ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

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喫茶室でほっと一息、いかがですか♪

4月29日(金)から30日(土)の2日間、大曲の花火(春の章)に合わせて特別公開された「旧池田氏庭園」内にて『穆如亭(ぼくじょてい)喫茶室』を開設しました。

喫茶室の開催期間中に満開を迎え、皆さまを楽しませるはずだった園内の桜は・・・

残念ながら既にほとんどが散ってしまっており、少し寂しいなかでの開催となりました。

穆如亭喫茶室では、仙北地域で作られたものをメインに、素材を活かしたメニューを取り揃えています。

創業大正3年の仙北地域で糀を造り続けている老舗糀屋 黒澤糀屋さんのあめこうじ100%の甘酒です。実店舗では甘酒の他、塩麹やあめこうじ、味噌なども販売しています。

秋田県産大豆を使用した「すずさやか豆乳」は、豆乳独特の青くささや渋みの原因となる成分が含まれていないため、自然の甘みやコクがそのまま活かされた飲みやすい豆乳です。そのままはもちろん、甘酒をすずさやか豆乳で割った贅沢なメニューもご好評いただきました。

仙北地域の企業タニタさんが開発した「タニタコーヒー」。

このコーヒーは、ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」が通常のコーヒーの約2倍も含まれた健康的なコーヒーです。ほどよい酸味とコクを楽しみながら、豊富な成分を摂取することもできるまさに一石二鳥なメニューです。

ほかにも、今回は、道の駅なかせんで活動している加工グループ「米夢」さんの米粉を使用したお菓子や、大仙市商工会女性部さんが企画・開発した野菜たっぷりのふりかけ「大仙やさい畑」を販売しました。

29日はあいにくの悪天候でしたが、30日は前日の雨風などなかったかのような青空が広がり、母屋跡のベンチも席として利用することができました。

このベンチ席は、旧池田氏庭園の見どころのひとつでもある雪見灯篭を眺めながら、ほっと一息つける晴れた日限定の特等席です。

穆如亭喫茶室は紅葉が見頃の時期にも開催する予定です。

今後の開催については、市広報やHPにてご案内いたしますのでお楽しみに!

桜がきれいに咲きました!

ぽかぽかと暖かい日が続いています。

連日の陽気に誘われて桜も待ち望んでいた開花を迎え、一段と春らしくなりました。仙北地域のお花見スポットの様子をご紹介いたします。(令和4年4月21日撮影)

まずは、親水公園です。

次に、旧池田氏庭園の様子です。こちらはまだつぼみが多く見られましたが、洋館や雪見灯篭とのコラボレーションが素敵でした。

満開になればもっと豪華な景色が見られることでしょう。

4月29日(金)から30日(土)の2日間、大曲の花火(春の章)にあわせて特別公開される「旧池田氏庭園」内に『穆如亭(ぼくじょてい)喫茶室』を開設します。

3年ぶりに開催される花火の前に、庭園の桜を見ながら喫茶室でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

 

最後は、払田真山公園です。

頂上からの景色をご覧ください。

あやめ園からはまたひと味違った景色が見られます。

払田真山公園のあやめ園では、桜の開花に伴い4月20日(水)より午後6時30分から午後9時まで桜のライトアップを実施しています。

昼間とは全く違う表情の桜を見ることができますので、ぜひ、光に照らし出された夜桜が織りなす幻想的な世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

ライトアップは少々お待ちを

 払田真山公園にて、4月16日(土)より開催予定でしたライトアップについてですが、さくらの開花状況が現在まだこのような状況です。開花するまでライトアップは少々お待ちください。

もう1週間で見頃となる見込みです。満開になりましたらぜひおこしください。

仙北イベントメモリーズ

 払田柵の冬まつりの中止が決定し、これで今年度開催予定だった仙北地域の主なイベントがすべて中止となってしまいました。楽しみにしてくださる方も多かったと思いますので、せめて雰囲気だけでも楽しんでもらおうと、過去の写真から各イベントのクライマックスシーンを取り揃えましたのでご堪能ください。

