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秋田県大仙市公式ブログ

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祝100歳 進藤フヨさん

太田町駒場の進藤フヨさんが、令和3年6月20日に100歳の誕生日を迎えられました!

21日、西山副市長が進藤さんの自宅を訪れ、大仙市からのお祝いを手渡しました。

進藤さんは中仙地域出身。ひ孫が3人、孫が2人いらっしゃるとのこと。
誕生日当日は家族でパーティーを開いてお祝いしました。

進藤さんはもともと体が弱く、昔は大きな病気もしたそうです。
60歳頃に入院した時は、家族の皆さんももう助からないかもと思ったそうですが、病院の先生にも恵まれて無事回復し、それからは元気に過ごしており生命力の強さを感じたそうです。

穏やかな性格で、近所の人の面倒見がいい進藤さん。
歌や踊りが好きで、以前は地域の盆踊りなどのイベントにも積極的に参加していました。
そんな進藤さんには、近所の方々からも誕生日のプレゼントがたくさん届いており、皆さんに慕われていることが伝わってきました。

これからも、健康に気をつけてお元気でお過ごしください!

四つ子のそら豆

そら豆の旬を迎えています。ちょっと値が張るそら豆ですが、我が家では大人気なので、奮発して3週連続して食卓にお迎えしています。
先週末おいしくいただいたそら豆は、太田の東部新規就農者研修施設で栽培されたもの。こちらがなんとも心躍る逸品でした。
おいしかったことももちろんですが、心躍ったわけは、四つ子が多いこと。
私の経験では、そら豆は、肉厚なさやの中に豆が3つというのが標準仕様、中には2つのものもあります。それなのに、この度のそら豆といったら、4つ入りがあるではありませんか!
時短調理がモットーの私は乱暴にさやを剥いていましたが、「あれ?さっきも4つ入りだった気が・・・、今のも4つ入り?」と気づいた後は、さやを剥くのも丁寧に、四つ子のそら豆を写真に残そうと一念発起しました。
その成果がこちらです。

四つ子そら豆に心躍るのは、私だけでないはず・・・と信じて投稿していますが(笑)
並べると三つ子も四つ子も愛おしい。
この後、塩茹でしておいしくいただきましたが、そら豆が巣立った後のさやも記念にパチリ。大事にそら豆を育て上げたふくふくのベットです。

東部新規就農者研修施設で栽培されたそら豆は、6月22日現在すべて収穫済みで出荷済みとのこと。
四つ子が多かったと伝えると、「それはLサイズで、当たりが良かった」と言われ、貴重なそら豆をゲットできたことに感謝と、写真に残しておいてよかったと我がファインプレーに満足です。

旬の野菜は、エネルギーがありますね。今は地物もたくさん店頭に並んでいるようですよ。
さやが上向きに空を向いてつくから「そら豆」、気分も上向きに、皆さんも旬のそら豆を食してみてはいかがでしょうか。

東の空に虹

天気予報どおり、雷が鳴りだした6月14日の午後3時過ぎ、東の空を見上げると、奥羽山脈を黒い雲が覆い始めていました。
太田支所の周りは晴れていますが、山では大雨かなという様相、こんな時は虹がでるかもしれないと予想したとおり、午後3時45分頃、灰色の空をバックに虹がかかりました。

その後、太田の平野部でも大粒の雨が降り、樹木への落雷が確認されました。
これから梅雨入りの季節を迎えます。恵みの雨であればいいのですが、豪雨や雷雨は災害に発展します。心配な季節になりますね。
これから長雨や豪雨など憂鬱な季節になりますが、もしかしたら虹には頻繁に会えるかもしれません。
虹は明るい兆しをイメージさせますよね。大人でも虹がかかれば、気分があがります。
思わずカメラのシャッターを切る大人もいるわけですから(笑)


皆さんは「虹の日」があることをご存じでしょうか?
7月16日が「虹の日」だそうです。7(なな)1(い)6(ろ)の語呂合わせと、梅雨明けの時期で虹が出ることが多いことに由来するとのこと。制定者はデザイナーの山内康弘さん。デザイナーさんが制定する「虹の日」となると、グッとおしゃれ感も増して気分もさらに上がりますね。
せっかくですから、これから始まる梅雨の季節、「虹」に会える瞬間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめ!モリボの里

奥羽山脈のふもとに、「太田四季の村」という自然を満喫できるエリアがあります。大台スキー場や秋田太田奥羽グラウンド・ゴルフ場なども含まれたこの一帯は、恵まれた自然環境を生かし、「人と自然とのふれあい」をテーマに整備されたエリアです。
そのエリア内の農村体験をコンセプトとしたエリアが「モリボの里」です。「モリボの里」の中でもイチオシが、「動物舎」です。モリボの里の動物舎には、かつて農村生活に欠かせなかった動物たち、ウシ・ウマ・ヒツジ・ヤギなどが飼育されています。今やペットブームでイヌやネコなどの動物と暮らしている方はたくさんいますが、現在の農村風景にウシ・ウマなどを見かけることは、ほとんどなくなりました。この動物舎では、かつての農村の暮らしを支えた動物たちをじっくりと観察することができます。コロナが蔓延する前は、エサやり体験やふれあい体験ができましたが、残念ながら、現在は見学のみとなっています。

この春には、ニューフェイスとして比内地鶏のメスが20羽、ジャンボウサギのメスが1羽仲間入りしました。 

現在、動物舎にいるのは、ウシ・ウマ・ヒツジ・ヤギ・ウサギ・比内地鶏です。
 
どの動物も、管理人さんが愛情たっぷりにお世話しているので、穏やかに健やかに育っているように見えます。動物舎では、ゆったりと時間が流れ、ずうっ~と見ていても飽きません。

コロナ禍で、遠方へのお出かけが心配な方、外で遊べるスポットをお探しの方、いまこそ「モリボの里」がおすすめですよ!

