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秋田県大仙市公式ブログ

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太田テニスコートに Newベンチ

東北地方の郵便局の局長さん達で構成する「一般財団法人東北地方郵便局長協会」という組織があります。郵便事業の発展のみならず、地域貢献事業に力を注いで活動されています。

この度、太田・中仙・美郷地域を範囲とする「東北地方郵便局長協会仙北東部会」の皆さんから、太田のテニスコートにということで、ベンチを4脚、寄贈していただきました。

太田テニスコートは横沢地区の「太田スポーツパーク」にあり、平成12年に整備された、砂入り人工芝の透水性オムニコートです。コートは6面あり、休憩所・トイレ完備のうえ、合宿に利用できるクラブハウスも併設されているため、大会や合宿に利用頻度の高い施設です。

 

6月29日、太田郵便局にて、ベンチのお披露目と贈呈が行われました。 六郷郵便局、太田郵便局、長信田郵便局から局長さんが参集し、太田支所からは支所長と公民館長が訪れました。 IMG_8803

 

「仙北東部会」の部会長である鈴木秀則六郷郵便局長は、「郵便局は地域住民がお客様なので、お客様への還元ということで、地域貢献事業をがんばっている。今回は太田郵便局長さんのたってのお願いで太田のテニスコートにベンチの寄贈を決めた。雨風に強い長持ちタイプのベンチを用意したので、有効に使用してもらいたい」とあいさつ。

贈呈に合わせ、千葉登一太田郵便局長は、自らベンチを組み立ててくださっていました。「丈夫でいいベンチが用意できた。組み立ても簡単。太田郵便局にはテニス部OBの職員もいる。テニスコートで長く使ってもらいたい」と語ってくれました。

「仙北東部会」では、昨年は美郷町のラベンダー園にベンチを寄贈しており、以前には不法投棄の看板をつくり寄贈したこともあるそうです。生活・観光・スポーツと地域住民の様々なニーズに合わせた貢献活動を実践していること、そして毎年続けてくださっていることは大変ありがたいことです。

 

ベンチの寄贈を受け、煤賀義博支所長は「太田のテニスコートは大会時には多くの人が訪れる施設。開設時に整備されたベンチもその後はなかなか手を加えられず、雨風で弱っていたため、大変ありがたい。大事に使用したい」と感謝を述べていました。

この新しいベンチは、試合や大会の時、応援者や観覧者が利用できるように、テニスコートに配備されます。大事に使用していきたいため、テニスコートの使用がない時は、物置で保管します。

局長の皆さん、本当にありがとうございました。大事に使用させていただきますね。

テニスコートは横沢公園にも隣接しています。公園を訪れた方も、これからは、テニスボールの弾む音や、応援の声が聞こえたら、Newベンチに腰かけてテニスのプレイも楽しんでみてください。

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さくまろ館の開館式が行われました!!

6月27日(火)に、仙北庁舎隣に建設された大仙市史跡の里せんぼく「さくまろ館」の開館式がさくまろ館前で行われました。

仙北庁舎の付帯施設として建設された「さくまろ館」は、平成28年度末の完成後は、市の会議等に使用していましたが、今後は市民の皆様にもご利用いただきたく、平成29年6月議会定例会において設置条例を可決いただいたところです。

建物の外観は、史跡の里せんぼくを代表する文化的観光拠点の1つである国指定史跡「払田柵跡」をイメージしており、また市民の皆様に親しんでもらうために、仙北地域のマスコットキャラクターである「柵麿呂(さくまろ)くん」を名称に反映しています。

招待した柵麿呂くんも開館式に出席してくれました。

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テープカット後は、さくまろ館は非常時には避難所等の防災機能を備えているということもあり、「大仙市の防災体制について」~東日本大震災等から学ぶ身近な防災対策~について、大仙市総合防災課の郡山 茂樹 防災危機管理監による記念講演がさくまろ館の大研修室で行われました。

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講演では、冒頭に救急情報キットの作成についてお話しいただきました。

救急情報キットは、あらかじめ本人が救急時に必要な情報をキット(容器)に入れておくことで、緊急時(大規模災害による負傷や急な発病等)に、本人が救急隊へ既往症等の説明をすることが出来ない場合でも、迅速かつ適切な対応を受けることが期待できるものです。

救急情報キットの使用方法は、

  1. 救急情報シートに情報を記入
  2. 救急情報キットの中に入れるもの(記入した救急情報シート、保険証、診察券、お薬手帳等の写し)を準備
  3. 救急情報キットの中に準備したものを入れる
  4. 冷蔵庫の扉側(飲料水などを保管しておくところ)に保管
  5. 冷蔵庫にシール(救急情報が冷蔵庫に入っています)を貼る
  6. 玄関の内側にシール(救急情報が冷蔵庫に入っています)を貼る

 

また、東日本大震災での実例を紹介していただき、身近な防災対策や避難の心構えとして、

・寝室に、背の高い家具やガラス付きの家具は置かない

・ガラスの破片等でケガをしないために、ベットや布団の脇にスリッパか靴と軍手を準備する

・家具を固定し、重いものは低いところへ

・テレビやラジオなどで、震度、震源地や雨・台風などの最新情報を確認する

・避難場所とルートを確認し、移動する時は狭い道や塀ぎわ、川べりを絶対に避ける

・単独避難は非常に危険なので、できる限り、近所や支援者と一緒に避難する

などを話していただき、常日頃からの備えの重要性を再認識することができ、防災意識も高めることができたと思います。

講演終了後は、出席された仙北地区民生児童委員、日本赤十字社大仙市地区仙北分区、災害予防組合役員・連絡協議会員の皆様に、大仙市餅つき道場の名人がついた祝い餅とアルファ米を使用した防災備蓄品の非常用食品を配って解散となりました。

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