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秋田県大仙市公式ブログ

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太田球場に交流の花 東北地区高等学校交流親善野球大会

6月27日・28日、太田球場を会場に、東北地区高等学校交流親善野球大会が開催されました。この大会は平成13年に大農太田分校野球部が発足して以来毎年開催されており、今年は東北各県や遠くは茨城県から34校が参加し、太田球場のほか能代市や仙北市、横手市の球場で2日間熱戦を繰り広げました。

27日は交流試合終了後、大槌高校と太田分校の両校の野球部の皆さんが、太田球場隣の交流プラザ前の花だんに、ベコニアとサルビアの花を植栽しました。

今回の植栽活動は、太田中学校が毎年被災地支援として大槌中学校に花を届けている活動をきっかけとし、「大農太田分校野球部を応援する会」が大槌と太田のさらなる交流につなげようと企画されたものです。

両校野球部の皆さんは、1000株ほどある花の苗を、手際よく、また試合中にはない笑顔を見せながら次々と植えていました。

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太田には野球に熱い思いをもった地元高校野球ファンやOBが多く、野球大会の開催により地域が活性化します。また、パワーみなぎる野球部員たちが植えた「花」が地域を彩ることで、地域が華やかになることでしょう。

「スポーツ」と「花」で、太田地域に元気をもらいました。野球大会に参加の皆さん、植栽に協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

太田地域で開催 大仙市総合防災訓練

6月19日、大仙市と秋田県消防協会大仙仙北美郷支部の主催で、太田地域を会場に大仙市総合防災訓練が実施され、防災機関の関係者や自主防災組織のメンバー、地元消防団員など800人を超える方が参加しました。

太田地域は昨年9月18日に自主防災組織の結成率100%を達成し、自分たちのまちは自分たちで守ろうという意識が高まっています。今回の訓練では、防災関係機関と地域住民が協力した訓練、また平野部と山間部をあわせもつ太田の地理に合わせた訓練を実施しました。

今回の災害想定は、真昼山地内を震源とするマグニチュード7.7の地震があり、太田地域では震度6強を観測したというものです。

会場周辺の自主防災組織のメンバーや、地元の消防団員、太田分校生、小学生や地域住民などが、自主防災の意識のもと訓練に参加しました。訓練の様子を紹介します。

 

◆第1ステージの主な訓練内容(会場:太田庁舎・大町周辺)

〇一斉防災行動訓練(シェイクアウト) 〇建築物応急危険度判定訓練 〇現地災害対策本部設置訓練 〇街区火災初期消火訓練

 

AKN_9702太田庁舎内でシェイクアウト訓練の様子。大仙市では防災行動の第一行動として身をかがめて頭部を守るシェイクアウトを徹底しています。防災訓練でシェイクアウトが実施されたのは今回が初めてです。

 

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SNG_4970支所内市民ホールに現地災害対策本部を設置し、被害状況の情報収集を行う様子

 

IMG_0235大町自主防災会の皆さんと太田南小学校の児童が参加したバケツリレーの訓練

 

IMG_0243大町自主防災会の皆さんが倒壊建物から被災者を救出する訓練

 

 

◆第2ステージの主な訓練内容(会場:大台スキー場周辺)

〇道路寸断時住民救出訓練 〇倒木被害救出訓練 〇土砂災害救出訓練 〇救急搬送訓練

IMG_0277倒木・土砂に埋まった車両から被災者を救出する訓練

 

IMG_0261山岳救助経験者による道路寸断時のけが人救出訓練

 

◆第3ステージの主な訓練内容(会場:太田公民館周辺)

〇救援物資搬送訓練 〇避難所開設訓練 〇AED操作訓練 〇炊き出し・給水訓練

IMG_0297航空自衛隊の大型ヘリコプターから支援物資が降ろされ、太田分校生がリヤカー等で運搬する様子

 

IMG_0309展示ブースでAEDの操作方法を学ぶ様子

 

今回の防災訓練では、防災のプロによる高度な災害応急対応にふれることができました。そして、多くの地域住民の参加により、地域全体の防災意識の高揚を図ることができたように思います。