 まずは観桜会から。

 つづいて旧池田氏本家庭園ライトアップ。今年度は9月に角間川の旧本郷家住宅と合同で開催されましたが、コロナ対策により規模縮小を余儀なくされました。

 彩夏せんぼくから平安行列の様子です。

 旧池田氏分家庭園のライトアップです。

 最後に払田柵冬まつりから蝦夷ほたるの様子をどうぞ。

 来年度こそはコロナ禍が収束し、様々なイベントが開催されるよう祈るばかりです。

雪下ろし講習会

 12月18日(土)、さくまろ館において雪下ろし講習会が行われました。この講習会は地域住民に屋根の雪下ろしに関する正しい知識と安全な作業の普及を目的に、大曲消防署東分署から講師を招いて毎年この時期に行っております。

 まずは座学で基礎知識を学びます。

 続いて実技講習。まずは装備の確認です。屋根に上がる際はヘルメット、ハーネスをしっかり身につけましょう。なお、装備一式を支所でも貸し出しております。

 次にロープの結び方です。皆さん悪戦苦闘しながら励んでおります。

 最初に習ったのが「巻き結び」。雪下ろしで屋根に上がる際に樹木や屋根止めに結びつけます。                        

 続いて「もやい結び」。写真のようにわっかを作る結び方です。このわっかを身につけたハーネスと連結させます。

昨シーズンは19件の骨折等の重傷事故が発生しておりますが、ヘルメットや命綱を適切に装備していれば防げたものでした。雪下ろしの際は、安全に配慮し事故のないようにしましょう。

紅葉がみごろです

 秋も深まり、紅葉シーズン真っ只中です。仙北地域の紅葉スポットと言えば、何と言っても旧池田氏庭園です。分家庭園のライトアップは残念ながら中止となってしまいましたが、今年も見事に色づいております。

続いて本家庭園をご覧ください。

 本家庭園の一般公開は11月14日(日)までとなっておりますので、この機会に是非とも本家・分家両方をご来訪ください。

よみがえる平安の柵

 10月25日に横堀小と高梨小の5・6年生と史跡の里づくり委員会により、払田柵跡の周囲に旗を立て、当時の外柵を再現する「よみがえる平安の柵」事業が行われました。

 かつて東北最大級の大きさを誇った払田柵ですが、現在は復元された一部分を見ることができるのみとなっており、その大きさを実感することは困難です。それが地元小学生の力で現代によみがえりました。

 

 この光景は11月30日まで見られますので、この機会に払田柵跡の広大さをご堪能ください。

ダブルライトアップ

9月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)に旧池田氏庭園と角間川地域にある旧本郷家住宅で合同ライトアップイベントが行われました。直前に新型コロナウイルス感染拡大で物産販売等がなくなり寂しいものとなってしまいましたが、建物や木々が色とりどりのライトに照らされ、幻想的な雰囲気に包まれました。

こちらの1枚は旧本郷家住宅です

ライトアップイベントは人気がありますので、本来であればたくさんの観光客の方が訪れたはずです。早く通常どおりのイベントが開催できるようになるといいですね。

まいぎり式火おこし

8月24日に開幕する東京パラリンピックの聖火の採火式が、8月16日に払田柵跡にて行われました。この際に、まいぎり式という方法で火がおこされました。

まいぎり式火おこしというのは、こすり合わせた木の摩擦熱で火をおこす方法で、縄文時代におこなわれていたとされています。

こちらがまいぎり式火おこし器です。縦の軸棒約1.2m、横の取っ手棒約1.5mで、火床は1mほどあります。

これを写真のように紐を軸棒に巻きつけて、取っ手棒を素早く上下にリズミカルに動かします。そうすれば1分ほどで煙が上がってきます。火おこしは、重労働に見えますが、意外と軽く、力はそれほど必要ありません。

黒い粉が見えますでしょうか?この削れた木の粉が火種です。こちらを枯れ草等に燃え移らせます。

こちらが採火した火を灯したランタンです。これが東京パラリンピックの聖火となります。

採火式で使用したまいぎり式火おこし器はかなり大型のものですが、もっと小型のものが2~3,000円程度で販売されております。キャンプブームの今、まいぎり式火おこしをしてみてはいかがでしょうか?

