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秋田県大仙市公式ブログ

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Music&Snow Live in 大台スキー場

美郷町在住のシンガーソングライター・栗林聡子さんが1月20日(日)大台スキー場のファミリーロッジでライブを行いました。このライブは大台スキー場の主催によるもので、ゲレンデで聡子さんの「君のとなりに」という曲がナイター終了を告げる曲として流されていることがきっかけとなり開催されたものです。
聡子さんは、4歳からピアノを始め、小学生の頃からすでに作詞作曲をしていたそうです。大曲高校3年生の時に大曲で開催されたNHKのど自慢大会で優勝し、チャンピオン大会にも出場、その経験をきっかけに本格的に音楽活動を始めました。仕事と子育ての傍ら、シンガーソングライターとして活動しています。キーボードを弾きながら、抜群の歌唱力で伸びやかに歌う姿が印象的です。太田では、2年前の夏まつりにもゲストとして出演してくださっています。

ライブ当日のお天気はあいにくの雨雪でしたが、ゲレンデはスキー教室や親子連れで大賑わい、スキー場には770名程の来場者があったそうです。午後2時半頃でもリフト乗り場にはまだ順番待ちの列ができていました。

聡子さんのライブは食堂もあるファミリーロッジで午後3時から始まりました。聡子さんはライブ前、10時頃から小学校3年生の娘さんとスキーを滑ったそうです。20何か年ぶりに第2コースまで行き、偶然にも雲が晴れて平野を見渡すことができてすごく気持ちよかったと語ります。お昼はロッジの食堂のメニューを食べたそうで、特別な場所で食べるとどれも美味しいと宣伝までしてくださいます。お話を交えながら、この日はオリジナル曲を3曲、カバー曲を3曲披露してくださいました。

1曲目にはセカンドアルバム収録曲の冬の歌「冬のカケラ」を披露、伸びやかな歌声で、たまたま休憩でロッジに入った方も虜にしていました。2曲目はカバー曲でレミオロメンの「粉雪」、スキー場ライブにぴったりな曲を選び、この日のために練習してきたそうです。3曲目はオリジナル曲でCD化されていない曲「このまま」、このライブに来たからこそ聞けた一曲です。4曲目はカバー曲で、スキー場と言えばこれでしょうと、広瀬香美の「ゲレンデがとけるほど恋したい」を披露。高音も気持ちよく伸びます。思わず自分の携帯で動画をとってしまいました。5曲目はオリジナル曲「君のとなりに」。この曲が昨シーズンから大台スキー場でナイター終了を告げる曲としてゲレンデに流れます。しっとりとしたバラードで、確かにゲレンデを離れがたい気持ちにぴったりな曲です。6曲目はカバー曲でglobeの「DEPARTURES」、スキー場でライブをすることが決まり、一番やりたいと思った曲だそうです。初めて披露する曲とおっしゃっていましたが、これもまたかっこよくそして伸びやかに歌い上げます。ママ世代の方々が揃って動画をとっているのが、妙に共感できました。

もっと聞きたいなと私も思っていましたが、やはりアンコールがあり、中島美嘉の「雪の華」をしっとり聞かせてくれました。40分程のライブでしたが、100人以上が聞き惚れた、午後のひとときとなりました。

ゲレンデをバックにスキー場にぴったりな歌を披露してくださった聡子さん、ありがとうございました。
歌手として、歌唱力が素晴らしいことはもちろんですが、このライブにぴったりな選曲をして向かってくださった姿勢、母としての一面など、人として素敵なところが知れて改めてファンになりました。
ぜひまた太田でのライブをお願いしますね☆ありがとうございました。