自分たちのまちは、自分たちで守ろう!その意識を持続して地域の防災対策をしていきたいものです。

訓練に参加・協力していただいたみなさん、本当にありがとうございました。

太田中学校 郡市総体激励集会

6月19日から中学校郡市総合体育大会が始まります。

直前の6月17日に、太田中学校体育館で、郡市総体激励集会が開催されました。

激励集会は太田中学校生徒会が主体となり開催していますが、4年ほど前から太田地域の3小学校の6年生も参加することが恒例となっています。

激励集会では、各部の選手紹介や決意表明があるほか、先生たちのサプライズ演出がされ、毎年盛り上がりを見せています。

隣の太田庁舎まで応援の掛け声や歌声が聞こえてくるほどです。

今年は3小学校の6年生からエールを受けるシーンもあり、元気をもらう激励会となりました。

最後は選手の代表がくす玉を割り、「仲間と共に栄光をつかみとれ」とメッセージを受け、健闘を誓い合いました。

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激励会に参加した来春には太中生となる6年生たちは、中学生たちのたくましく精悍な姿や、先生たちの愛情と熱血さを感じる演出にふれ、中学校生活への期待を膨らませたことと思います。

太中生のみなさん、地域みんなで応援しています。健闘を祈ります、がんばってください!

すくすくだけっこ園 羽黒山探検

すくすくだけっこ園では、地域に伝わる巨人伝説の主人公「おいだらぼっち」の物語を保育に取り入れ、地域の自然や人に親しみを感じる体験を重視しています。子どもたちは、その体験を様々な遊びにつなげたり、友達と共通のイメージで遊んだりしています。

6月5日(金)、すくすくだけっこ園ゆり組(年長組)の子どもたちが、羽黒山探検をしました。

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保育者や引率の保護者と共に、一生懸命登ります。

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三十三番観音に手を合わせ

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あと少し!

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到着~!

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お茶を飲んでひと休みしたり

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「おいだらぼっちー!」大きな声で呼んだり・・・

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帰りは自然のお土産がいっぱいです。

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「おいだらぼっちの声聞こえたね。」

大人には見えないおいだらぼっちの存在を子どもたちはしっかり感じていたようです。

この後園児たちは、宝蔵寺の大けやき「すっげー木」と大浦沼「巨人(おおひと)の足跡」を見学しました。

 

 

農作業の疲れを癒す【第10回楢岡さなぶり酒花火】が開催

 6月6日(土)、「第10回楢岡さなぶり酒花火」が、同花火大会実行委員会主催により、南外体育館前を会場にして開催されました。

 この花火大会は、田植え作業が一段落するこの時期に、慰労と今年の豊作を願って行われているもので、今年で10回目を迎えました。

 当日は、10回目の記念イベントとしてプロの歌手「臼澤みさき(=岩手県大槌町出身)」さんのライブの他、「大道芸人マッキー」さんによるショーや各種団体等による芸能発表などが行われました。

 メインイベントの花火の打ち上げでは、およそ1,000発の花火が訪れた観客2,500人 を魅了しました。

【”つつどん&たまちゃん” と ”まるびちゃん” とのジャンケン大会】

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1-DSC_00841-DSC_0083 【よさこい&有志芸能団体によるステージ】

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【大道芸人マッキーさんによるショー】

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【花火鑑賞会】

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-来年も、みなさまのご来場をお待ちしております。-

おおた はなだより №5

太田の横沢公園で、花菖蒲が咲き始めました。横沢公園入口付近の菖蒲園には、今にも咲きそうなつぼみが並んでいます。

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現在は、濃い紫と白に淡いピンクが入った花菖蒲が優美さを競うように咲いています。

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例年は6月下旬に見頃をむかえていますが、今年は早くなりそうです。

春の花が終わったこの時期に咲く花菖蒲は、ひときわ華やかに感じられます。優美な花形としっとりとした風情が魅力の花菖蒲は、梅雨の時期でも気持ちを華やかにしてくれることでしょう。

 

菖蒲と言えば、端午の節句に菖蒲湯に入る風習がありますが、菖蒲の清々しい香りとその剣のような葉に魔を退ける霊験があり、厄を除ける意味があったとされています。

昔は6月頃(旧暦の端午の節句の日)に茅葺の屋根の軒下に菖蒲の葉を差し、家に鬼が入らないように願った風習があったようです。現在は茅葺の家もなくなり、菖蒲を浮かべたお風呂に入ることで、その風習が残っているようです。

