成13年には硬式野球部が創立、平成25年には秋田県農水産高校大会で準優勝を果たしています。今年は部員不足から雄勝高校と矢島高校と3校合同チームを結成したことでも話題となりました。

写真展より 「7月 甲子園予選」

 

文化プラザのミニ展示室での写真展には、昭和30年代・40年代のスポーツや授業の様子を伝える白黒写真、現分校生の田植えや運動会、グラウンドゴルフ大会や全校民謡発表会などのカラー写真が並んでいます。太田分校の今昔が感じられる写真展です。ミニ展示室という小さなスペースでの写真展では、少しもったいない気もしますが・・・。太田分校を支えてきた地元太田の皆さんにこそ見ていただきたいと思います。

開校以来、太田分校の存在そして活動は、太田地域に活力を与えてくれています。
興奮冷めやらぬ金農ナインの活躍、地元の高校に進んだ郷土を愛する球児たちが、秋田県民の応援を一身に受け郷土から愛された夏。同じ年に70周年の節目を迎える太田分校もまた、郷土から愛される学校です。太田分校の応援にも熱を入れたいですね!

 

太田キッズ学びぃ 初のフィールドワーク

8月もお盆を過ぎ、巷の子どもたちにとっては、夏休みも残りわずかとなりました。
宿題や課題に励む傍ら、長期休みを利用して家族や友達とレジャーを楽しんだり、スポ少やクラブ活動に汗を流したり、貴重な夏を満喫していることと思います。

この夏、心に残る思い出はできましたか?

さて、少し時は遡りますが、7月25日からの3日間、太田文化プラザで「太田キッズ学びぃ」が開催され、夏休みに入ったばかりの地域の小学生が、ボランティアの先生たちの指導のもと、元気に自学自習へと取り組む姿がありました。

例年、地元小学生の自学自習の場所として開催しているこの「学びぃ」ですが、この夏は活動の場所を外にも広げ、初のフィールドワーク体験学習を実施しました。
実施したのは日程最終日となる27日(金)の午後。
参加した19人が、自分たちの住んでいる「太田地域の一番」を探して、川口渓谷にある「オブ山の大杉」に会いに行きました。

オブ山の大杉は、真木真昼県立自然公園内の川口渓谷にある、幹回り12.4m、樹高34m、樹齢1200年以上とされる巨大な天然杉です。
その幹の太さは秋田県一(東北で三位)とされ、林野庁の「森の巨人たち100選」にも選ばれており、太田地域が誇る貴重な自然資源の一つです。

今回参加する子どもたちは皆、オブ山の大杉とは初対面。
中には山に行くのが初めてという人もおり、期待に胸を膨らませながら、オブ山の大杉を目指して元気に夏の山道を進む皆さんに、私も同行してきました。

午後1時、川口渓谷遊歩道のゲート前に集合した皆さん。
ここからおよそ1時間かけて、目的地へ向かいます。
ガイドの倉田陽一さんは、午前中のまなびぃでもスタッフとして勉強を教えてくれた先生の一人です。

オリエンテーションをした後、男子の班、女子の班に分かれいよいよ出発します!

この日の天気は快晴。

午後の強い日差しの中、遊歩道を進むことおよそ15分、オブ山の大杉へと続くルートの入り口の看板が見えてきました。
看板の案内にそって遊歩道を外れ、坂を下ると、目の前に沢が表れます。

オブ山へ行くにはこの沢を越えなければなりません。

好天が続いていたことから、沢の水位は浅め。
子どもたちが沢を渡りやすいように、ガイドの倉田さんと随行の公民館スタッフが先に沢に入り、大きめの石を寄せ集めて足場を作ります。
さらに、スタッフ2名が両岸から沢にぴんと張ったロープをかけ、子どもたちの沢渡りをサポートします。

