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秋田県大仙市公式ブログ

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ポップス尺八奏者昌平さんが南外中でコンサート

コンサート風景。尺八独特の力強く温かみのある音色が体育館いっぱいに響き渡りました

11月17日、埼玉県在住のポップス尺八奏者、昌平さんのコンサートが南外中学校の体育館で行われ、同校の生徒やその保護者およそ150名が軽妙で味わい深い尺八の調べを楽しみました。

「まずは吹いてみましょう」と始められた演奏体験。でも、なかなか思うように音が出ない・・・。ジョークを交えながら生徒ひとりひとりにアドバイスする昌平さん

この音楽イベントは、学校関係者がインターネットを通じて交流を深めていた昌平さんに協力を求め実現したもの。ポップス調にアレンジされた南外中学 校歌の演奏で幕開けしたコンサートでは、「川の流れのように」や「スタンドバイミー」などの往年の名曲や、「夜空ノムコウ」や「千の風になって」などの近 年のヒット曲など全11曲を披露。また、演奏の合間には生徒の尺八演奏体験も行われ、昌平さんが尺八の特性を紹介しながら上手に吹笛するコツを指導しまし た。

コンサート終了後、生徒代表から花束を手渡されました

国内外で幅広く活動している昌平さん。「表現したものを人から評価してもらうことで自分を実感できる。目標をきっちり持ち、日々努力していけば何でも可能だ」と生徒にメッセージを送りました。

「第2回秋田飴売り節大会」

 11月23日、神岡農村環境改善センターで「第2回秋田飴売り節大会」が開催されました。この大会は、地元秋田飴売り節保存会や北楢岡地域の人た ちが中心となり、民謡の普及と継承を目的に実行委員会を組織して昨年から実施されたものです。オープニングは、伊藤金夫大会実行委員長が飴売り節を唄い、 地元の人たちが踊りを披露しました。

オープニングを飾った飴売り節の唄と踊り

大会には仙台市や兵庫県からの参加者もおり、民謡ファンが詰めかけた超満員の会場の中で、一般の部48人、年少の部5人が自慢ののどを競い合いました。午前は一般の部の予選、午後は予選を通過した15人と年少の部(予選なし)の決選会が行われました。

そして、厳正な審査の結果、見事優勝を手にしたのは、横手市山内の高橋一郎さん。優勝旗を手に最高の笑顔で歌声を披露し、会場から盛大な拍手が送られました。

一般の部で優勝した高橋一郎さん

超満員の会場

年少の部(中学生以下)では、高橋千歌さん(大仙市橋本)が最優秀賞に選ばれました。地元神岡からは、宮原直也くんと杏奈ちゃん(兄妹)も出場し、元気いっぱいの歌声に場内から大きな声援と拍手が送られました。

年少の部で最優秀賞に輝いた高橋千歌さん宮原直也くん(奨励賞)宮原杏奈ちゃん(奨励賞)

一般の部には、地元神岡から6人出場し、今大会最高齢者の戸嶋ユキエさん(神宮寺)も出場し、司会者から年齢を聞かれ「92歳」と戸嶋さんが答えると、しっかりした歌声と元気な姿に観客から驚きの声が上がり、盛大な拍手で会場がわき上がりました。

戸嶋ユキエさん(92歳)実行委員長より高齢者賞の贈呈

迫力ある生演奏に聞き入りました!!《史跡の里ふれあいコンサート》

11月8日(日)にふれあい文化センターを会場に「史跡の里 ふれあいコンサート」が開催されました。

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毎年大変好評をいただいている自衛隊コンサートは、今回で13回目を数え、昨年の陸上自衛隊東北方面音楽隊に続き、今年は航空自衛隊北部航空音楽隊を招き、迫力ある生演奏を堪能しました。

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1部ではクラシック4曲、2部では映画「ROOKIES(ルーキーズ)」「超神ネイガー」のテーマ曲等7曲を演奏し、会場内が一体となって手拍子で盛り上げてくれました。

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曲の合間にあるソロパートもまた、見ごたえ聞き応えがあり見事でした。

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2部終了後には、地元仙北中学校生徒から指揮者2人へ花束の贈呈、アンコールも2曲演奏され、会場内からは惜しみない拍手喝采をいただきコンサートは盛会裏に終えました。

