ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

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氷点下の朝

28日(火)の朝はキンと冷えました。太田地域では、車の外気温表示によるとマイナス6度。
降雪はなく、霜が一面に降りていました。太陽の日差しはあるものの、朝もやが立ち込めています。きっと日中は快晴だろうと予想される冷え込み方です。
こんな日は、車の運転も路面状態に気を遣います。必死な運転手をよそに、わが家の6歳の娘が、「うわぁ、桜が咲いたみたい!」とピュアな一言。見渡せば、春の桜並木に勝るとも劣らない見事な景色が広がります。
IMG_0728太田中学校の前の桜並木。雪の花が咲きました。
アップにすると、こんな枝ぶりです。
IMG_0731庁舎周りで氷点下の証を探してみると、とにかくキレイ!
雪?それとも氷?の結晶。連なる宝石のようです。IMG_0735IMG_0738
鼻や耳がヒリヒリするほど冷え込んだ朝ですが、冬の織りなす結晶の美しさにみとれ、「少しも寒くないわ~♪」アナと雪の女王の気分でした。
この後、予想どおり快晴となり、11時ころにはすっかり雪の花は見られなくなってしまいました。
この儚さがまた、美しさを際立たせたのかもと思う氷点下の朝でした。

積雪40㎝!

先週11月16日に初雪となり、17日にはうっすらと雪化粧の太田でしたが、なんと週明け11月20日の朝には積雪40㎝をマークしています。40㎝の積雪に、除雪車が今シーズン初出動となりました。昨年の除雪車初出動は12月11日だったため、3週間も早い出動となりました。ちなみに、11月中に除雪車が出動したのは、平成25年以来となります。

月曜日の朝の40㎝の雪寄せはキツイ!「降ったなぁ」「大変だった」などと、朝から雪の話題が中心です。小言も次々と飛び出しますが、ひとたび外に出ると、ドカッと降った雪景色もなかなか風情のある景色になっています。小言を忘れ、思わずシャッターを切ってしまいました。雪が降って心躍るのは、犬と子どもぐらいと思っていましたが、大人にも心躍る瞬間があるようです。

IMG_0676庁舎前の桜にふわっと積もった雪

IMG_0690太田中学校前の歩道

IMG_0686雪原の向こうの大台スキー場

これから冬本番をむかえると、除雪業者やスキー場関係者には、雪も必要です。雪が降ることで、仕事があったり、ウィンタースポーツを楽しんだり、冬のイベントを楽しんだり、時にはご近所同士のコミュニケーションの機会になったりします。雪が降る地域に住む私たちは、知らず知らずのうちに、実は雪と上手に付き合っているのかもしれません。
降雪本番を控え、どうせならプラス思考で冬を乗り切りたいと思ったひとときでした。

芸術、文化、楽しみ満載♪〈2017かみおか地域文化祭は大盛況でした〉

実りの秋にひたる前に、雪に埋もれてしまった神岡でございますが…
10月28日(土)、29日(日)に開催された「2017かみおか地域文化祭」は大盛況でした。
今回は28日(土)の模様を写真でご紹介します。
芸術の秋にふさわしい展示、催しが一堂に会し…

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「近所のあの人」の意外な特技に感動したり、
子どもたちのきらりと光る芸術センスに驚いてみたり、
私もやってみようかな、なんて考えた方もいたようです。

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神岡のうまいものを食べたり購入したり、あっという間に売り切れの商品も…

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ステージでは神岡初進出(!?)の団体も。
もちろん毎度お馴染み民謡は見逃せませんよね!

こども用品のフリーマーケットも出店され、子育て世帯の交流場所としてもにぎわいました。

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気持ちの良い秋晴れの屋外では、ちょっと寒いですが楽しいイベントを開催。

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次回は29日(日)の模様を掲載していきますので、お楽しみに~☆

「冬来たる」

雪交じりの雨が降るようになってきたこの頃。
17日の朝はぐんと気温も低くなり、未明から降り始めた雪は、太田の地にうっすらと今年初となる雪化粧を施しました。
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大台スキー場は一面が白くなり、山並にひときわその存在感を強調しています。
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日が昇るにつれて雪は溶け、地表は色を取り戻してきましたが、朝のキンと冷たい空気の中、いよいよ秋から冬への移り変わりを実感する日となりました。

地域内でも着々と冬支度が進み、冬らしい光景が見られるようになりました。
紅葉の色づきの美しさと、整然と並んだ囲いの美しさを同時に見られるのも、冬に向かうこの時期ならではの風景です。
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太田支所でも、先週から今週にかけて、植木の冬囲い、公用車のタイヤ交換など、冬に向けての準備が進められました。
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昨年は11月9日に初雪で17cmの積雪があったとのことで、今年は少し出だしが遅い様子。
比較的暖冬が続いている近年ですが、果たして今年の冬はどうなるのでしょうか。

