平成27年11月5日、秋晴れの中、協和地域文化財防火訓練が開催されました。
開催されたのは大仙市協和境にある唐松神社。この唐松神社は安産・子宝にご利益があるとされています。参道の杉並木は樹齢300年を超えると推定され、そのたたずまいは圧巻です。
開会式に先立ち、大曲仙北広域市町村圏組合消防の太鼓隊による火伏太鼓が披露され、士気を高めます。
唐松神社の奥殿からの出火を想定して訓練開始です。火災警報器のサイレンや、発煙筒からの煙により火災を知らせます。
火災を発見した物部宮司により119番通報がされます。
かけつけた自衛消防隊による消火活動が行われます。消防団による消火資機材の使い方や、圧力調整等の指導も行われました。
自衛消防隊に続き、唐松神社がある境地域を管轄する、協和支団第1分団が到着し、消火活動を開始します。
協和分署による水幕設置訓練の様子です。水幕ホースにより、高さ約7mの水のカーテンを作って、火災で発生する熱を遮り、壁となって延焼を防ぎます。
このほか、境町内会、敬神婦人会、協和小学生によるバケツリレーや、消火器を用いた訓練が行われました。まさに地域が一丸となり、協和地域の文化財を守る訓練となりました。