子どもたちはロープにつかまり、転ばないように足場を捉えながら、慎重に沢を渡ります。
何事もなく、無事に全員が沢を渡り終えました。

オブ山への入り口は、茂みを分け入った少し急な坂道から始まります。
これまでと違う光景に、沢渡りという関門を終えたばかりの子どもたちから、「えっ!ここを登るの!?」という声も。

そう、ここからが本番です。
大杉がある、標高450メートル地点まで、いざ出発。急な坂を四つん這いになって登ったり、大きな倒木や突き出た木の枝を飛び越えたりくぐったりしながら、くねくねとしたつづら折りの道を進んでいきます。

最初は声を上げていたみなさんでしたが、道を進むにつれ歩くのに慣れてきた様子。
通行を妨げている倒木も、怯まず乗り越えていきます。 普段あまり見ることのない山の中の光景に興味津々の子どもたち。
さあ、目的地はもう少しです。

 

登り始めてから約30分、やっと会えました。
これが、オブ山の大杉です!

取り巻く周辺の木々もなかなかの大きさですが、それをはるかに上回る幹の太さ、途中から2本に分かれた異形の幹が、他の木にはない存在感を放っています。

子どもたちは始めて見るオブ山の大杉に近づき、上を見上げたり、優しく幹にさわったり。
最後は参加した19名全員が木の周りで手をつなぎ、ぐるっと一周。
樹齢1200年の風格を体感していました。少し休憩した後、元来た道を引き返して下山します。
下りは、登りの時よりペースが速くなりがちなため、随行スタッフが列の間に入り、歩調を保ちながら進みます。

そうしてしばらく下山していると、大人の手のひらサイズもある巨大なカエルと遭遇しました!
女の子たちは声をあげ距離を置きますが、男の子たちは興味津々の様子。カエルには少し迷惑だったことでしょうが、少しだけふれあいを楽しんだ人もいました。
こうした出会いがあるのも自然界ならではの醍醐味です。

無事に下山したあとは、先ほどの沢を渡り、3時50分ころに再び遊歩道のゲート前に到着。川口渓谷を後にしました。

終わってみて、子どもたちに感想を聞いてみると
「山を登ったのは初めて。山を登る人はこんな道を通っているんだと知った。途中、急な坂や狭い道で大変だったけれど、探検みたいで楽しかった。」
「(オブ山の大杉について)話で聞いたことはあるけれど、実際に見たらおもしろい形の木だった。木の根元に大きな穴が開いていて、何か動物の棲家みたいだった。」
中には、「あんなに大きなカエル、始めて見た...」と、オブ山の大杉と出会えた感動を巨大ガエルに持って行かれた人もいるようですが、いずれにせよこれらの体験は子どもたちにとって、ひと夏の貴重な思い出となったに違いありません。

自分たちの住んでいる「太田地域の一番」を探すフィールドワーク。
大杉の大きさが一番、カエルの大きさが一番、この探検の楽しさが一番と感じた人もいたかもしれません!

参加されたみなさんは、夏しかできないこの貴重な体験を夏の武勇伝の一つにしてもらえたらと思います。

 

甲子園の青空を目指して!!〈横浜商科大学硬式野球部の皆さんによる野球教室〉

秋田県勢の金足農業高校の頑張りが、かつてない興奮を呼んだ今日この頃。
大仙市の子どもたちも憧れの彼らのように、『秋田から甲子園へ』という思いがさらに強くなったのではないでしょうか。

8月9日(木)、大仙市で合宿中の『横浜商科大学硬式野球部』の皆さんが平和中学校の野球場へ来てくれました。

佐々木監督率いる野球部の、主力選手まで足を運んでくれています!
この横浜商科大学は神奈川大学リーグ野球の強豪校で、野球部の皆さんも甲子園出場経験校出身者がたくさんいらっしゃいます ヽ(・∀・)ノ
指導してもらったのは、大仙市西部地域の協和・南外・西仙北・平和中学校、4校の野球部員の生徒です。
ポジション別の指導や、バッティングフォームなど勉強になることばかりです。

練習試合の合間をぬって野球教室に協力してくださった横浜商科大学硬式野球部の皆さん、ありがとうございました!!