雨が多くなり気分が晴れない時も、昔から厄除けとして活躍した菖蒲の花を見て、気分転換してみてはいかがでしょうか。

国指定名勝「旧池田氏庭園」初夏のイルミネーションライトアップ

6月13日(土)、一般公開されている(6月21日(日)まで)国指定名勝「旧池田氏庭園」(本家庭園)で、この公開期間中1日限定のイルミネーションライトアップが行われました。

 

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なかなか入ることが出来ない夜の「旧池田氏庭園」、ゾクゾクします・・・

 

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LEDのイルミネーションを使用し庭園が様々な色で演出され、音楽に合わせイルミネーションが点灯する演出やバンドによる生演奏などもあり、来場者は幻想的な日本庭園を満喫してました。

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庭園向かいの「巨洲館(おおしまかん)」前で大仙市産杜仲豚のソーセージの販売もあり、大変盛況でした。

昼の一般公開は6月21日(日)まで行っていますので、国指定名勝「旧池田氏庭園」に是非ご来場ください!

田臥勇太クリニック in 仙北地域

6月6日(土)大仙市ふれあい体育館において、日本人初のNBAプレーヤーである田臥勇太選手(現、NBLリンク栃木ブレックス所属)のバスケットクリニック「田臥勇太クリニック in 秋田」が開催されました。

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当日は大仙市内のスポーツ少年団の子供たちをはじめ、県内外から103名の参加者と183名の観覧者がありました。

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田臥選手からは基本の動作から普段の考え方等、プロとなった今でも小学校時代に学んだことを大切にしていることを教えてもらいました。

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「バスケットは残り1秒で逆転できるスポーツ。このときドリブルしているか、シュートするかは、日頃からの心がけが大切」とアドバイスをもらった参加者は常に電光表示板のタイマーを気にしながらプレーしていました。

太田の花を被災地に「太田地域3小学校修学旅行 被災地交流」

太田地域の小・中学校では、「色の無い街に花を届ける」を合い言葉に、東日本大震災の被災地支援・交流を継続して行っています。

今年の活動として、太田中学校では6月2・3日に1年生が大槌町及び大槌中学校を訪れ、プランターの回収や復興住宅でのミニコンサートの案内配布などを行ってきました。

6月9日には太田地域の3小学校が、修学旅行先で訪れた仙台市の荒浜地区で被災地支援活動を行ってきました。太田地域の3小学校の6年生は、毎年仙台市を修学旅行先としていることが縁で、同じ小学生が多く被災した、仙台市の荒浜地区の被災現場に花を植える活動を3年前から始めております。太田から持参した花600株程を、荒浜地区に地元の住民のご理解のもと、植栽してきました。

P1000610P1000606 まだまだ復興は進んでいませんが、電気を引き、電話線を引き、プレハブ小屋を置き、自宅跡に小さな畑を作っている方々もおり、地元の方の気持ちを察すると胸に迫る思いがあります。被災した現状を知らない太田の児童は、地元の方の話を聞き、「地域に喜んでもらえるなら」との強い思いで真剣に花を植えていました。

花のまち太田の小・中学生が、地域活性のキーワードである「花」による復興支援を続けていることは、大仙市としても誇らしいことです。

被災地に太田から届けた花が、彩と明るい気持ちをもたらしてくれることを期待しています。

「NISHISEN FLOWER」花壇新設

 6月9日(火)大仙市立西仙北中学校技術室・美術室横に、西部わくわくランチ(西部学校給食センター)竣工記念(平成27年4月1日開設)として、「NISHISEN   FLOEWER」花壇が新設されました。

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 この花壇の設置にあたり、地元業者の田村燃料施設工業さんの地域貢献事業として設置に協力をいただきました。

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 花植え作業は、西仙北中学校1年生が行いました。

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 西仙北地域にお越しの際は、是非ご覧になってみてください。

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秋田太田奥羽グラウンド・ゴルフ場で開催 第9回全国グラウンド・ゴルフレディス交歓大会

6月6日・7日、太田の奥羽グラウンド・ゴルフ場で全国グラウンド・ゴルフレディス交歓大会(主催:公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会、秋田県グラウンド・ゴルフ協会)が開催されました。

