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大沢郷地域おこし組合防災に関する勉強会を開催しました!

11月12日(木)、大沢郷地区公民館にて、大沢郷地域おこし組合主催の防災に関する勉強会が開催されました。

現在、大沢郷地区では、大沢郷地域おこし組合が主体となり、湧水「雄清水・雌清水」を活用したワサビやレンコンの栽培を実施し、地域活性化を図る事業を展開しています。また、「安全安心な地域づくり」として、地域の見守り隊活動の強化や、あいさつ運動を実施しており、地域の防災意識の高揚、自主防災組織活動の活性化、災害時の不安縮小を目指しています。

第1部では、近年の異常気象による大雨・豪雨災害が全国的に問題となっているなか、大雨・豪雨災害に関連する土砂災害から被害を少なくするためには、日頃からどのような準備が必要なのか、いざというときの行動はどうすればいいのかについて、市の防災管理監による講話が行われました。

いざというとき、「自助」「共助」「公助」の精神、身の回りのリスクの確認、普段からの備え、早め早めの行動の重要さについて、身近な事例を踏まえながら、わかりやすい説明をしていただきました。

第2部では、西仙北消防分署職員からの実演を交えた救命講習が行われました。
災害時、身近な人が負傷して動けなくなったとき、身の回りのモノを使って簡易担架をつくる方法を教えていただきました。


棒2本に毛布1枚を巻き付けて、簡単に簡易担架がつくれました。

 

 参加された地域の皆さんも実際に、つくってみました。

細い棒等、支えるのに不安定なものは、途中で負傷者を落としてしまう危険性があるため、頑丈な棒を使用したほうがよいとのことです。

棒2本と毛布1枚でつくられた簡易担架。

いざという時、なかなか頑丈な棒が2本もない・・という時は、毛布の両端を丸めるだけでも、人を乗せて移動することが可能で、簡易担架代わりになるようです。

腕を折った時、動かせないときは、新聞紙を当て木にし、手ぬぐいや三角巾等を使って、腕を固定する方法を教わりました。

 ↑地域の皆さんも実演中。

昨年の防災に関する勉強会は、地震に関する講話や、AEDの使い方、水消火器を使った消火訓練が行われました。今年は、土砂災害についての講話、実演を踏まえた救命講習を受け、日頃からの身の回りのリスク確認、いざという時のための心構え等、防災に対する意識の醸成につながったと思います。

Posted under: 西仙北地域

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