終わりの会で佐々木監督のお話をうかがいながら…
この空は甲子園の空につながっているんだなあとしみじみ。
そう遠くない未来、もしかしたら彼らこそが甲子園のマウンドに立っているかもしれませんね!

神岡野球場を主会場に行われる『親父たちの甲子園』も来月に迫ってきました。
いつもまでも続いていく青春の青空、9月22日(土)からの熱闘にもご声援をお願いします☆

【西仙北】西仙北スマートインターチェンジ利用促進イベントを開催しました。

8月14日(火曜日)、西仙北サービスエリア(上り線)で、盆休暇中の帰省客や観光客の方を対象に、西仙北地域産の農産物加工品や特産品販売イベントに合わせPRチラシ等の配布を行いました。
西仙北スマートインターチェンジの利用促進を図るとともに、地場産品の消費拡大、農林業の活性化を目指しています。

 

 

わらび座・鈴木裕樹さん 成人式で講演(公演)

8月15日、大曲市民会館を会場に新成人599名が出席し大仙市成人式が開催されました。

記念アトラクションとして今年は、劇団わらび座の舞台俳優である太田地域出身の鈴木裕樹さんの「成人おめでとうステージ」が行われました。

裕樹さんの持ち時間は30分、ちょっとした歌やお芝居をするのかなと思っていたところ、ステージには演台とマイクがセットされ、あれ?公演ではなくお話しをする講演でした。裕樹さんの講演要旨を紹介します。

みなさん、成人おめでとう。
成人したからと言って自分の内面はそんなに変わらないし、成人だという自覚もあまりないと思う。でも、自分の経験からして、親は自分の子どもが成人したことに何か特別なものを感じていると思う。
私は今36歳、6歳になる娘がいる。仕事をしながら子どもを育てるというのは大変だと感じている。子どもは朝起きて寝るまで遊ぶことばかり考えている。娘にお父さん遊ぼうと言われて、子どもと一緒に遊びたい気持ちと、子どもについていけない体力との葛藤は大変なものがある。
娘が3歳の誕生日の日、ちょっと目を離したすきにアパート2階の階段から転げ落ちて救急で診てもらった。幸い娘は大事には至らなかったが、その病院の帰りに右手で娘を抱き、左手で娘の誕生祝いのピザを持ち、今度は自分が階段でつまずいてしまった。両方の手がふさがっていたために娘をかばうことが出来ず、娘が大量の鼻血を流しているのを見て、自分の不注意で娘にけがをさせてしまい、オレは何をやっているんだ、自分をぶっ殺してやりたいと思った。幸運なことに娘の顔に傷跡は残らなかったが、このような親と子のたくさんのエピソードが積み重なって今がある。これまで育ててくれた親に感謝のことばを伝えたら、素敵なことだと思う。

今年6月に大阪公演があり、ホテルで朝食の最中に大きな地震があった。
小学校のプールのコンクリート壁が地震で倒壊し、女の子が犠牲になった日である。
私は大きな揺れを感じてすぐに避難したが、中国人観光客は避難することなく大声で日常会話を続けていて、あ然とした。彼らは何をおおげさに、ビビり過ぎだなどと思ったかもしれないが、東日本大震災を経験した私は、わずか数時間で日常のすべてが無くなることを忘れないようにしている。
結婚して子どもが生まれ、守っていかなければならない家族を持ち、家族を守るためには自分の命を守らなければならないことに気がついた。大変なことが起きた時、自分の命を守るためにはどう行動するかを考えるようになった。自分なら大丈夫とか、逃げないのは男らしいとかといった考えは間違い。自分の命を守るため、家族を守るためには、カッコ悪いなどと思っていては責任が取れない。