この大会は、グラウンド・ゴルフ協会の女性会員による女性のみの大会として開催され、親睦と仲間づくりそして生涯スポーツとしてのグラウンド・ゴルフの普及・発展を目的とし実施されています。今回9回目、公認グラウンド・ゴルフ場としては日本一の広さを誇る緑豊かな奥羽グラウンド・ゴルフ場での開催となりました。

大会には、全国各地から約780人の女性プレーヤーが参加し、レディスらしく色とりどりのユニフォームで整列する様は圧巻でした。

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開会式では、プレーヤーを代表し、太田町斉内の小松有沙さんが「全国のレディスと交流できる喜びをかみしめ、ルールとマナーを守り、楽しく美しくプレーすることを誓います」と爽やかに宣誓しました。

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その後、4グループに分かれて、1日に8ホール・2コースをまわりスコアを競い合いました。

「おしい!」「ナイスショット!」などと声を掛け合い、時には笑い声を響かせ親睦を深めながらプレーしていました。

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レディス交歓大会は、運営する競技役員もまた全員女性です。秋田県グラウンド・ゴルフ協会レディス実行委員会が主となり、招集係やコース係、接待係など秋田県内各地から集まった女性会員が務めました。また、太田分校の女子生徒のみなさんのお手伝いもありました。秋田のおもてなし精神で帰りの見送りまで丁寧に行っていました。

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2日間にわたるレディス交歓大会の優勝は、秋田県横手市の仙北谷倫子さん、ダイヤモンド賞(8ホール・ホールインワン3回を達成)には秋田県横手市の杉山律子さんが輝きました。4グループの1位から6位までの方々が表彰されましたが、今大会の入賞者の多くが70歳代のプレーヤーでした。生涯スポーツとしてのグラウンド・ゴルフが、健康の一助になっていることを証明する結果となりました。

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全国のレディスプレーヤーたちが、緑あふれる壮大な奥羽グラウンド・ゴルフ場でのプレーを楽しんでくださいました。親睦を深めながら健康増進に寄与するグラウンド・ゴルフは、今後ますます生涯スポーツとして発展していくことが期待されます。

まだグラウンド・ゴルフを体験したことのない方も、この機会にぜひ一度、日本一の奥羽グラウンド・ゴルフ場でプレーしてみてください。

チャレンジデー(神岡地域)

5月27日(水)に行われたチャレンジデー。

神岡地域でも様々なイベントが行われました。一部を紹介します。

DSC_0007◇500歳野球交流試合◇

DSC_0018◇老人クラブさなぶりウォーキング◇

DSC_0024◇嶽友クラブ・グラウンドゴルフ交流会◇

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◇桜の木への施肥(さくらの会、神岡小4年生)◇

DSC_0045◇農業体験◇

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◇スポーツごみ拾い(神岡小5,6年生)◇

DSC_0081◇全校体力づくり(平和中学校)◇

見事初勝利!!

たくさんの元気と笑顔を発信しました。

秀麗無比なる鳥海山

♪秀麗無比なる鳥海山よ…で始まる秋田県民歌は、大仙市太田町横沢の倉田政嗣の作詞によるものです。

太田地域では、子どもたちの健やかな成長を祈り、町民の善意を募って建てた「愛の鐘」が、秋田県民歌のメロディで午前6時と正午の時刻をお知らせしています。また太田支所の電話保留音に県民歌のメロディを流し、作詞者のふるさととして県民歌を継承しています。

秋田県民歌は、昭和5年10月30日に制定され、今年85年となります。

「見渡す広野」「黄金と実りて豊けき秋田」という秋田県民歌の歌詞は、政嗣のふるさと太田地域そのものです。

今日は太田地域から鳥海山が美しく見えました。

IMG_0085大台スキー場からの景色

 

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太田町中里からの景色①

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太田町中里からの景色②

政嗣も、85年前にこの美しい鳥海山を見ていたのではないでしょうか。

政嗣は病気のため39歳という若さで亡くなりましたが、作詞当時も病床からこの美しい景色を眺め、歌いだしの第一節目に「秀麗無比なる鳥海山よ」と筆をすべらせたことでしょう。

政嗣が秋田県民歌にこめた秋田への深い想いを、政嗣のふるさととしてしっかり伝えていきたいものです。