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秋田県大仙市公式ブログ

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田んぼのパッチワーク

梅雨と言えども、大仙市ではここ数日30度超えの気温をマーク。熱気と青空が広がっています。

先週降った雨を吸込み、その後太陽の恵みをガンガンに浴びる田んぼは、緑が色濃くなってきています。

7月10日、太田庁舎の3階屋上から北側に広がる田んぼをパチリとしてみました。IMG_8975

畦畔が縫い目のように、そして緑と黄緑と茶色の布を組み合わせたかのような大きなパッチワークに見えました。

美味しいお米になるまでに八十八の手間がかかると言いますが、これからの季節も水の管理・除草作業・防除など農家の皆さんの田んぼの管理は続きます。今の時期は、稲にとって水と太陽をたっぷり受けてスタミナをつける時期のように映ります。暑さを避け、朝に夕に、草刈り機の音が響き、畦畔の除草作業があちこちでみられます。雑草に負けない稲の成長は緑の濃さにも表れ、生命力に満ちています。

よく見れば、作り手が違えば育て方も違うのか、田んぼの緑の色もそれぞれです。減反のせいだけでなく、稲の緑色も微妙に違うことから、パッチワークのように見えるのかもしれません。

いつも近くにある田んぼも、見る角度を変えると、また特別な感じに見えますね。今の季節ならではの、自然の美しさを感じながら、農地を守る農家の皆さんに感謝の気持ちを新たにしました。

これからますます暑くなります。農家の皆さん、農作業時は十分に熱中症にご注意くださいね。