私は先生になるために秋田大学に入ったが、入学後は勉強が面白くなく、目標が持てずにバイト、飲み会、麻雀などに明け暮れた結果留年が決まり、大学をやめると親に伝えた。
このとき私は、自分がやりたいことしか続けられない、いいかげんな人間だと分かった。
みんなは、まず教員免許を取って、それからやりたいことをやればいいと言うだろうが、私はそれができなかった。まわりの人たちができていることが、私にはできない。
親にはたいへんな思いをさせた。
それなら自分には何なら続けられるか、ずっと仕事としてやっていけるかを考えたとき、小さなころから歌うことが好きで、また目立ちたがり屋であったことを思い出し、人の前に立ってお芝居をすることなら続けられる、そしてそれが仕事になるならという希望が持てたので、わらび座に飛び込んだ。歌えない、踊れない、芝居もできない、全くの素人であったが、わらび座養成所での生活は充実していた。
そして28歳のときに「アトム」の主役トキオ役を演じた。これは手塚治虫のアトムを下地にしたミュージカルで、アトムは出てこないがアトムの心を持ったロボットが、親友のロボットを人間に殺され、その復讐のために人間を殺そうとするみんな(ロボット)を引き留める役であった。広島で終演後にロビーでお客さんをお見送りしたとき、年配の男性からくしゃくしゃにしたアンケート用紙を渡された。それには、自分にとって大事な人を殺されたやるせなさや悲しい思いはこんなもんじゃない、といったようなことが書かれていた。このとき私は、大事な人を奪われた人の想いを全く理解できていなかった、自分の仕事が観る人に届いていなかったと気づいた。

私の仕事は、観る人に、前を向いて歩きだそうというインパクトを与えることだと思っている。いま私は、自分の仕事にやりがいと責任と誇りを持って日々、舞台に立っている。
自分にとってのターニングポイントは、24歳で大学を辞めたときだったと思う。
自分の人生、リセットはできないがリスタート(再出発)は何度でもできる。
いま私は36歳、必死になって舞台に立っている。

3年前に私は「どどぉ~ん!大曲花火物語」で創造花火の発案者である佐藤勲さん役を、ミュージカル「為三さん!」では主役の成田為三役を演じた。佐藤勲さんは1987年にドイツで創造花火を上げた。当時は西ドイツと東ドイツとの国境は「ベルリンの壁」で仕切られていたが、その時に「ベルリンの空には壁がない」とスピーチしたと言われている。花火は必ずしも丸くなくていい、四角でも三角でもいいじゃないか、という佐藤勲さんの発想から創造花火が生まれた。大曲の花火を押し上げた素晴らしい人である。成田為三は、秋田の田舎から東京に出て、さらにはドイツに留学し、日本を代表する作曲家となった、これまた素晴らしい人である。秋田で生まれても、秋田にいても、このような素晴らしい仕事をした人たちがいる。
私は自分が生まれ育った秋田が大好きで、秋田で好きな仕事をしている。
新成人のみなさん、できれば秋田で結婚し、秋田で子どもを育て、秋田で生きていって欲しい。私の願いである。

ステージ終了後、裕樹さんの楽屋へ伺うと「いや~きょうのステージは大変でした。お芝居の方がよっぽど気が楽です(笑)」との感想。講演の最後には、「どどぉ~ん!大曲花火物語」と「為三さん!」の挿入歌を歌う場面もありましたが、新成人への講話ということでとても気を張ったようでした。

講話では、どのエピソードも新成人へのメッセージが強いものでしたので、記憶の限りお伝えしようと努力しました(笑)
地元で頑張る先輩、36歳という年の近い先輩が話す言葉に、新成人の皆さんも真剣な表情で耳を傾けていました。
「親への感謝を忘れずに」「自分のため、家族のために命を守ることの必要性」「人生のリスタートは何度でもできる」「秋田で生きて行ってほしい」
裕樹さんのメッセージ、新成人の皆さんに確かに響いたと思います。
裕樹さん、講演ありがとうございました。