準備を万全にして、冬を迎えましょう。

移住プロモーション映像 太田でも撮影

大仙市では移住、定住を促進するため、大仙市の歴史や文化、自然、農産物などの地域資源や暮らしやすさなどを発信し、移住希望者に大仙市での暮らしをイメージしていただく映像(ビデオ)の作成を進めています。
内容は、市内の高校生や地域おこし協力隊、集落支援員の方がたの意見をうかがい、検討会を経て大曲高校の放送部がシナリオや絵コンテ(各カットの画面構成を絵で示し、映像の流れをたどれるようにしたもの)を作成し、撮影は業者に委託しています。
その中の一場面として10月29日に太田地域の宿泊休憩施設「もみじ庵」で撮影が行われました。IMG_0845CIMG1401
あいにく雨が降る肌寒い日でしたが、地域の人としてエキストラ出演を田ノ尻集落のみなさんが「良い思い出になる」とこころよく引き受けてくださいました。IMG_0842CIMG1431CIMG1411
エキストラ出演にもかかわらず、元演劇部という方を筆頭に、カメラの位置を助言したり、アドリブのセリフが飛び出したりと、積極的!日頃から住民同士の結びつきの強い田ノ尻集落らしく、チームワークよく賑やかに楽しい雰囲気で撮影が進められました。

映像は3分で、来年1月には完成し、市のホームページで公開するほか、首都圏でのイベントや学校行事などに活用する予定です。
どんな内容かはここで紹介できませんので、公開を楽しみにしてください!

ふるさと太田会 設立25周年

首都圏ふるさと太田会は、平成5年11月3日に結成され、設立25周年を迎えました。
これを記念して今年の総会は、10月28日に会員がふるさとに帰り、太田町川口にある奥羽山荘で開催されました。ohtakai0 資料と私の記憶をもとに、設立当時のことを記録としてここに記しておきます。

平成3年4月1日、役場企画室内に「(仮称)首都圏太田会設立準備事務局」が設けられました。首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)に住む太田町出身の方がたを把握するため、平成4年12月まで2年がかりで町内全世帯へ情報提供を依頼するとともに、同期会名簿を収集し、1,267人の首都圏在住者について情報が集まりました。
平成5年2月には首都圏太田会設立について発起人希望者22人による懇談会が横浜市で開かれ、この場において「ふるさと太田会設立発起人会」が結成されました。
平成5年5月から7月にかけて、ふるさと太田会の会員募集を行い、約600人から加入申し込みがありました。そして8月から3回の発起人会議を経て、平成5年11月3日文化の日に、台東区上野のラ・ベルオーラムを会場に会員241名参加のもと「首都圏ふるさと太田会設立総会」が開催されました。
初代会長に藤澤完二さん、副会長は小松辰美さん、佐々木年三さん、佐々木牧さんの3人、そして幹事長に小松信さんと決まり、首都圏における太田町の応援団としての活動が始まりました。
このとき太田町産ホップで作られたサッポロビール黒ラベル缶としそ羊羹、とんぶり、ハチミツなどを太田町からのお土産として参加者に贈りました。

余談ですが、当時、東京の入り口は上野駅で、最終の新幹線は17時40分でしたが、K係長とT主事と私は総会後の片付け等で最終新幹線に間に合わず、21時過ぎの夜行寝台車で秋田に帰って来ました。新幹線は角館駅から乗り(車は角館駅前に置いていた)、寝台車は大曲駅着だったため、翌朝6時半ころ大曲駅に着いて田沢湖線に乗り換えて角館駅まで行き、帰宅せずにそのまま役場に出勤したことを覚えています。
また、寝台車に乗る前に夕食を兼ねて立ち寄った居酒屋で、若い女性グループが美味しそうに食べているデザートを見て同じものを注文し、初めての食感と何とも言えない美味しさに感動しました。メニューを見たら「ナタデココ」とあり、その後秋田でナタデココに巡り合ったのは半年後でした。
現在、東京の入り口は東京駅となり、夜行寝台車は廃止され、太田町特産だったホップととんぶりの生産は無くなりました。また、しそ羊羹の製造小売店であった「みつや菓子店」と「柏谷菓子店」の2店とも廃業してしまい、今は味わうことができません。ふるさと太田会総会の際、東京に出張した議員や職員の宿泊場所は、上野にあった秋田県市町村東京会館(ここの藤澤支配人は太田町出身の方でした)でしたが、この東京会館も無くなりました。
設立総会は役場が主導して開催し、総会懇親会の決算書を作成して参加者に懇親会のおひらき時に配るため、役場からワープロを持参して行ったことも懐かしく思い出されます。
髙貝久遠元太田町長は当時、太田町農協の組合長でした。農協加工部会のお母さんたちが、出来たてのおやきをふるさと会のみなさんに配りたいと総会当日の早朝からおやきを作り、それを朝一の新幹線で東京に向かった髙貝農協組合長に託し、総会会場に届けていただきました。ずっしりと重いおやきが入った手提げ袋を両方の手に持ち、「手がもげ(ちぎれ)そうだった」と髙貝組合長から苦情を言われたことも、今では語り草となっています。