利用料金は 大人(中学生以上)が310円 小学生が110円 小学生未満は無料です。
秋田太田奥羽グラウンド・ゴルフ場に隣接しています。そちらを目印にお越しください。

太田の黄桜 今が見ごろです

大台スキー場の黄桜が見ごろを迎えています。

例年5月上旬に開催されている「太田黄桜まつり」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、残念ながら2年連続の中止となってしまいました。

直接いらっしゃるのが難しい方も、ぜひ写真でお楽しみください。

この黄桜は、淡黄色の花をつけることから名づけられた「ウコンザクラ」という品種で、平成8年に秋田県の「生活環境保全林整備事業」により植えられたものです。
また、その翌年の平成9年に太田で開催された「第3回全国市町村の森サミット」でも記念植樹として数本植えられました。

現在では、207本の黄桜の並木道が全長630mにわたって延びています。
これは、黄桜の並木道としては東北で一番の規模です。

全国のほとんどの場所で観測史上最も早い桜の開花となった今年の春。
近隣のソメイヨシノはもう葉桜となってしまいましたが、黄桜は今が見ごろです。
10日ごろまで楽しめると思いますので、いらっしゃる場合は感染対策をしっかりしたうえで、ぜひご覧ください。

仙北平野の夕焼け

太田町東今泉の小松博幸さんが、大台山から撮った写真を太田支所に寄贈してくださいました。毎年1枚ずつ寄贈してくださっている小松さんの作品も、今年で3作目となりました。(過去の作品についてはこちら→令和元年度 令和2年度

太田支所長に作品を手渡す小松博幸さん(右)

作品のタイトルは、「仙北平野の夕焼け」。平成23(2011)年5月24日の午後6時半に撮影された作品です。

水が張った田んぼ一面がオレンジ色に染まり、真ん中に太陽の照り返しを映しています。滅多に見ることのできない絶景だったそうです。
「今はこんなにきれいな夕焼けは見られません」と小松さんは語ります。
最近の夕焼けは赤みが強く、田んぼからの照り返しも少なくて迫力がなくなってしまったように感じるそうです。この写真が撮影されたのは今から10年ほど前のことですが、「20年後、30年後はどうなっているか心配です」とのこと。
素人にはわからないような違いかもしれませんが、この先もこのような美しい光景が見られることを願うばかりです。

なお、この作品は平成24(2012)年に行われた、国内最大級の公募展である第16回総合写真展で、見事秀作に選ばれています。

小松さんに、このような素晴らしい写真を撮るコツを聞いてみると、「毎日行かないとチャンスはない」とのこと。車には常に2台カメラを積んでおり、良い瞬間を逃さないようにしているそうです。この写真を撮影した日も、200枚ほど撮ったそうです。やはりセンスの良さはもちろんのことですが、このようなチャンスを待つ根気強さと、その瞬間を逃さない集中力がこのような作品につながっていることを実感しました。

この作品は、現在太田支所市民ホールに展示しています。また、過去の2作品も太田文化プラザに展示しています。ぜひご覧ください!

雪下キャベツで交流 首都圏ふるさと太田会を応援する会

このコロナ禍で、首都圏との交流は困難だろうと多くの皆さんが思う中、創意工夫と熱意をもって首都圏との交流をされている方々がいます。「首都圏ふるさと太田会」の皆さんと、「首都圏ふるさと太田会を応援する会」の皆さんです。
毎年、首都圏での総会開催時や、ふるさと太田への帰省時に交流を続けてきた会員同士ですが、コロナ感染拡大防止の観点から往来が断たれ、電話やメール・手紙等でのやりとりのみとなっていました。
今年度は、新しい交流の仕方として、太田産の農作物を活用した交流事業も計画されていましたが、よりによってのコロナ禍、そんな中でも計画事業の実現に向けて工夫を凝らし交流をされている情熱には頭が下がります。

応援する会では、今年1月に首都圏ふるさと太田会の役員の方々に太田産の越冬野菜「雪下キャベツ」を発送し試食していただきました。ふるさとの味を再発見してもらうこと、知人や友人を通して広くPRしていただくことを狙いとして、一人に2個ずつ発送したそうです。
太田会の役員の方々からは、食味感想やレシピの紹介など、たくさんのご意見が寄せられました。


 
そして、2月にはふるさと太田会会員と地元太田の応援する会会員とがリモートで交流し、意見交換会を開催しました。
「リモートで交流」と聞き、さすが都会の方たちの行動力は違う!と感心してしまいました。ここ太田でも引き込んでくれる相手がいれば、リモート交流が実践できるのですね。その工夫と熱意はありがたいことです。
首都圏ふるさと太田会の皆さんは各自自宅でリモート参加、太田の応援する会会員の皆さんは敬愛館に集合し、テレビ画面越しでのリモート交流となりました。
 

応援する会の会員で雪下キャベツの生産者である鈴木農夫廣さんは、栽培についての説明を担当し、「雪中作業がなかなかこたえるが、その分ほかの秋キャベツなどより美味しさに自信がある」とお話ししてくださいました。雪下キャベツの種類は「あまゆき」という品種であることや、栽培をはじめて十年以上になるが、年齢には勝てず作付面積を減らしていること、出荷先は農協や地元の事業者・盛岡の市場などであること等、生産者ならではの説明をしてくださいました。
交流中、太田産雪下キャベツと千葉県産秋キャベツをそれぞれ生食と茹でたものを食べ比べし、意見交換をし合いました。

太田では何軒の農家が栽培しているのか?キャベツの売り上げを伸ばすために、例えばとんかつの添え物としてなら「とんかつ協会」など、各種協会に働きかけてみるのはどうか?このように美味しい雪下キャベツは必ず真似する商品が出てくると思うので早くブランド化したほうがよいのではないか?など、都会的で前向きな意見が飛び交う意見交換となりました。

今後の交流事業としては、5月に東今泉の農事組合法人「アグリフォー」でイチゴの摘み取り体験を予定しているそうです。ただ、コロナ禍や自粛要請により見通しがたたないため、今回同様に、摘み取りライブ配信を行いながら、首都圏ふるさと太田会の会員の皆さんに注文販売を行うことも視野に入れています。
今後の交流も注目ですね。

今回のリモート交流には、コロナ禍にもまけない工夫と熱意がありましたが、同時に良質で安全な地元太田産の農作物の存在感にも気づかされました。交流を通じて、ここ地元にいる私たちが「普通」に食しているものにも、地域外からみると魅力がつまっていることを教えられ、農家の皆さんに感謝する気持ちも深まりました。

「首都圏ふるさと太田会」の皆さん、「首都圏ふるさと太田会を応援する会」の皆さん、素敵な企画をありがとうございました。これからも太田を元気にする活動を期待しています!