ぼくたちの夏休みin神岡〈夏のお楽しみ〉

お盆が過ぎ、夏休みもそろそろ終了。
子どもたちは夏を満喫できたでしょうか?
今回のブログでは前回予告のとおり、夏休みのお楽しみイベントスナップをお送りします。

8月3日(金)、『駅東竿燈会』さんの演技は神岡中央公園にて披露されました。

演技前、かみおか温泉嶽の湯側に待機してもらっていました。
準備中の提灯(ちょうちん)は、夜の演技でろうそくを燈(とも)す台がついており、竿を横に倒していても向きは一定です。
本番でも、入場や移動の際は竿を横に倒して運びますよね~

だけ山をバックに竿燈!
この日は風が強く、竿を支えるだけでもたいへんでした。

東北醤油株式会社さんのキャラクター、「さきちゃん」も竿燈に花を添えています。

お囃子(はやし)も、待機中・入場用と演技用の2種類聴くことができました。

ふれあいタイムでは、50キロ以上ある竿燈を持ってみたり、すくすくだけっこ園の園児たちが竿燈と一緒に記念撮影をしてもらったり。
スポンサーである東北醤油株式会社さんの粋なはからいと、駅東竿燈会さんの素晴らしい演技に感謝です。

もう1つご紹介するのは、蒲の田んぼでのお楽しみです。

田んぼの水路をせき止めて、水に住む生き物を観察します。

さてさて、どんな生き物めっけられるべな~?

ザリガニやウグイ、コイやドジョウなど、結構いろいろ住んでいるものなんですね (ノ°o°)ノおおー

子どもたちが地元の水に住む生き物を知ることで、環境保全のことにも興味を持ってもらえるといいですね!

夏の暑い中、みなさんお疲れ様でした~♪

一部写真提供:神岡支所地域活性化推進室

おおたはなだより №19 ~和賀岳・薬師連山の高山植物 ver.~

7月18日にニッコウキスゲ観賞和賀岳登山の様子をブログで紹介しましたが(「7月8日ニッコウキスゲ観賞和賀岳登山」)、今回はその登山でみられた高山植物を紹介します。

 

1) ニッコウキスゲ(日光黄管) ユリ科

(※ こちらの写真は広報広聴課の岡田さんが撮影し、広報8月号の表紙になったものです)

7月18日に投稿したブログでも紹介しましたが、今回の観賞登山のメインを飾る花です。薬師平に群生しており、晴れた日の空の青色と花の黄色と緑のコントラストはとても綺麗です。
この花の満開と青空に毎年出会うことは難しいため、その場面に出会うことができたら、幸せになれる、、、かもしれません(^^;

 

2)ウラジロヨウラク(裏白瓔珞) ツツジ科

湿気のある林内や草地に生えています。別名をツリガネツツジといい、筒状の花が下向きについています。高山植物の本などでは紅紫色のものが多いですが、今回みられたこの花は色が淡いものでした。

 

3)チングルマ(稚児車) バラ科

和賀岳・薬師連山の中では、和賀岳頂上付近に群生をなし、湿り気の多い場所を好みます。小ぶりな花で白と黄色と緑の色合いがかわいらしい花です。

 

4)ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科

ブナ林の林床に生え、落ち葉などに寄生する腐生植物。
別名ユウレイタケと呼ばれ、湿り気のある所にあります。少し不気味ですが、じっくりみると透き通ったように見える姿がきれいでした。

 

5)コバイケイソウ(小梅蕙草) ユリ科

和賀岳・薬師連山では尾根沿いの草地でみられます。有毒で、誤食すると死にいたることもあるので注意が必要です。

 

まだまだたくさんの花がみられましたが、今回撮影した高山植物は5種類。和賀岳・薬師連山では時期により様々な高山植物がみられます。一度だけではなく何度でも訪れて季節の花々をお楽しみください(^^)♪

