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太田のてらこ屋 開校

8月19日から、東京学芸大学附属高等学校の野球部がスポーツ合宿で太田を訪れています。

同野球部は、平成9年太田球場がリニューアルしたことを読売新聞の記事で知り、練習環境に恵まれた太田を合宿地に選んで以来、毎年合宿地として訪れるようになり18年にもなります。野球の練習環境のみならず、自然豊かで人柄が温和な太田で、のびのびと合宿できることが魅力なようです。

合宿期間中の8月21日には、「太田のてらこ屋」を開校、野球部員二人と先生二人が指導役となり、太田中学校野球部の1・2年生21人に学習指導を行いました。中学生達は、自分で勉強したいテキスト・問題集を持参し、夏休み中やり残した課題に取り組んでいました。

東京学芸大学附属高等学校といえば、毎年東大合格者を90人以上輩出する名門校です。野球部員となると文武両道を極めた方ばかりです。太中生にとっては学習のノウハウやひらめきのヒント・アドバイスをもらう絶好のチャンスです。

スタート直後は、なかなか学習の質問ができず、野球の話題で談笑しながらの「てらこ屋」でしたが、徐々に先生を呼ぶ声が上がりだしました。IMG_0938写真左側2人が指導役の高校生。2人とも難関受験を乗り切ったばかりの高校1年生です。

 

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指導役の高校生が、積極的に声をかけてくれます。

 

IMG_0945丁寧に学習指導。指導役は野球部初の女子部員の方、将来の夢は宇宙飛行士と語ってくれました。

 

社会の質問では、単なる答えの即答ではなく、時代背景や社会情勢を説明したうえで答えはこうなると解説する場面も。難関受験を乗り切った先輩からは、知識だけでなく、学習の仕方のヒントももらえたのではないでしょうか。

午後1時半から4時までびっしり学習指導を受けた太中生、「太田のてらこ屋」で夏休みの課題のラストスパートができたようです。

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