子育て世代の味方「ほほえみルーム」

太田地域内唯一の医療機関である太田診療所の中に「太田病児・病後児保育園」があります。「ほほえみルーム」と愛称がつけられていますが、この季節は特に子育て世代の心強い味方となっています。
病児・病後児保育園は、病気中や病気の回復期のために登園・登校できない園児・児童を、医療機関に付設した専用スペースで一時的に預かり保育してくれるありがたいところです。この事業は市の子育て支援事業の一つで、太田の「ほほえみルーム」のほかに、大曲(現在は休止中、2月から開設予定)と刈和野にあります。「ほほえみルーム」の昨年度一年間の利用は119日、利用者数は延べ164人にもなっています。太田のみならず、中仙・仙北・大曲・千畑・六郷など広い範囲の方々が利用しています。

インフルエンザの流行を耳にするようになり、「ほほえみルーム」が大活躍かも知れないと、様子を覗いてみました。
1月16日の利用は3人。5歳の女の子と10ヶ月の男の子と6ヶ月の男の子、いずれもインフルエンザA型の子たちが利用していました。利用者の人数や保育の必要度合いから判断し、この日は保育士さんが二人体制で子ども達のお世話をしていました。 お二人とも市内の保育園でお勤めされていた保育のエキスパートです。体調が悪い子ども達ですから、機嫌が良いわけありません。お腹が空いても、眠くても、体調がイマイチでも泣くしかない赤ちゃん達も、「ほほえみルーム」の先生達の手にかかれば、数分で要求を満たしてもらえます。ミルクを飲んでも抱っこされても泣いていた子が、気がつけば頬に涙を伝わせて、ニコニコと遊びだしていました。

5歳の女の子は、前も来たことがあるとお話ししてくれました。先生とかるたで遊んでいましたが、「ほほえみルーム」の遊びで一番好きなのはお人形さんの「ぽぽちゃん」で遊ぶことだそうです。赤ちゃん達のお世話で先生たちが忙しい間も、自分でおトイレを済ませ好きな遊びを楽しんでいます。安心できる空間だからこそ、体調が悪くても穏やかに過ごせるのだと思います。
この「ほほえみルーム」での子ども達の過ごし方は、先生方が手作りした一人ひとりの連絡帳に事細かく記入されます。連絡帳の表紙の絵は全て違い、どの絵にも想いがこもっているそうです。一日の過ごし方を、ミルクの量や時間、入眠・目覚め・排尿の時間、そして遊びの種類まで細かく書いてくださいます。また、太田診療所の看護師さんが定期的に症状を見に来てくれることも安心です。
保護者の方にとってどんなに心強く安心な場所か、利用者にリピーターが多いことにも信頼度が表れています。
いろんな症状の子ども達に囲まれる先生方、先生に倒れられたら大変だなと思わず心配になります。「体調管理は予防注射とマスク着用で充分に気を付けているから大丈夫。仕事で大変なことはない、ずっとやってきた仕事だから。体調の悪い子たちに何かあることが一番心配!」こんな優しい先生達が待っていますよ、子どもの看病で困っている子育て世代の皆さん、安心してご利用ください。

子育て世代の心強い味方「ほほえみルーム」の利用対象は生後2ヶ月経過後から小学校6年生までの園児・児童です。病気のため普段通っている園や学校で集団生活ができず、家庭で看護できない場合に利用できます。利用料金は、一人当たり1日1,000円(市外の方は2,000円)、事前に医療機関で受診し、症状がわかってから利用申し込みをしてください。利用できるのは、月~金曜日までが8時から18時、土曜日は8時から13時までです。定員に限りがありますので、利用可能か事前のご連絡をお忘れなく。利用申し込みは太田診療所(大仙市太田町横沢字窪関南505-1・電話0187-88-2233)まで。

太田の火まつり準備着々!