田の尻集落会が受賞 元気なふるさと秋田づくり顕彰事業表彰

太田支所では、ここ太田で頑張っている人や団体を応援したい、広く知ってもらいたいと常々思っています。そんな太田支所の想いを形にできるのが、仙北地域振興局の「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰です。この事業は、その名のとおり「元気なふるさと秋田」を創るべく、自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰するもので、表彰を通して地域づくり活動の活性化を図ること、そして多くの県民への普及・啓発を図ることを目的に行われています。
太田支所では、毎年この表彰対象に地域の団体を推薦しています。活動を評価してもらうこと、広く知ってもらうことで、日ごろの感謝を伝えたいという思いからです。
今年は、集落活動が活発な「田の尻集落会」を推薦させていただき、みごと表彰対象となられました。

「田の尻集落会」は、活動内容が秋田県のインターネットサイト「あきた元気ムラ!」で紹介されたことがあるほどで、まさしく地域の元気を創っている集落会です。春の集落花だんづくりから始まり、夏は若者会主催の焼肉会、秋の稲刈り前にはグラウンド・ゴルフ大会とお花見会、冬は小正月行事の開催と、一年中元気に活動されています。
今回は①集落花だんづくりによる世代間交流②小正月行事の継承による地域の魅力発信③「共助」による除雪作業などの活動が評価されました。

 集落花だん前でお花見会


 子どもから大人まで参加する小正月行事


表彰式では水谷仁光会長が「私たちは全38世帯の小さな集落ですが、みんなから少しずつ力をかしてもらって活動している。気負わず、やれるだけのことをやるをモットーに取り組んでいる。活動の中で声を掛け合い、元気を交換して情報を交換して、参加した人が楽しむようにしている」とスピーチしてくださいました。一年中、活動を続ける秘訣が、『みんなから少しずつ力をかりること』というのが、まさに納得でき、とても印象的でした。

そして「活動の中で人材育成にも取り組み、役員の若返りをはかった。そのことにより、ちょっとした気づきが出てきて次につながっている。若い人の気づきを活かしボケないで学んでいきたい。参加者自身が楽しむ活動をこれからも続けていきたい」とも語ってくださいました。この人材育成というのも、「田の尻集落会」の元気さの秘訣だと思います。活動の楽しさがあるからこそ、次の世代にもつながっているのだと思います。
また「集落の子ども会には5・6人しか子どもがいないが、行事となると近隣集落の子ども達が集い20人以上にもなる」というエピソードもあり、「田の尻集落会」の活動が、近隣集落へと波及しており、太田地域の集落活動の牽引役となっていることも感じます。
「自分たちが楽しんでいるだけ」と水谷会長は謙遜しますが、太田支所ではこのような活動こそ、評価されて広く知ってもらいたいと思っていたため、この度の表彰はひときわありがたく感じています。

「田の尻集落会」の皆さん、この度は受賞おめでとうございます。私たち太田支所では、それこそ「少しの力」にしかならないかもしれませんが、活動を応援していきたいと思います。これからも元気な集落活動を期待しています!

太田の天筆焼き

 2月6日(土)、太田球場駐車場にて「太田の天筆焼き」が行われました。

 本来であれば、今年は節目となる「第40回太田の火まつり」が開催される予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本当に残念なことに、開催は来年に延期することになってしまいました。
 そのかわり、一般の方の観覧は遠慮していただく形ではありましたが、太田の小正月行事の継承と新型コロナウイルス感染症の収束を願って、太田の火まつり実行委員会と市が協働で「天筆焼き」を実施することに決定しました。

 当日は午後2時から、会場の2か所にテントを設置して、地域の皆様から正月のしめ飾りやお守りなどをお預かりしました。今回は新型コロナウイルスの対策ということもあり、ドライブスルー形式としました。

 あたりが暗くなってくると、会場前の道路沿いにはろうそくがともされ、お客さんの姿はありませんが、雰囲気だけでもお祭りの気分です。

 そして午後6時過ぎ、神事に引き続き、天筆焼きが行われました。天筆は、地域の子どもたちが願いごとを書いた5色の短冊を貼り合わせたものです。
 例年より少し小さめの、高さ約6メートルのかまくら(稲わらの塔)に火がつけられると、勢いよく燃え上がりました。
 今年の皆さんのいちばんの願いは、なんといっても新型コロナウイルス感染症の収束。今年度は、連日のようにコロナ関連のニュースが報道され、コロナのことを忘れる日はありませんでした。たくさんのお祭りやイベントなどが中止や延期になり、日常の様々な楽しみも制限されてしまった日々だったと思います。

 一日も早く元の日常が戻ってくるように、願いがこめられた天筆が、空に向かうように燃えていきました。きっと、天に届いたことでしょう。

 最後はサプライズ花火でのフィナーレとなりました。

 雪不足で苦労した昨年に引き続き、コロナ禍の今年と、太田でもいつもとちがう冬が続きます。「火まつり」がない冬は、どこか寂しいものがあります。
 来年こそは、記念すべき第40回目の「太田の火まつり」が盛大に開催されるよう、願いたいと思います。

陶芸と生け花のコラボ展

太田庁舎の玄関ホールには今、春が訪れています。1月13日から15日を会期として開催されている「陶芸と生け花のコラボ展」が、華やかに来庁者をお出迎えしています。
この「コラボ展」は、太田地域の生涯学習団体である、おおた陶芸同好会(後藤光三会長・会員11名)と生け花同好会(大信田則子会長・8名)のコラボレーションで実施されています。
外は雪に覆われた銀世界ですが、太田庁舎に入るなり、一気に春の彩りです。色とりどりの花々を、こだわりの花器が惹き立てています。

花器に合わせて花を生ける生け花同好会の皆さん。

完成した作品はこのとおり!華やかですね。

「コラボ」と聞くと、それだけでお得な気がしますが、この「コラボ展」では花と器、両方が一度に楽しめるうえに、それぞれの良さがさらに際立っているような気がします。
花器の作者と生け花の担当者がわかるように紹介プレートが用意され、使用している花材も表記されているので、花や陶芸に詳しくなくても気軽にじっくりと楽しむことができます。

展示が始まると、さっそく見に来てくださる方が・・・。

花のまち太田の皆さんは根っからの花好きだと実感、見るのも見せるのも好きだからこそ、この「コラボ展」が開催できたのだろうと思います。
おおた陶芸同好会の皆さん、生け花同好会の皆さん、ありがとうございました。
地域の皆さん、ぜひ「コラボ展」を見にいらしてください。明るい気分になること間違いなしです!

太田の味「おやきづくり講習会」

1月6日(水)、おおたコミュニティプラザの調理室で、秋田おばこ農業協同組合太田支店 農産加工部会(齊藤禮子部会長)の方々を講師として「おやきづくり講習会」が行われました。

市太田支所では「地域の魅力再発見事業」の一つとして、「太田の伝統食継承事業」に取り組んでいます。令和2年3月には農産加工部会のご協力のもと、昔から太田地域で作られているお菓子のレシピ集を発行しました。そして今回はそのレシピを活用して、食文化の継承と世代間交流を目的に講習会を企画しました。

参加者は、大仙市スポーツ少年団太田支部の団員16名です。スポ少の交流会も兼ねて、この講習会に参加したそうです。

調理の前に、講師の先生から「この地域では、毎年12月8日に『やまい焼き』として、無病息災を願っておやきを食べる習慣があります。昔は鉄鍋で焼いていましたが、今はホットプレートでお手軽に焼くことができます。太田の味を忘れないように、ぜひ覚えて自分でも作ってください」と、説明がありました。

参加者は4つの班に分かれ、しっかりと手を洗ったらいよいよ調理開始です。
ここで特別にレシピ集に掲載されているおやきの作り方をご紹介しますので、ぜひ皆さんも作ってみてください。

《材料・分量(20個分)》
●もち粉…350g    ●水…… 250cc
●あんこ…600g    ●植物性油…少々
●小麦粉… 50g  

①もち粉と小麦粉を混ぜ合わせて、250ccの水でこねます。固いときは少し水を足し、耳たぶ位の柔らかさになるようにします。

②もち30g位、あんこ30g位のものを丸めます。

③もちをのばし、中央にあんこを入れて包みます。

真剣な表情で先生のアドバイスを聞き、どんどん作業を進めていきます。

④140℃位に熱したホットプレートに油を敷き、丸めたもちをつぶして焼きます。

⑤途中でホットプレートに少し水を入れて蒸らします。

おいしそうな香りがしてきて、「待ちきれない!」というご様子。

⑥蒸れて焼き色がついたら裏返します。

ここまで順調に進めていた皆さんも、裏返すのは緊張するようです。

⑦両面焼けたら出来上がり!

