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秋田県大仙市公式ブログ

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陶芸と生け花のコラボ展

太田庁舎の玄関ホールには今、春が訪れています。1月13日から15日を会期として開催されている「陶芸と生け花のコラボ展」が、華やかに来庁者をお出迎えしています。
この「コラボ展」は、太田地域の生涯学習団体である、おおた陶芸同好会(後藤光三会長・会員11名)と生け花同好会(大信田則子会長・8名)のコラボレーションで実施されています。
外は雪に覆われた銀世界ですが、太田庁舎に入るなり、一気に春の彩りです。色とりどりの花々を、こだわりの花器が惹き立てています。

花器に合わせて花を生ける生け花同好会の皆さん。

完成した作品はこのとおり!華やかですね。

「コラボ」と聞くと、それだけでお得な気がしますが、この「コラボ展」では花と器、両方が一度に楽しめるうえに、それぞれの良さがさらに際立っているような気がします。
花器の作者と生け花の担当者がわかるように紹介プレートが用意され、使用している花材も表記されているので、花や陶芸に詳しくなくても気軽にじっくりと楽しむことができます。

展示が始まると、さっそく見に来てくださる方が・・・。

花のまち太田の皆さんは根っからの花好きだと実感、見るのも見せるのも好きだからこそ、この「コラボ展」が開催できたのだろうと思います。
おおた陶芸同好会の皆さん、生け花同好会の皆さん、ありがとうございました。
地域の皆さん、ぜひ「コラボ展」を見にいらしてください。明るい気分になること間違いなしです!

太田の味「おやきづくり講習会」

1月6日(水)、おおたコミュニティプラザの調理室で、秋田おばこ農業協同組合太田支店 農産加工部会(齊藤禮子部会長)の方々を講師として「おやきづくり講習会」が行われました。

市太田支所では「地域の魅力再発見事業」の一つとして、「太田の伝統食継承事業」に取り組んでいます。令和2年3月には農産加工部会のご協力のもと、昔から太田地域で作られているお菓子のレシピ集を発行しました。そして今回はそのレシピを活用して、食文化の継承と世代間交流を目的に講習会を企画しました。

参加者は、大仙市スポーツ少年団太田支部の団員16名です。スポ少の交流会も兼ねて、この講習会に参加したそうです。

調理の前に、講師の先生から「この地域では、毎年12月8日に『やまい焼き』として、無病息災を願っておやきを食べる習慣があります。昔は鉄鍋で焼いていましたが、今はホットプレートでお手軽に焼くことができます。太田の味を忘れないように、ぜひ覚えて自分でも作ってください」と、説明がありました。

参加者は4つの班に分かれ、しっかりと手を洗ったらいよいよ調理開始です。
ここで特別にレシピ集に掲載されているおやきの作り方をご紹介しますので、ぜひ皆さんも作ってみてください。

《材料・分量(20個分)》
●もち粉…350g    ●水…… 250cc
●あんこ…600g    ●植物性油…少々
●小麦粉… 50g  

①もち粉と小麦粉を混ぜ合わせて、250ccの水でこねます。固いときは少し水を足し、耳たぶ位の柔らかさになるようにします。

②もち30g位、あんこ30g位のものを丸めます。

③もちをのばし、中央にあんこを入れて包みます。

真剣な表情で先生のアドバイスを聞き、どんどん作業を進めていきます。

④140℃位に熱したホットプレートに油を敷き、丸めたもちをつぶして焼きます。

⑤途中でホットプレートに少し水を入れて蒸らします。

おいしそうな香りがしてきて、「待ちきれない!」というご様子。

⑥蒸れて焼き色がついたら裏返します。

ここまで順調に進めていた皆さんも、裏返すのは緊張するようです。

⑦両面焼けたら出来上がり!

出来上がったおやきは、温かいうちにさっそく皆でいただきます。
今回作ったのはそれぞれつぶあん5個と紫いもあん1個ずつ。味を聞いてみると、紫いもあんのおやきが珍しくてお気に入りのようでした。

参加者の5年生の男子は、「おばあちゃんがよくおやきを作ってくれるので、今度は自分でも作りたい」と話してくれました。
今回参加してくれた皆さんが、太田のおやきの味を忘れず、受け継いでくれることを期待しましょう。

「太田の手作りお菓子レシピ集」には、おやきのほかにも大福、いちご大福、しそ羊かんのレシピが掲載されています。
レシピ集は、太田支所市民サービス課の窓口で配布しています。太田の味を作ってみたい方は、ぜひご利用ください!