アジサイの秘密

 梅雨に入り、この時期を代表する花であるアジサイが見頃となっております。アジサイはかつて旧仙北町の「町の花」でした。

 青や赤や白など様々な色をつけるアジサイですが、色によって花言葉が違うのをご存じでしょうか?

こちらの赤紫色のアジサイは庁舎前の植込みに多く咲いております。赤や赤紫のアジサイの花言葉は「元気な女性」。                                                                       

青色系のアジサイはまがり家周辺に多く見られます。青色のアジサイの花言葉は「辛抱強い愛情」。                                                           

白のアジサイは一ツ森公園の北側に広がっております。白色のアジサイの花言葉は「寛容」。

このように色によって様々な花言葉を持つアジサイですが、小さな花がいくつも集まって咲く様子から、「家族団欒」という花言葉もあるようです。                                                                   

ところで、花びらの中心にある粒が見えますでしょうか。実はこれがアジサイの「花」であり、花びらに見えるのはそれを支える「ガク」だそうです。

見かけたらぜひ観察してみて下さい。

しばし見納め

仙北地域が誇る史跡・払田柵跡ですが、平成6年3月外柵南門が復元されてから30年近く経過し、老朽化が目立ってきたということで、この度修復工事を行うこととなりました。6月下旬から本格的な工事が始まり、令和4年12月中旬に完成予定です。

しばし見納めとなりますので、修復前の姿をじっくりとご覧ください。

まずは正面から。

続いて東側。

西側もどうぞ。

裏側もご覧ください。

最後にもう一度アップで正面をどうぞ。

石ころアート、展示中です!!

仙北ふれあい文化センターにて、石ころアートを展示しています。

 様々なサイズの石ころに絵を描いて製作したもので、ふれあい文化センターで開催しているサタデーキッズパークに講師としていらした、三種町在住の宮田紘孝さんの作品です。

 

 ふれあい文化センターにて、8月4日まで展示中です。

 この機会にぜひ、ご覧ください。

「まつり彩夏せんぼく2019」が開催されました

 令和元年8月15日(木)、平安時代の役所跡である国指定史跡「払田柵跡(ほったのさくあと)」内特設会場で、「まつり彩夏せんぼく2019」が開催されました。

 当日は午前中からぐんぐん気温が上がり、最高気温36℃を超える猛暑の中、各イベントが行われました。

 当日の様子をご紹介します。

恒例のラムネ早飲み大会

 

司会の、FMはなび・根田さん、藤田さんも緊急参戦!

 

こども魚つかみ取り

 

ふれあいウィンドオーケストラ ダイナミックス

 

芸文協仙北支部による歌と踊りのステージ

 

仙北太鼓のステージ演奏

 

仙北地域出身のカラオケチャンピオン・

小松ミユキさんの歌謡ステージ

 

 

1200年の時を越えて、平安行列

最初は、稚児行列。元気に歩きました。

 

続いて、仙北中学校1年生による、平安行列

 

第6回史跡の里カラオケ大会

 

鏡元もとじ改め かさはらもとじさんによる歌謡ステージ

 

もとじさんもビックリな、キラキラテープがパァーンッ!!