また来年も自衛隊コンサートの開催に期待したいですね。

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紅葉と白亜の洋館の共演《池田氏庭園秋の特別公開》

11月7日(土)・8日(日)の2日間、池田氏庭園秋の特別公開が開催されました。

2日間とも大変天気に恵まれたおかげで、県内外各地から6300人の方々が、去り行く秋の名勝庭園を訪れました。

白亜の洋館正面

今回の公開では、3年ぶりに大正時代に建てられた白亜の洋館の外部修復作業が終わり、その姿が披露されました。

庭園正門前の様子庭園正門前の様子

2日間ともに庭園正門前の受付前では、終日長蛇の列ができました。

庭園内の様子庭園内の様子

庭園内の様子

庭園内の紅葉庭園内の紅葉

雪見灯篭周辺の様子

庭園内は、秋の紅葉一色に染まり、鮮やかなコントラストを描き、雪見灯篭白亜の洋館との共演は、春や夏の公開とは一味違い、庭園内に新たな彩りと景観美を与えているようでした。

雪見灯篭周辺の様子

雪見灯篭周辺の様子雪見灯篭周辺の様子

庭園内の様子庭園内の様子

白亜の洋館西側

今が紅葉見頃です《旧池田氏(払田)庭園》

仙北地域の隠れた紅葉の名所旧池田氏(払田)庭園では紅葉が見頃となっています。

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こちらの庭園も、11月7日(土)・8日(日)に特別公開される池田氏庭園の設計者長岡安平が設計したもので、大変文化価値の高い日本庭園となっています。

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門を一歩くぐると、一面に紅葉したもみじが出迎えてくれます。庭園内は自由に散策が出来ますので、今週の池田氏庭園特別公開と併せて、こちらの旧池田氏(払田)庭園にもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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※お知らせ※

今週公開される池田氏庭園特別公開では、3年ぶりに大正時代に建てられた白亜の洋館の外観修復作業が終わり、見学することができます。

この機会にぜひ紅葉の彩りと大正浪漫漂う、見事なコントラストの池田氏庭園にお越し下さい。

南外地域防災図上訓練

平成20年の宮城県地震などの事例を踏まえながら図上訓練の概要について説明する防災士の伊藤武彦さん地図上の河川や幹線道路をマジックペンで色分けしたり、公共施設等の位置をシールなどでマーキングしたりしながら参加者は地域の現状を把握しました

10月28日、南外コミュニティセンターで第2回南外地域防災図上演習が行われ、関係者32人が参加しました。

防災図上演習とは、別名DIG(Disaster[災害]Imagination[想像力]Game[ゲーム] の略称)と呼ばれる訓練で、地震や 河川の氾濫などにより大規模な災害が発生する事態を想定し、地図とマジックペン、シール、付せんなどを用いて、危険が予測される地帯または事態を地図上に 書き込み、手づくりのハザードマップを作成するもの。これにより、災害発生時の危険箇所を事前予測できると同時に、避難経路や避難場所等の把握と即応性あ る避難方法の検討など、地図作りの作業を通じて浮き彫りにした地域の現状と課題について参加者の間で認識を深め合うことが目的です。南外地域では、防災士 の伊藤武彦さん(南外地域在住)の協力のもと、市内他地域に先駆けて昨年から実施しています。

参加したのは、市南外総合支所職員のほか、警察署、消防署、消防団、交通指導隊など地域防災を担う関係機関の代表。今回の演習では、4つのグループ に分かれた参加者が、災害時に利活用可能な施設や倒壊等の危険箇所などをシールで印付けし現状を把握したあと、大正3年に西仙北地域で発生し甚大な被害を もたらした強首地震と同程度の地震が南外地域で発生した場合の被害予想情報などを地図上に書き込みしました。

参加者は「集落が点在しているため救助隊が分散されてしまう」「道路が寸断された場合の迂回路を確保しておく必要がある」と、地域の防災上の問題を再確認するととともに、地域防災力向上の必要性について理解を深めていました。

冬支度

10月28日かみおか嶽雄館周辺の冬囲い作業が、シルバー人材センターの約30人のボランティアにより行われました。秋晴れのなか冬囲いのベテランたちは、雪の重みや寒さから木々を守るため、次々に手際よく囲っていきました。

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1200年前の外柵を再現!! 払田柵 秋の風物詩《よみがえる平安の柵》

10月29日(木)に史跡払田柵跡を会場に横堀小学校高梨小学校の児童、地元「蝦夷ほたるを飛ばす会」「白銀会」の会員など約150人が参加し、払田柵跡周囲約3.6キロに旗を立て、当時の外柵を再現しました。

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今回で10回目を数え、周囲には児童が手作りで作成した旗など195本が立てられました。

参加した児童たちは、1200年前の当時を想像し、今自分たちの住んでいる地域に存在した、払田柵跡の大きさにみな驚いていました。

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今回立てられた旗は11月29日(日)までの1ヵ月間、晩秋の風に吹かれながら払田柵跡周辺を彩ります。

お近くをお通りの際は、ぜひお立ち寄りいただき、払田柵跡の広さ、雄大さご覧ください。