来月2月2日(土)奥羽山荘西側広場で「第38回太田の火まつり」が開催されます。この「火まつり」は太田地域の小正月行事の伝承を目的として毎年開催されているものです。

火まつりのメインイベントの一つに紙風船上げがありますが、現在、太田地域内で紙風船作りが行われています。太田支所でも1月17日に紙風船を作成しました。今年は、大仙市地域おこし協力隊の狩野さん、小川さん、伊藤さん、インターンシップで大仙市に来ている大学生の阿久津さんが駆けつけてくれました。紙風船には毎年様々なイラストを描いていますが、今年は、大仙市のキャラクター「まるびちゃん」と協力隊のみなさんが考えたオリジナルイラストです。

イラストは初めに原画を紙風船用紙に縁取り、その後着色をしていきます。

原画の縁取りでは和気あいあいとした雰囲気でしたが、いざ着色となるとみな真剣になり、黙々と作業していました。

イラストの着色がおわると、用紙を切り貼りし、風船の形を作っていきます。

総勢12名で、1日がかりで仕上げることができました。慣れない作業に苦労した部分もありましたが、こうしたイベントを通じて人と人との交流が生まれ、次世代へと受け継いでいくことで、地域のつながりを強くいつまでも続けていけるのだと感じました。

地域おこし協力隊の小川さん、狩野さん、伊藤さん

紙風船は太田地域の各集落で作られるほか、認定こども園や小学校で作られ、当日は約30基が冬の夜空へと舞い上がります。火まつりでは紙風船上げのほか、雪中田植え、東今泉八幡太鼓、天筆焼き等太田の小正月行事を堪能できます。

協力隊のみなさんの力作披露は当日のお楽しみです。ぜひ会場にいらしてご覧ください!

東部地区若手就農者合同研修会を開催しました

12月21日(金)中仙農村環境改善センターで「平成30年度東部地区若手就農者合同研修会」が開催されました。この研修会は、若手就農者が高い技術と優れた経営感覚を身に付け、安定的な農業経営ができるよう、平成30年度から中仙地域、仙北地域、太田地域の東部3地域が合同で開催を始めたものです。

研修会は「稲作、野菜、施設栽培」と「畜産」の2つの部門の会場に分けて研修を実施しました。
「稲作、野菜、施設栽培」部門の最初の講演は、大仙市花館地域の認定農業者で、平成29年度の大仙農業元気賞を受賞された佐々木徳胤さん(49歳)より、就農してからの様々な体験や苦労を語ってもらいました。

 

 

 

(H29に大仙農業元気賞を受賞された佐々木夫妻)

佐々木さんは自衛隊に務めた後、地元のリース会社に勤めていましたが、41歳の時に大仙市新規就農者研修施設で野菜や花きの栽培方法を学び、実家の農業を継いで複合経営を実践してきました。
はじめは水稲、アスパラ、花きの3部門で経営を行なっていましたが、家族だけでは負担も大きく、徹夜して選別作業を行い出荷することも少なくなかったそうです。また、忙しい時には意見がぶつかることもあったとのことでした。
このままでは経営の継続は難しいと感じたため、水稲と花きの2部門に絞り、佐々木さんは水稲を、妻のこずえさんは花きと、部門ごとに担当を分けることで、負担が少なくするよう対策してきました。今では夫婦で相談し合い、互いにレベルアップを図りながら作業できるようになったそうです。
佐々木さんがこれまで多くの苦労を経験したにも関わらずにこやかに話す姿を見て、若手就農者のみなさんも元気づけられたのではないかと思います。また、会場には妻のこずえさんも来てくださっており、佐々木さんが講演の中で感謝の意を伝えた際、笑みを浮かべていたのが印象的でした。

その後、仙北地域振興局農業振興普及課の平良木副主幹から、これまで新規就農者の担当として感じた点を、また、楽しんで農業を行うことや、他の農業者や異業種の人とのつながりを大切にすることなど、農業経営を行なっていくうえでの心構えや注意点をわかりやすく教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

「畜産」部門では、仙北地域振興局農業振興普及課の石井副主幹と、大仙市農業振興課の今野主査から講演していただきました。 参加者は乳用牛と肉用牛繁殖農家の方たちだけのため、より専門的な話題が中心となりました。
はじめに、石井副主幹から仙北管内における畜産の概況と県の補助制度について、その後、今野主査からは市の補助制度の説明をしていただきました。講演後には様々な質問が出たため、休憩時間も利用しての活発な質疑応答となりました。
仙北地域の肉用牛の頭数が近年再上昇の傾向にあるとの話もありましたが、参加した若手の方々には規模拡大を志向する方も多く、補助制度については特に関心を持って聞いているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