 

フィナーレの花火ショー

 猛暑の中、会場いっぱいのお客さんで大盛況でした。

 来年もたくさんのご来場、お待ちしております。

幻想的な光に包まれた日本庭園

6月15日(土)と6月16日(日)に、新緑に包まれた初夏の国指定名勝「旧池田氏庭園本家庭園」でイルミネーションライトアップイベントが開催されました。残念ながら両日とも天気が悪く、土曜日は雨は降らず持ち堪えましたが強風となり、日曜日は残念ながら雨が降り続ける中での開催となりました。

そんな天気の中での開催でしたが、周りの木々の影響もあってか、庭園内は風が緩やかとなり、天気の影響を感じさせないほど幻想的な雰囲気に包まれていました。

庭園内では、イベントに合わせて、杜仲豚串焼・カレー旨麺・地酒・ポルミートのソーセージの販売やステージ生演奏が行われました。

11月2日(土)、3日(日・祝)は、鮮やかな黄色や朱色に色づき、紅葉の名所として知られる旧池田氏庭園払田分家庭園をイルミネーションライトアップしますので、市内外からの多くの皆さんの来園をお待ちしています。

首都圏仙北町ふるさと会設立25周年記念交流会が開催されました!

平成7年に設立された首都圏仙北町ふるさと会は、今年、設立25周年を迎えました。
これを記念して、平成31年4月19日(金)、史跡の里せんぼくさくまろ館にて設立25周年記念交流会を開催いたしました。
首都圏ふるさと会会員13名、首都圏仙北町ふるさと会を史跡の里から応援する会42名、老松市長はじめご来賓の方々8名のもと盛大に開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首都圏仙北町ふるさと会からは設立25周年記念品として仙北中学校にプロジェクター1台とスポットライト2台が贈呈されました。


交流会のなかでは、「故郷せんぼくの歌自慢大集合!」と題して仙北地域に縁のある方々から歌・踊りを披露していただきました。
○小松ミユキさん(下横堀出身・群馬県在住、上野宏史衆議院議員秘書)


曲目:サクラ(半埼美子)/Stand Alone(森 麻季)/NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」より
2018.9 KWC(カラオケワールドチャンピオンシップ)カラオケ全国大会女性の部で優勝。同年12月の世界大会(フィンランド・ヘルシンキ)に出場。
2019.1 テレビ東京系列の「THEカラオケ☆バトル」に出演し、予選で史上最高点99,473点を記録。
高校(大曲農業)時代、NHKのど自慢で優勝。

○猪俣優也さん(北海道出身)

曲目:田園(玉置浩二)

2015KWC日本代表

○齋藤鉄蔵さん(戸地谷在住)


曲目:深山里慕情(清水ひとし)/秋田路ながれ旅(秋湖太郎)
昭和62年NHKのど自慢に出場。カラオケ好きが嵩じて「音響のさいとう」を始める。県内にとどまらず、東北各地のイベントにおいて活躍。

○深瀬康子さん(戸地谷在住、保育士)


曲目:秋田荷方節/秋田音頭
安定感のある歌唱力と、きめ細やかな節回しが持ち味で県内外で活躍。長者の山、生保内節、秋田おばこ節、秋田おはら節、秋田長持唄など数多くの全国民謡大会で優勝した実績を持つ秋田民謡会のホープ。

○髙橋隆介さん(川戸賀在住、アコーディオン奏者)「大仙ふるさと音頭」を作曲。
後藤孝子さんが「大仙ふるさと音頭」振り付けをし、髙橋隆介さんの演奏で、髙橋節子さん、後藤孝子さん、佐々木トヨ子さん、佐々木好子さんが躍りを披露。

アトラクションは盛り上がり、お料理の方も、蟹みそ・どじょう鍋・カレー旨麺・納豆汁などと、ふるさと会員だけでなく地元の応援する会の方々も、昔の味を懐かしみ堪能していただいておりました。

首都圏仙北町ふるさと会会長の大河 斐様も秋田長持唄をご披露されました。


最後に飛び入りで首都圏仙北町ふるさと会会員の児矢野 美智雄さんが浪花しぐれをご披露して会は閉会となりました。

翌日は史跡の里交流プラザの隣のまがり家でもちつき体験をし、臼と杵でついたお餅と、昔懐かしい凍み大根、いぶりがっこ、みずのこぶなどの料理・漬け物をいただき、大喜びでした。もちつき体験の次は旧池田氏庭園を見学し、抹茶をいただき、角間川の旧本郷家の見学へと移動いたしました。旧本郷家は国登録有形文化財に指定されており、みなさん、感動していました。
最後は昨年8月にオープンしたはなび・アム(花火伝統継承資料館)を見学し、昭和の時代の大曲の街並みなどを懐かしみ、花火の奥深さに感銘し終了となりました。

今年の11月も首都圏仙北町ふるさと会総会が開催されます。
さらなるご発展を願っております。

史跡の里せんぼく観光案内所(無人)・休憩所まもなく開館!!