 

※ 高山植物は採取することが禁止されています。綺麗だから、珍しいからといって登山道以外の区域に入ったり、花を摘んだりすることは絶対にしないでください

 

真夏も交通安全!〈道の駅かみおかにて交通安全テント村を行いました〉

夏も盛りの8月3日(金)、神岡地域では夏の交通安全運動の一貫として『交通安全テント村』を行いました。
具体的に何をしているの?との質問がたまにあるのですが、
「道の駅かみおかを会場にドライバーの方々へ交通安全を呼びかけ、交通安全グッズ(反射シールなど)や地元産野菜をプレゼントしちゃいます」
というドライバーさんにはちょっとハッピーな催しです。

『テント』の下には地元産野菜をご準備。

夏野菜のかぼちゃやトマト、玉ねぎやにんにく等新鮮で美味しそうな野菜ばかりです。

交通安全を呼びかけたのは、地元の交通安全会、交通安全母の会、交通指導隊、それに大仙警察署から委嘱された安全・安心アドバイザーの皆さんです。

1時間ほどでチラシ等を配り終えそろそろ活動終了かと思われた頃…

大仙市でお目にかかるのはたいへん珍しい車輌が道の駅かみおかへ立ち寄ってくれました。
実は、秋田市の竿燈まつり初日のこの日、東北醤油株式会社さんをスポンサーにされている
『駅東竿燈会』さんが神岡中央公園で竿燈演技とお囃子を披露してくださる日だったんです!
まさに夏休みのお楽しみイベント、ということで次回のこのブログは神岡地域の『夏のお楽しみ』をお送りしたいと思います★

「お互いさまスーパー」の可能性

「お互いさまスーパー」って聞いたことありますか?県内には3か所、五城目町の「みせっこあさみない」、由利本荘市の「赤田ふれあいスーパー」、羽後町の「仙道てんぽ」があります。
「お互いさまスーパー」は、住民自らが主体となって買い物の場となるミニショップを開設、運営する取り組みです。地域住民の買い物の場としてだけでなく、集いの場となり、働く場となり、農産物や山菜などの地域資源を活用する場にもなっています。

8月6日、仙北地域振興局で、この「お互いさまスーパー」についての説明会が行われました。太田支所では、買い物支援は将来直面するかもしれない課題ととらえ参加しました。また、この日はインターンシップで高校生が太田支所を訪問していましたが、若い世代にも地域の課題を感じとってもらいたいという想いから、同行してもらいました。
この説明会は、県の「あきた未来創造部活力ある集落づくり支援室」の主催、田原室長は開会の挨拶の中で、「秋田県は全国1位のペースで少子高齢化が進んでおり、これまでの集落活動が困難になってきている。3年後・5年後・10年後にこの地域で暮らしていくことを見据えて、同じ課題を抱えている地域を参考にしてもらいたい」と説明会の意義について語りました。その後、ガイドブックに基づき、既設3店舗の取り組みについて、また設立・運営の手順や手法について説明がされました。
県内3か所の「お互いさまスーパー」はいずれも平成28年3月のオープンで、中には元々児童館だった建物を利用しているところがあったり、食堂が併設されているところや、直売所がある店舗があったり、交流スペースがある店舗もありました。法人として取り組むところも、任意団体として取り組むところもありますが、任意団体では、開店に伴う仕入資金に地域住民の寄付を集めたことなど、どこの取り組みにも地域の活性化を望む強い想いを感じ、創意工夫がありました。
その後、コンサルタントのプロから経営について講話があり、最後に羽後町の「仙道てんぽ」の土田代表取締役と羽後町職員の佐藤主任から、実際の取り組み方について説明がありました。
仙道地区の取り組みは、平成15年から始まっています。JA購買部の閉鎖により、地域に食品を扱う店舗がなくなることを不安におもった住民有志が運営委員会を設立させ、商店の運営を引き継ぎました。平成19年には運営委員会を発展させた「株式会社仙道てんぽ」を設立し、順調に運営をしてきました。平成26年頃から売り上げ減少と設備の老朽化により、運営維持に不安が出てきたそうですが、平成27年に県の「お互いさまスーパー創設事業」を活用することができ、店舗に交流スペースや直売所の新設、設備の整備を実施し、秋田県内の「お互いさまスーパー」1号店として開店しています。県内でもモデルとなる先進地だと感じました。ちなみに「仙道てんぽ」の売れ筋ベスト3は、1位:ビール・酒類、2位お菓子、3位アイスクリームだそうです。ビールやお菓子は地域行事でも必須アイテムですから、需要が高いのも納得です。アイスクリームも、なるほど溶けない距離って大事ですよね。