出来上がったおやきは、温かいうちにさっそく皆でいただきます。
今回作ったのはそれぞれつぶあん5個と紫いもあん1個ずつ。味を聞いてみると、紫いもあんのおやきが珍しくてお気に入りのようでした。

参加者の5年生の男子は、「おばあちゃんがよくおやきを作ってくれるので、今度は自分でも作りたい」と話してくれました。
今回参加してくれた皆さんが、太田のおやきの味を忘れず、受け継いでくれることを期待しましょう。

「太田の手作りお菓子レシピ集」には、おやきのほかにも大福、いちご大福、しそ羊かんのレシピが掲載されています。
レシピ集は、太田支所市民サービス課の窓口で配布しています。太田の味を作ってみたい方は、ぜひご利用ください!

県民歌制定90周年記念 太田地域文化講演会

10月30日、太田中学校を会場に太田地域文化講演会が開催されました。
この講演会は、太田地域自治組織連絡協議会の主催で毎年開催されています。太田地域にゆかりのある方を講師に迎え、ふるさと太田の良さを再認識するとともに、地域住民の教養と文化意識の高揚を目的としています。
今年の講演会は、秋田県民歌制定90周年記念として開催されました。太田では、県民歌と言えば、県民歌の作詞者・倉田政嗣の出身地という誇りを持っています。県民歌を地域全体で大事に歌い継ぎ、地域活性の要素の一つと捉えています。今回の講演会も、県民歌を地域の宝として再認識してもらう機会として企画されました。
講師は、太田出身のわらび座俳優・鈴木裕樹さんが務めました。裕樹さんは、2015年にロングラン公演となったミュージカル「為三さん!」で県民歌の作曲者・成田為三役を演じています。まさに、太田と県民歌をつなぐ方が、講演をしてくださいました。

開会にあたり、太田地域自治組織連絡協議会の長澤会長は「太田では秋田県民歌に対する想いを綴った手記集を発行しているほか、式典や研修などの際は秋田県民歌を歌っている。太田出身の倉田政嗣が作詞したことがご縁となり、太田では秋田県民歌は広く浸透している。今回は秋田県民歌つながりで、わらび座俳優の鈴木裕樹さんに講師をお願いした。わらび座での心境の変化や思い入れ・心情を語っていただきたい」と挨拶されました。

 

裕樹さんは「私と秋田。太田産の俳優として舞台に立つ。」と題して講演し、太田中学校の生徒や地域住民が合わせて約200人参加しました。会場の太田中学校は裕樹さんの母校です。母校での講演ということに加え、参加された方の中には裕樹さんの恩師やご両親までいらっしゃり、舞台とは違い緊張感漂う表情の裕樹さんでしたが、ご自身のことやわらび座俳優としてのエピソードなど、包み隠さずわかりやすい言葉で講演をしてくださいました。

講演の冒頭では、講師を引き受けるきっかけとなった成田為三のエピソードをお話ししてくださいました。為三はマザコンだったことや、学校のトイレを使わず家まで帰っていたことなど、裕樹さんは為三のプライベートなことまで調べていたようです。秋田県民歌が作られた経緯についても、為三は音楽は純粋なもので依頼を受けて曲を作ることはしたくないと考えていたが、応募のあった歌詞をみて秋田の情景がよみがえり、この歌詞なら作曲したいと思ったのではないか、作曲後に秋田師範学校の同期生である倉田政嗣の歌詞だと知ったらしいことをお話ししてくださいました。演じるということは、人物の人となりや歴史を知ることも含んでいること、役への思い入れを深く感じました。政嗣は39歳で亡くなっていますが、政嗣がもっと長生きしていたら、政嗣と為三のペアで作詞・作曲された歌がもっと生まれていたのではないかと考察されていました。没年は違うものの、政嗣の命日は10月16日、為三の命日は10月29日、そして県民歌は10月30日に制定されており、10月のこの講演会で県民歌の歌声を響かせることは、2人にも喜んでもらえるのではないかとお話しされました。
わらび座に入団した経緯についても、包み隠さず語ってくれました。学校の先生になることを目指し大学に進学したが、1人暮らしを始めたことにより、お酒やバイトそしてマージャンなど魔の手がたくさんあり学校に行かなくなってしまったそうです。先生になりたい気持ちが薄れてきて、自分がどんな人間なのかわかった気がしたといいます。楽しい方に流されやすい性格を自覚し、大学をやめることを決心しました。自分が楽しいと思うことなら仕事として続けていけるのではないかと思い、小さい時から人前に立つことが好きだったこともあり、目立ちたい・モテたいという気持ちを抑えずに俳優の道に進むことを選んだそうです。わらび座入団後には、新しいこと・知らないことに挑戦して、困難に向き合うことで、とても充実していたといいます。毎日楽しいことだけではないが、つらいことも含めて本当の充実を感じた、皆さんもつらくても向かっていけるようなことを見つけられると素晴らしいことだと語ってくださいました。
裕樹さんは、わらび座の舞台に立つことで「恩送り」をしているそうです。恩送りとは、恩返しと違い、受けたご恩をいろんな人に回していくことで、今目の前にいる人に誠実に向き合っていくことだそうです。今日のこの講演も恩送りの一つではないかと思っていると語ってくださいました。
講演の中では、わらび座のミュージカル中の曲を2曲披露してくださり、伸びやかで気持ちのこもった歌声に会場中が惹きこまれました。

講演の最後には、質問タイムがあり、様々な質問がありました。
Q.ふるさとの風景で、好きな風景はありますか?
A.大台山からみる風景ですね。水がはられた田んぼの風景が好きです。

Q.舞台で大切にしていることは何ですか?
A.誠実にステージに立つことです。

Q.役作りで気を付けていることはありますか?
A.私生活の過ごし方でも、役のイメージと違うような過ごし方をしないようにしています。

来賓として参加していた吉川教育長からも質問がありました。
Q.中学生に一番伝えたいことは何ですか?
A.太田に残って欲しいということですね。秋田にいて素晴らしい仕事をしている人はいっぱいいます。地元で家族を持ってもらったら嬉しいですね。