みなさん、こんにちわ。

まもなくGWが始まりますが、ご予定はお決まりでしょうか。

連休初日の4月27日に、国指定史跡「払田柵跡」前にある払田柵総合案内所が、開館期間の初日を迎えるということで、それに合わせ隣にある休憩所を掃除してきました。

その名も、史跡の里せんぼく観光案内所(無人)・休憩所。

この施設は、平成11年度から払田売店会により、売店として運営され、払田柵跡見学者の休憩や、地域住民などとの交流拠点として長年活用されてきましたが、会員の高齢化などの理由により,平成28年10月末をもって運営を休止しています。

平成29年度からは、払田柵総合案内所の開館期間中は、観光案内所(無人)・休憩所として利用されています。中には、大仙市と仙北地域の観光情報やその時期に開催されるイチオシイベント情報が掲載されています。休憩所としても利用できますので、払田柵跡の散策後や払田柵総合案内所の見学後にご利用になってみてはいかがでしょうか。

 払田柵総合案内所開館時間

開館期間:4月27日(土)~11月17日(日)
開館時間:9時~16時(観光案内所・休憩所は9時~15時30分頃)
休館日:月曜日(祝日の場合、翌日)、8月15日(木)※GW期間中は常時開館
入場料:無料

「払田柵の冬まつり」が開催されました

平成31年2月2日(土)、平安時代の役所跡である国指定史跡「払田柵跡(ほったのさくあと)」で、「払田柵の冬まつり」と仙北公民館による「ゆきんこまつり」が開催されました。

午前中の準備では、強風によりテントが飛ばされたりと、準備作業が難航しましたが、午後からは風も大分弱まり、青空が広がる天気となりました。

当日の様子をご紹介します。

ミニスキー大会

雪上グラウンド・ゴルフ大会

ゆきんこまつり

「雪中宝探し」、「ふるさと○×クイズ」、「福引き大会」

柵麿呂くんが応援に駆けつけてくれました。

鍋まつり

(出店内容:カレー旨麺、キムチチーズ鍋、豚汁、モツ鍋、シチュー、納豆汁、だまこ汁、ソーセージスープ、中華スープなどなど)

蝦夷ほたるづくり(ミニかまくらづくり)

今年も仙北地域の小学生をはじめ、大勢の方々が、約1,000個のミニかまくらを作ってくれました。

 

餅つき

子ども達にも頑張って餅をついてもらい、なんと柵麿呂くんも餅つきを手伝ってくれました。餅つき名人に負けず劣らず見事なつきっぷりです。

餅つき名人がついた餅(きなこ、ごま、あんこ)は、みなさんに振る舞われました。

 

蝦夷ほたる点灯

蝦夷ほたると呼ばれるミニかまくらの中に入れたろうそくに火を灯します。外柵南門をバックに幻想的な光景が広がります。

特設会場となりでは、地元払田地区の若者グループ「払田柵真会」による天筆と火振りかまくらが行われました。

来年もたくさんのご来場をお待ちしております。

秋田県文化功労者受賞記念講演会が開催されました

平成30年10月26日、黒澤三郎様(福田在住)並びに冨樫泰時様(高梨出身)が秋田県文化功労者表彰を受賞されました。秋田県文化功労者表彰とは本県文化の向上発展に卓越した功績のある個人又は団体の事績を讃え、表彰するものです。

