7月15日(金)、太田秋田ライオンズクラブ(高橋良幸会長)から太田中学校生徒会に、岩手県の大槌学園との交流活動への支援金が贈呈されました。
大槌学園は東日本大震災で被災した岩手県大槌町にある小中一貫の義務教育学校で、太田中学校は震災直後の平成23年度から、生徒たちで育てたお花のプランターや太田のお米を送ったりと、毎年交流活動を行っています。
「色のない大槌に花を」というテーマで活動を始めた当初は、被災地の支援ということで物資の援助がメインでしたが、年数が経ち復興も進んできたことから、「心の交流」という趣旨に切り替え、記憶を風化させないという目的で活動を行っているとのことです。
これまでは実際に大槌町を訪れたり、お互いの学校を訪問し合って交流を深めてきましたが、コロナ禍になり訪問が難しくなったことで、一度は活動を打ち切ることも検討されたそうです。
しかし訪問はなくても、生徒からのメッセージと一緒にお花のプランターを送るという形で活動は今でも続けられています。
ライオンズクラブでは、こうした支援活動の趣旨に賛同して、当初から生徒会活動に対する支援を続けています。
ライオンズクラブの高橋会長は、「今しかできないことを頑張ってほしい」と激励し、生徒会長の湯野澤さんに支援金を手渡しました。
太田中学校の佐藤嘉弘校長は、「皆さんのおかげで、ここまで活動を続けることができた。学校としても地域のためにできることがあれば貢献したい」と感謝を述べました。
夏休み後には、生徒たちで育てたお花のプランターを送る予定です。
これからの太田を担う子どもたちのために、支援していただきありがとうございます!