最後は全体研修として2部門が合流し、仙北地域振興局農林部の舛谷部長より、都市や旅行客、学校との交流・連携と地域活性化の関わりについて講演していただきました。
舛谷部長は、外国人観光客による農村体験活動の人気ぶりや、他県での農村交流の成功例などを交えながら、主に学校との連携事例を取り上げ話してくださいました。
地元中仙地域の園芸メガ団地における、秋田県立大学生の就農体験についても紹介され、農村交流を実施するためには地域の強みを伸ばすことが大切であるほか、受け入れる側が一体となって取り組むことで地域活性化へとつながるといったメリットについても話されました。農村交流事業は地域住民と行政職員が連携して取り組むことが必要であり、これから地域の一翼を担う若手就農者にとって、大変参考になる講演であったと感じました

その後、会場を移し、交流会(親睦会)を開催したところ、多数の参加があり、他品目で経営する若手就農者間や行政職員とで楽しい交流となりました。

早春を告げる「ひろっこ」

新しい年が始まりました。今年も地域の話題を伝えるためがんばっていきます。どうぞ、よろしくお願いします。

新しい年の1回目の投稿は、早春を告げる太田産の「ひろっこ」を紹介します。

太田町斉内の門脇一男さんは、30年以上「ひろっこ」栽培に取り組んでいます。
取材に伺いたいと電話すると一男さんは「地味だど~。インスタ映えしないぞ~」と念を押します(笑)
ご心配いただきましたが、ブログでは「良い写真」を紹介したいのではなくて、「太田の良いところ」を紹介したいので、充分映えましたよ♪

「ひろっこ」は「アサツキ」の若芽です。にんにくやネギなどは食べるとヒリっとすることから、古語で「蒜(ひる)」と言われたそうです。そして、秋田県の方言では、小さくてかわいいものの語尾に「こ」をつけることがあるので、「ひるっこ」→「ひろっこ」となったのではないかと言われています。
私の中で「ひろっこ」は、春を告げる野菜、そしてちょっと値が張る高級野菜というイメージがあります。一男さんの「ひろっこ」は、今シーズンは12月10日が初出荷で、3月いっぱい出荷されるそうです。県内では湯沢が有名な産地ですが、一男さんの「ひろっこ」は他地域より早く出荷を開始しています。他地域では畑の土の中から「ひろっこ」を掘り起こしますが、一男さんの「ひろっこ」はもみがらの発酵熱を利用した栽培方法をとっているため、一足早い出荷が可能です。雪が降る直前から、夏に種を蒔いておいた箱(水稲の育苗箱のような感じの箱です)を、畑から掘り起こしてきます。その箱をビニールハウス内に移し、1メートルほど敷き詰めたもみがらの上に並べます。水と肥料をかけ、ハウス内で一週間ほど加温すると芽が出るそうです。それを毎日出荷できるように、3月まで繰り返します。

このもみがらの発酵熱で、「ひろっこ」に春になったと思わせているとのこと。ビニールハウス一面の1メートルの厚さのもみがらは、およそ田んぼ30町歩分、近所の農家さんからいただいてこれだけの量を集めているそうです。

加温に電熱を使用したことがあるそうですが、もみがら加温の発芽力には敵わなく、この方法を続けているそうです。もみがらからは、発酵の熱だけでなく発芽に必要な酵素や二酸化炭素などさまざまなプラスの要因が発せられているのだろうと一男さんは分析しています。さらに、このもみがらは再利用され、お盆過ぎに箱に種を蒔きますが、種を蒔いた箱を畑に並べる時にもみがらをたっぷりかけるそうです。すると草が生えず、たい肥にもなり、除草剤と肥料の削減になるとのこと、エコな資材でさらにリサイクルとは驚きです。