この答えを聞いた中学生からはこんな質問も
Q.東京に行きたいと思ったことはありますか?
A.ないですね。知らないたくさんの人より、自分の近くの人に頑張る姿を見てもらって喜んでもらいたいですから。
この返答を聞いた中学生からは「地元で夢を叶えている姿がすごくかっこいいと思います。私も地域の人に恩送りできるように頑張りたいと思います」と答えていました。

 

講演後は、太田中学校吹奏楽部の演奏に合わせて、参加者全員で秋田県民歌を1番から4番まで高らかにうたいました。きっと、心を一つにうたいあげた県民歌は、天国の政嗣と為三にも響いたことと思います。

県民歌をキーワードに、まさしく講演会の趣旨である、太田の良さを再認識すること、地域住民の教養と文化意識の高揚をはかることができた「文化講演会」だったと思います。
裕樹さん、中学生にも大人にも響く講演をありがとうございました。

秋の桜?

「大仙市の花」といえば、秋桜と書いて「コスモス」ですが、春に咲く「桜」がこんな時期に咲いています。

季節外れの花をつけているのは、太田町駒場の加藤さんの庭にある桜の木。
「50年くらい前からこの木を見ているが、こんなことは初めて」と加藤さんもびっくり。
道路沿いの木なので、通りすがりの人もみんな足を止めて見ていきます。よく写真を撮らせてほしいと頼まれるそうです。

加藤さんによると、この桜は八重桜の一種。
春には濃いピンク色のキレイな花を咲かせるそうですが、今回咲かせた花はそれよりも淡い色合いで、花びらの枚数も少なめ。
桜の木は2本あり、1本に花をつけたと思ったら、2本目の木のつぼみも次々と咲き始めたとのこと。
まだ暑さの残る9月の青空のもと、なんだか不思議ですが、また違った美しさがあります。

夏に何らかの原因で葉が落ちてしまい、その後寒暖の差があると、桜が「春が来た」と勘違いして咲いてしまうことがあると言われています。
今年は梅雨が長く、8月下旬になってから暑い日が続いていることが影響しているのでしょうか。

先日お知らせした、サボテンの花の開花など、珍しい現象が続いています。
今年の夏は、新型コロナウイルスの影響で花火大会などのイベントが中止になったり、移動の自粛が求められたりと、いつもと違った夏になりましたが、花にとっても特別な夏になったようです。

サボテンの花が咲きました

9月7日(月)、太田町川口の鷹觜さんのお宅でサボテンの花が咲きました。

鷹觜さんによると、前日まではいつもと変わらなかったのに、この日の朝5時半ころに起きて見てみると花が咲いていたとのこと。知人に譲り受けて育て始めてから約15年、花が咲いたのは初めてだそうです。

サボテンといえば、緑色で丸っこくて、トゲトゲで…というイメージがありますが、このようにかわいらしい花を咲かせてくれるなんて意外に思う方も多いと思います。
サボテンには、なんと2,000以上もの種類があるそうです。その中には、すぐに花を咲かせるものもあれば、咲くまでに何十年もかかるものもあります。
育てるのにあまり手間がかからないサボテンですが、花を咲かせるコツは「冬の休眠期は水やりを控える」「日光をたっぷり当てる」ことだと言われています。

15年かけて、小さな体に大きな花を咲かせた鷹觜さんのサボテン。
「ピンクの淡い色合いが綺麗で、ぜひ見てもらいたいと思った」とのことです。

大仙市では、このコロナ禍でも小中学校や地域を元気にしようと、「小中学生エール花火」を実施しています。
夜空に咲く大輪の花火とサボテンの大きな花が重なり、エールをもらったような気持ちになります。
写真は9月1日(火)に打ち上げられた太田北小学校の「エール花火」です。

サボテンの花言葉は「偉大」「枯れない愛」。水が少ない厳しい環境でも強く育つ性質にちなんだ言葉です。
15年前といえば…ちょうど8市町村が合併して大仙市が誕生した年でもあります。
今年誕生15周年を迎えた大仙市も、現在はコロナ禍で厳しい状況が続いていますが、こんな時だからこそ、サボテンのように強い心を忘れずにいたいですね。

太田分校レストラン 開店です!

8月27日(木)、中里温泉レストランを会場に、今年度第1回目の「太田分校レストラン」が開催されました。
「太田分校レストラン」は、市の「地域の魅力再発見事業」の一環として行われ、今年で3年目となります。大曲農業高校太田分校の生徒が、栄養バランスや地元産食材の活用にこだわって考案し、中里温泉レストランで調理をしてメニューを提供します。
今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策として、テイクアウトのお弁当での提供となりました。今回を含め、年度内に4回の開催を予定しています。

レストランに携わるのは、情報教養コースの3年生4名です。
今回のメニューを考えたのは、大沢柊佳さん。
「8月は夏野菜たっぷりのお弁当で皆さんに栄養をつけてもらい、この夏・このコロナ禍を乗り越えてもらえるように」という気持ちを込めたそうです。

お弁当は税込み850円です。
60個限定で予約を受け付けしましたが、なんとわずか20分で予定数に達してしまったとのことでした!

当日、生徒たちは朝から調理補助、接客の手順の確認など準備を行い、いよいよオープンの時間を迎えます。

11時半になると、続々とお客さんがやってきました。
はじめは慣れない場面もありましたが、元気な接客にお客さんもにこやかです。

中には、職場で食べるというお客さんも。
「近くに住んでいますが、なかなか来る機会がなくて、今回はお弁当ということで気軽に食べられるので注文してみました」とのこと。
このように実際に会場で食べるのが難しい方も、自宅や職場で食べることができるのもテイクアウトの良いところですね。

会場内には、大曲農業高校本校で作られたジャムやぶどう液、太田分校で採れたじゃがいもを販売するコーナーも設けられました。
スーパーなどでは手に入らない珍しい種類のじゃがいももあり、おすすめの調理方法を生徒に相談するお客さんの姿も見られました。

次回は9月29日(火)の開催を予定しています。
9月は猪本采芽さんが考えたメニューで、「夏の余韻を残しつつ、秋を感じられる食材や彩りを工夫しました」とのこと。
予約は9月10日(木)午前9時より、中里温泉(0187-88-1471)で受け付けを開始します。
前回残念ながら予約できなかった方も、これを見て食べたくなった方も、ぜひお電話お待ちしております!

大仙市産黒毛和牛を味わいました

太田地域の小中学校・こども園では8月19日(水)、給食に大仙市産の黒毛和牛を使った牛丼が登場しました!