受賞されたお二方の活動や体験談を拝聴することで、仙北地域の歴史的・文化的地域資源について、より深く知っていただけるものと、平成30年12月9日(日)午後2時から、仙北ふれあい文化センターイベントホールにて、受賞記念講演会が行われました。

お二人のご経歴を紹介しますと、

【黒澤三郎氏】

黒澤様は昭和2年に現秋田県大仙市の上福田にお生まれになり、家業の農業に従事しながら俳句や郷土史の研究をされ、昭和44年には「仙北村史談会」を結成、以降49年の長きにわたり、東北最大級の国指定史跡「払田柵跡」の発掘調査への協力や、遮光器土偶「星宮遺跡」の発掘の端緒を開かれました。
また古文書の整理・継承の必要性を訴え、東北初となる大仙市アーカイブズの開設に大きく貢献されました。
旧仙北町文化財保護審議会会長、大仙市文化財保護審議会副会長、大仙市公文書館設置懇話会委員なども歴任され、また、秋田県民俗学・日本民俗学会員・秋田県文化財保護協会員として、全県的な史料の研究活動にもご尽力されたことで、秋田県文化財保護協会表彰を受賞されております。

【冨樫泰時氏】

冨樫様は、昭和16年に現秋田県大仙市高梨でお生まれになり、國學院大学文学部史学科をご卒業され、秋田県埋蔵文化財センター所長、秋田県立博物館長、秋田県立図書館長などを歴任されました。現在も、秋田県文化財保護審議会会長、旧池田氏庭園保存整備審議会会長、払田柵跡環境整備審議会副会長、大仙市文化財保護審議会委員とご活躍されてます。
また、著書は『秋田の博物館』、「集落遺跡に視る土器文化の受容について―男鹿市大畑台遺跡の検討から―」『あきた史記 歴史論集6』など多数出版されてます。

黒澤様からは、「90年を振り返って」と題して、ご講演いただきました。

冨樫様からは、「私の考古学への想い」と題して、ご講演いただきました。

お二方からは、これまでの活動の歩みと体験談をお話しいただきました。

黒澤様、冨樫様、このたびはご講演いただきありがとうございました。お二方の今後のさらなるご活躍をお祈りしております。

払田真山公園観桜会が開催されました!!

払田真山公園観桜会が、真山公園を会場に4月20日(金)から4月27日(金)まで開催されました。
今年は、4月21日(土)、22日(日)の2日間イベントが実施され、バーベキュースペース開設、子どもイベント、舞台での芸能発表やプロ歌手のステージ、第3回せんぼく米大食い大会、落語会、市指定文化財高梨神社と桜のLEDライティングショーなど盛りだくさんでした。

21日(土)の朝の時点で、会場の桜はまだ見頃ではありませんでしたが、土日の2日間は好天に恵まれ、22日(日)には観桜会にふさわしい開花状況となりました。

今回は、4月21日(土)、22日(日)のイベントの様子をご紹介します。

4月21日(土)11時30分からは、真山公園のあやめ園において、ポルミート・野菜直売BBQコーナーが設置され、ポルミートのソーセージや仙北地域で作られている野菜を購入した方には、無料で七輪と炭が貸し出され、皆さんそれぞれBBQを楽しんでいました。

14時からは、「大仙ふるさと博士育成」事業の対象事業となっている、真山公園内にいる大仙市のマスコットキャラクターを見つけ出したら景品がもらえるイベントが行われました。
この日は、大仙市のマスコットキャラクターである「まるびちゃん」、「柵麿呂(さくまろ)くん」「ドンパンじっちゃ」、「デカラビくん」、「ささ太くん」が登場し、子どもたちが真山公園内を探し回っていました。

そして、日暮れには桜のLEDライトアップに加え、地元若者グループの「払田柵真会」が作成した約400個の竹灯篭が高梨神社参道を照らし、その先の高梨神社(市指定文化財)もLEDによりライトアップされました。今年は、高梨小学校・横堀小学校の児童により作成された紙絵灯篭が、県道から払田分家庭園までの道路と高梨神社参道に設置されました。

