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太田のリンゴで元気になぁれ

10月15日、太田町横沢にある農業振興情報センターで、おおたわんぱくランドの年長さんがリンゴ狩りを行いました。
同センターでは、収穫体験を通して子ども達に農業に興味を持ってもらいたいと、毎年ほ場でのリンゴ狩りを実施しています。

10:00頃、ほ場内のリンゴ畑に、わんぱくランドの年長さん27人と先生方、農業振興情報センターの所長・先生・研修生が集まりました。
最初に、センターの木村一虎先生からリンゴについて説明がありました。

今回、もぎ取りしたのは「千秋(せんしゅう)」という品種です。
リンゴは明治の頃、アメリカからきたフルーツだそうです。リンゴが赤くなると医者が青くなると言われるほど体によく、1日1個食べるととても健康にいいと教えてくださいました。「千秋(せんしゅう)」は、「ふじ」を片親にもつ秋田県でつくられた品種で、「ふじ」より半月ほど早く収穫される種類とのこと。5月に花が咲いて、ちょうど今頃が収穫期だそうです。なんと今回は、子ども達の来訪を待っていたかのように、季節外れにリンゴの花が咲いていました。

実をもぎ取るタイミングで、花を手に取ってみられるなんて、年長さん達はもちろん、私もずいぶん強運だとうぬぼれてしまいます。リンゴの木の一本には、100個以上、多いと200個ほど実がなるそうです。

 

説明をよく聞いてから、早速もぎ取り体験が始まります。もぎ取るリンゴは1人1個、赤色が鮮やかで大きいリンゴがおいしいよとアドバイスがありました。
どのリンゴにするか、みんな真剣に選びます。

高いところは研修生の方が抱っこしてくれます。

もぎ取ったリンゴを愛おしそうにみる子ども達が、またかわいい♪

「リンゴは一番好きなフルーツ」とお話ししてくれた女の子もいました。

 

リンゴをもぎ取ったあとは、ビニールハウスに移動して、シャインマスカットの試食がありました。ほ場で収穫された大粒のシャインマスカットを一人に2粒ずつ準備してくれていました。

農業振興情報センターのシャインマスカットは粒が大きい!そして甘いんです。シャインマスカットは高級フルーツですが、園児たちに「食べたことある?」と聞くと、多くの子ども達が「ある!」と答えます。さすが農業のまちの子ども達です。

 

 

リンゴのもぎ取り方を学んで、シャインマスカットの美味しさを堪能して、園児たちは乗ってきたバスへと戻ります。センター敷地内の通路を歩きながら、野菜の説明を受けます。「こっち側からキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー・・・」所長が説明をしてくれます。

畑の土の上にある野菜は、子ども達の目にどのように映ったのか、この施設がどんなところか感じ取ってくれていればいいなと、カメラごしに願います。

 

 

農業振興情報センターでは、土の上にいるせいか、気分が晴れ晴れします。リンゴは体にいい元気の素、そしてリンゴ狩りの様子を見ることもまた、体と心にいい!そんなことを感じたひとときでした。