「和牛」とは、日本で生まれ育った4種類の肉用牛のことです。ちなみにお店でよく見かける「国産牛」と表示がされた牛肉は、日本である程度育てられた牛のことで、国産牛のすべてが和牛というわけではありません。その中でも「黒毛和牛」と呼ばれる牛は、体が黒く模様がないのが特徴です。生まれたばかりでも体重が30㎏くらいありますが、10か月で300㎏、2年で450㎏まで成長します。

和牛肉は他の牛肉よりもうまみと柔らかさに優れていて、高級食材として人気がありますが、現在は新型コロナウイルスの感染拡大によるイベントの中止や、外食の自粛などの影響で、消費が落ち込んでいます。

そこで、子どもたちにおいしい大仙市産の和牛を味わってもらおうと、給食として出すことになりました。

今回、太田北小学校の給食風景を見学させていただきました。
盛り付ける姿もどこかうれしそうに見えます。準備ができると、代表の児童が「今日は和牛の給食です。新型コロナウイルスにより影響を受けている農家の方々の支援として、県が補助金を出してくれて、黒毛和牛を食べられることになりました。味わって食べましょう」と説明をして、皆で「いただきます」をしました。

現在は新型コロナウイルス感染症対策として、隣の人との間隔をあけ、一方向を向いての食事です。 少々寂しいですが、その笑顔からは和牛のおいしさが伝わってきました!

食べ終わって感想を聞くと、「とてもおいしかったです!」とのこと。大仙市産のおいしい和牛で作った牛丼をすっかり満喫したようです。

太田地域では18軒の畜産農家が、約120頭の子牛を飼育しています。

子牛の飼育は、衛生管理や伝染病予防など休みがなく大変な作業ですが、畜産農家の皆さんは日々愛情と丹精を込めて子牛を飼育し、秋田県子牛市場(由利本荘市)へ出荷しています。太田地域からは、毎年90頭ほどの子牛が東北各地などに出荷されています。

今回の給食で、地元の和牛のおいしさを知った地域の将来を担う子どもたち。ちょっと贅沢な牛肉ですが、消費アップにつながることを願っています。

千年先まで伝えたい 空如の法隆寺金堂壁画模写

鈴木空如(1873~1946年)は太田町小神成生まれの仏画家です。生涯で三度、12面ある法隆寺金堂壁画を原寸大で模写しています。昭和24年に法隆寺金堂が火災に見舞われる前にこの偉業が成し遂げられていたことから、模写絵の価値は金堂壁画焼損後に広く知られるようになりました。
12面ずつ3組ある空如の金堂壁画模写絵のうち、1作目と3作目が現在大仙市に所蔵されています。
空如の金堂壁画模写はサイズが大きいことや、日本画のため湿度や温度管理が大変なことから、展示の時期を選んだり、展示作業が困難だったりすることから、数年に一度の公開となっていました。
空如を地域の偉人として顕彰しようと、太田には「鈴木空如を顕彰する会(髙貝久遠会長)」があります。
顕彰する会では、地域住民や子ども達に空如の作品により多く触れてもらい、空如の偉業を千年先に伝えたいという強い想いがありました。
そこで顕彰する会では、令和2年3月から5月にかけ、クラウドファンディングを活用して資金を募り、原寸大の高精細複製画作成に取り組みました。コロナ禍の中、インターネット上でいろんな活動を支援できるとあり、現在では大仙市内でも様々な団体でクラウドファンディングに取り組んでいますが、市内の市民団体で初めてクラウドファンディングに取り組んだのは「鈴木空如を顕彰する会」ではないかと思います。
クラウドファンディングには、太田地域内外の89名・4社・1団体から、目標額を上回る128万円のご支援をいただきました。
これを資金とし、大仙市が保有する模写絵の写真データを使用して、高精細複製画を原寸大で4面、9分の1サイズの額装を14点、展示パネルを1点を制作しました。

このうち原寸大の高精細複製画は太田文化プラザに常設展示しています。
空如の命日にあたる7月21日に除幕式が行われ、顕彰する会の髙貝会長を始め、老松大仙市長、空如の生家である鈴木家の当主・鈴木覚さんなど関係者約30名が参加し、お披露目が行われました。

 

髙貝会長は、「全国には第一級の画人がいるが、亡くなった後もその画人の功績を讃える顕彰会があるのは空如のみと評価されている。子ども達に空如の業績やその生き方を紹介し、努力することの大切さや、自分の才能を地域のために尽くすことの尊さ、そして時代に流されない豊かな心と強さを学んでもらえるよう、今後も空如の顕彰に努めていきたい」と挨拶されました。

 

来賓として出席した老松大仙市長は「大仙市では、芸術・文化などをテーマとした活性化基本構想の策定を予定しており、空如とその作品は、その構想の核の一つとなるものと考えている。地域の盛り上がりがあればこそ、魅力発信ができると思う。今後も大仙市へのご協力をお願いしたい」と祝辞を述べました。

 

そして、空如の生家・鈴木家当主の鈴木覚さんは顕彰する会や支援をしてくださった方へお礼を述べながら「空如には二つの信念があった。展覧会に作品を出さず、名利を求めなかったこと。もう一つは、新聞を読まないこと。世間の変化に惑わされずに仏画を描いた」と空如の生き様をお話ししてくださいました。

 

除幕式終了後には、太田公民館の髙橋副主幹による空如作品の解説があり、参加者は興味深く聞き入っていました。ミニ展示室には空如が東京美術学校(現東京芸術大学)時代に描いた作品なども展示されており、空如の几帳面さや画力の高さなど、広い視点からの解説がありました。

 

除幕式に参加した羽後町の女性に感想を伺うと「空如の作品が、時をこえてここに再現されたと思うと、身震いがする思いです。もともと私は太田の出身で、空如と遠い親戚にあたることからクラウドファンディングに参加しました。亡き父も、このような機会があればぜひ協力するだろうと思ったので、参加させてもらいました」と語ってくださいました。なるほど、「時をこえて再現」とは、また深い言葉です。
空如が、1作目の金堂壁画の模写を完成させたのは大正11年、模写を始めたのは少なくとも今から100年以上前のことです。100年ほど前の空如の偉業を、現代の高精細複製という技術と、クラウドファンディングという情報世界の中で生まれたシステムを用いて、千年先まで伝えていく、この意義はすごく深いと思います。

 

また、時を同じくして、空如の命日7月21日には、東京国立博物館に展示用として貸出されていた空如の作品が、博物館を旅立ち一路大仙市へと向かっていました。金堂壁画模写1・3作目の1・6・10号大壁(6点)のほか、下絵8点の計14点等が、22日に収蔵庫のある太田文化プラザへと戻ってきました。高精細複製画が見守る中で空如直筆の1作目と3作目が無事にお里帰りしました。これもまた、意義深い!丁重に運搬され、その後は一面ずつ博物館の学芸研究部保存修復課保存修復室の瀬谷室長による確認作業が行われました。

 

「鈴木空如を顕彰する会」の皆さん、この度は高精細複製画作成プロジェクトの成功おめでとうございます。
空如の功績を千年先まで伝える「顕彰する会」の活動を応援したい方は、太田文化プラザに足を運び、常設展示の複製画をぜひご覧ください。空如による焼損前の忠実な模写絵があるおかげで、現代の私たちはここ太田にいながら、奈良の法隆寺にあった飛鳥時代の壁画を間近で鑑賞することができます。空如作品のサイズ感や緻密さをご堪能いただき、お友達やお知り合いにぜひとも宣伝をお願いします。地域みんなで千年先まで伝えていきましょう!