説明後の質疑応答では、「立ち上げのときの補助金のほかに、経常的に県や市町村からの補助金はありますか?」「赤字になりませんか?」「法人でない場合の出資金は?」などの質問がありました。参加者の皆さんが説明を聞く中で、「お互いさまスーパー」を必要な事業と感じ心配な点を確認している印象を受けました。

同行した高校生の意見を聞いてみると
藤原玲央さん:「お互いさまスーパー」の存在は初めて知った。説明を聞いて、経営はギリギリで難しい点もたくさんあると知った。運営も来客も地域住民であるため、売る側と買う側の距離が近く、ニーズに応えることができるのは、他の店にはなかなかできないことなので良いと思った。また、送迎サービス、配食サービスなどが考えられていて、「売上向上」と「来るのが困難な高齢者への配慮」と一緒にでき、太田にも「お互いさまスーパー」がつくられることになったら、これらのサービスを導入してほしいと思った。
加藤那菜さん:太田の中心部にはスーパーやコンビニがあるが、東側にはないので「お互いさまスーパー」があれば良いと思った。太田地域には、地元産のいい野菜がたくさんあるので、それを活かすように取り組めれば、より良いと思った。

説明会直後は「難しかったです」と言っていた2人も、しっかりとした意見を持っていました。買い物というテーマは、高校生にとっても身近な問題です。一緒に話を聞き、事業を理解し意見を持ってくれたことは、大変頼もしく感じました。藤原さん、加藤さん、ありがとうございました。

「お互いさまスーパー」について、太田地域では具体的に取り組んでみたいとか、検討しているということは、まだありません。現在、太田地域では登録制ではありますが、区域型の乗合タクシーを使用することで、スーパーへの買い物手段は保たれています。ただ、この区域型乗合タクシーも年々利用者が減少し、住民のニーズに合っているのか検証が必要となっています。買い物支援は、生命活動を支える大事なテーマです。このブログにより、「お互いさまスーパー」について知り、買いたい側の人と売りたい側の人が「お互いさま」に、事業の可能性について感じていただければと思います。
高校生と一緒に学んだためか、いつも以上に思いが強く、長くなってしまいました(笑)
最後まで読んだくださった皆様、ご清読ありがとうございました(笑)

奮闘!!神宮寺嶽クラブの夏〈全国500歳野球&全県550歳野球〉

500歳野球発祥の地、神岡。
神岡地域には500歳野球のチームが4つあるのですが、そのうちの1つである
「神宮寺嶽クラブ」
が今季ものすごーくホットです。
7月14日(土)には第2回全国500歳野球大会に、7月28日(土)には第26回全県550歳野球大会にそれぞれ出場☆
全国500歳野球大会ではメディアに追いかけられテレビ出演まで果たしました。

今回はこの2つの大会から神岡的ベストスナップをお送りします!

まずは、第2回目となった全国500歳野球大会。
今年も神岡小の子どもたちは、神岡の『選手たちを歓迎し応援する気持ち』を一生懸命のぼりにしてくれています。

そんな神岡小の1年生が務めてくれました、神岡野球場開場での始球式!