 

4月22日(日)12時30分からは、史跡の里づくり委員会 佐藤委員長の挨拶と老松市長の挨拶にはじまり、FMはなびパーソナリティの根田朋子さんの司会によりイベントが進行されました。

今年で3回目を数えるせんぼく米大食い大会が、オープニングイベントを飾り、中学生から大人9名の出場者が、制限時間10分内に、自分で持ってきたご飯のお供1品(ふりかけや卵など)で、ごはん2合の完食を目指しました。

大会結果は、完食賞5名、努力賞3名、特別賞1名となりました。

続いて、神岡小学校のよさこいチーム「Jingujiキャンで~ず」による力強くしなやかな演舞が披露されました。

大仙市「ふるさと民謡めぐり」実行委員会による民謡が披露されました。

三代目秋田県住みます芸人「桂 三河」さんによる落語会が開催され、会場は大きな笑い声に包まれました。

ドンパン娘による踊りが披露され、指先まで意識をかよわせ、優雅に、可憐に舞う姿に見惚れてしましました。

続いて、シンガーソングライターの栗林聡子さんによるピアノの弾き語りが行われました。会場には、力強く清らかな歌声が響き渡りました。ステージの途中で、急遽子どもたちも一緒に歌い、会場はほのぼのとした空気に包まれました。

そして、イベントの大トリを飾ったのは、仙北地域払田出身プロ歌手の鏡元もとじさん。
お客さんやファンと交流し、ハートを鷲づかみにしていました。

そして、日暮れには1日目同様に、桜・高梨神社のLEDライティングショーが行われました。 たくさんご来場いただきありがとうございました!また、来年も楽しみにしていてください!

受賞おめでとうございます!! 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業

2月26日(月)、仙北地域振興局3階大会議室で平成29年度「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。秋田県仙北地域振興局では、地域づくり活動の活性化を図るため、仙北市、大仙市、美郷町で自立的・主体的に取り組む団体・個人に対する顕彰事業を実施しています。

大仙市からは、
団体/・大仙民話の会(大曲地域)
・払田柵真会(仙北地域)
・おおた花の会(太田地域)
個人/・佐藤 誠さん(協和地域)
以上の各団体・個人の皆さんが受賞されました。

ここでは、受賞された「払田柵真会」の活動について紹介させていただきます。
払田柵真会は、大仙市仙北地域にある払田地区の3集落(上払田、中払田、下払田)の20~50歳代の40名で構成され、払田地区の象徴である「払田柵跡」、「払田真山」を守り、受け継いでいくとともに、地域の活性化を図る目的で平成27年に結成されました。

主な活動内容としては、
○払田地区にある3集落でそれぞれ行われていた「天筆」を毎年2月に払田柵跡で行われる「払田柵の冬まつり」にあわせて合同で開催し、昔行われていた藁に点火する際の大人と子どもの攻防などを再現することで、大人が昔を懐かしむとともに子ども達への伝統行事の継承を行っています。

○払田真山にある高梨神社の参道に十数年前地域の守り神として祀られていた藁人形の「鐘馗様」を復活させ、当時、鐘馗様を製作していた「仙北史談会」や「払田地域老人クラブ」の指導と協力のもと、伝統技術を受け継ぎ、後世へ残すため毎年製作し、披露しています。

○仙北地域での四季折々のイベントの企画運営に携わり、出店を担うなどイベントを盛り上げるための活動をしています。観桜会では、LEDライトアップを行う高梨神社へ来訪者を誘導する目的で、約700個の小さく切った竹にロウソクを入れ、高梨神社の参道に並べるなどライトアップに貢献しています。

払田柵真会代表の土井文智さんは、受賞者あいさつで、「自分達が子どもの頃に経験した行事や伝統を復活させ、当時を知らない若い世代や子ども達に継承していくことを目指して活動しており、自分たちがその道筋を作っていきたい。」と取り組んでいる活動や地域への思いを語られました。

受賞された皆様おめでとうございました。今後のますますのご活躍を期待しています。

さくまろ館の開館式が行われました!!