太田南小学校で「横沢曲がりねぎ」の苗植えが行われました

6月9日(火)午前中、太田南小学校で秋田の伝統野菜「横沢曲がりねぎ」の苗植えが行われました。

「横沢曲がりねぎ」は江戸時代から100年以上も受け継がれてきた伝統野菜で、太田南小学校ではふるさと教育の一環として毎年植栽活動を行っています。

※過去の活動の様子はこちら→平成30年度 令和元年度

30度近い暑さの中、指導者として地元農家の髙橋さんと長澤さん、地域学校協働活動推進員の髙橋さん、東部新規就農者研修施設の方々、そして今回作業を学ぶ3・4年生の皆さんが畑に集合しました。

長澤さんから曲がりねぎの歴史についてのお話を聞いた後、いよいよ作業開始です。

曲がりねぎは約2年をかけて収穫される野菜です。まず4年生の皆さんが、2年目のねぎのネギボウズ取りを行いました。

ネギボウズとはねぎの花のことです。そのままにしておくと栄養が吸い取られ、ねぎが固くなり美味しくなくなってしまいます。

パキッとネギボウズを取っていくと、ねぎのいい香りが辺りに漂い始めました。 始めは慣れない様子でしたが、次第に「意外と簡単!」という声が聞こえ、あっという間に作業が終わりました。

次に3年生の皆さんによる苗植えです。 指3~4本くらいの間隔をあけて苗を置き、優しく土をかけます。 指導の方からは「曲がりねぎだけど心はまっすぐに!」という名言も飛び出しました。 食べたことはあっても実際に植えるのは初めての皆さん。 感想を聞かれると、「苗の植え方がわかって楽しかった」「食べるのが楽しみ」という声がありました。

かつて明治時代には栽培が盛んだった横沢曲がりねぎも、今では数戸の農家で栽培しているのみ。 子どもたちにとって、地域の貴重な伝統に触れることができるこのような機会はとても大切なことだと実感しました。こうした活動により、伝統が受け継がれていくとうれしいですね。

今後この曲がりねぎは、秋の学校行事「なべっこ」の食材として振る舞われるようです。収穫が楽しみです!

コロナウイルス終息を願って

連日のニュースや日常の会話、仕事の仕方から休日の過ごし方まで、「コロナウイルス」の影響を感じない日はありません。
秋田県では、幸いにも爆発的な感染拡大もなく、緊急事態宣言の解除に至りました。ただ、まだまだ気の緩みは禁物です。「新しい生活様式」が示されましたが、一人ひとりが、感染防止そして感染拡大防止の意識を持って行動することが大事です。

私たち市職員も来庁される市民の皆さんへの配慮を忘れずに、日々業務にあたっています。そんな中で、太田支所ならではの「コロナウイルス」対策を紹介します。
太田支所の正面玄関ホールには、太田の偉人である仏画家・鈴木空如のコーナーを設置しています。鈴木空如は、法隆寺金堂壁画の原寸大の模写を生涯で3組制作しています。
太田支所では、地域の偉人を称え、広く市民に知ってもらうために、空如の金堂壁画模写図の原寸大3分の1サイズのカラープリント版を展示しています。現在展示しているのは「第10号壁 薬師浄土図」です。

薬師如来が神将(しんしょう)や菩薩らに説法をしている様子が描かれています。

薬師如来は、菩薩の時に如来となるため、12の願いをたて、それが成就しないかぎり仏とならないと誓いました。その願いは、「衆生(しゅじょう・いのちあるものすべて)の病気を治して災難をしずめ、苦しみから救う」というものでした。
まさにコロナ禍の終息を願う、今の私たちの願いそのものです。

太田支所に来庁の際は、ぜひ「薬師浄土図」をご覧になってください。地域の偉人の偉業を知ることができ、さらに地域の先人に見守られていることも感じていただけると思います。

仙北平野冬の夕焼け

太田町東今泉の小松博幸(こまつ ひろゆき)さんが、ご自身が撮った写真を太田支所に寄贈してくださいました。作品のタイトルは「仙北平野冬の夕焼け」。
平成24年2月29日に撮影されたこの作品は、第32回秋田県写真公募展(平成26年)で見事、特選に輝いています!

小松さんは仕事が休みだったこの日の午後、暇つぶしに温泉に行ったそうです。そこから外を見ると、この時期にしてはめずらしく雲ひとつない晴天だったため、冬の夕焼けはどんな景色になるのか興味がわいて大台山に登ったとのこと。
夕焼けは5時頃から現れ始め、5時半に撮影されたのがこの写真です。小松さんもお気に入りの、夕陽に染まった空とモノトーンの仙北平野とのコントラストが美しい作品です。

「仕事帰りの服装だったのでとても寒く、足が冷たくなり撮影どころではなくなりましたが、とても良い1日になりました」と小松さんはこの日について振り返りました。

小松さんは、昨年も太田支所にご自身の作品「静かな朝」を寄贈してくださいました。こちらも大台山から撮影した風景ですが、また雰囲気が違って幻想的で素敵な作品です。
今後もコンテストで入賞した大台山からの風景の写真を支所に寄贈してくださる予定です。楽しみですね。

小松さんの作品は太田支所市民ホールに展示しております。
太田支所にいらっしゃる機会があればぜひご覧ください!