発芽した「ひろっこ」は洗い場で箱ごとザブザブするうちに、土が洗い流されて姿を現してきます。

こちらを今度はベテランお母さんたちのところに運び、根っこを切り落としてもらいます。

この風景も30年来ずっと変わりません。ちなみに1993年2月の「広報おおた」の表紙にもなりましたが、その時の表紙はこちら。

変わらない風景ですね。あえて違いを探すとしたら、足を長めての作業になったことぐらいですかね。「前の時だば、オラなまだ生まれてなかった~(笑)」などと冗談を言いながら和気あいあいと作業を続けます。根っこを切り落とした「ひろっこ」はこの後、もう一度水洗いをしてパック詰めとなるそうです。
この手間のかかる行程を知り、少し値が張っても今度からはどんどん「ひろっこ」を食べようと思ったところです。

一男さんの「ひろっこ」の出荷先は、県内と県外(東京・名古屋・石川金沢)の市場出荷となっています。地元では、タカヤナギ系列のお店で「門脇さん家のひろっこ」として販売されています。ぜひ手に取ってご賞味ください。一男さんから、「子どもには、オムレツにいれると簡単で良く食べるよ」とおススメしてもらいました。ついつい大人のための「ひろっこ」料理にしがちですが、子どもにも地域の伝統野菜を食べさせたいですよね。いいアドバイスをもらいました。
「ひろっこ」は春になったと思ってそのおいしい姿を現す、私たちはそれを口にして春になったと感じる。太田産の「ひろっこ」を食べて、皆さんもいち早く春を感じてみてはいかがでしょうか。

秋田県文化功労者受賞記念講演会が開催されました

平成30年10月26日、黒澤三郎様(福田在住)並びに冨樫泰時様(高梨出身)が秋田県文化功労者表彰を受賞されました。秋田県文化功労者表彰とは本県文化の向上発展に卓越した功績のある個人又は団体の事績を讃え、表彰するものです。

受賞されたお二方の活動や体験談を拝聴することで、仙北地域の歴史的・文化的地域資源について、より深く知っていただけるものと、平成30年12月9日(日)午後2時から、仙北ふれあい文化センターイベントホールにて、受賞記念講演会が行われました。

お二人のご経歴を紹介しますと、

【黒澤三郎氏】

黒澤様は昭和2年に現秋田県大仙市の上福田にお生まれになり、家業の農業に従事しながら俳句や郷土史の研究をされ、昭和44年には「仙北村史談会」を結成、以降49年の長きにわたり、東北最大級の国指定史跡「払田柵跡」の発掘調査への協力や、遮光器土偶「星宮遺跡」の発掘の端緒を開かれました。
また古文書の整理・継承の必要性を訴え、東北初となる大仙市アーカイブズの開設に大きく貢献されました。
旧仙北町文化財保護審議会会長、大仙市文化財保護審議会副会長、大仙市公文書館設置懇話会委員なども歴任され、また、秋田県民俗学・日本民俗学会員・秋田県文化財保護協会員として、全県的な史料の研究活動にもご尽力されたことで、秋田県文化財保護協会表彰を受賞されております。

【冨樫泰時氏】

冨樫様は、昭和16年に現秋田県大仙市高梨でお生まれになり、國學院大学文学部史学科をご卒業され、秋田県埋蔵文化財センター所長、秋田県立博物館長、秋田県立図書館長などを歴任されました。現在も、秋田県文化財保護審議会会長、旧池田氏庭園保存整備審議会会長、払田柵跡環境整備審議会副会長、大仙市文化財保護審議会委員とご活躍されてます。
また、著書は『秋田の博物館』、「集落遺跡に視る土器文化の受容について―男鹿市大畑台遺跡の検討から―」『あきた史記 歴史論集6』など多数出版されてます。

黒澤様からは、「90年を振り返って」と題して、ご講演いただきました。

冨樫様からは、「私の考古学への想い」と題して、ご講演いただきました。

お二方からは、これまでの活動の歩みと体験談をお話しいただきました。

黒澤様、冨樫様、このたびはご講演いただきありがとうございました。お二方の今後のさらなるご活躍をお祈りしております。