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秋田県大仙市公式ブログ

大沢郷地域おこし組合『レンコン掘り・作付け』が行われました!

西仙北地域の大沢郷地区では、市民団体「大沢郷地域おこし組合」が地域づくり活動をしています。大沢郷地域おこし組合は、雄清水を守る会、亀田街道を守る会、大沢郷地区集落会長会、農業法人宿ファームの人々で構成されています。

現在、大沢郷地域おこし組合では、「雄清水・雌清水※」の湧水を活用し、ワサビとレンコンを栽培し、特産品化を目指しています。
 
※「雄清水・雌清水」とは、1年を通して12℃前後で、毎分500ℓ自噴する涸れることのない延命の水として知られており、多くの人が湧水を汲みに訪れています。この湧水を高熱のときに飲んだら熱が下がったということで、水神様が宿っている湧き水であると古くから言い伝えられてきました。地元の酒友会の「大綱の響(つなのひびき)」には「雄清水・雌清水」が使用され、モンドセレクション1997で金賞を受賞しました。

5月上旬、地域住民が協力して、種となるレンコンを掘る作業が行われました。
先に、機械で泥中のレンコンを掘り起こした後、レンコンを引き抜く作業を行いました。
レンコン畑は、底が深く、一度畑に入ると膝まで浸かり、足場が安定しない状態なので作業は一苦労ですが、1日がかりで頑張りました。

そして、別日に、掘り起こしたレンコンの作付け作業が行われました。作付けは、レンコンを2メートル程度の間隔で植えることができるように、先にロープを張ってから、レンコンをボートに乗せて田んぼに入り、1本1本植えていきました。

今後、気温が暖かくなり、レンコンがどんどん成長していくことが楽しみです。また、8月頃にはきれいな花を見ることができるのも楽しみです。
 
大沢郷地域おこし組合では、地域活動を紹介したHPを公開していますので、是非ご覧ください。
リンクはこちら→大沢郷地域おこし組合

湧水の横には、無人直売所があり、季節の野菜、苗などが販売されています。
作業している間も、水を汲みに来る方や野菜等を購入しに来る方で賑わっていました。日によって販売されているものが違いますので、雄清水、雌清水にお立ち寄りの際は是非こちらも見てください。

Posted under: 西仙北地域

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