スイセンの開花

太田地域では、ここのスイセンが毎年一番に咲くというスポットがあります。農道の南側の法面で日当たりがよく、近くに大きな民家があるため風も当らないという場所です。
今週の月曜日から「そろそろ咲かないかな」と待ちわびておりましたが、本日3月27日ついに開花を確認しました。

太田のスイセンロードが、皆さんのドライブを楽しくしてくれる季節が始まります。

新型コロナの影響で、様々なイベントや催しが中止や延期になり、自粛ムードが蔓延している、こんな時こそ太田のスイセンロードのドライブがおススメですよ。
ちなみに黄色のスイセンの花言葉は「私のもとへ帰って」だそうです。ん~・・・大人な物の見方をするとなかなか意味深ですが、ドライブという観点から考えると安全運転でおかえりなさい、ともとれますよね。
黄色のスイセンをみながら、太田へぜひドライブにおこしください♪

おいしい田んぼ

白鳥が越冬を終えて、北の空へと飛び立ち始めています。
広大な仙北平野、田んぼが整然と並んでいますが、なぜか白鳥は一枚の同じ田んぼに群れをなしています。不思議ですよね。田んぼにいる白鳥は、秋の刈取り時に落ちた穂や、成長が悪く籾殻に残ってしまった米を食べているそうです。人間には同じように見える田んぼでも、白鳥がいるのはきっとおいしい田んぼなのでしょうね。

写真を撮る側としても「おいしい」田んぼにいる白鳥を発見しました。
一目で太田とわかる「大台スキー場」をバックに、くつろぐ白鳥たち。なかなおいしいポジション取りです(笑)

さて、鳥は全部で何羽でしょう?
正解は5羽。コメリのマークを見落とさないでくださいね(笑)
いつもにも増して短かった今冬、大台スキー場の残雪と白鳥のくつろぎで、冬の終わりを感じたワンシーンでした。

太田分校生徒会が受賞 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業 表彰

仙北地域振興局の「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業 表彰式が今年も行われました。この事業は、平成19年度から実施されており、これまで65団体と3個人が表彰されています。その名のとおり「元気なふるさと秋田」を創るべく、自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰するもので、表彰を通して地域づくり活動の活性化を図ること、そして多くの県民への普及・啓発を図ることを目的に行われています。

今年度の「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式は、2月19日(水)に仙北地域振興局で行われました。今回は3団体が表彰を受け、そのうち太田地域からは、大曲農業高等学校太田分校生徒会が受賞されました。

太田地域の地域づくり活動の中でも、太田分校の活動は重要な軸の一つと言えます。
太田分校は「地域とともに歩む太田分校」をスローガンとしています。まさにそのスローガンどおりに、農業を通じた活動、伝統芸能の継承普及活動、スポーツを通じた活動などで、地域交流活動を展開しています。
中でも、今回の表彰では、毎年行われているグラウンド・ゴルフ大会の開催が評価されました。これは、生徒会が主体となり企画・運営している大会で、今年度で19回目の開催となります。地域の方と分校生とが混合でグループをつくり、一緒にホールを回りプレーをしながら交流をはかるというもので、地域交流・世代間交流を目的としています。プレーだけでなく、交流アトラクションで郷土芸能部が演舞を披露したり、一緒に◯Xクイズを楽しんだりと、毎年趣向を凝らしたおもてなしをしています。

また、太田支所・中里温泉レストランと連携して取り組んでいる太田分校レストランの取り組みも評価されました。こちらは太田地域の食と農の魅力を発信する取り組みです。メニューには分校生のアイデアが取り入れられ、当日は接客や調理補助を担当しています。テーブル小物やメニューのしおりを手作りしており、細やかなおもてなし精神が来場者の好評を得ています。大仙市外からの来場者も多く、広く太田地域をアピールしてくださっています。

表彰式で、浅利蓮生徒会長は「地域の皆さんのおかげで充実した活動ができている。先輩たちが地域の皆さんとつくりあげてきたどこにも負けない自慢の活動と言える。この学校でなければ、地元の良さに気づかないこともあったと思う。後輩には地域の皆さんとともに、これからも地域の魅力を発信する活動を続けて欲しい」と挨拶しました。

地域の高校生が、地域のために動くその姿は、地域住民に元気を与え、まさに「元気なふるさと」を創る存在となっています。
太田分校の皆さん、受賞おめでとうございます。「地域とともに歩む」姿勢から、太田支所では同じ思いを持つ同志のように感じており、今回の受賞はとても誇らしいです。そして、高校生という若い皆さんが、この地域を大事にしてくれている気持ちには、大きな大きな感謝があります。先輩から後輩へ「どこにも負けない自慢の活動」を受け継いでいってほしいと思います。
これからもどうぞよろしくおねがいしますね。この度は、本当におめでとうございました。

太田東小6年かんじき体験

2月21日(金)大台スキー場で太田東小学校6年生の皆さんがかんじき体験を行いました。

教えていただくのは種まきや稲刈りなどでも講師をしてくださっている高橋静良さんです。高橋さんは「雪不足でスキーなどの雪遊びがあまりできなかった子供たちにかんじき体験を通して雪で遊ばせてあげたい」との想いで太田東小学校へかんじき体験を提案したそうです。

高橋さん手作りのかんじき

かんじきを手作りしてくださった高橋さん。

なんと6年生全員分を準備してくれていました!

昔から太田地域では、大きく曲げる必要がある輪の部分に「じさき」と呼ばれる木が使われており、

高橋さんは「じさき」は腰の曲がったおじいさんのような木からきている呼び名ではないかと話してくれました。

「じさき」は若木でなければ、硬く折れやすいため、若木でちょうど良い太さのものを探すのが大変だった。寒い時期は皮をむくのが難しいため、お湯でふやかしてむいている。と高橋さん。

継ぎ目の部分は植物のツルを使うのが昔ながらの手法ですが、今回は針金を使用しています。

また、でっぱりとなっている部分は「ツメ」と呼ばれ、滑り止めの役割があります。ツメにはカエデやケヤキなど硬い木が使われますが、今回は桜の木が使用されていました。

「はじめにつま先をかんじきのヒモの間に通してからカカトを合わせて、残りのヒモでカカトを固定する。こうすればなにをやっても外れなくなる」と高橋さんがかんじきの履き方を説明。

早速実践してみる皆さんですが、なかなか履けずに四苦八苦。

高橋さんも「最近の子どもは足も大きいね~」とかんじきに生徒の足が納まらずに想定外のご様子。

どうにかかんじきを履き終えた皆さん。

「道路は逆に歩きにくいね」

「最初は違和感があるけど慣れると長靴より歩きやすいよ〜」と言いながら、

スキー場の中腹まであっという間に駆け上っていきました。 元気いっぱいに走り回っていたため、暑くなり上着を脱いでいる人もちらほら。

そして最後にはかんじきよりも雪だるま作りに夢中に。。。

やっぱり今シーズンは雪がなくて物足りなかったのでしょうか。より大きな雪だるまを作ろうと大盛り上がりでした。

「子ども達が喜んでくれているのがなにより嬉しいです」と高橋さん。

高橋さんより「みんなはもうすぐ卒業ですね。風邪を引かないようにして、卒業式を迎えてください。」と温かい挨拶がありお開きに。

今年は雪が少なく過ごしやすいなと思っていた私ですが、皆さんが遊ぶ姿に元気をもらうとともに、やはり雪は太田にとっての大切な資源であると感じさせていただきました。

来シーズンは適度に雪に降ってもらいたいな〜と思えるかんじき体験でした。

高橋さん、東小のみなさん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。