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太田の火まつり coming soon… part3 ~願いごと五色にたなびく~

2月18日(土)、奥羽山荘西側広場において、第36回太田の火まつりが開催されます。
開催に向けての準備もいよいよ大詰めを迎え、支所の市民ホールも、より一層火まつりムードになってきました。
IMG_7416太田地域の小正月行事を一堂に集め行われる太田の火まつり。
当日はスケジュールに沿って、雪中田植え、東今泉八幡太鼓の演奏、紙風船上げ、天筆焼き、冬花火といった各種イベントが開催されます。
見どころの一つ「天筆焼き」は、稲わらで作った高さ10メートルの塔に火をつけ、その炎で五穀豊穣や天下泰平などの願いが書かれた天筆を燃やし、願い事の成就を祈るもので、このまつりが「火まつり」と呼ばれる所以の一つとなっています。

この天筆焼きで使われる天筆は、緑・黄・赤・白・青(み・ぎ・あ・し・あお)の順に細長く貼り足した五色の短冊に「天筆和合楽、地福円満楽」などの願い事を書いたものです。
火まつりでは例年、地域の小中学生や幼稚園児の皆さんに願い事を書き入れてもらっており、 現在、集められた天筆は順次、支所の市民ホールに飾られています。
IMG_7423

お願いには、
「かっこいいいちねんせいになれますように」
「おおきくなったらけーきやさんになりたい」
「ぷろやきゅうせんしゅになりたい」といった可愛らしいものから
お兄さんお姉さんになると、
「中学で部活と勉強を両立できるよう頑張る」
「テストで100点がとれますように」
さらには「日本がもっとよくなりますように」
のような頼もしいものまで様々です。
IMG_7426 IMG_7427火まつり当日は、たくさんの天筆が雪原の会場に色を添え、燃え盛るかまくらで焚き上げられます。
是非会場に足をお運びいただき、子供たちの願いが、天高く舞う様子をご覧ください。

▼天筆焼きの様子
23火まつり(天筆)■天筆焼きの由来■
かつての天筆焼きは、ほとんどの集落で行われていた小正月行事で、地域によっては「かまくら」とも呼ばれていました。
小正月を前に、地域の若者たちが近くの野や山から伐ってきた木を雪の田んぼに立て、行事当日の朝、子供たちが家々から集めてきた稲ワラを木に巻きつけて稲ワラの塔(かまくら)を作ります。
夜になると地域の人たちがそこに集まり、ワラを松明のように仕立てて火をつけ、その火をワラの塔につけようとする側、つけさせまいと塔を守る側に分かれて攻防が始まります。
徐々に塔に火が移る頃になると、竹の棒の先に天筆をかざし、火力で天筆が高く燃え上がると願い事がかなうとされ、その火柱に皆が手を合わせました。

2月18日(土)「払田柵の冬まつり」が開催されます!

2017冬まつり 表

チラシ表面

 

平成29年2月18日(土)に平安時代の役所跡である国指定史跡「払田柵跡(ほったのさくあと)」で「払田柵の冬まつり」と仙北公民館「ゆきんこまつり」が開催されます。

日中は「雪上グラウンド・ゴルフ大会」や「雪中宝探し」、「ふるさと○×クイズ」、「ビンゴ大会」、色々な味を楽しめる「鍋まつり」、昔ながらの「餅つき」など様々な企画を用意しており、子どもから大人まで楽しめます。

夕暮れには小学生を中心に地域の方々が作った約1,000個の「蝦夷ほたる(かいほたる)」(ミニかまくら)に明かりが灯され、払田柵に飛び交っていたほたるを再現します。「外柵南門イルミネーションライトアップ」と相まって、あたり一面が幻想的な雰囲気に包まれます。

※地元払田地区の若者グループ「払田柵真会」による天筆も併せて実施されます。18:40頃~

当日は、仙北地域のマスコットキャラクター 柵磨呂(さくまろ)くんも登場し、まつりを盛り上げますので、ぜひ会場へお越しください。

※昨年の様子↓

https://www.city.daisen.lg.jp/daisen/blog/2016/02/26/%e6%89%95%e7%94%b0%e6%9f%b5%e3%81%ae%e5%86%ac%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a/

 

2017冬まつり 裏

チラシ裏面

 

アクセス

JR大曲駅より車で20分

会場 Google Map ↓

https://goo.gl/maps/WGtwxtm1ETp

 

問い合わせ

史跡の里づくり委員会事務局(大仙市役所仙北支所地域活性化推進室内)

電話 0187-63-3003