6月27日(火)に、仙北庁舎隣に建設された大仙市史跡の里せんぼく「さくまろ館」の開館式がさくまろ館前で行われました。

仙北庁舎の付帯施設として建設された「さくまろ館」は、平成28年度末の完成後は、市の会議等に使用していましたが、今後は市民の皆様にもご利用いただきたく、平成29年6月議会定例会において設置条例を可決いただいたところです。

建物の外観は、史跡の里せんぼくを代表する文化的観光拠点の1つである国指定史跡「払田柵跡」をイメージしており、また市民の皆様に親しんでもらうために、仙北地域のマスコットキャラクターである「柵麿呂(さくまろ)くん」を名称に反映しています。

招待した柵麿呂くんも開館式に出席してくれました。

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テープカット後は、さくまろ館は非常時には避難所等の防災機能を備えているということもあり、「大仙市の防災体制について」~東日本大震災等から学ぶ身近な防災対策~について、大仙市総合防災課の郡山 茂樹 防災危機管理監による記念講演がさくまろ館の大研修室で行われました。

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講演では、冒頭に救急情報キットの作成についてお話しいただきました。

救急情報キットは、あらかじめ本人が救急時に必要な情報をキット(容器)に入れておくことで、緊急時(大規模災害による負傷や急な発病等)に、本人が救急隊へ既往症等の説明をすることが出来ない場合でも、迅速かつ適切な対応を受けることが期待できるものです。

救急情報キットの使用方法は、

  1. 救急情報シートに情報を記入
  2. 救急情報キットの中に入れるもの(記入した救急情報シート、保険証、診察券、お薬手帳等の写し)を準備
  3. 救急情報キットの中に準備したものを入れる
  4. 冷蔵庫の扉側(飲料水などを保管しておくところ)に保管
  5. 冷蔵庫にシール(救急情報が冷蔵庫に入っています)を貼る
  6. 玄関の内側にシール(救急情報が冷蔵庫に入っています)を貼る

 

また、東日本大震災での実例を紹介していただき、身近な防災対策や避難の心構えとして、

・寝室に、背の高い家具やガラス付きの家具は置かない

・ガラスの破片等でケガをしないために、ベットや布団の脇にスリッパか靴と軍手を準備する

・家具を固定し、重いものは低いところへ

・テレビやラジオなどで、震度、震源地や雨・台風などの最新情報を確認する

・避難場所とルートを確認し、移動する時は狭い道や塀ぎわ、川べりを絶対に避ける

・単独避難は非常に危険なので、できる限り、近所や支援者と一緒に避難する

などを話していただき、常日頃からの備えの重要性を再認識することができ、防災意識も高めることができたと思います。

講演終了後は、出席された仙北地区民生児童委員、日本赤十字社大仙市地区仙北分区、災害予防組合役員・連絡協議会員の皆様に、大仙市餅つき道場の名人がついた祝い餅とアルファ米を使用した防災備蓄品の非常用食品を配って解散となりました。

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幻想的な美しさ!!旧池田氏庭園

国指定名勝「旧池田氏庭園(本家庭園)」で、6月2日(金)~4日(日)と6月9日(金)~11日(日)の期間中、庭園内をイルミネーションライトアップする「初夏のファンタジーナイト」が開催されました。
6月10日(土)は、イベントとしてガーデンフェスが開催され、ご当地グルメの出店(杜仲豚串・大曲納豆汁・大曲カレー旨麺・だまこ汁・冷酒)やトランペットデュオの生演奏などが催され、日中とは趣きの異なる幻想的な雰囲気を皆さん満喫してました。

 

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そして、期間中の庭園内は、音楽に合わせてLEDのイルミネーションを使用した様々な色で演出されました。

 

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紅葉の時期は、旧池田氏庭園(払田分家庭園)でのライトアップイベントを予定していますので、ぜひお越しください。