四半世紀の移り変わりを感じています。

また平成5年は、夏場の低温、多雨による大冷害の年で、11月に入ってもこうべを垂れることなく、穂が熟しきれずにちょきっと直立した稲が太田町内のあちこちに残っていたことを鮮明に記憶しています。この年の10月には、当時の畑英次郎農林水産大臣が太田町を訪れ、穂いもち病と障害不稔のために壊滅状態の水田を視察し「100年に一度という大凶作を実感した」と話しています。
平成5年から翌年にかけてはたいへんな米不足で、緊急輸入された中国やタイなどの外米を食べた方も多いと思います。
ふるさと太田会のみなさんも、実家からいつもより多く米を送ってもらうなど日本の米を入手するために難儀した方がおられたのではないでしょうか。

余談が長くなりましたが、あれから25年。
少し会員が減少しましたが、結成当時のままの勢いが続いている「ふるさと太田会」は、20周年、25周年と節目の総会はふるさとに帰って総会を開催しています。
ふるさと太田会のみなさんのふるさと太田を想うあたたかい気持ちと、会員相互の強い結びつきには、深く敬意を表します。

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さて、今年の総会には、37名の会員と来賓、秋田おばこ農協や商工会等の関係機関、自治組織、ふるさと太田会を応援する会のみなさんなど合わせて約130名が出席し開催されました。
これまで20年近くにわたり2代目会長をつとめてくださった小松信さん(埼玉県)にかわり男鹿敏昭さん(埼玉県)が3代目会長に就任され「何十年たっても生まれ育ったふるさとを忘れることはない。太田地域の人たちとのつながり、太田の自然、文化とのつながりを大事にしてきた2人の会長さんたちの心を引継ぎ、太田の応援団として頑張っていきたい」と力強いあいさつがありました。ohtakai6 ohtakai8
総会終了後の懇親会は、藤本久さん(埼玉県)と佐々木牧さん(東京都)の名司会により進められました。
乾杯の音頭に立った渋江研太田中学校長から「太田中学校の生徒は現在150名、文武両道をめざし一生懸命頑張っている。きょう、マーチングフェスティバル東北大会に出場していた太田中学校吹奏楽部が、12月16日に埼玉スーパーアリーナで開催される全国大会に出場が決まったという連絡が入った。ふるさと太田会のみなさんの応援をお願いしたい」と嬉しい報告があり、うたげに華がそえられました。ohtakai4 ohtakai3
余興は応援する会の鷹觜由紀さんの歌から始まり、国見ささらの演舞、わらび座の高田鵬さん、綾さん夫妻によるミニ公演、太田町民謡同好会による民謡三昧と歓迎の余興が続き、太田会幹事団によるかくし芸で盛り上がりは最高頂に。
最後は全員で秋田県民歌を歌い、髙貝久遠元太田町長と煤賀太田支所長による中締めでおひらきとなりました。ohtakai2

ohtakai10初代幹事長、そして2代目会長を長年にわたりつとめていただいた小松信前会長は、療養中で今回の総会には出席がかないませんでしたが、小松前会長あっての「ふるさと太田会」です。小松前会長の幹事長時代からの細やかな気配りや目配りで、ふるさと太田会をこれまで盛り上げてきていただきました。
小松前会長のご快復と、ふるさと太田会のさらなるご発展を願っております。

角館消防署中仙分署で高規格救急車運用開始!!

10月24日(火)午前10時より、角館消防署中仙分署にて、高規格救急車運用開始式が執り行われました。開始式には、大曲消防署長、中仙分署長を始め、来賓として中仙地域の市議会議員、大仙市消防団副団長、中仙支団、中仙支所長等が出席しました。

高規格救急車とは、救急救命士が行う救急救命処置に必要な資機材を積載した救急車をいいます。この高規格救急車は、心肺停止状態の傷病者の他、意識状態の悪い低血糖傷病者やショック状態の傷病者に対し、医師の指示のもとに、高度な処置を行うことが可能となります。

今年度、中仙分署に救急救命士が3名赴任したことと、高度救命処置資機材の整備が図られたことで、10月24日より、高規格救急車として運用することになりました。

開始式では、救急救命士の紹介、高規格救急車並びに装備品の説明、救急活動訓練の披露がありました。

今後は、傷病者を病院に搬送するまでの過程で、救命処置が行われることで多くの人命が守られることが期待されます。

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運用開始式

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救急活動訓練の様子

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高規格救急車車体の装備品の説明を受けました