ダリアに秋田県オリジナル品種があるのをご存知でしょうか?
秋田県が秋田国際ダリア園の園長と連携して開発したオリジナル品種に、「NAMAHAGE(なまはげ)シリーズ」があります。
秋田を連想させ、ダリアの豪華さに負けない、一度聞いたら忘れられないインパクトのある名前として、「NAMAHAGE」と命名されたということです。
花き栽培の盛んな太田地域では、今年度ダリア部会のメンバーのうち6戸の農家と1法人でNAMAHAGEシリーズのダリア栽培に取り組んでいます。
また、太田町横沢にある東部新規就農者研修施設でも、ハウス内で「NAMAHAGEシリーズ」のダリア40株を栽培しています。ダリアの開花は7月から10月、農業振興情報センターのハウス内では11月頃まで収穫可能とのこと。ダリア担当の研修生・髙橋宏伸さん(太田地域)は、次々と咲き出荷時期を迎えるダリアを、毎朝丁寧に選び収穫にあたっています。夏の暑い時期を乗り切り、9月に入りまた次々と出荷時期を迎えているようです。
「NAMAHAGEシリーズ」は苗が配分された分しかないということで、あまり数は多くないようですが、農業振興情報センターのアンテナショップでも販売されています。
今年は暑く、雨の降り方も異常だったため、花き全体の値が高くなっているようです。
生粋の秋田生まれ、太田育ちの「NAMAHAGEシリーズ」ダリア、実物をご覧になりたい場合は、事前に連絡いただくと、同研修施設の圃場でもご覧になれます。
「あきたこまち」が秋田米ブランドとして定着したように、「NAMAHAGEシリーズ」も秋田ダリアブランドとして定着する日が待ち遠しいですね。