可愛くて格好良い、少年野球プレイヤーに拍手~ (⋆’ω’ノノ”パチパチ

そして神宮寺嶽クラブの試合の様子は…

全国大会は、全県大会とは微妙にルールが異なるのですが、500歳野球だからこそできるプレーがそこにあります。
若い頃のようにはいかなくとも、柔軟な交替のルールを活かすなどしてプレーできる楽しさが、確かにあるのです。

対戦相手の五所川原ブラザーズには負けてしまいましたが、全国大会をおおいに楽しみました。

全県550野球大会は、神岡小学校野球場で追分野球クラブとの1回戦。

大会当日は放送係を拝命してしまいましたので、神宮寺嶽クラブの雄姿は取材に来てくださった本庁の広報担当にお願いしたところ…

カッコいいショットにおさめていただけました。

9月の全県500歳野球大会に向けて、各チーム調整が進んでいるようです。
水分、塩分、糖分を適切に摂取しながら、無理のないよう親父流野球を楽しんでくださいねっ!!

一部写真提供:広報広聴課広報班

儚きもの・・・

私は心躍りましたが、嫌いな方もいるかもしれない、そう思いながらも見せたい気持ちが勝りました。虫の嫌いな方にはすみません。

木々に囲まれた太田庁舎、庁舎前の歩道を歩いていると縁石に並んだセミの抜け殻が!
なぜこんなこところにというきわどい場所に、キレイに並んでいる様子に心躍ってしまいました。ちなみに支所の中でも心躍るタイプの人と、ちょっと引き気味の人と2分しています(笑)
すぐ近くに木があるのに、なぜここに。セミの儚い一生をさらに儚く思わせる所業に、少しの切なさとクスッと笑えるおかしさが。気になって、あたりの木々を見渡してみると、あちこちに抜け殻の密集地帯が。ここに通って6年目の私もこんなに多いのは今年が初めてかもしれません。

よくセミの寿命は一週間と言われますが、実は一か月ほどは生きるそうです。成虫のセミの飼育はかなり難しく、飼ってみたら1週間ほどで死んでしまうケースが多かったため、そのように広まったようです。
儚きものの整然と並ぶ姿に、なんだか例年より存在感を感じた夏の一コマでした。

神岡地域の避難所開設訓練〈平和中・神岡小それぞれの避難所〉

7月は神岡地域でたくさんの訓練が実施されました。
3日(火)は平和中学校で、17日(火)は神岡小学校でそれぞれ避難所開設訓練を開催、
24日(火)は愛幸園で平和中への避難訓練が行われるなど、防災意識が高まっているところです。
避難所開設訓練は机上の空論のようなものではなく、現実のリアルなものとなってしまったあの時。
あれからもう1年経つんですね。

さて、今回はその訓練の模様をお送りしたいと思います。

3日(火)平和中学校(神岡小学校の5年生とともに)

各自が役割を果たし、それぞれの仕事を行います。

エコノミークラス症候群予防の体操は、もはや定番に。

避難所開設中もシェイクアウト訓練を行いました。

炊き出しのカレーライス。温かい食事が提供されることの幸せを噛みしめていただきます。

断水時は給水車から汲む水が命綱に。

17日(火)神岡小学校(6年生)

どんなことをするのか、確認します。

避難者の受付後、お話をうかがいながら体調に合わせた場所へ案内します。

防災用品コーナーでは、非常食も展示していました。
非常食もバリエーション豊かになってはきましたが、アレルゲン表示などまだまだ改善点はありそうですね~

先日配布されたハザードマップはそれぞれの地域版でしたが、ご覧になられましたか?
家の壁に貼ったよというお子さんもいて、防災意識を高めるのに非常によいですね!

災害が無いように祈る心はみんな共通でしょうが、備えのレベルはバラバラです。
神岡地域ではいのちを守る防災教育で、備えのレベルを高くしておけるよう今後も努めていきます!